横岳 杣添尾根ピストン 強風に横っ飛び
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- GPS
- 09:32
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,356m
- 下り
- 1,351m
コースタイム
4:44 登山口
5:06 東屋
5:10 橋
7:02 三叉峰(強風の為停滞)
7:58 横岳頂上 8:23
8:42 硫黄岳山荘付近(強風の為、硫黄断念)
9:50 横岳 11:43
12:00 三叉峰 12:04
13:26 橋
13:29 東屋
13:40 富士見岩分岐(富士見岩寄り道)
13:44 富士見岩
13:58 舗装道
14:13 登山口
◆山行時間
登り 3:33(停滞時間除く横岳まで)
下り 2:26 (横岳→登山口:富士見岩寄り道含む)
休憩 1:57
計 7:56
◆行動距離
13.0km
天候 | 朝の内、曇り強風、後、晴天も風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央高速須玉ICか長坂ICを下り、野辺山へ。 蓼科の別荘地内に杣添尾根の登山口がある。 ◆駐車場 登山口近くに10台程度。 路駐をすると別荘地の管理会社からワイパーに張り紙をされます。 できるだけ詰めて、みんなが駐車できるように心がけましょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆登山道 ‥仍蓋→三叉峰 富士見岩遊歩道の目印を追います。 東屋以降は1本道なので迷わないと思います。 段差が大きい所と根っこが多い所は注意。 ∋虻喫→横岳 梯子がありますが問題なし。 23戡硫黄岳山荘 横岳直下の梯子、鎖場は注意。 片側が切れ落ちている鎖場は特に注意。 ど抻慮岩 登山口近くにある遊歩道から行けます。 大きな岩があり、上へ回り込むように進むとベンチがあります。 残念ながら木が邪魔をして富士山はちょっとずれないと見れません。 ビューポイントとして書くならちゃんと整備すべきだ。 無駄足なので行く必要なし。 ◆登山ポスト 登山口にあり ◆トイレ 山小屋にあり ◆水場 なし ◆服装 上:ベースレイヤーの半袖の上に速乾吸湿のTシャツとアームカバー 下:機能タイツの上に短パン、長めのゲイター 防寒着 上:マウンテンハードウェアのスノータスティックジャケット (ボードのジャケット兼用で使用) ユニクロのULダウン 下:なし 雨具の上下を常備 ◆水 飲料用:バーム1.5箱500ml オールフリー350ml×1本 頂上でがぶ飲み。 アクエリアスハンディーパック 300ml×1個(保冷剤兼用)飲まず 煮炊き用:水 0.5箱ほぼ使い切り |
写真
感想
この3連休、いろいろと用事があり12日しか登れない。
山友に声をかけたが、10月は特に子持ちには忙しい時期。
誰も休みが合いそうにない。
当初、雨乞岳に行こうかと思っていたが、あまりに良い天気。
八ヶ岳の天気も終日晴れ。
これは行くしかないと思い、ソロで杣添尾根から横岳、硫黄をピストンすることにする。
3時に起床。3時半に家を出発。
4時半に登山口に到着。駐車場に先行2台。
ヘッデンつけてのソロは始めてなので少々不安。
熊さん出ないでと鈴を鳴らして開始。
最初は富士見岩遊歩道の標識を追う。
東屋に来て始めて横岳の文字。
ヘッデン山行は長い登りの時は先が見えないので
疲れを感じなくて良いので結構好きだ。
森林限界辺りから強風。
もくもくと登り、三叉峰に到着。
横岳の方へ少し進むが吹き飛ばされる横風。
風が止むのを待つために岩陰に身を潜める。
他にも3名の方が登ってきた。
2名の方は途中で追い越した方。すぐに赤岳へ向かった。
もう1人の方も横岳目当てのようだが足踏みしている。
風が強いので下山するとのこと。
私はまだ粘ることに。着込むが寒い。
と、さっき下山した方が戻ってきた。
晴れ間が見えだしてると。
一緒に横岳を向かう。
横殴りの風に逆らって体を傾け風に体重を預けながら進む。
風が轟音を鳴らす。
10mほど進むと風が全く当たらなくなる。
これは始めて体験した。
風の通り道さえ抜ければ何とか進める。
横岳に到着。
まだガスに覆われ景色は見えない。
すごい勢いで下から上へ雲が風と共に流れていく。
一緒に登頂したIさんとしばらく歓談。
Iさんは晴れるのを待ち、赤岳を見るとのことで
ここで別れ、私は当初の目的である硫黄へ向かう。
最初の鎖場でも風が吹いており怖かった。
台座ノ頭から硫黄岳小屋までの間がとにかく強風。
硫黄岳小屋を過ぎ硫黄岳へ向かおうと思ったが、
風がとにかく強く、心折れた。
天狗と根石と一緒に別の機会に登ればいいかと横岳へ引き返す。
阿弥陀、大同心、爆裂火口の写真を強風の中、撮りながら
横岳へ登り返す。
何度かこけるかと思う位の横風に殴られた。
すれ違う方と情報交換していると
硫黄岳山荘付近、大ダルミが八ヶ岳の中でも一番風が強く
赤岳への稜線はそんなでもないみたいだ。
横岳に帰り、ランチをしながらまったり山座同定。
名古屋からソロで来ている方。
親子で登られている方。
小淵沢から歩き本沢温泉まで行かれるトレランの方。
いろんな方と話をした。
いつも急いでばかりの山行が多いが、こういうまったり山行もいいな。
結局2時間近く山頂にいた。
名残惜しいが下山開始。
まだまだ風が強い。
登ってくる方に稜線の風が強いことを伝えながら下山。
風に負けずに進んで下さいと。
長い下りと思っていたが、案外、苦にならずに下りてこれた。
段差大きい所は一苦労。
根っこは滑るので、注意が必要だ。
浮石も結構ある。
東屋に到着し、駐車場へ向かうが
道標にあった富士見岩が気になり行って見た。
残念ながらちゃんと整備されておらず、
設置されたベンチからは木が邪魔で富士山は見えない。
ベンチからずれると見える。
遊歩道として整備しながら肝心の富士山が
ベンチから見えないのはいかがなものか・・・
ほどなく駐車場に到着。
路駐している車のワイパーには警告文が。
われわれ登山者は別荘に来ている人にとっては邪魔な存在だ。
少しでも駐車場に駐めれるようにみんなが気を配る必要がありそうだ。
帰りに たかねの湯 へ立ち寄り。
http://www.okanokouen.com/takane/
700円。
昼間晴れていると富士山と鳳凰三山、甲斐駒が丸見えです。
今回の山行の強風の経験は、とても為になった。
八ヶ岳でこれだけの好天もうれしかった。
本日も山に感謝。
昨日はお疲れ様でした。横岳山頂でお会いし、サロモンの靴とCWXのお話をした者です。自分は何とか本沢温泉を経由して海尻駅までたどり着けました。アドバイス頂いた通り硫黄岳へ行く途中の風は半端ではありませんでした。何度も石にしがみつき飛ばされるのを耐えました...。また、山でお会いできるのを楽しみにしています!!(ヤマレコのレポートupも楽しみにしています!!)
Nonogowhere様
コメントありがとうございます。
そしてお疲れ様でした。
硫黄の風、お会いした後もずっと強風だったんですね・・
それにしても無事に海尻駅まで行かれたのですね。
すごすぎる。(^^)/
私も同じ靴を買おうかと物色中です。
今日もこの靴がないか何件か見に行きましたがGTXはおいてませんでした。
こちらこそどこかでまたお会いできればと。
ずっと背中を見ることしかできませんけど・・・・
早すぎます。
お疲れ様でした。そして、写真ありがとうございました。今回の山行で改めて、iPhoneの防寒対策の重要性を感じました。夕方迄に家に帰る用事があったので、ずっと一人だったら、ただ稜線上で強風に吹かれただけで帰るところでした。戻って良かった。
コメントに気づかずすいません。
こちらこそありがとうございました。
あの強風で進めるかどうか、一人ではとても決断出来ませんでした。
Iさんのおかげで私も素晴らしい景色を見ることができました。
スマホの防寒対策としては、身につけるが得策かと思います。体温ってすごいですよね。雨対策のビニール袋もお忘れなく。
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