天狗岩〜カタクリ峠周回（鈴鹿主稜線赤線繋ぎ）

2021年09月19日(日) [日帰り]

• GPS: 10:59
• 距離: 17.1km
• 登り: 1,460m
• 下り: 1,446m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:06
• 休憩: 1:52
• 合計: 10:58

5:53 簡易パーキングふじわら
6:15 6:15 聖宝寺（裏道登山道）入口
6:19 6:19 成谷神社
6:29 6:36 裏道・聖宝寺口登山ポスト
7:48 8:04 藤原岳裏登山道五合目
8:51 8:52 藤原岳八合目
9:08 9:08 藤原岳九合目
9:44 9:48 藤原山荘
10:18 10:20 天狗岩分岐
10:24 10:33 藤原岳天狗岩（最高峰）
10:36 10:36 天狗岩分岐
11:10 11:10 頭陀ヶ平
11:17 11:17 木和田尾分岐
11:30 12:04 白瀬峠
12:17 12:17 冷川岳
12:46 12:57 カタクリ峠
13:32 13:36 冷川岳
15:09 15:28 寒山
16:20 16:25 丸尾登山口
16:33 16:33 白瀬峠登山口
16:39 16:39 木和田尾巡視路入口
16:51 簡易パーキングふじわら

天候

晴れ、一時ガス。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前日夕刻自宅を出発し、R163、25、306をゆっくり走って、いなべ市の「簡易パーキングふじわら」で車中泊。

コース状況／危険箇所等

駐車地〜藤原山荘：裏道登山道、注意して歩けば問題なし。
〜天狗岩：途中で主稜線から少し外れるが、踏み跡明瞭。
〜冷川岳・カタクリ峠：主稜線歩き、特に危険個所無し。
冷川岳〜寒山：ルート不明瞭、要注意。一部痩せ尾根の危険個所あり。
〜丸尾登山口：途中で右に折れて、急な下りや沢筋あり。
〜駐車地：林道・車道歩き

その他周辺情報

いなべ市北勢町の阿下喜温泉「あじさいの里」で入浴、650円。

写真

9/19 5:54

朝6時前に簡易パーキング藤原から出発。
今日歩く稜線に朝陽が当たっています。

9/19 6:15

聖宝寺（裏道登山道）入口を右折して、成谷神社に向かって歩きます。

9/19 6:18

神社横の鹿除けフェンスを通過して、聖宝寺に続く長い石段を登ります。

9/19 6:26

石段を上がるとサンクチュアリ第3ポンド。鷺も飛んでいました。

9/19 6:38

聖宝寺の周囲を反時計回りに大きく周回して、裏道・聖宝寺口登山ポストにやって来ました。
ここから登山道の始まりです。

9/19 6:42

山道を少し登ると、大きな砂防堰堤が出現。
道標に従い、右上に上がって、

9/19 6:45

堰堤の裏側で渡渉し、正面の登山道を上がります。

9/19 7:19

一旦谷筋に下りて、隣の尾根への登りが始まりました。

9/19 7:51

急な斜面を九十九折に登り続けて、

9/19 8:11

六合目で、やっと傾斜が緩くなってきました。

9/19 8:40

緩く登り続けて、木間からこれから歩く主稜線の眺め。

9/19 8:52

八合目で表道と合流して、

9/19 8:54

直ぐに北方向が望めました、鈴鹿の烏帽子岳。

9/19 9:02

更に急斜面を登って、展望地から北東方向の眺望。
北アルプス南部から乗鞍岳、御嶽山、中央アルプス木曽駒、恵那山。

9/19 9:02

アップで、北アルプス南部から乗鞍岳、御嶽山。

9/19 9:02

時計回りに、中央アルプス木曽駒、恵那山。

9/19 9:08

少し登って、桑名、伊勢湾方面の眺め。

9/19 9:08

こちらは九合目から、藤原岳東南稜。

9/19 9:37

緩く登って、藤原山荘に到着。

9/19 9:41

小休止して、エネルギー補給。

9/19 9:48

藤原岳アップで、
滋賀県側からガスが上がっています。

9/19 9:56

休憩終わって、主稜線を天狗岳に向かいます。

9/19 9:58

展望地からパノラマで北東方向の眺望。

9/19 9:59

最大アップで、両白山地、白山の山並み。

9/19 9:59

乗鞍岳。

9/19 9:59

御嶽山、噴煙は視認できませんでした。

9/19 10:00

木曾駒ヶ岳。

9/19 10:00

恵那山。

9/19 10:16

分岐から天狗岩に向かいます。

9/19 10:27

天狗岩（1,165m）。
滋賀県側から湧いてくるガスで南西側の絶景は望めません。残念！！

9/19 10:31

西側斜面は吹き上がる湿気で、緑の苔ワールド。

9/19 10:55

主稜線に戻って北上を続け、

9/19 11:05

途中の展望地から養老山地最高峰の笙ヶ岳908m。
手前に中里ダム湖の鈴養池。

9/19 11:09

頭陀ヶ平(ずだがひら)の鉄塔が見えてきました。
中部電力鈴鹿幹線R201号鉄塔。

9/19 11:11

御池岳山頂はガスの中。

9/19 11:11

頭陀ヶ平の広い山頂は眺望抜群！
三角点標柱と標石(二等三角点1143m）
先を急ぐあまり、昼食休憩と三角点タッチを忘れてしまいました。

9/19 11:13

北に向かって急ぎます。
L201号鉄塔の奥には烏帽子岳。

9/19 11:16

L201号鉄塔には木和田尾の分岐標識。

9/19 11:30

緩く稜線を下って、白瀬峠。

9/19 11:30

丁寧な道標。白瀬峠標高1010m。

9/19 11:36

ここでお昼ご飯にしました。

9/19 12:04

昼食終わって、カタクリ峠に向けて出発。

9/19 12:16

10分ちょっとで、冷川岳(1054m)に到着。

9/19 12:16

尾根の途中の緩い高みです。

9/19 12:17

足元の赤い実に秋を感じました。

9/19 12:32

林の中を快適に歩いて、

9/19 12:46

カタクリ峠(945m)に到着。

9/19 12:47

御池岳六合目の標識がかかっていました。

9/19 12:49

こちらの木の根元には、カタクリ峠の名残りの標識。

9/19 12:53

ここからUターンして、冷川岳に戻ります。

9/19 13:31

来た道を戻って、小さなケルンに冷川岳と書いたテープ。

9/19 13:42

冷川岳から寒山に向かうバリルートを下り始めました。

9/19 13:49

右方向には鈴鹿幹線の鉄塔。

9/19 13:53

可憐なトリカブトに励まされました。

9/19 13:54

木間からは養老山地。

9/19 14:08

途切れ途切れに出てくる立木の赤ペンキを拾いながら下りましたが、GPSを確認して一つ南の尾根を下っていることに気付きました。
登り返して正規のルートに復帰します。
赤ペンキは財産区の境界目印だったみたいです😅

9/19 14:28

ルート復帰して、振り返ると大石にペンキマーク。
上りはルートミスの心配はありません。

9/19 14:51

痩せ尾根を下るようになってきました。慎重に進みます。

9/19 15:08

転落防止のお助けロープも出てきました。

9/19 15:10

寒山手前の崩壊地上部から西方向の眺め。
奥の高みは鈴北岳でしょうか。

9/19 15:10

時計回りにコグルミ谷。
R306が僅かに見えて、車の爆音も聞こえました。

9/19 15:11

足元は崩壊地。落ちたら終わり！

9/19 15:11

最大アップでR306。
黄色の車が走って行きました。

9/19 15:15

T字ピークに出てきました。

9/19 15:15

寒山650mの標識。
ここで小休止して、行動食でエネルギー補給。

9/19 15:24

T字分岐から右手方向への下り道。
右の木に赤リボンで案内がありました。

9/19 15:45

尾根筋を道なりに下り、

9/19 16:02

右に折れてから、滑り易い急斜面を慎重に進んで、

9/19 16:11

沢筋に出てきました。

9/19 16:15

荒れた谷を下って、

9/19 16:23

砂防堰堤が出てきて、丸尾登山口に到着。
ここからは対岸の林道歩き。

9/19 16:33

林道を10分程歩いて、白瀬峠登山口を通過。

9/19 16:37

ここにも鹿除け柵。
更に進んで、

9/19 16:41

R306の歩道を南に歩き、

9/19 16:47

刈り取り終わった田圃の畦道には彼岸花。

9/19 16:51

17時前に簡易パーキング藤原戻りました。

撮影機器：

LUMIX DMC-TX1 パナソニック

感想

kazusan

4年前の秋、油日岳から始めた日帰りでの鈴鹿山系主稜線歩き。
アルプスや各地の気になる山の遠征登山で、前年11月の孫太尾根からの藤原山荘往復以来、足が遠のいていました。
台風14号通過直後の日曜日、ぽっかり予定が空いていましたので、天気予報を確認して出かけてきました。
カタクリ峠〜鞍掛峠は以前に歩いていましたので、今回は藤原山荘からカタクリ峠までの空白区間に挑戦しました。
藤原山荘までは予報通りの晴天でしたが、稜線は滋賀県側から吹き上げる風の影響で時折りガスが湧くようになっていました。
特に今回の目玉の天狗岩では、ガスで南西側の視界はゼロ。楽しみにしていた天狗岩からの絶景はお預け😢
気を取り直して、カタクリ峠までの赤線繋ぎに向かいましたが、頭陀ヶ平の大展望ヶ所で昼食休憩を取らなかったことや、下山ルート選択の勘違いでバリルートの寒山経由としたことなど、楽しみはほとんどなく苦労の多い山歩きになってしまいました。（白瀬峠から下れば、もっと楽に歩けたと思います。）
でも、冷川岳からの下りで、ルートミスに直ぐに気が付き事なきを得たことは不幸中の幸いと山の神様に感謝です。
大変疲れましたが、これで油日岳から鞍掛峠までの赤線をつなぐことが出来て、それなりに収穫のあった山歩きでした。