神室山・・東北の素晴らしいブナ林トレを満喫

2013年09月23日(月) [日帰り]

• GPS: 07:55
• 距離: 16.0km
• 登り: 1,287m
• 下り: 1,269m

コースタイム

作業道入口駐車場5：04―5：29パノラマコース登山口―7：07「三十三尋の滝」徒渉点―8：38御田ノ神―9：03西ノ又分岐―9：19神室山頂上9：36―9：52西ノ又分岐―10：47前神室山―11：36第2ピーク―12：35パノラマコース登山口―12：58駐車場

天候

曇りのち晴れ

頂上は10℃で風もかなりあり、長袖シャツ＋カッパを着込むものの、下山時は日射しが出て暑くなり半袖TシャツのみでOK

アクセス

利用交通機関：

自家用車 飛行機

パノラマコース登山口への西ノ又作業道はかなり荒れていて、鳥居横の作業道入口にある駐車場を利用しました（ログのS・E地点）・・悪路を気にしなければ、登山口前に10台以上とめられます（空港帰着時刻厳守なので、リスクを避けるため歩きました）

コース状況／危険箇所等

西ノ又コースは沢ルート、パノラマコースは尾根ルートで、周回すると両方を楽しめます

両コースとも、道標・テープマーク等多く、迷うところは無いと思います

西ノ又コース上部〜頂上に、片側または両側が切れ落ちた高度感のある部分がありますが、慎重に進めばOKです

パノラマコースには、笹が両側から被って足元が見えづらい部分があり、やや歩きにくかったです

写真

9/23 13:10

鳥居をくぐった所が登山口への西ノ又作業道入口で、駐車場もあります

9/23 12:58

鳥居横駐車場入口の看板・・これはウソで、2km先の登山口付近に10台はとめられる駐車場があります（作業道が荒れているのは事実です）

9/23 5:29

パノラマコース登山口ですが、登りは西ノ又コースなので直進します・・ポストはどちらの登山口にもあります

9/23 5:43

作業道だか登山道だか分からないくらい荒れています

9/23 5:55

吊橋を2つ渡ります

9/25 7:10

快適そのものの道

9/23 6:04

「沢の右岸沿いに進みなさい」とのことのよう

9/25 7:10

写真からは全く伝わってきませんが、素晴らしいブナ林のトレッキングを満喫

9/23 6:43

9/23 6:46

数ヶ所、支沢を横切る地点は慎重に

9/23 7:08

三十三尋の滝を過ぎてすぐ〜

9/23 7:07

渡渉ポイントです

9/25 7:21

そこから「胸突き八丁坂」の急登

9/23 8:00

前神室山のよう

9/23 8:07

9/23 8:21

笹を少々掻き分けて〜

9/23 8:31

展望が開けた稜線に出ますが、強風のためカッパも着込みました

9/23 8:41

御田の神から西ノ又分岐方面

9/23 8:46

この時間帯、上部は霧でいっぱいでしたが、なぜか鳥海山がクッキリ

9/23 8:53

ガスが一瞬薄くなり、目指す神室山が姿を現しました

9/23 9:03

西ノ又分岐〜

9/23 9:11

神室山地の主稜線を頂上へ

9/23 9:19

一部ヤセ尾根も通過して頂上到着

9/23 9:25

神室山地南方への稜線

9/23 9:25

小又山が印象的

9/23 9:25

下山に使うパノラマコース方面

9/23 9:35

前神室山をズーム

9/23 9:25

どの山からも目立つ東北日本海側のスター・鳥海山

9/23 9:41

プチ岩場・・両側が切れていますが、ストックを畳むほどではありません

9/23 9:52

9/25 7:36

神室山を振り返りつつ下山です・・計画では宿泊予定だった避難小屋も見えます

9/23 10:38

下山時にレスキューヘリが接近してきてオヤッ！？

9/23 10:40

ホバリングしてこちらを見ているので思わずストックを振りそうになりましたが、グッとこらえてセーフ　(^_^;)

9/23 10:53

笹ヤブ漕ぎも少々あり

9/23 11:36

第3〜第1のピークを通過して

9/23 12:35

登山開始時とはうって変って暑くなった登山口に無事帰着

撮影機器：

Canon EOS Kiss X7 Canon

PENTAX Optio WG-1 PENTAX

感想

sht

いやぁ〜いい森でした。
西ノ又川沿いのブナ林ですが、ゆったりとした森林空間に絶妙の配置でブナの巨木が立っていて、新緑でもない・黄葉でもないのに“快適そのものの森林ウォーク”ができました。サスガ！東北の山は何度来てもこの森の素晴らしさに魅了されます。

そしてその森をさらに進み、三十三尋の滝を過ぎて渡渉後、沢を離れて胸突き八丁の急坂に取り付きます。しばらく急登に喘いだ後、傾斜が緩んで笹を少し漕ぐと展望の開けた稜線に出ました。

稜線上は強風で、長袖シャツに加えてカッパも着込んで御田の神へ。その時間帯は頂上付近が完全にガスの中でテンションは急降下したものの、登頂時点で天候は急好転。前日と同じ様な展開に思わずニッコリで、天の神様に感謝感謝でした。

頂上からは神室山地の山々や東北日本海側のスター・鳥海山の展望を楽しみ、パノラマコースから下山しました。

途中、前神室山手前で救助活動中のレスキューヘリが接近してきて何事かと思いましたが、登山中に歩けなくなった登山者の救助と聞き、大したこともなさそうでホッ。

気温の上がった登山道をほぼ予定時刻に下山し、秋の宮温泉に立ち寄り汗を流しました。そして仙台空港経由で帰路に着き、今回の焼石岳・栗駒山・神室山の東北三山遠征を無事締めくくりました。