利尻山:鴛泊港↑姫沼↓
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- GPS
- 08:36
- 距離
- 28.6km
- 登り
- 2,298m
- 下り
- 2,258m
コースタイム
- 山行
- 7:24
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 8:37
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
飛行機
(ジェットスターとJALで成田⇔新千歳⇔丘珠⇔利尻と乗り継ぐ方がずっと安いようだけれど、一部満席だった) 登山翌日は、鴛泊フェリーターミナルまで車で送って頂いて、9:05発の利尻島一周観光バスに乗り、姫沼、オタトマリ沼、仙法志御先公園と観光して、12:15に利尻空港で途中下車。 ちなみに、鴛泊からレンタカーで沓形へ移動し、沓形→利尻山→鴛泊と縦走するという方がいらっしゃった。車をどうするのか伺ったところ、運転代行が使えるらしい。また、宿泊先によっては鴛泊から沓形まで送ってくれるらしい。次に来る機会があれば自分も沓形コースと鴛泊コースを縦走してみたい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になし。ただし、4合目あたりから上は、足元ばかり見て登っていると、張り出したダケカンバの枝に頭をぶつけるので注意。自分は2度ぶつけて2度ニアミスした... また、7合目から先は1合登るのに要する時間が大幅に増える。 利尻島には熊がいないので熊鈴は不要。 |
その他周辺情報 | 天気予報が晴れでも、夏の利尻山頂は朝夕以外雲に覆われることが多いらしい(バスガイドさん情報)。暗いうちに登り始める方が山頂での展望を楽しめる確率が高そう。 群林風は親子3人で経営なさっていて、とても居心地が良かった。希望すれば北麓野営場までの送迎もして下さる。 |
写真
感想
初めての利尻山。Sea to summitというのを一度やってみたくて、鴛泊の海岸をスタートにしてみた。ちなみに現地の方は海から利尻山に登ることを「ゼロ富士」と呼ぶようだ。
朝早めに出発したので1時間ぐらいヘッドライトを使うことになったけれど、前半は舗装路と樹林帯だし、何より雲が湧く前に静かな山頂を楽しめたので、良かったと思う。
利尻山はその姿をいくら眺めていても飽きなかった。宮之浦岳と違って、海岸線のほぼどこからでも圧倒的な存在感の姿を見ることができる。島いっぱいに裾野を広げ、上に行くほど尖度を高める鋭利なフォルム。深田久弥氏の言葉を借りれば、「島全体が一つの頂点に引きしぼられて天に向かって」いる。利尻富士と呼ばれるけれど、富士山よりも凹凸があってホリが深い。
そんな利尻山、登山道に入ると山頂が見えなくなってしまう。それが、長官山(8合目)まで登って来ると突然スパーンとまた姿を現して感動させてくれる。9合目に近づくとまた山頂が隠れ、3mスリットを抜けると三度山頂が現れて最後のひと登り。
山頂では最初一人だった。数分後に女子大生さんが1人登って来られて、しばらく山談義。
山頂の社の周りをぐるっと歩きながら撮影した360度の展望はこちら↓
帰路では、トレーニングも兼ねてポン山、小ポン山、姫沼に寄り道してみた。姫沼に下る道は人が少なく、最初こそアップダウンがあるものの、途中からなだらかになってトレラン向き(展望はなし)。
*****
今回、登山前日は早めの飛行機、登山翌日は遅めの飛行機にして、写真の通り、トレラン以外にもいくつかのスポットに足を運んでみた。天候に恵まれ、素晴らしい景色をいろいろ見られた。贅沢を言えば、登山翌日に観光バスで訪れたオタトマリ沼で利尻山が雲隠れしてしまったのが残念。ここから望む利尻山は「白い恋人」のパッケージに使われていて有名らしい。
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