槍ヶ岳
- GPS
- 32:35
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 1,744m
- 下り
- 1,253m
コースタイム
2日目:ババ平4:30-殺生8:00-槍ヶ岳山荘9:00-山頂9:40-槍ヶ岳山荘10:30-槍ヶ岳山荘10:50−殺生11:50-ババ平16:00
3日目:ババ平7:15-槍沢7:40-横尾9:30-徳沢10:30−明神12:30-上高地13:30
天候 | 1日目、2日目快晴 3日目曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※携帯の充電がなくなってしまって2日目のテント場間でしかログが取れなかった… |
コース状況/ 危険箇所等 |
最後200mまでは整備された歩きやすい道 |
写真
感想
去年見た穂高・槍の勇姿。その険しさや神々しさは別格でした。まさか翌年に行く事になるとは・・・。
今年の目標として何となく槍ヶ岳に行けるかなぁくらいで、山行を重ねてきました。
5月くらいから山行とは別に、たいしたトレーニングではないですが、やってきて、なかなか辛かったんですが、心の中で「槍ヶ岳!槍ヶ岳!」と頑張ってきました。
今回はテント泊で、槍沢ロッヂのテント場まで歩くのが、二人とも重装備(16kg)できつかった。本当にきつかった。マジできつかった!
翌日は快晴。朝4時半からひたすらもくもくと距離を詰めていきます。
そして槍ヶ岳山荘からの登りは、それはそれは恐怖との闘いでした。
特にL型の鉄が岩にささっている箇所があって、「これはどうしたらいいの?」と軽くパニックに。
それでも勇気を振り絞って何とか頂上に立つことができました。
念願かなった山頂はとにかく絶景でしたが、それよりもほんとーに怖くて怖くて・・・。
認めたくないですが高所恐怖症ですね、これは。
印象としては、上高地から槍ヶ岳への道のりは整備されていますが、とにかく長い!
装備はできるだけ軽くするのが良い事がよーくわかりました。
とにかく無事に帰って来られて良かった!
今年、夏前にK氏から「槍ヶ岳に行かないか」と誘いがあり、自分にはまだ早いかなと思って悩んでいたのですが、新田次郎の小説「槍ヶ岳開山」を読んで、絶対今年行こうと決心しました。
1日目 (雲1つない晴れ)
上高地からババ平まで槍様の姿はまったく拝めず、(槍沢ロッジに望遠鏡があり穂先だけ覗きましたが)
ほぼ平坦な道をひたすら歩く行程でした。ただ上高地の景色はとてもすばらしく、明神、徳沢、横尾すべての小屋がきれいで
特に徳沢園の誘導看板のデザインがとてもしゃれててステキでした。このあたりでK氏の目に異変が…(写真参照)
今回はテント泊なので山小屋よりは広々と気兼ねなく休める点はとても良かったのですが、私レベルだとテント装備で6時間ぐらい歩くのは
やめた方が良いと実感しました。
2日目(雲1つない晴れ)
朝、4時起床、4時半頂上目指して出発!
とにかく景色がサイコーなのですが槍様の姿がなかなか見えてこない…
出発して2時間ぐらい歩いた沢を渡ってふと見てみるとそこには槍様の姿がバッチリ!!
「カッコイイ!!!」山のシルエットで名前が出てくるのは富士山と槍ヶ岳ぐらいなんじゃないでしょうか。
テンションが上がってきました。
槍様が見えてちょっとの所に「槍ヶ岳開山」の主人公、播隆上人が念仏を唱える為、篭もった祠がありました。これも感動!
播隆上人が開山してくれたおかげで、こんな素人同然の私が槍ヶ岳を目指せるなんて!と感謝しながら登っていきました。
槍ヶ岳山荘に着いたときは頂上まであと200m、正直膝に不安があったJはここまでこれるとは思っていなかったので、もうテンションが上がりまくりです。ラスト200mは、四つんばい、クサリ、梯子のオンパレード。ですが慎重に進めば、問題ないと思います。私は途中下り用の道に進んでしまい(ちゃんと戻りましたよ)、先に頂上にいたK氏に遅れること数分、3180mの頂に到着。もう「うれしい」の一言でした。「うれしい」しか言ってなかったと思います。
頂上はあまり広くないので早々に下山。下りの方が慣れたせいかあまり怖くなかったです。
3日目(曇り)
1日目と同じ道を逆に戻る行程、重い荷物のせいで、ショルダーが痛くて痛くて、膝も結構限界ラヴァーズでしたが、お風呂に入りたい一身でがんばって戻りました。
絶対、また槍ヶ岳は行くと思います。本当にサイコーでした。
この場を借りて、私の膝の調子が良くなく、ご迷惑おかけしたK氏に謝罪とお礼を述べさせていただきます。「K氏が誘ってくれなかったら2年は槍ヶ岳に行くのが遅れたでしょう。本当にありがとうございました。」
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