幌尻岳
- GPS
- 21:23
- 距離
- 52.1km
- 登り
- 2,450m
- 下り
- 2,786m
コースタイム
- 山行
- 3:04
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 3:25
- 山行
- 9:41
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 11:29
2日目アタックザックに切り替え幌尻岳をピストン、チロロ林道登山口まで降りて駐車場付近でビバーク。(水は川の水)
3日目は林道歩き
一昔前は、ゲートの合鍵を地元の人やタクシー会社が持っていて、北海道電力の取水所まで車で入れたらしい。
ただ、ある日から鍵をダイヤル式に変えたようで、入れなくなった。一度番号をたまたま当てて入れたらしいが、番号が変えられてまた入れなくなったよう。
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
帰りは日高まで歩いて町営バスで占冠へ 占冠から新夕張までは普通列車が走っていないので、特急に乗っても普通列車料金で乗れる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全線を通じ特に危険箇所はない。 ・チロロ林道登山口〜二ノ沢出合 取水所までは林道、その先は普通の登山道。 ・二ノ沢出合〜トッタの泉 ヌカビラ岳の取り付きまでは沢沿いを歩く。途中何度か渡渉あり。 結構な雨の日の翌日に歩いたため、多少増水はしていたが、靴が浸水するほどではなかった。 そもそもチロロ林道からのルートの渡渉はそれほどでもないらしい。 リアルタイムに大雨が降っていたり、台風直後とかでなければ、普通の登山スキルで問題なく歩けると思われる。 トッタの泉には1張分のビバークスペースあり ・トッタの泉〜北戸蔦別岳 急登を登り尾根に取り付く。 紅葉が始まっている。 ・北戸蔦別岳〜幌尻岳 稜線歩き。 そこそこアップダウンがある。 普通に熊がいるので、気をつけましょう。 ナキウサギもいる。 |
写真
感想
(百名山線つなぎ中)
百名山最難関と名高い幌尻岳への挑戦。
もともとチロロ林道からの挑戦を予定していたのだが、今年は幌尻山荘がコロナでやっていないため皆こちらから入山しており、結果として安心感のある山行だった。
・1日目(チロロ林道登山口〜トッタの泉)
もともと日高から伊沢宅バス停までバスで向かい、そこから歩く想定だったのだが、たまたま登山口まで親切に送っていただけたので、トッタの泉までの歩きとなった。
稜線までテントを担ぐ時間もあったのだが、北戸蔦別岳でくまが出ていたらしいのと、急登がなかなか辛かったのでトッタの泉でビバーク。
渡渉にはかなり構えていたのだが、結果として他の山の渡渉程度で、靴の中まで濡らすことはなかった。
トッタの泉のビバークスペースはかなりジメジメしていて、翌日テントはびしょびしょになった。翌日以降も予定があるなら、上まで行ったほうがいいかもしれない。
・2日目(トッタの泉〜幌尻岳〜チロロ林道登山口)
アタックザックになったので身軽になって登頂アタック。
正直稜線に出るまではこんな山奥に百名山を作るなよ…と思いながら歩いていたが、稜線から見た日高山脈の連なりは素晴らしいものだった。これは百名山だった。
幌尻岳山頂は晴れていて、自分一人だけで、とても満ち渡る気持ちだった。
往路は特にくまの気配はしなかったのだが、復路では初めてくまの臭いを嗅ぎ、普通にカールのところにいた。数年風呂に入っていない臭いがする。
一度この臭いが分かると、他の場所を歩いていても近くにいることがわかるので、比較的安全圏で知れてよかった。
・3日目(チロロ林道)
まあまあ長かった
北海道山行計画の中でも、最難関だと思っていた幌尻岳だったのだが、意外とすんなり登れてしまった。
たしかに日帰りを想定すると距離は長く、くまや渡渉、天気などを加味すると登頂難易度は高いかもしれない。
今回は長期で北海道に滞在できて、その辺りのイレギュラーを極力排除し、縦走装備で登れたのが良かったと追う。
引き続き地に足つけて登っていきたい
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する