荒沢岳 岩と鎖を求めて荒ぶる山を銀山平から往復

2021年09月12日(日) [日帰り]

• GPS: 07:36
• 距離: 9.5km
• 登り: 1,344m
• 下り: 1,333m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:50
• 休憩: 0:48
• 合計: 7:38

距離 9.5km 登り 1,344m 下り 1,346m

5:28 銀山平温泉「伝之助小屋」
5:31 荒沢岳登山口
6:15 6:16 前山
7:02 前��下
7:46 7:57 鎖場
8:03 8:04 前��
9:26 9:48 荒沢岳
10:48 10:54 前��
11:05 11:11 鎖場
11:53 11:54 前��下
12:33 前山
13:02 荒沢岳登山口
13:06 銀山平温泉「伝之助小屋」

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■新潟から約2時間で銀山平伝之助小屋に前泊し、朝弁おにぎりもって早朝出発。

コース状況／危険箇所等

■登山口からいきなりの急登が前山まで続く。
■前山が1合目。前山からはいったん下り、平たん路となるが、すぐにまた急登が続く。
■前山から前グラ下までアップダウンを繰り返しながらもひたすら登り続けるので息が上がる。
■前グラ下から鎖場が現れる。エキセントリックな鎖場が続き、一番長い鎖場を超えたあたりから、足場、手がかりがあまり無い岩場を登る。上部は鎖が設置されていなかったので緊張な登りだったが、下りの方が苦労した。
■前グラから稜線歩きとなるが、痩せ尾根でザレや岩場があって山頂まで緊張の糸が切れない。
■山頂は狭いが眺望は良い。

その他周辺情報

■銀山平温泉「伝之助小屋」
荒沢岳登山口に一番近い宿。そして親切な主人。夕食時に平ヶ岳と荒沢岳の話をしてくれる。料理は山菜が中心で美味しかった。温泉の内湯はやや小さめで、男湯の入浴は2人までとされていた。女湯は男湯より小さくて2人が精一杯。
■銀山平温泉「白金の湯」
650円/人。
露天風呂は源泉掛け流しでぬる湯。何時間でも入っていられそう。

写真

9/11 17:36

伝之助小屋にて夕食で乾杯

9/11 17:38

山菜中心の料理は美味しかった
食堂は真ん中辺りで平ヶ岳登山組と荒沢岳登山組に分けられていた
明日は平ヶ岳登山者が多かった

9/11 17:50

夕食が始まると宿の主人から平ヶ岳と荒沢岳の解説が始まり、最後に山菜料理の説明もある

9/12 4:36

朝飯をおにぎりに変更してもらって一個だけ食べてから出発する

9/12 5:19

小屋前で支度中　
銀山平温泉「伝之助小屋」
なかなか良い宿だった

9/12 5:28

伝之助小屋前は湧き水がジャバジャバ大量にあふれており、数本のブラシがぶら下がってたので下山後に靴と顔を洗った

9/12 5:35

登山口のトイレは入っていないので様子はわからない
このトイレの裏に登山口がある

9/12 5:36

登山開始！
一応上級者向けとされている

9/12 5:59

いきなりの急登

9/12 6:16

長い長い急登を終えてようやく着いた前山が1合目、ここまでで、すでにきつい

9/12 6:27

ブナ林に朝日が差し込む

9/12 6:30

前山を超えても急登のアップダウンを繰り返す

9/12 7:04

ナナカマドとこれから向かう鎖場かな？

9/12 7:19

現われた鎖を難なくクリアしていく

9/12 7:21

鎖と梯子を繰り返す

9/12 7:22

余裕で乗り越えるがまだまだ鎖が続く

9/12 7:30

梯子も続く

9/12 7:31

次々と乗り越えて小ピークに至って前半戦終了

9/12 7:32

ここから本番の前グラだ！！
立ちはだかる岩壁の左側に見える鎖場ルートを行く

9/12 7:32

白線が登攀ルートで、小ピークを一旦下がってから取り付く、ほぼ垂直に見える

9/12 7:35

まずはロープから

9/12 7:44

序盤は足場があるのでサクサク登る

9/12 7:44

核心部といえる長い鎖場

9/12 7:48

途中に休憩する場所は無いので一気に登る

9/12 7:51

ようやく長い鎖を登り終える

9/12 7:58

だがまだまだ鎖場は続く

9/12 8:18

鎖場終えると前グラ

9/12 9:09

クマザサを掻き分ける

9/12 9:23

また岩場の鎖が始まる

9/12 9:25

ここは短いので楽々クリア

9/12 9:28

先を行く登山者、もうすぐ山頂

9/12 9:28

急登が終わった

9/12 9:30

やっと山頂だ！

9/12 9:33

三角点タッチ

9/12 9:34

先にいた方に写真を撮っていただいた

9/12 9:35

山頂からの眺望

9/12 9:52

おにぎり弁当の残りとクリームパン食って下山開始

9/12 10:37

下り

9/12 10:54

たぶん前グラの標柱

9/12 11:07

鎖場を下り始める

9/12 11:16

一番長い鎖場を下から見る

9/12 11:28

虫こぶ

9/12 11:40

どんどん下る

9/12 11:59

ツリガネニンジン

9/12 13:07

無事に下山

9/12 13:32

銀山平温泉の「白銀温泉」で汗を流す

撮影機器：

FinePix XP120 XP121 XP125 FUJIFILM

感想

sunvito

いつかは行こうと思っていた越後の山「荒沢岳」。

晴れの日を選んでいざ行かん！と思ったら出鼻をくじかれた。ほんとは土曜日に行って、下山して伝之助小屋に泊る予定だった。だが、土曜日は晴れ予報から一転、1日雨模様となったので、伝之助小屋は前泊にして、翌日曜日に登った。

荒沢岳は、登り始めから急登が続いて、なかなか厳しい山を感じさせた。前グラの鎖場も、足場がおぼつかない箇所も多く、かなり難儀した。登山口には「上級者向け」とあって、なるほどと思った。

登山距離や標高差は、特別厳しい数字ではないのだが、道は厳しく、健脚者が多く訪れる山だった。