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Yamareco

記録ID: 354141
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

テン泊のつもりが・・・雨の鳳凰三山は散々

2013年10月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:15
距離
17.9km
登り
2,046m
下り
2,196m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:45広河原〜7:05登山口〜9:55白鳳峠〜10:55高嶺11:05〜11:45アカヌケ沢ノ頭〜12:00地蔵岳〜12:20アカヌケ沢ノ頭〜13:30観音岳13:35〜13:55薬師岳〜14:00薬師岳小屋14:20〜15:00南御室小屋15:05〜15:40苺平〜16:35杖立峠〜17:20夜叉神峠17:25〜18:00夜叉神登山口駐車場
天候 小雨
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
最寄りIC:白根
駐車場:夜叉神登山口P
コース状況/
危険箇所等
広河原から白鳳峠まで急登、そこから高峰まで岩をよじ登って行かねばならぬ。結構気が抜けない。
白鳳峠〜広河原峠は崩落していて通行止め。(巻き道で通られた方はおられるようですが…)
夜叉神登山口駐車場
雨が降っている。
2013年10月05日 05:27撮影 by  DSC-HX5V, SONY
10/5 5:27
夜叉神登山口駐車場
雨が降っている。
広河原を出発
2013年10月05日 06:34撮影 by  DSC-HX5V, SONY
10/5 6:34
広河原を出発
白鳳峠への登山口
2013年10月05日 06:56撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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10/5 6:56
白鳳峠への登山口
いきなりの急登
2013年10月05日 07:10撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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10/5 7:10
いきなりの急登
怪しげな丸太橋
2013年10月05日 08:22撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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10/5 8:22
怪しげな丸太橋
丸太の梯子
2013年10月05日 08:22撮影 by  DSC-HX5V, SONY
10/5 8:22
丸太の梯子
鉄梯子・・・3段続く
2013年10月05日 08:37撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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10/5 8:37
鉄梯子・・・3段続く
林を抜けると岩ばかり(甲斐駒のどっかの峠もこんな感じだったような・・・)
2013年10月05日 09:12撮影 by  DSC-HX5V, SONY
10/5 9:12
林を抜けると岩ばかり(甲斐駒のどっかの峠もこんな感じだったような・・・)
白鳳峠。思いのほか早く着いた。
広河原峠方面は崩落のため、通行禁止に。
2013年10月05日 09:55撮影 by  DSC-HX5V, SONY
10/5 9:55
白鳳峠。思いのほか早く着いた。
広河原峠方面は崩落のため、通行禁止に。
高嶺までこんな岩場が続きます。
結構キツい。
2013年10月05日 10:36撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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10/5 10:36
高嶺までこんな岩場が続きます。
結構キツい。
紅葉もボチボチ
2013年10月05日 10:37撮影 by  DSC-HX5V, SONY
10/5 10:37
紅葉もボチボチ
高嶺到着。
2013年10月05日 10:55撮影 by  DSC-HX5V, SONY
10/5 10:55
高嶺到着。
花崗岩の山肌が出てきた。
2013年10月05日 11:29撮影 by  DSC-HX5V, SONY
10/5 11:29
花崗岩の山肌が出てきた。
アカヌケ沢ノ頭
2013年10月05日 11:44撮影 by  DSC-HX5V, SONY
10/5 11:44
アカヌケ沢ノ頭
賽の河原から地蔵岳
2013年10月05日 11:48撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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10/5 11:48
賽の河原から地蔵岳
2013年10月05日 12:01撮影 by  DSC-HX5V, SONY
10/5 12:01
せっかくなのでオベリスクを登ってみる
2013年10月05日 12:03撮影 by  DSC-HX5V, SONY
10/5 12:03
せっかくなのでオベリスクを登ってみる
が、一歩手前で断念。
雨なので無理はしませんでした。
2013年10月05日 12:03撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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10/5 12:03
が、一歩手前で断念。
雨なので無理はしませんでした。
観音岳への稜線
2013年10月05日 13:25撮影 by  DSC-HX5V, SONY
10/5 13:25
観音岳への稜線
観音岳
2013年10月05日 13:30撮影 by  DSC-HX5V, SONY
10/5 13:30
観音岳
わかりにくいですが、一応一番高いところを踏んでいる。
2013年10月05日 13:31撮影 by  DSC-HX5V, SONY
10/5 13:31
わかりにくいですが、一応一番高いところを踏んでいる。
薬師岳山頂
2013年10月05日 13:54撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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10/5 13:54
薬師岳山頂
山頂は広々としており、広場のよう
2013年10月05日 13:54撮影 by  DSC-HX5V, SONY
10/5 13:54
山頂は広々としており、広場のよう
薬師岳小屋。バッチ入手。
ここで着替えをし、気合いを入れ直す。
2013年10月05日 13:59撮影 by  DSC-HX5V, SONY
10/5 13:59
薬師岳小屋。バッチ入手。
ここで着替えをし、気合いを入れ直す。
2013年10月05日 14:31撮影 by  DSC-HX5V, SONY
10/5 14:31
ところどころの紅葉がきれい
2013年10月05日 14:54撮影 by  DSC-HX5V, SONY
10/5 14:54
ところどころの紅葉がきれい
15:00南御室小屋
テントも数張、張っている。
2013年10月05日 14:58撮影 by  DSC-HX5V, SONY
10/5 14:58
15:00南御室小屋
テントも数張、張っている。
南御室小屋から先の登山道。
登山道以外は苔生しており、雨で一層みどりが鮮やか。
実物はもっとすごい
2013年10月05日 15:12撮影 by  DSC-HX5V, SONY
10/5 15:12
南御室小屋から先の登山道。
登山道以外は苔生しており、雨で一層みどりが鮮やか。
実物はもっとすごい
苺平
2013年10月05日 15:38撮影 by  DSC-HX5V, SONY
10/5 15:38
苺平
杖立峠
2013年10月05日 16:37撮影 by  DSC-HX5V, SONY
10/5 16:37
杖立峠
17:20夜叉神峠小屋
中では夕食か。妙に暖かさを感じる電球の色であった。
2013年10月05日 17:20撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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10/5 17:20
17:20夜叉神峠小屋
中では夕食か。妙に暖かさを感じる電球の色であった。
夜叉神峠。結局一度も白峰三山を拝むことはなし。
2013年10月05日 17:20撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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10/5 17:20
夜叉神峠。結局一度も白峰三山を拝むことはなし。

感想

【やっと行ける】
今年の山行きは、8月からことごとく雨や台風で予定を潰されてきた。
今回も台風23号が心配ではあったが、どうやらコースが外れ、
天気も土曜は曇り時々雨、日曜は晴れということで、少々の雨は覚悟で、
金曜夜、goinkyoとともに京都を出発。
中央自動車道に入るころには予報どおり雨が降り出す。

午前3時半ごろ、夜叉神登山口の駐車場に到着。
こんな天気なので、駐車場には余裕あり。とりあえず車内にて仮眠。
今回の予定は、1日目できれば南御室小屋まで。無理なら鳳凰小屋で
テントを張り、2日目に頑張る。
とにかく白鳳峠、もしくはアカヌケ沢ノ頭までの到着次第だと思っている。

【親切なガードマン】
4時半過ぎ、トイレに行くと交通規制を行っているガードマンさんがやってきて、
「今日は泊まりかい?なら明日は晴れるよ」「乗り合いタクシー、電話で聞いて
やろうか?」とか親切この上ない。
たぶん夜通し勤務で話相手がほしくてたまらないのであろうか。(笑)
ハイシーズンなんかは、広河原まで行くなら、車の駐車は手前の市営の芦安駐車
場に停めた方がよいのだそうだ。(満車でここから乗れないこともある様子)
で、ガードマンのおじさんにタクシーを手配してもらった。

【雨の中、スタート。そして早々の・・・。】
6時過ぎ、広河原に到着。
柄にもなく、タクシーに酔ってしまい、吐きそうだ。
身支度等々整え、6:45出発。
雨はまだやむ気配なし。
白鳳峠への登り口で、単独行の女性が立っていた。
峠の方で崩落があって通行止めとのこと。
「ゲ、ゲッっ」と思ったけど、立て看板をよく見ると崩落現場は白鳳峠〜
広河原峠間で、我々や彼女が行く方向とは反対であった。良かった。

さて、ここからが登山の始まり。
マップで見て急登だとは覚悟はしていた。
案の定、ハードである。雨でカッパを着ているので不快感この上ない。
昼ごろには雨は上がってくれるだろうと根拠のない期待感だけで進んでいく。
が、goinkyoのペースが上がらない。というかかなりきつそうだ。

休み休み行くが、歩き始めて約1時間、とうとうギブアップ。
めまいもするとのことで、無理せず引き返すと…。
一緒に引き返そうと思ったが、goinkyoは「まだちょとしか登ってないので
ゆっくりと帰るから大丈夫。一人で登って…。明日、駐車場まで迎えに行く
から」とのこと。
ちょっと悩んだが、一人で進むことにした。
goinkyo、潔い決断であった…。

【一人旅】
ここから一人旅がはじまった。
一人は、おのずとペースが上がってしまうので要注意だ。
白鳳峠まで、いかにも怪しげな丸太橋や鉄梯子、結構危険なところも
数か所ある。

9:55白鳳峠。
思いのほか早く到着した。
次は高峰。
ここもまた気が抜けない岩登りが続く。

10:55高嶺。
小腹がへったので、パンをかじる。
依然雨は止まず、コーヒーブレイクとはいかず。

11:45にアカヌケ沢ノ頭到着。
ここでメールをチェック。
goinkyo、無事に駐車場に戻った模様。
携帯の電波が悪く下界へ下りて爆睡するとのことであった。
とりあえず、ホッと。

ガスの中にうっすらと地蔵岳のオベリスクが見える。
せっかくなので荷物をデポって、近くまで行ってみる。
先端に立ってみようかと登ってみたが、最後のところであきらめた。
登るロープは見えたが、一人であったこと、そして雨でロープが滑るで
あろうとのことで止むなし。

しかし、さすがの天気でひと気が少ない。
ここまで会ったのは、登り口であった独行女性、高峰すぎまで抜きつ
抜かれつした男女若者4人組、高嶺から下山中のおじさん2人組、
地蔵岳手前ですれ違った早川尾根を目指す独行女性のみだ。
(結局このあともあまり人には遭遇しなかった)

【決心】
アカヌケ沢の頭に戻り、一服。というか靴ひもを締めなおす。
時間をみると12:20。なんだか夜叉神登山口まで下れそうな気がしてきた。
20時までには下りれる。2時間ちょっと暗闇を歩けばいいことだ。
そう決心すると、ここからは小屋もあるので背負ってきた水2リットルを捨て、
荷物を軽量化。
残す大きな登りは観音岳までだ。
もう雨がやむ気配も、ガスが晴れる気もしない。
ただ歩くだけ感が漂ってきた。なんとも虚しい〜。(泣)

13:30観音岳、13:55薬師岳を通過。
薬師岳山頂は、ちょっとした広場みたいに広々としている。
14:00薬師小屋到着。
記念のバッチを購入し、ちょっと軒下を拝借、シャツを着替える。
気分新たに14:20薬師小屋出発。

15:00南御室小屋到着。
テント場には3張りほど幕営していたが、もうテントを張る気はさらさらなく
なっていた。
ここでgoinkyoにメール。「18時過ぎに登山口に着きます。」と。

【ガスの中でも…】
ガスの中で、眺めは最悪でしたが、薬師小屋手前の色づき始めた紅葉と
南御室小屋から先の苔生した森の中の道はサイコーでした。
特に雨と霧のせいか、苔の森の道はモスグリーンが一層栄えていました。

【暗くなってゆく】
日の入りは、確か17時15分頃だったような…。
天気も良くなかったので、16時を過ぎるとだんだん薄暗くなってきた。
ときおり鹿の鳴き声で驚かされる。

17:25林の間に明りが3つ。夜叉神峠小屋の明りだった。
中では夕食を食べている人だろうか、こっちを見ていた。
ここで最後の休憩&ヘッデン装着。
あと40分だ。
さすがに足も疲れてきたが、登山口までの道はそれほどの傾斜では
なかったので助かった。
最後の15分は真っ暗闇であった。

18:00夜叉神登山口駐車場
依然、雨止まず。
車の中では、goinkyoが爆睡していた。

【その後&総括】
1.結果論であるが、こんなことなら幕営資材一式、車に置いとけばよかった。
(トホホ)
2.しかし、いいトレーニングになったかも…。(笑)
3.本日の温泉は、昼間にgoinkyoが目を付けた温泉・白根桃源笑閣に。
4.晩飯はお決まりの中華。
 運転しなきゃいけないのでノンアルで乾杯。goinkyoは完敗。
5.帰りはgoinkyoが怒りの爆走?ノンストップで大阪まで。
6.今回の山行きでは、結果goinkyoを私のパトロンにしてしまった。すみませんでした。m(_ _)m

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コメント

いえいえ。
勝手にリタイアしましてすみません。天候や体調も去ることながらあの急登は初心者には無理です。。。山梨まで行って山無しの旅ということで。。。
2013/10/9 21:31
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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