太陽と月、光と影の鳥海山(百名山完)


- GPS
- 08:29
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,420m
- 下り
- 1,405m
コースタイム
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 8:21
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一般登山道で危険箇所なし |
写真
感想
とうとう100座目の鳥海山に辿り着いた。
前日は大平Pでテン泊。Pにはサンセットを撮影する人が暗くなってもカメラを構えていた。翌朝も同じ場所に違う方が、ムーンセット?を狙っているようだった。奇しくも中秋の名月、満月の日で赤く大きな月が日本海方向に見えた。
きれいだが見入っている余裕はないので、大平登山口に向かった。Pに駐車するころが一番きれいで、登山準備をしてる間に月が薄くなってしまい写真が撮れなかったことが残念であった。
サンセットならぬムーンセット(海に月が沈む)は科学的に無理なのか?沈む前に明るくなって月が消えるのではないか?といろいろ考えた。
ちょっと残念な気持ちで30分位登り振り返ると、ナント鳥海山の影が日本海に映っているではないか( ゜Д゜)雄大でスケールの大きな景色にビックリ。只々感動❕
雲海に山の影は何度か見たが、海に影は初めてだ。思い返して海に影ができる条件の山自体に登ったのがほとんどない。海に面した高い山、利尻岳、開聞岳、宮之浦岳などが浮かんだが…。
こんな景色も1時間もせずに消えるだろう。後は黙々と山頂を目指す。信仰の山で道もよく整備されている。河原宿辺りからは展望が開け絶景が続く。勝手に穏やかな山とイメージしていたが、火山の山で山頂に近づくにつれ荒々しくなっていった。紅葉が始まっておりパッチワークのようにきれいであった。
三角点山頂の七高山は西側が絶壁となっていた。最高点は新山とのことで大岩を縫うように登った。石狩岳の失敗から地図とGPSで確認し、更に最高点を踏むように気を付けている。
※感想
足掛け45年で百名山を完登した。達成感はあるものの淋しさ?もある。次は200名山で、その次は300名山、更にローカル100名山もある。山歩きに終わりなしか(*ノωノ)
最後も快晴で登れたことは山の神様のお陰と感謝しています。m(__)m
◎百名山考
深田久弥の日本百名山を知ったのは、45年位前の学生時代。今も当時なけなしのお金で買った単行本を持っている。その時は俺には俺の百名山があると生意気に思っていて気にもかけなかった。しかし年を経て、登ってもいないのに偉そうなことを考えていても仕方ない。兎に角全部登ってみようと決めた。著者も百座を選ぶには数百座登っているだろう。当時は今と比べ物にならないくらいにアプローチを含めて大変な山登りだったと思う。そして十数年やっと完登した。どこが一番よかったかと聞かれるが、どの山も甲乙つけがたい。百と区切ること他と比べることに無理があるとわかった。違うコース違う季節に登ってみたい。
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