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Yamareco

記録ID: 355407
全員に公開
ハイキング
大台ケ原・大杉谷・高見山

秘境 大杉谷渓谷を縦走(三重 大杉渓谷登山口→奈良 大台ヶ原)

2013年10月13日(日) ~ 2013年10月14日(月)
情報量の目安: S
都道府県 三重県 奈良県
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
26:00
距離
26.1km
登り
3,111m
下り
1,823m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目)
大杉渓谷登山口(12:00)→千尋滝前休憩所(13:15-30)→猪ヶ淵(13:55)→ニコニコ滝(14:05-10)→桃ノ木山の家(14:45-50)→七ッ釜滝(15:15-35)→桃ノ木小屋(16:00)宿泊

2日目)
桃ノ木小屋(6:20)→桃ノ木林道合流(7:30)→沖見橋(7:50)→堂倉谷橋(8:30)→堂倉坂/滝入口(9:00)→堂倉滝(9:35-10:10)→堂倉坂/滝入口(10:55)→堂倉避難小屋(11:00-05)→粟谷小屋(11:10-30昼食)→分岐(11:50)→シャクナゲ坂(11:55)→シャクナゲ平(12:30-40)→ミネコシ(12:45)→日出ヶ岳山頂(13:15-30)→大台ヶ原ビジターセンター(14:00)
天候 10月13日 快晴
10月14日 晴れ午後より雨
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路)
大阪府内→橿原神宮前=八木=名張で3回乗換え→松阪(8:31)近鉄
※急行、普通乗り継ぎ(接続良し)

松阪(9:26)→三瀬谷(10:00)JR特急南紀 乗車券¥570+特急券¥630.-
※松阪駅の尾鷲方面の列車が約10分遅れ、止むを得ず特急を利用

三瀬谷=徒歩約10分=道の駅奥伊勢おおだい(10:10頃)

道の駅奥伊勢おおだい(10:30)→大杉渓谷登山口(12:00)¥2,500.-
※大杉谷渓谷登山バス1往復のみ(予約制)乗客4名以上集まれば運行する為、事前に運行予定日の確認が必要です。 
※因みに、この日は乗客3名でしたが運行、当日キャンセルが出たかもしれません。

宿泊)桃ノ木小屋 1泊 夕食、朝食付 ¥8,500.-

復路)
大台ヶ原(14:30)→上市駅(16:10)奈良交通特急バス¥2,000.-
上市(16:11)→大阪府内 近鉄


コース状況/
危険箇所等
登山ポスト
大杉谷自然の家(大杉バス停) 
登山バスはここで1回停車、運転手さんから登山届の提出を要求されます。

崩落箇所、倒木等はありませんが、大杉渓谷は岩場の急斜面や沢を通るルートで歩きにくいですで、それなりの登山装備が必要です

七ッ釜滝〜光滝〜隠滝〜与八郎滝〜堂倉滝の区間は、大崩落箇所があり、未だに通行禁止、林道経由で大台ヶ原へ縦走可
松阪から特急南紀で三瀬谷に10分遅れで到着
松阪から特急南紀で三瀬谷に10分遅れで到着
三瀬谷駅は無人駅、駅前は閑散としてました
三瀬谷駅は無人駅、駅前は閑散としてました
立派な大台役場です、隣に道の駅奥伊勢おおだいがあります
立派な大台役場です、隣に道の駅奥伊勢おおだいがあります
天気は快晴、道の駅ではイベントが開催していて、たくさんの人で賑わっていました
天気は快晴、道の駅ではイベントが開催していて、たくさんの人で賑わっていました
大杉渓谷登山バス
大杉渓谷登山バス
大杉自然の家(町営バスの大杉)で停車
ここで登山届を提出
大杉自然の家(町営バスの大杉)で停車
ここで登山届を提出
トイレの横に登山ポストへ
トイレの横に登山ポストへ
バスは宮川ダム沿いに狭路を進み、行き違いできない狭い新大杉橋を渡ります
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バスは宮川ダム沿いに狭路を進み、行き違いできない狭い新大杉橋を渡ります
宮川ダム、以前はここに観光船が運行していました
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宮川ダム、以前はここに観光船が運行していました
大杉渓谷登山口に到着して、しばらく進むと左手に公衆トイレと駐車スペースがありす
大杉渓谷登山口に到着して、しばらく進むと左手に公衆トイレと駐車スペースがありす
宮川第3発電所の横を通ります
宮川第3発電所の横を通ります
ここから大杉渓谷入口です
ここから大杉渓谷入口です
いきなり、鎖場のある断崖の横を通ります、鎖を掴んで慎重に!横は谷底です!
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いきなり、鎖場のある断崖の横を通ります、鎖を掴んで慎重に!横は谷底です!
秘境大杉谷の大日瑤悗反覆澆泙
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秘境大杉谷の大日瑤悗反覆澆泙
透明度のあるエメラルドグリーンの清流
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透明度のあるエメラルドグリーンの清流
最初の吊橋、大日吊橋
最初の吊橋、大日吊橋
2つ目の吊橋、能谷吊橋
2つ目の吊橋、能谷吊橋
3つ目の吊橋、地獄谷吊橋
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3つ目の吊橋、地獄谷吊橋
沢沿いを進みます
沢沿いを進みます
無人雨量計
京良谷出合
4つ目吊橋、日浦杉吊橋
4つ目吊橋、日浦杉吊橋
予想以上に揺れます、以前転落事故もありました! 慎重に渡ります
予想以上に揺れます、以前転落事故もありました! 慎重に渡ります
奥深い大杉渓谷をどんどん進みます
奥深い大杉渓谷をどんどん進みます
水越谷出合
あの清流で泳ぎたい!
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あの清流で泳ぎたい!
小さな滝発見!
千尋滝へ到着
千尋滝前の休憩所、立派な東屋
千尋滝前の休憩所、立派な東屋
千尋滝、落差約180mあり、すごい音で流れていました
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千尋滝、落差約180mあり、すごい音で流れていました
もう1枚、千尋滝
このような危険はいくつかあり鎖場になっています、慎重に進みます
このような危険はいくつかあり鎖場になっています、慎重に進みます
大木の根が通行を妨げる箇所もあります
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大木の根が通行を妨げる箇所もあります
いよいよV字渓谷に入ってきました
いよいよV字渓谷に入ってきました
ますます透明度はアップ
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ますます透明度はアップ
川床を残さない、欠床谷を形成した猪ヶ淵
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川床を残さない、欠床谷を形成した猪ヶ淵
岩のくぐりを通ります
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岩のくぐりを通ります
綺麗ですね!
こんなところに扉があるよ!
こんなところに扉があるよ!
一歩踏み外すと、谷底転落です!
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一歩踏み外すと、谷底転落です!
また鎖場、このような箇所がたくさんあります
また鎖場、このような箇所がたくさんあります
東屋が見えて、ニコニコ滝へ到着
東屋が見えて、ニコニコ滝へ到着
ニコニコ滝
発見者がニコニコして見つけたのが由来かな?
ニコニコ滝
発見者がニコニコして見つけたのが由来かな?
ニコニコ滝は落差180mの二段の滝
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ニコニコ滝は落差180mの二段の滝
5つ目の吊橋、平等吊橋
5つ目の吊橋、平等吊橋
綺麗な吊橋で迫力あります
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綺麗な吊橋で迫力あります
吊橋から平等
まさに秘境の大杉谷、平等
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まさに秘境の大杉谷、平等
今までと違って少し山の中へと入っていく、石が多いのでルートを外しやすい、赤テープを頼りに進む
今までと違って少し山の中へと入っていく、石が多いのでルートを外しやすい、赤テープを頼りに進む
6つ目の吊橋、加茂助吊橋
6つ目の吊橋、加茂助吊橋
上流付近川は最高の色に輝いている
上流付近川は最高の色に輝いている
やっと通常の山道になりました
やっと通常の山道になりました
不動谷出合
ここが明日、直登する桃ノ木縦道の分岐点
ここが明日、直登する桃ノ木縦道の分岐点
桃ノ木小屋が見えてきました
桃ノ木小屋が見えてきました
7つ目の最後の吊橋、桃ノ木吊橋

桃ノ木小屋の前で女性スタッフの方座っているのが見えました! 到着を待っててくれたのかな?
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7つ目の最後の吊橋、桃ノ木吊橋

桃ノ木小屋の前で女性スタッフの方座っているのが見えました! 到着を待っててくれたのかな?
ザックを預けずに、そのまま七ッ釜滝へ
ザックを預けずに、そのまま七ッ釜滝へ
滝まで360mですが、これが結構遠く感じました
滝まで360mですが、これが結構遠く感じました
ミヤマリンドウ♪
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ミヤマリンドウ♪
日本100名滝の1つ、七ッ釜滝
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日本100名滝の1つ、七ッ釜滝
大杉谷の代表する七ッ釜滝!

素晴らしいの一言です!
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大杉谷の代表する七ッ釜滝!

素晴らしいの一言です!
翌日、桃ノ木縦道の直登です
翌日、桃ノ木縦道の直登です
早朝からの長い長い登りはきつい!
早朝からの長い長い登りはきつい!
貧弱なハシゴを通ります
貧弱なハシゴを通ります
ようやく、索道用の小屋が見えてきました
1時間10分の直登でした
ようやく、索道用の小屋が見えてきました
1時間10分の直登でした
山小屋へ物資運搬用の索道、これで飲料水や食材を運搬します、そりゃ登山口から山深い桃ノ木小屋まで、物資を運ぶのは不可能ですから!
山小屋へ物資運搬用の索道、これで飲料水や食材を運搬します、そりゃ登山口から山深い桃ノ木小屋まで、物資を運ぶのは不可能ですから!
日出ヶ岳方面へ、ここから10.2k、4時間30分かかります
日出ヶ岳方面へ、ここから10.2k、4時間30分かかります
林道を振り返ります、大台ヶ原から来る場合はここを左に折れて索道小屋の横を通り、桃ノ木小屋まで直降になります、この林道をまっすぐ行くと海山町まで続いています
林道を振り返ります、大台ヶ原から来る場合はここを左に折れて索道小屋の横を通り、桃ノ木小屋まで直降になります、この林道をまっすぐ行くと海山町まで続いています
本日も天気良し、林道歩きは変化がなく退屈ですが、時折、景色が眺望できるので、苦なく歩けました
本日も天気良し、林道歩きは変化がなく退屈ですが、時折、景色が眺望できるので、苦なく歩けました
あの山の中腹より上辺りに林道の延長線が見えました、この写真でも見えずらいですが!あそこまで、これから歩かなければいけません、遠いな!
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あの山の中腹より上辺りに林道の延長線が見えました、この写真でも見えずらいですが!あそこまで、これから歩かなければいけません、遠いな!
沖見橋を渡り
遠くに大きな滝が見えました!
あれは、奥七ッ滝でしょうか?
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遠くに大きな滝が見えました!
あれは、奥七ッ滝でしょうか?
落石注意の箇所がいくつもあり、未舗装の林道は続きます
落石注意の箇所がいくつもあり、未舗装の林道は続きます
こんな山中に立派な山の家のような倉庫がありました、物資運搬用の倉庫になっているのかな?

車も1台止まっていました!
こんな山中に立派な山の家のような倉庫がありました、物資運搬用の倉庫になっているのかな?

車も1台止まっていました!
堂倉谷橋
堂倉谷橋と澄み切ったエメレラルドグリーンの清流
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堂倉谷橋と澄み切ったエメレラルドグリーンの清流
綺麗な景色です!
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綺麗な景色です!
絶景ですね!
堂倉の若水です、ここで美味しい水を頂きました! 冷たくて最高!
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堂倉の若水です、ここで美味しい水を頂きました! 冷たくて最高!
天気も大丈夫そうです! 日出ヶ岳山頂からの絶景も期待できそうです
天気も大丈夫そうです! 日出ヶ岳山頂からの絶景も期待できそうです
堂倉滝の分岐点へ、ようやく到着!

林道を1時間30分も歩きました
堂倉滝の分岐点へ、ようやく到着!

林道を1時間30分も歩きました
堂倉坂(滝への入口)
堂倉坂(滝への入口)
いきなり木の根の多い、歩きにくい山道を進みます
いきなり木の根の多い、歩きにくい山道を進みます
すごく急な下りが続きます、ハシゴが設置されている箇所もあります
すごく急な下りが続きます、ハシゴが設置されている箇所もあります
鎖場もある急降な山道です、これは帰りが恐ろしいな!
鎖場もある急降な山道です、これは帰りが恐ろしいな!
堂倉滝です、落差20mの綺麗な滝です。
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堂倉滝です、落差20mの綺麗な滝です。
堂倉滝をバックに吊橋 

滝のスケールが理解できると思います
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堂倉滝をバックに吊橋 

滝のスケールが理解できると思います
吊橋から先は通行禁止です!
この先は大崩落していて、とても危険です

この先にある与八郎滝、隠滝、光滝を見に行きたいです。この先が桃ノ木小屋まで早期に開通する事を願っています!

このフェンスを無視して、強行突破する方はいないと思いますが、突破して事故が起きても、自己責任です! マナーは守りましょう!
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吊橋から先は通行禁止です!
この先は大崩落していて、とても危険です

この先にある与八郎滝、隠滝、光滝を見に行きたいです。この先が桃ノ木小屋まで早期に開通する事を願っています!

このフェンスを無視して、強行突破する方はいないと思いますが、突破して事故が起きても、自己責任です! マナーは守りましょう!
綺麗な滝つぼ!
与八郎滝方面、この谷が桃ノ木小屋へと続きます
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与八郎滝方面、この谷が桃ノ木小屋へと続きます
さあ、帰りは辛い!直登箇所が堪える!
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さあ、帰りは辛い!直登箇所が堪える!
堂倉避難小屋まで戻ってきました
堂倉避難小屋まで戻ってきました
立派な避難小屋です。
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立派な避難小屋です。
小屋の中を拝見させて頂きました、これなら一泊してもいいかな! 
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小屋の中を拝見させて頂きました、これなら一泊してもいいかな! 
山の神にご挨拶!
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山の神にご挨拶!
延命水を頂きました!
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延命水を頂きました!
これからシャクナゲ坂を通り、日出ヶ岳まで行くので、水筒に補給
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これからシャクナゲ坂を通り、日出ヶ岳まで行くので、水筒に補給
粟谷小屋
粟谷小屋のご主人に挨拶
次回お世話になるかもしれないので、ご主人の名刺を頂きました
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粟谷小屋のご主人に挨拶
次回お世話になるかもしれないので、ご主人の名刺を頂きました
堂倉谷を上りが続きます、少し雲行きが怪しくなりました
堂倉谷を上りが続きます、少し雲行きが怪しくなりました
雨が降ってきました
雨が降ってきました
シャクナゲ坂の丸太階段
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シャクナゲ坂の丸太階段
シャクナゲ坂
雨は止みそうにありません、雨の中、シャクナゲ坂を進みます
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雨は止みそうにありません、雨の中、シャクナゲ坂を進みます
まだまだ上りは続きます
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まだまだ上りは続きます
視界も悪くなってきました
視界も悪くなってきました
急登な箇所もあります、雨で滑らないように慎重に進みます
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急登な箇所もあります、雨で滑らないように慎重に進みます
シャクナゲ平
今回、この看板を良く目にしました、ひざのバネをよくきかせて、ゆっくりと歩こう! 

私のひざのバネはもうボロボロになりつつあります!(笑)
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今回、この看板を良く目にしました、ひざのバネをよくきかせて、ゆっくりと歩こう! 

私のひざのバネはもうボロボロになりつつあります!(笑)
幻想的な尾根を歩きます
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幻想的な尾根を歩きます
ミネコシ
霧に包まれた幻想的な森の中を進みます
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霧に包まれた幻想的な森の中を進みます
また階段です、もう足が上がらなくなってきました、バネをきかせてゆっくりと進みます!
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また階段です、もう足が上がらなくなってきました、バネをきかせてゆっくりと進みます!
まだまだ階段! もう私のひざのバネは機能していません
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まだまだ階段! もう私のひざのバネは機能していません
もうすぐ、日出ヶ岳山頂の避難小屋!
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もうすぐ、日出ヶ岳山頂の避難小屋!
見えました、霧の中の日出ヶ岳山頂
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見えました、霧の中の日出ヶ岳山頂
日出ヶ岳山頂到着!疲れたな!そして寒い!
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日出ヶ岳山頂到着!疲れたな!そして寒い!
あいにくの天候ですので、小休憩して出発
あいにくの天候ですので、小休憩して出発
少しずつ秋色してきました!
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少しずつ秋色してきました!
大台ヶ原は、11月初旬ごろは秋本番ですね!
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大台ヶ原は、11月初旬ごろは秋本番ですね!
大台ヶ原ビジターセンター到着!

この後、大失敗をしました、カメラをトイレに置き忘れて大阪に帰宅、カメラは幸運にも落とし物でビジターセンターに届けられていました。そして1週間後の本日、私の手元に無事戻ってきました。

私のカメラを届けて頂きました善意のある方、ビジターセンターさま、大変ありがとうございました! 無事に山レコにUPする事ができました。
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大台ヶ原ビジターセンター到着!

この後、大失敗をしました、カメラをトイレに置き忘れて大阪に帰宅、カメラは幸運にも落とし物でビジターセンターに届けられていました。そして1週間後の本日、私の手元に無事戻ってきました。

私のカメラを届けて頂きました善意のある方、ビジターセンターさま、大変ありがとうございました! 無事に山レコにUPする事ができました。

装備

個人装備
1リットル
プラティパス2ℓ
ポカリ
1リットル
プラティパス2ℓ
お茶
0,5リットル
ナルゲン0.5ℓ
粉末ポカリ 予備
1袋
行動食 おにぎり
2個
行動食
行動食 ミニパン
1袋
行動食、非常食
シリアル
1袋
行動食、非常食
ミックスナッツ、チョコレート、飴、カロリーメイト
1式
行動食、非常食
ヘッドランプ
2個
1個は予備
予備電池
1式
単4、単3
スマホ用バッテリー
2個
GPS使用
マッチ、ライター
各1個
非常用
サバイバルシート
1枚
非常用
ティッシュ、ウエットティッシュ
1式
携帯用歯ブラシ
1本
アイマスク、耳栓
各1式
熊避け鈴
2個
レインスーツ上下
1式
ザックレインカバー
1枚
折り畳み傘
1本
レジャーシート
1枚
双眼鏡
1台
カメラ
1台
虫除けスプレー
1本
Tシャツ(長袖)
3枚
パンツ、靴下
各1枚
ミドルウェア
1枚
ダウンジャケット
1枚
防寒用
ストック
1本
メモ用紙、ボールペン
1式
手拭い
3枚

感想

仕事の都合で11月の連休は休めそうにもないので、今回は山小屋泊りで近畿の秘境の大杉谷を三重県→奈良県側へ縦走してきました。

当日は天候にも恵まれ朝から快晴、朝6時過ぎの近鉄を数回乗り継ぎ、松阪に早めの到着、7時前の電車でも三瀬谷に10時15分頃に到着できるのですが、もし電車が遅延したら、1日1本の予約した登山バスに乗り遅れると思い、時間に余裕を持って大阪を出発しました。

松阪ではJR尾鷲方面の列車が約10分遅れで運行、毎度の如く遅れるのは困りますが、安全第一で運行お願いしたい!
これから乗車する松阪→多気乗換え→三瀬谷方面の普通列車を使うと、登山バスには間に合わない恐れが出てきた為、止むを得ずに乗車券より高い特急券を支払い、特急南紀で三瀬谷へ向いました。

三瀬谷駅からは徒歩10分程で道の駅奥伊勢おおだいへ(三瀬谷駅改札の反対側に道の駅奥伊勢おおだいが見えるのですが、駅の反対側は通り抜け出来ないので、線路沿いを尾鷲方面へ少し歩き、踏切を渡り、迂回しなければ行けません)

道の駅では大台町のイベント祭りが開催していました、地元のゆるキャラも登場し、特産品の販売や、試食コーナーもあり、たくさんの家族連れで賑わっていました。

定刻の10分前に登山バス(小型バス)が到着、料金2500円を支払い(バス賃が高い!)と最初は思いましたが、登山口まで距離が約45km、宮川ダム付近の道幅が狭く落石等の危険、車をデポした場合の車上荒らし等の危険)を考えるとこの料金は妥当だと思いました。 

登山客3名を載せて10時30分に出発、途中の大杉自然の家(大杉バス停)で停車、ここに登山ポストがあり、登山届けを提出しました。 12時に大杉渓谷登山口に到着ここまで大阪から4時間30分かかりました。 近鉄電車で朝食を済ませ、登山バスで昼食を済ませました。

登山口バス停の先には、駐車スペースと公衆トイレが有り、すでに10台近くの車が止まっていました。駐車スペースも限りがあります。

12時に登山口を出発、宮川第三発電所の横を通り、いきなり大日瑤悗涼燃海龍垢ず疹譴里△覯媾蠅鯆未蝓▲灰丱襯罰貎Г糧しい景観が飛び込んできました。

アップダウンを繰り返し、大日吊橋、能谷吊橋、地獄谷吊橋、無人雨量計、日浦杉吊橋、京良谷出合、水越谷出合を通り千尋滝へ

千尋滝には立派な東屋(休憩所)があり、美しい千尋滝を眺めながら小休憩、今回バスで一緒だった男性登山客(2名)と合流し、再び各自のペースで桃ノ木小屋に向いました。

千尋滝からは急な上りが続き、大きな岩クグリを通り猪ヶ淵に到着、大自然の美しさに驚嘆しました。

ニコニコ滝、平等吊橋を渡り、最後の桃ノ木吊橋を渡り、桃ノ木小屋に到着
桃ノ木小屋の庭先で、女性スタッフが、我々の到着を待ちかねていました、たまたま休憩していただけかもしれませんね(笑)

七ッ釜滝を見学して帰ると伝え、リュックを山小屋にデポする事も忘れて七ッ釜滝へ、少し上りが足に堪えましたが、夕暮れまでに最終目的地の七ッ釜滝へ到着しました。 すばらしいの一言です! はるばる大阪から来て良かった!しばらく時間を忘れ、美しい滝を眺めていました。

桃ノ木小屋に16時に戻り、その頃には辺りはすでに薄暗くなっていました。渓谷では日暮れも早いです!

大部屋に案内されて、17:00からお風呂(定員3名の小さな浴槽)に入れるとの事で、一番を狙ってカラスの行水!石鹸、シャンプーは使用不可ですが、お風呂に少し浸かり、汗を落とすだけでも最高に気持ち良かったです。

夕食は豪華でした、エビフライ、とんかつ、ひじき豆佃煮、ポテトサラダ、味噌、ご飯(おかわり可能)+αで缶ビール(スーパードライ500ml別料金¥700.-)
山小屋での美味しい夕食でした、ごちそうさま!

就寝時間が20時、疲れてすでに熟睡されている方や、団体客でワイワイ騒いでいる方もいましたが、20時過ぎに消灯、川の音だけが聞こえる静寂な山小屋となりました、私自身が疲れ過ぎているのか? 初めての山小屋泊まりで緊張しているのか?なぜか熟睡できずに、1時間毎に目が覚める最悪の状況で朝を迎える事になりました。 


=====================================
翌日(10月14日)
何度も睡魔が襲ってくる状況でしたが、気合を入れて、5時過ぎに身支度開始、朝の無料のコーヒーを飲んで目を覚まし、6時に朝食を食べて、山小屋のスタッフ皆様に挨拶をして、直ぐに出発しました。

桃ノ木吊橋を渡り、すぐに桃ノ木縦道に入ります、きつい直登が続きます、いつの間にか眠気も吹き飛び、汗が吹き出ててきました、林道合流までの標高差約580m、結構堪えました。

林道に合流して、堂倉谷方面へ向います、アップダウンが少ない未舗装の林道です、長い距離を歩きますが、景色が見渡せますので、それほど苦ではなかったです、ただ、遠くの山並みに、これから歩く林道の延長線が見えるので、あそこまで歩くのか? 正直イやになりました。

林道を歩いていると滝の音が聞こえて、林道から奥七ッ釜滝かな?結構大きな滝を見ることができました。

堂倉谷橋を渡って直ぐの所に、水場がありました。美味しいお水です。

堂倉坂(滝入口)には予定より早く到着、堂倉滝へ急坂を下りていき、堂倉滝に到着、七ッ釜滝と匹敵するぐらいの美しい滝で、しばらく時間を忘れて眺めていました。40分近く滞在して、今度は急な上りを堂倉坂へ、行き(下り)35分、帰り(上り)45分かかりました。 木の根が尖っている箇所があり、木の鋭利な先でズボンをひっっかき、少し破けました(ショック)帰宅してリペアキットで修繕しないと!

立派な堂倉避難小屋を見学、その後、粟谷小屋を訪問してご主人に挨拶、ここで昼食をとりました。 粟谷小屋近くの水場で補水して、シャクナゲ坂→シャクナゲ平へ、この辺りから雲行きが悪くなり雨が降り始めました。さすが大台ヶ原!
長い長い上りが続き、ミネコシを過ぎた辺りからは、もうバテバテ!昨夜の睡眠不足のせいかもしれません。 日出ヶ岳山頂に13:15到着、ここでまで来たら気が緩んだのか、休憩していると少し眠気が襲ってきました。

14時に大台ヶ原ビジターセンターに到着、トイレで着替えをして、14時30分のバスで下山しました。 

最後の最後で大失敗しました、愛用のカメラを大台ヶ原のトイレに置き忘れたかも?自宅に帰ってカメラが無い事に気付き、かなり凹みました。
半分以上諦めていたのですが、翌日、ビジターセンターにだめもとで電話して、その旨を伝えました。

神は私を救ってくれたのか、善意のある方が、落とし物として私のカメラをビジターセンターへ届けてくれていました。 感謝!感謝!感謝! どちら様か知りませんが、本当にありがとうございます。この場をお借りしてお礼申し上げます。

カメラは宅急便で送付して頂く事になり、本日、無事に到着しました! 
ビジターセンター様、ありがとうございました!

初めての泊山行は、最後の最後まで気を緩めてはいけない!という事が身にしみました。

そして、約1週間遅れの山レコへUPとなりました。  


 





 









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利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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