宝永山△御殿場口から登ってアザミと草紅葉と大砂走を楽しむ

2021年09月20日(月) [日帰り]

• GPS: 10:18
• 距離: 13.0km
• 登り: 1,361m
• 下り: 1,353m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:11
• 休憩: 1:06
• 合計: 10:17

距離 13.0km 登り 1,361m 下り 1,361m

6:09 御殿場口新五合目
6:24 大石茶屋
7:37 7:40 四辻
8:01 8:03 三辻
8:54 9:00 御殿庭入口
9:49 9:57 御殿庭上
11:17 11:18 山体観測装置
11:29 宝永第二火口縁
11:48 11:52 宝永第一火口縁
12:04 12:08 宝永第一火口
13:36 13:59 宝永山
14:15 宝永山馬ノ背
15:16 次郎坊
15:58 16:13 大石茶屋
16:25 御殿場口新五合目
16:26 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御殿場口5合目駐車場。祝日でも車は少ない。

写真

9/20 4:53

富士山スカイラインが通行止めなので、富士宮側からではなく御殿場側から御殿場口まで行きます。おかげさまでマジックアワーの富士山と愛鷹山を見ることができました。

9/20 5:29

キャンプ富士のあたりで日が昇ります。

9/20 5:41

駐車場に到着。まだ少し焼けています。

9/20 5:41

御来光には間に合いませんでしたが、ご来光気分は味わいました。

9/20 6:04

出発です。トイレが新しくなっていました。

9/20 6:07

駐車場はまだまだ余裕がありました。

9/20 6:09

富士山の登山道は頂上まで県道で、静岡県や山梨県が整備・管理しています。

9/20 6:15

相模湾が見えます。

9/20 6:15

江の島アップ。三浦半島の向こうに東京湾や房総半島。

9/20 6:18

次の日は中秋の名月でした。

9/20 6:25

大石小屋は営業終了。自販機は動いていました。登山口からの富士山は、御殿場口からの富士山が一番！でもここから登るのは辛い！

9/20 6:32

県道登山道から逸れて、二ツ塚方面に進みます。

9/20 6:58

御殿場スキー場の残骸でしょうか。

9/20 7:03

フジアザミはとても大きい！

9/20 7:21

振り返ると山中湖が見えてきました。

9/20 7:30

大きい！

9/20 7:38

二ツ塚の間を通って四辻まで来ました。ここからの宝永山は富士山にもひけをとりません。

9/20 7:43

青空と、富士山と、草紅葉をバックに砂轢に生える大きなフジアザミ！最高です！

9/20 7:46

宝永山の赤岩。古富士火山の一部が露出したものといわれていましたが、最近の調査では、宝永火口からの噴出物であるとされています。

9/20 7:51

なぜか先がないものが多いようです。花が落ちているものも多くありました。

9/20 7:59

ヤマホタルブクロ。

9/20 8:09

ミヤマアキノキリンソウ。

9/20 8:11

？

9/20 8:12

高度を上げるとミヤマハナゴケが出てきます。

9/20 8:18

ミヤマヨメナ？

9/20 8:22

ここからの宝永山は荒々しい！

9/20 8:23

枯れたシモツケ。

9/20 8:24

タチコゴメグサ。かわいい！

9/20 8:34

駿河湾と宝永山を見ながら小休止。

9/20 8:56

ナナカマドは実が赤くなっています。紅葉はまだまだ。

9/20 9:05

イオウゴケ？硫黄がでているの？

9/20 9:06

御殿庭への登りから、後ろをふり返ります。

9/20 9:26

苔の間から大きなきのこ。

9/20 9:34

ミヤマオトコヨモギ。

9/20 9:38

清水港、日本平方面。

9/20 9:39

御殿庭に到着。カラマツの黄葉が始まっています。

9/20 9:46

ベニイタドリ。鮮烈です。

9/20 9:48

赤岩アップ。

9/20 9:53

宝永第三火口。草紅葉最高！

9/20 10:07

草紅葉の中のフジアザミ。

9/20 10:22

第三火口をふり返ります。

9/20 10:28

イワツメグサ。

9/20 10:31

コケモモ。赤い実を見つけることができたのはこの一粒だけ。

9/20 10:31

宝永第二火口。

9/20 10:40

草紅葉を見ながらお弁当です。

9/20 11:18

尾根まで上がってきました。多くの人で賑わっています。

9/20 11:45

六合目の宝永山荘、雲海荘では布団干し。

9/20 11:52

宝永第一火口に下りていきます。

9/20 11:52

スズメみたいなイワヒバリが飛び回っていました。

9/20 12:05

火口底では多くの人が休憩しています。

9/20 12:07

先日の落石のニュースが怖かったので、私たちは足早に通り過ぎます。

9/20 13:12

溶岩層のミルフィーユ。何層あるのか。

9/20 13:12

一歩進む度に、靴の長さ分だけずり落ちる感じ！とても辛い！

9/20 13:18

最後の右折の手前が一番滑りました。山頂方面に右に曲がるとそれほど滑りません。

9/20 13:36

ようやく宝永山到着。雲が流れていて多くの人が雲の切れ間を待っています。

9/20 13:41

持ってきたアイスキャンディは、かき氷状になってしまいましたがとてもおいしかった。

9/20 13:48

カステラよりもスコリアが目立ちます。

9/20 13:59

過去の溶岩層が露出して300年もたつと、風化して大崩壊にならないか心配です。ニュースを聞いた時、御殿場ルートが宝永火口に落ちたり、プリンスルートが塞がれたりしたら大変だと思いました。

9/20 13:59

山中湖が随分下に見えます。

9/20 14:00

二ツ塚をバックに宝永山赤岩。

9/20 14:13

頂上を後にして宝永山馬の背まで来ました。

9/20 14:18

御殿場方面に下って、大砂走りと合流します。

9/20 14:30

下りるのは爽快ですが、走るだけの足は残っていません。

9/20 15:00

二ツ塚はいいねえ！

9/20 15:11

振り返ります。こちらのルートは人が少ない！

9/20 15:28

次郎坊を過ぎて高度を下げるとフジアザミが増えてきました。

9/20 15:38

富士山をバックに砂磔に映えるフジアザミ。

9/20 15:57

大石茶屋まで戻ってきました。

9/20 16:01

ゴールまですぐでしたが、車の中で食べるよりも気持ちがいいので、大石茶屋のベンチを借りて、シャリバテ用に準備してあったおにぎりを食べました。

9/20 16:25

到着。今日一日どうもありがとうございました。
バス停の横の自販機が動いていないと知って愕然！

9/20 16:47

車に持ち込まないように、全身の砂を入念に始末している間に、富士山がみるみる影の中に入ってしまいました。

撮影機器：

NIKON D5600 NIKON CORPORATION

iPhone 12 mini Apple

感想

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久しぶりの晴天予報に誘われて、富士山御殿場口のフジアザミと宝永火口の草紅葉を見ようと、御殿場口五合目から御殿庭を経由して宝永山に登り、大砂走りから下りてきました。
快晴の中、富士山や宝永山などの景色、フジアザミ、草紅葉、かわいい花々など、期待していたことはすべてコンプリートでとても楽しい山行きでした。

累積標高差1400mは、最近は緩い山歩きや散歩しかやってこなかったせいか、とてもこたえました。これは毎度のことですが、第一火口底から宝永山への登りは、スコリアがズルズル滑って、1.5倍登った気分です。スピードが遅く、歩き方も悪いせいかなと思います。

シルバーウィークの宝永山は密ではありませんがとても賑やかでした。第二火口縁の尾根に上がると、水ヶ塚や富士宮口五合目から来た人たちで賑わっており、火口底も多くの家族連れやグループがお弁当を広げて楽しんでいました。宝永山の頂上も今まで来た中で一番人が多くいました。一方、御殿場口から第二火口縁までは十数人としか会わず、宝永山馬の背から御殿場口までの大砂走りで会ったのは十人以下でした。

昨年のシルバーウィークは「にゅう」に行こうとしましたが、白駒の池の駐車場はいっぱいで急遽北横岳に行きました。
今年は緊急事態宣言もあり、近場で、駐車場も絶対大丈夫で、多分宝永山までは人も少ないだろう、ということで御殿場口から登りましたが大正解、天気の良いこともあってとても楽しむことができました。