【過去レコ】金時山から小田原駅まで歩いちゃいました〜【駅まで登山】
- GPS
- 12:00
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 1,332m
- 下り
- 1,964m
コースタイム
天候 | 晴れ(だったと思う) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
鉄道:地元駅 始発⇒小田原駅06:37 箱根登山バス:小田原駅東口06:50⇒仙石07:27 【復路】 小田原駅を19時半頃か?(不詳) |
コース状況/ 危険箇所等 |
道:危険個所なし 登山ポスト:なかったと思う 飲食店&温泉:疲れ果てて、すぐに電車に乗って帰宅 |
写真
感想
【2013年10月10日 記】
箱根登山競走(THE NORTH FACE エンデュランス ラン OSJ ハコネ 50K)に参加する同僚の山女子を金時山頂上で待ち受け応援するために、始発電車で出発。
小田原駅で箱根登山バスに乗り換え、仙石バス停にて下車。金時山登山口から矢倉沢峠を経て、頂上に向かう。
【THE NORTH FACE エンデュランス ラン OSJ ハコネ 50K】
⇒http://www.powersports.co.jp/osj/07_hakonetrail/
競走は箱根湯本駅付近を6時スタートなので、山女子が金時山を通過するのは早くて8時半頃かな?と思いながらも、万が一、拙者より先に山女子が金時山に到着・通過してしまえば、この山行自体が全く意味をなさなくなるので、焦り気味になりながら心もち早足になって頂上を目指す。
矢倉沢峠で明神岳からの尾根道と合流すると、時折、トップ集団らしきランナーが拙者を追い抜いて行った気がする。もう、うろ覚えだが、頂上に到着したのは恐らく8時半前だったか・・・。
頂上には先行の登山者はいたような・・・いなかったような・・・皆目、覚えていない。
そして、パラパラとランナーが頂上を通過していく。中にはトイレに寄っていくランナーもいる。
「まさか、もう、通過しちゃったってことはないよなぁ〜」と微かな不安を抱きつつ待つこと30分(だったか?)・・・。
来ました、来ました、我が山女子。
オッとぉ〜!、意外に余裕の表情ではあ〜りませんか!
顔を合わせて二言三言交わせば、すぐに出発するのかと思えば、そんなものではないらしく、結果として約10分滞在(=休憩?)。
聞けば、スタート直後の登り坂は団子状態になって、どうしても渋滞・待ち時間が発生してしまうとのこと。
また、親娘で参加し、これまでの実績からして、父上は娘(=山女子)より先を走っているらしい。
と、言うことは、拙者が頂上到着後に見送ったランナーの中に、山女子の父上がいた可能性もあったわけだ。
そんな・かんな話をし、約束の支援物資(スタミナ・ゼリーの類)を手渡し、山女子はゴールに向けて再び走りだした。
さて、拙者はこれからどうするか?
ランナーと同じ順目の乙女峠に向かおうかとチラリと思ったが、するとすぐに歩きが終わってしまうため、逆目にはなるが、走ってくる参加者に道を譲りながら、当時はまだ行ったことがない明神ヶ岳に向かった。
もっとも歩いているランナー(ウォーカー?)も多数いたが!
明神ヶ岳への道は最初に笹原の中ので、頂上に近づいた辺りの左手に、大きな山椒の木があったことを鮮明に覚えている。が、それ以外の記憶は薄く、順調に明星ヶ岳まで進んだ。
ここで宮城野に下る手があったが、色気を出して塔ノ峰まで歩く。途中の舗装路歩きを経て塔ノ峰も超え、途中で箱根登山鉄道の駅への分岐に出た。
が、ここでももっと色気を出してしまい、もう少し先まで行こうと進む。問題は登山道が終わって一般の舗装路になってからだった。持っていた地図(昭文社・山と高原地図)がカバーしている範囲外に出てしまっていたのだ。
全く、方向感覚がなくなり、感ずるがままに歩いて行くと、クルマも人も通らない。おかしいなぁと思って歩いてきた道を戻り、また感性に任せて歩いていると、さっぱり分らなくなった。
それでも歩いていると、たまたま駐車していたクルマに乗っていたアベック(但し地元の方ではありませんでした・・・地図を見ていましたから)を見つけ、道を尋ねて、何とか方向性だけは分かった(積りだった)。
はっきり言って、非常に心細くて、どこをどう歩いているのか???と思いながらだったが、そのうちに民家(農家)が点在する道になりほっとした。
が、誰にも出会うことなく黙々と歩いていると・・・突然、小田原厚木道路が目に飛び込んできて、荻窪ICの近くにいることが分かった。この付近の小田厚道路は風祭トンネルになっているので、間際になるまでその存在が分らなかったようだ。
いやぁ、ほっとした!!!。小田厚道路を潜り、駅ビルがあろう方向に下っているとスーパーが目に入り、まずはトイレに行って、何か飲み物を購入したのを覚えている。
小田原駅西口に着いたのは既に薄暗い夕暮れ時。5月下旬と言えば、一年でも日の入りが遅い時期なので、恐らく19時半頃だったか・・・?
結果的に、金時山から小田原駅まで12時間。別に小田原駅まで歩こうなどとは考えてもいなかったが、結果的に「駅から登山」ならぬ「駅まで登山」をやってしまっていた。
23キロも歩いてしまったわけね・・・今となれば、ほろ苦い思い出。
隊長
コメント
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ひよえぇ〜
ずいぶんと歩きましたねぇ〜
明神、明星は登った山なので写真は一枚でも、うんうん、あそこ通ったのかぁ〜 と懐かしく拝読しました
箱根湯本でなく小田原までとはさすが
気付いたら、風祭方向ではなく、小田原駅方面に向かってしまっていたのですねぇ。
ルート図の後半は、恐らくここを歩いたのだろう・・・との推測交じりで、実際にはもっとウロウロしたのだと思います。
でも、24キロしかないとも言えるのですが、心細かったため、もっと歩いた気がします。
隊長
宮城野から裏道で小田原に抜ける車道ですね。私は、数年前にラフォーレ強羅から、タクシーでこの道を通りました。
研修の帰りです。
車道に出てからは、どこをどう歩いたんだか分からないうちに、小田原厚木道路の傍まで出てきてしまいました
タクシーだと、スイ〜っと通り過ぎてしまうのでしょうが、拙者はトボトボ歩いておりました
街の灯りが♪とてもきれいね、小田原〜♫
隊長
金時山から塔ノ峰までも遠いのに、さらに小田原ですか
でも、メジャー登山道より町中の道の方が分かりにくかったりしますよね…
初めての山では、登山口が見つけられるかいつもちょっとドキドキしてしまいます
・・・有難うございますm(__)m
知り合った頃に(って、面と向かってお会いしてませんが )、「小田原まで歩いてしまったことがある」「そのうちにご説明しますねぇ」とメールに書いていたことを覚えていませんか?
これは、まさしく、その件なのです
やはり山道より街中の道の方が、選択肢が多いだけに迷い易いですよ
それでも、たった24キロしか歩いていないとは・・・不安だったので、もっともっと歩いたのかと思ってました
隊長
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