ぐんま県境トレイル 三坂峠〜野反湖

2021年09月19日(日) ~ 2021年09月20日(月)

• GPS: 16:28
• 距離: 23.4km
• 登り: 2,042m
• 下り: 1,438m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:38
• 休憩: 0:30
• 合計: 6:08

9:08 スタート地点
10:07 10:07 三国スキー場跡
10:42 10:47 湯ノ沢渡渉点
11:24 11:28 三坂峠分岐
13:46 13:46 ・1766
14:03 14:03 笹平
14:26 14:26 セバトノ頭
14:41 15:01 ムジナ平の近くの水場
15:05 15:06 ムジナ平
15:16 ムジナ平避難小屋

2日目

• 山行: 7:39
• 休憩: 2:07
• 合計: 9:46

5:07 ムジナ平避難小屋
5:54 5:55 大黒ノ頭
6:12 6:13 上ノ倉山
6:56 6:56 忠次郎山
7:31 7:31 赤沢山東峰
7:38 7:52 赤沢山西峰
8:35 8:36 上ノ間山
8:54 8:56 大涸掘沢ノ頭
9:17 9:17 猟師尾根ノ頭
9:25 9:26 白砂山東峰
9:35 9:36 白砂山中峰
9:44 11:15 白砂山
11:36 11:37 金沢レリーフ
11:55 11:57 猟師ノ頭
12:22 12:23 堂岩山分岐
12:27 12:28 堂岩山
12:51 12:51 堂岩の泊場
13:35 13:44 地蔵山
14:00 14:00 地蔵峠
14:35 14:35 ハンノ木沢
14:51 14:52 野反湖登山口
14:53 ゴール地点

天候

19日　晴れ時々曇り
20日　曇り後晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【行き】越後湯沢駅8:20−8:57西武ヴィラ入口（670円）
【帰り】野反湖15:11−16:27長野草津口駅（1570円）

コース状況／危険箇所等

三坂峠から忠次郎山までは笹藪漕ぎが続く
胸から腰丈と藪の高いところもあるが、ルート上は藪が薄くなっているのでコースアウトの心配は少ない
早朝は夜露で笹が濡れているのでレインウェア必須

忠次郎山から先は刈払い済で快適な稜線歩き
三坂峠から忠次郎山までもこの後、刈払いがされるとだいぶ歩きやすくなるだろう

コース全体を通して、テクニカルな難度は高くないが、行程が長く、アップダウンも多く、途中のエスケープルートもないので、体力重視の健脚向けコース

昨年できた避難小屋は収容人数6、7名程度
小屋前のスペースはテント10張くらい

写真

9/19 9:05

8:20発越後湯沢駅発のバスに乗り、8:57西武ヴィラ入口で下車
殆どの登山者が平標登山口で下車、ここで降りたのは自分含め2名のみ

9/19 9:41

バス停からは1時間ほど国道353号線を進む
ちなみにこの先の三国スキー場から県境を越えて新潟側の四万温泉までは不通区間

9/19 10:02

三国スキー場跡

9/19 10:06

通行止めの標識
ここから国道353号線の不通区間で、登山道の始まり

9/19 10:12

最初は沢沿いのルート
泥濘んでいるところもあるが概ね歩きやすい

9/19 10:22

丸太橋

9/19 10:22

山と高原地図にある水場か？

9/19 10:38

標識の先を下っていと

9/19 10:40

渡渉箇所
今回は台風後だけあって水量多め

9/19 10:47

その後も小さい沢を2回越えると

9/19 10:56

三坂峠への登りが始まる

9/19 11:01

大きな岩の横

9/19 11:04

ロープのついた急登を少し上ると

9/19 11:07

展望が開ける場所に

9/19 11:16

その後はのんびりとしたルートを15分ほど進み

9/19 11:23

2年ぶりの三坂峠に到着

9/19 11:24

注意！

9/19 11:24

今回の行程、白砂山を経て野反湖まで約20�劼龍茣屬離好拭璽�

9/19 11:25

いきなり胸丈、腰丈の笹漕ぎから

9/19 11:28

途中、小刻みにぐんま県境トレイルコースの表示

9/19 11:34

笹藪を越え

9/19 11:44

樹林帯を越え

9/19 12:06

最初のピークの1563m峰

9/19 12:14

しばらく進んでちょうど昼時
ルート途中で食事休憩

9/19 12:35

先に見えるのが次の1766m峰？

9/19 12:41

しばらくはのんびりとした区間

9/19 13:05

ピークが近くなり

9/19 13:20

ピーク直下の急斜面

9/19 13:31

急斜面を登り切って少し進むと

9/19 13:42

1766m峰

9/19 13:46

ピークから下って

9/19 13:53

笹藪

9/19 14:00

笹平の標識

9/19 14:01

ルート上は藪が薄くなっているので、ルートは分かりやすい

9/19 14:17

笹藪を越え樹林帯に入ると

9/19 14:23

セバトノ頭

9/19 14:28

泊地のムジナ平への途中
水場への分岐

9/19 14:30

南側に斜面を下って5分弱

9/19 14:47

水場に到着
水量は多くないが冷たくて気持ちいい

9/19 14:43

口の細いペットボトルやプラティバスだと汲みにくそう

9/19 14:52

と、思っていたら左上の枝にパイプ

9/19 14:51

こうするのが正解のようだ

9/19 14:57

ルートの戻って本日のゴールのムジナ平の避難小屋へ

9/19 15:13

ゴールの避難小屋が見えてきた

9/19 15:52

先に到着した人が7名
避難小屋が混雑していたので、小屋前の広場でツェルト泊

9/20 5:02

翌朝5時、朝食と撤収を済ませムジナ平を出発
2日目のスタート

9/20 5:03

2日目もスタートは笹漕ぎから

9/20 5:20

夜露で濡れた笹の葉、レインウェアは必須

9/20 5:27

5時30分、東の空が明るくなり始め

9/20 5:33

日の出はちょうど山影と雲が接したところ
すき間から差し込んだ朝日の光芒

9/20 5:44

明るくなり、ムジナ平を見下ろす
左下に避難小屋

9/20 5:52

大国ノ頭

9/20 5:55

ここからの膝丈、腰丈の笹

9/20 6:09

15分ほどの登りで上ノ倉山

9/20 6:24

ガスが湧き始め展望なし

9/20 6:31

進行方向に次のピークの忠次郎山

9/20 6:35

雲が抜け始めた！

9/20 6:36

南西方向に佐武流山

9/20 6:39

急に青空が広がる

9/20 6:47

笹藪から樹林帯を通り

9/20 6:53

忠次郎山に到着

9/20 7:01

忠次郎山から先は刈払い済
ここからは快適な稜線歩き

9/20 7:06

樹林帯を抜けて正面に上ノ間山

9/20 7:33

30分ほどでルート上のピーク赤沢山
ここで最初の小休止、だいぶ厚くなってきたのでレインを脱ぐ

9/20 7:49

上ノ間山までのキレイな稜線

9/20 7:54

ナナカマドの実も赤くなり始め

9/20 8:02

左に上ノ間山
稜線を辿って右に白砂山

9/20 8:13

緑と青と白
映える景色

9/20 8:17

樹林帯を抜け

9/20 8:25

展望が広がると

9/20 8:26

上ノ間山に到着

9/20 8:29

振り返って忠次郎山

9/20 8:28

進行方向に白砂山

9/20 8:39

そろそろ紅葉シーズンの始まりか

9/20 9:07

白砂山までは小ピークが3つほど

9/20 9:09

鞍部にちょうどテント一張分のスペース

9/20 9:25

白砂山までだいぶ近くなってきた

9/20 9:38

山頂には登山者の姿

9/20 9:41

山頂手前、振り返って歩いてきたルート

9/20 9:57

南側には苗場山、山頂の湿原帯がはっきりと見える

9/20 9:57

9時45分、白砂山に到着
ここでのんびりと休憩

9/20 9:58

写真だと分かりにくいが、正面に薄っすらと富士山

9/20 11:18

たっぷりと景色を堪能し下山スタート

9/20 11:21

最初は急斜面の下り

9/20 11:32

すぐに猟師沢ノ頭までの登り返し

9/20 11:44

登り返しが思ったよりキツイ

9/20 11:53

猟師沢ノ頭

9/20 11:53

今回の行程、最後のピークの堂岩山

9/20 12:03

秋の景色に色づき始めた斜面

9/20 12:07

最後の登り

9/20 12:17

八間山分岐から白砂山見納めの景色

9/20 12:27

堂岩山の山頂

9/20 12:34

後は野反湖までの下り

9/20 12:46

途中、水場の分岐

9/20 13:31

地蔵山はルート脇にぽっかりと空いた小スペース

9/20 13:58

地蔵峠

9/20 13:58

切明温泉に続く東電歩道への分岐
機会があれば歩いてみたい

9/20 14:05

北沢取水分岐

9/20 14:22

小さな沢を越え

9/20 14:32

ハンノキ沢の渡渉箇所

9/20 14:46

ハンノキ沢から登り返すとゴールの野反湖

9/20 14:48

14時45分、野反湖登山口に到着！

9/20 15:02

レストハウスから野反湖の景色

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

ARAQ

一昨年夏、平標から縦走するも炎天下に途中でバテてしまい三坂峠で途中リタイヤ
今回はその時歩き通せなかった三坂峠から野反湖まで区間を再チャレンジ

三連休初日、台風のせいで実行できるかヤキモキしていたが、予報としては日曜以降は好天予報
結果は予報的中で、夜半、翌朝は雲が出たものの、日中は好天、日差しはまだ強いものの、真夏の蒸し暑さはなく、稜線は抜けていく風が涼しく快適な山行日和

行程としては1日目は、笹の藪漕ぎ、展望箇所もあまりなく地味な行程
2日目は、長大な稜線歩きが続く、気持ちのいい縦走路
特に忠次郎山から先は刈払いも済んでいて、白砂山まで伸びる一本道を展望を楽しみながら歩けるご褒美区間
山の景色も、木々が色づき始め紅葉シーズンの始まり
展望のいい長い縦走路は、いつ歩いても気持ちがいい

難点を言えばアクセスが良くないことか
電車・バス移動を前提に計画が前提
避難小屋に泊まった方の話を聞くと、
グループの方々は車2台で、前日に野反湖に1台を停め、1台を三国スキー場跡に回送
別のご夫婦は、三国スキー場跡に車を停めて、1泊2日で白砂山ピストンの強行軍

今回はオーソドックス？な公共交通機関利用、車じゃないのでアルコールOKなのだが、途中に温泉も食堂もなく、下山後のお楽しみがないのも少し残念

ぐんま県境トレイルも踏破完了の四阿山まではまだまだ先は長い
今シーズン中にもう1行程くらい歩けるか？
稜線から見えた佐武流、鳥甲、奥志賀の山々も行ってみたい
今年の紅葉シーズンも行ってみたい山がたくさん！

コメント

kyabe

ARAQ様
先日の山行で、お会いした、
群馬のきゃべと申します。
我々、二人組で三坂峠分岐へ
ピストンで戻りました。
色々とお世話になりました！
ARAQさんのツエルト泊や、
これまでの山歴スゴイですね。
避難小屋なども、予想外の、
賑わいでした！つらい山道で、
ありましたが、天気良好で、
楽しかったです！ARAQさんが
迅速にツエルトの準備などを
されていて、どんなツエルトを
使っていたのか、カッコよかったので、聞けばよかったなどと思ってました！いい山でした！きゃべ

ARAQ

きゃべ様
コメントありがとうございます。

早朝発、白砂山からの強行軍のピストンは大変そうですね。
こちらは帰りのバスの時間に合わせた余裕のあるハイクだったので、好天のロングトレイルをのんびりと堪能できました。
ぐんま県境トレイルはコース難度よりも、アクセスの悪さの方が難題ですね。
残りの野反湖から四阿山まで、あと2行程、できれば今年中に歩けるように計画中です。
またどこかの山でお会いできたらいいですね。

kyabe

ARAQさんへ
お忙しいところすみません。
先日、ご使用されていたツエルトは
アライデントのスーパーライトツエルト2ロングですか？
わたしも、いざというときに、
備えて、欲しくなりました！
ストックシェルターはあるのですが、
二人で寝ることを考えると1より2の
方がよいのかと、へんなこと聞いてすみません。ARAQさんの手慣れた準備の姿にスゴイと思いまして！きゃべ

ARAQ

ご指摘の通りスーパーライトツエルト2ロングです。
ツェルト泊の時は結露対策でグランドシートと、シュラフカバーをセットで利用しています。
早朝早出の時は丸めてレジ袋に入れるだけで撤収できますので楽でいいですよ。

kyabe

ARAQ様
すみません。早速、ご返信いただき、ありがとうございます。
軽量化するには、それなりの経験が必要だと思います。
スーパーライトツエルト2ロングとのことですね。
今回のARAQさんの対応をみていて、本当にすごいなと
思っていました。大変、参考になります。
色々とフリーランスでご活躍するなか、
お忙しいところ、ご返答ありがとうございます。
今後も、宜しく、お願いします。
群馬県　きゃべ

kyabe

ARAQさん
天気良好で最高の山旅でした！こちらこそ、また、どこかでお会いできることを願っております。ぐんま県境稜線トレイルは、野反湖〜赤石山までが、白三坂峠分岐〜白砂山に似た大変さがありますが、ARAQさんであれば全く問題なくいけると思います！頑張ってくださいね！
ヤマップでレコもあげております！お世話になります！きゃべ