高尾トラサル(タツノオトシゴ)
- GPS
- 09:05
- 距離
- 40.6km
- 登り
- 2,923m
- 下り
- 2,925m
コースタイム
- 山行
- 8:51
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 9:04
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・日影林道:崩落個所修復完了し通行可能 ・城山北東尾根:明確な渡渉可能場所は無さそう。雨後など気を付けて。 ・孫山〜小原宿ルート:後半滑りやすい箇所あり、注意すれば問題なし。 |
写真
感想
通称「高尾トラサル」に挑戦してきました。
出来るだけハイカーさんにご迷惑をおかけしないように、高尾山や奥高尾縦走路を通らずに奥高尾界隈を堪能し、かつトレランのトレーニングが出来るコース。
ルートログの形がブランドのトラサルディのロゴに似ているので通称「高尾トラサル」と呼ばれています。別名もその形から「タツノオトシゴ」。
コースは高尾駅から5回ほどアップダウンを繰り返して高尾駅に戻ります。
■高尾駅〜日影沢〜北東尾根〜小仏城山〜甲州道中〜底沢
1つ目のアップダウンは小仏城山です。
高尾駅を出発し4kmほどロードを進みます。駅からは線路に近い住宅街を抜けるルートや、梅郷遊歩道を抜けるルートなどありますが、今回はわかりやすいメイン車道を通っています。
日影の駐車スペースを過ぎたあたりから渡渉し北東尾根へ。ここは明確な渡渉ポイントが決まっていないようなのでその場の判断で渡りましょう。渡ってしまえばコースは明瞭です。城山山頂手前で林道と合流し、そのまま城山へ。
早朝だったため山頂はまだまだガラガラでした。新しい天狗の写真撮って進みます。
小仏峠まで下って、甲州道中(旧甲州街道?)を下ります。走りやすい道なのであっという間に登山口まで降りました。
■底沢〜底沢峠〜陣馬高原下BS
2つ目のアップダウンは底沢峠をピークに南から北へ縦断。こんなコースあり得ね〜。
底沢登山口で住民の方としばしおしゃべり。エールを貰う。今までのコースと違って若干マイナーなのでシングルトレイルをゆっくり昇ります。登山口すぐと中盤に竹林があって良い気分転換。最後底沢峠にあがる直前は笹薮ゾーンなので腕がチクチク状態です。底沢峠に上がったら50mほど縦走路を西に進み、陣馬高原下BSに降りるルートに入ります。あっという間に下って沢沿いの林道へ。沢沿いにシュウカウドウが咲きまくっていていい感じでした。
陣馬高原下BSにはトレイも自販機もあります。
■陣馬高原下BS〜陣馬山〜栃谷尾根
3つ目のアップダウンは陣馬山。陣馬街道で100mほど標高稼いでから登山口へ。ここはバス停近いのでハイカーさん多い区間ですが、この登山道は急登過ぎて斜面を広めに登れるようになっているので脇にずれる形で登れます。
そして久しぶりの陣馬山。連休&好天もあり、山頂はそれなりに人がいました。
当然富士山&その他もバッチリ。人が多かったので写真撮ってすぐに退散。栃谷尾根を下ります。
栃谷尾根を下って最初のT字路を左へ。ここから陣渓園の標識案内通りに進み途中九十九折りのプチトレイルも挟みつつ奈良子尾根登山口に向かいます。
■奈良子尾根〜奈良子峠〜明王峠〜孫山〜小原宿
4つ目のアップダウンは奈良子峠に昇って明王峠から降りるルート。
もう奈良子尾根登ってる段階で脚も心も売り切れ状態。この時は相模湖駅にエスケープしようかとも考えてました。途中でポール持った若いトレランナーさんにぶち抜かれて刺激を受け、黙々と昇ります。
縦走路まで登っても走る気力が無くなってしまって、まったりと明王峠へ。こちらも結構な賑わいだったので華麗にスルー。
明王峠から相模湖方面へ下るルートは気持ちよく走れる区間もあり、何気に好きなコース。売り切れた脚にムチ打って走ります。
孫山から小原宿まではマイナールートで、トレイルも細くなります。かなりの急降下箇所もあるので注意しながら降りていきます。
小原宿でがっつり休憩しようと思っていたら、コロナ影響で休館でした。自販機お預けです。千木良までトボトボ歩いて自販機でコーラ買って休憩。もう走れる脚はありませんが、時間的にはまだ余裕あったので残りは歩いて進みます。
■千木良〜小仏城山〜日影林道〜高尾駅
最後のアップダウンは朝も通った小仏城山へ。
城山への登りはゆっくりまったりCTペースで登ります。気温もあがり日の射すところではジリジリ来る感じ。なんとか登りきると、山頂はすごい賑わいでした。
「これで終わって、あとは下るだけ・・・」なんて甘い考えでしたが、辛かったのは日影林道の舗装路下りでした。元々、腸脛靭帯を痛めがちなので舗装路の下りは走れないのですが、1日アップダウン繰り返した膝には歩いて下るのも応えました。
沢沿いまで下ると適度な斜度と砂利道となり、最後の気力を振り絞って走ります。
トレイル終わって後は車道をジョグするだけですが、照り付ける太陽と疲れで走り切れず結局9時間かかってゴールとなりました。
1度やってみたかった高尾トラサル。2回目は無いかもと思いつつ、トレーニングとしては良い経験が出来たと思います。
このコースは途中自販機などの補給しやすいのと、後半はエスケープ箇所があるので途中終了も可能なところが良いですね。
久しぶりの 休日で日ごろの鬱憤を晴らせたのでは
このコース トラサルって云うんだ、知りませんでした
今流行りのアークテリクスはないのかな?(笑)
本当は2週間前にレースがあったのですが、コロナで敢え無く中止。
すっかりモチベーション下がっていたので、気分転換に行ってきました。
が、後半はほとんど歩きで玉砕状態となりました。
トラサルの他には高尾マンモスというコースもありますので、ぜひdocさんも挑戦!
これまたたくさん走りましたね。
もうアレの完走は間違いなし!(*´▽`*)
トラサルって何?虎猿?タツノオトシゴは英語でSeahorseだし…レコを読んで納得!
楽しいルート、お疲れさまでした(Ф∀Ф)
小原宿からはまったりハイクなので25kmぐらいが限界でしょうか・・・ヤバいっす。
トラサルコースは速いランナーは7時間切るらしいので、オススメ(笑)ですよ。
トレラン恐るべしですね〜 日曜ならどこかで追い抜かれたかもしれません
良く知ってるところばかりなので、レコ見て頭でルートを追って行ったら容量オーバーになってしまいました・・
マンモスやトラサルなどトレランの方々がつけるネーミングは面白くてイイです
subaru5272
1日ずれましたね。残念です。
自分でも「これってヤマプラで何も考えずに繋げるコースだよなぁ」とか思いながら進んでました。
あれですよね。
南高尾セブンサミッツや高尾ハートコースなどハイカーさんの付けるネーミングは、なんかオシャレだと思います!!
それに比べてトレランのネーミングはちょっとバカっぽい?!(笑)
私もこのコースをアプリに入れてますが、40kmにビビってずっと温存してました。触発され15℃位になったらチャレンジしようかと思います。奈良子尾根以外は歩いたことがあるので、「いつでもリタイア」の安心感はありますね。おつかれさまでした。
いつもトレランレコ拝見しています。
ここ、私も冬のトレーニングコースと思ってストックしていましたが、涼しくなってきたので大丈夫かなと挑戦したらやっぱり暑かったです。
途中での補給無しのつもりで2.2ℓ飲料持ちましたが、千木良で冷たいコーラ買ってしまいました(恥
ネット上では中級者以上向けコースとして紹介されることが多いので、初級者レベルの自分がやったらどのぐらいかかるのかも興味がありました。
今回は5回のアップダウンを、2+1.5+1.5+2+2 = 9時間+バッファ1時間 = 10時間 で計算してました。
前半は計画よりも早く進行出来ましたが、後半はすっかりバテてしまって結果トントンでした。
私の実力だと冬にやると日が傾きそうなので晩秋ぐらいがちょうど良いのかな。
いずれにしても、奥高尾でこれだけ楽しめれば十分ですね。
遅コメですが…。まず標高グラフを見ただけで、アップダウンのすごさに笑えましたが、サクッと挑戦できるのがkpさんですね
わざわざ縦走路を通らないようにするというのも、トレランさんならではのお気遣いなんですね。そしてエスケープしやすいと言いながらも、最後まで走り切ったからこそ、タツノオトシゴが完成! で、そうですか、次はマンモスですか〜
「サクッと挑戦」どころではなく、「なんで、こんなことを・・・」みたいな後悔の方が多かったりします(笑)
高尾山周辺でのトレランについては気軽に楽しめるからこそのマナーが必要で、トレラン界隈でも「なんとかしなきゃ」という機運になっていますね。
私も「歩く人にあったら、歩く人になろう」というシンプルな原則で、すれ違いや追い越しなどは普通のハイカーさんと同じようにしたいと心がけています。
参考:高尾マナーズ
https://takao-trail-manners.jp/
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