妙高山(笹ヶ峰〜黒沢池〜妙高山〜黒沢池〜笹ヶ峰)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,543m
- 下り
- 1,543m
コースタイム
7/18 黒沢池(3:35)〜大倉乗越(3:55)〜長助池分岐(5:00)〜妙高山(6:20-7:00)〜長助池分岐(8:05)〜大倉乗越(9:05)〜黒沢池(9:25-9:45)〜富士見平(10:35-10:45)〜黒沢橋(12:00-12:10)〜笹ヶ峰駐車場(12:55)
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
百名山55座目です。今回は目標を相棒と話し合ったところ、妙高・火打となりました。片方でもいいかな、と思いましたが何とかうまく両方行けるよう企図しました。
北アルプスの大展望で知られる火打の山頂は朝踏みたいと思ったので、1日目に妙高山頂行って黒沢池に宿泊。2日目は火打にいって降りることにしました。そうするとやっぱり出発点は笹ヶ峰かな、となります。今回は早朝発なので時間的に厳しくても2日目黒沢池からなんとか両方踏めるだろうと思ってました。
さて、日曜まだ暗い時間に自宅を出て、海老名ICから東京ICへ。環八を北上し、練馬高野台駅で5:30ごろ相棒と合流。ここから練馬ICはすぐで、あとはひたすら妙高高原を目指します。しかし妙高は意外と遠かった。300kmですからね。またIC降りてからコンビニもなく、買出しできずに笹ヶ峰に行くことになりました。なかなか登るのに時間がかかります。やっと着いた笹ヶ峰では、駐車場は見事に満車。枠の外の空き地もすっかり埋まっていまして、やむなく少し下ったスペースに駐車場所を確保しました。本当の駐車場へ10分弱登り返して、いよいよスタート。
まずはとにかく木道が続きます。一周歩道を分けて以降は傾斜もそこそこ急になります。小さな沢を渡ってさらに行くと橋にたどり着きました。黒沢橋です。冷たい流れです。喉を潤し、頭を冷します。いよいよ十二曲りに取り付きます。確かに厳しいですが、1つ1つの長さはあまり長くなく、着実に稼いでいける感じです。登りきったところで少し休憩。この後もしばらくはきつい登りが続きます。いつのまにか周りがシラビソに変わり、傾斜も随分ゆるくなり、さらに登るっていくと富士見平へ着きました。少し開けている感じですが、富士山が見えるのかは疑わしいですね。
道を黒沢池の方へ取ると若干下る感じになります。やがて一面の湿原へ入って行きます。黒沢を小さな木橋で再び渡り、木道を進みます。花が多い。特に目立つのはワタスゲですね。チングルマの実も非常に多くありました。
ヒュッテに着いたのは1時過ぎ。妙高ピストン考えましたが、結構疲れたので見送り。ゆっくりして英気を養います。空も晴れてくれなかったので、結局ほとんどヒュッテのなかで昼寝でした。夕食はちょっと量が少なかった気がしました。ご飯、お味噌汁はお替り自由でしたけど。海の日三連休で大混雑をおそれていたのですが、布団1枚余裕でぐっすり眠ることが出来ました。
翌朝は朝食を弁当にして真っ暗な中出発。大倉乗越では目の前に妙高山が大きい。そこからトラバース気味に下って行きます。最初はロープが付いているきつい道ですが、すぐになだらかになりますy。途中でかい雪渓が。表面凍っている感じで、真っ直ぐ渡るのはこわそうに見えるため少し下って渡ることにしました。ここで若干体力消耗。
さらに下っていき大きな雪渓を渡り、少し進むと長助池への分岐となります。
ここから雪渓を少し登り、いよいよ妙高への登り。とにかく容赦ない登りが続きます。外輪山が次第に近づいてきます。結構暑くなって来てきついです。外輪山の向こうの山も見えるようになって来て、さらに登って道が右に折れ、やっと登頂しました。いやきつかった。
好天に恵まれ展望は素晴らしいです。北アルプスはもちろん、南峰へ移ると富士も望めました。
展望を堪能しました。気分良く下り始めましたが、この後今ひとつ動きが鈍くなってしまい、結局火打は諦めて下山することに。帰りのドライブもきつかったので早めに降りて正解だったと思います。
十分満足な内容でした。でも運転は本当にきつかったなあ。
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