【登頂】 チョーオユー 8201m
- GPS
- 584:00
- 距離
- 49.5km
- 登り
- 5,968m
- 下り
- 5,968m
天候 | 9月下旬はブリザードの為、各国の隊員は動くことも出来ず。 10月1日のアタックは殆ど寝ずにスタートしC2→サミット→C1とオープンルートで登頂。 往復19時間の激闘だった。 |
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過去天気図(気象庁) | 2007年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
チョーオユー8201mは8000m峰14座の中でも登頂率は比較的高く今や8000m峰の登竜門となっている。 しかし、とんでもなく大規模な雪崩が目の前で起きるなど、油断は禁物。 ベストシーズンは5月と9月中旬〜10月中旬。 北西稜のノーマルルートから登頂。 初の8000m峰も難なくクリアーでき目標のエベレストが更に身近に感じた山行だった。 |
写真
感想
初の8000m峰
今や8000m峰の登竜門となっているMtチョーオユー。
無スポンサーで、クライミングシェルパを一人、キッチンボーイを一人雇い今シーズン一番小さな隊で望んだ。
究極の目標、エベレスト登頂へのスッテップ山行としている。
総重量は350kg。
BCに入るのにいくつかの無名峰を登る。
予定通りBC着。
BCの高度は5700m。
そこからC1,C2に荷上げと高度順応をする。
順調に来ていたが、9月下旬にブリザードが襲ってきた。
なんと5日間缶詰状態。
燃料、食料も大分尽きてきた。
気力は有るものの、こればかりはしょうがない。
5日目の夜、シェルパと打ち合わせをする。
ブリザードが止まないが、地元の天候を信じて吹雪の中BCをスタートする事に。
翌日の朝も降雪で、集中力も無くなって来ていた。
諦めムードの中、C1からC2に向う。
風は無い、ガスは変わらず残ったまた視界は殆ど無し。
どのくらい高度を上げたのか、ふと振り向くと素晴らしい景色が目に飛び込んできた。
まるで雲の上を歩くような絵に遭遇。
そこからは、時間が経てば経つほど天候は急激に回復。
遠くはシシャパンマの姿もハッキリと見えるように。
今回C3(アタックキャンプ又の名をファイナルキャンプ)は使用しないでC2からアタックする事にする。
出発当日は新雪が多くアタックは思ったより難儀したが、パサンの勇気ある行動で何とか登頂できた。
チョーオユーはエベレストが見えれば登頂となっているみたいだ。
山頂には約15分いた。
感想:何故かまったく感動はしなかった。
本日はC2スタート→C3→山頂→C3→C2→C1着と行動時間は19時間にも及んだ。
コンディション良くカトマンズに到着しその日のうちにアマダブラム&アイランドピーク又はロブジェイーストの手配を依頼した。
■装備■
インナー上下ウール
ミドルレイヤー パタゴニアR2
Jk アークテリクスアルファーSV
オーバーダウン ノースフェイスバルトロ
パンツ ミドルレイヤー アコンカグア
オーバーパンツ アークテリクス ミニットマンビブ
靴下 ウール
靴 ミレーエベレスト
ザック 60リットル
アイゼン グリベル
クランポン グリベル
バラクラバ ノースフェイス
ゴーグル オークリーWレンズ
手袋 インナーミズノブレスサーモ
オーバー手袋 マーモットエクスペディション
時計 スント
ヘッドランプ ぺツル
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