30年ぶりの赤岳登山は気分良く(真教寺尾根〜県界尾根)
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,471m
- 下り
- 1,477m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
20代に友人と登って以来、なかなか機会がなかった赤岳登山でした。時々麓から見る事はあったのですが、昨年娘と硫黄岳〜横岳を登って以来タイミングを待っていました、この連休は天気も良いとの事だったのでGO.
美し森駐車場からスタート、だけど今朝は寒かった、昨日は前橋30度、今朝の野辺山2度。畑にはうっすら霜が降りて白いです。美し森山までの木道も霜で滑ります。
こんなに見えるんだ、と思うぐらい富士山もくっきりきれいです。
林の階段を上って羽衣池の分岐を牛首山に取り、ゆっくり上がっていくとちょっと開けた賽の河原に出ます。このあたりから急な登りになり、登山道も苔むした岩の間を通っていました。途中で切り立った斜面に出ると眼下に須玉方面から清里、野辺山までの広がりが実感できるスポットがあり、思わず見とれていました。
牛首山には先客2名が休んでいました。声をかけたら偶然静岡県民。沼津人と浜松人でした、今日は上で泊りとの事、こちらはいつも日帰りなのでうらやましい。
休憩後、先に進んでいったん下ると、いよいよ赤岳への登り開始です。
樹林の中の登山道を息を切らせて上って行くと、左の方にキレットが空に突き出た感じで見えてきます、後ろを振り返ると牛首山からの尾根と県界尾根がきれいに見えます。立ち枯れの木の間を登ると森林限界に来た事を実感します、きたよきたよ〜。
鎖は突然に現れましたが、見上げると岩肌のあちらこちらに人がいます、いよいよお楽しみ。登りは鎖を使わずに岩の感触を楽しみながら登ります、野生が目覚める感じが良いね、全身の筋肉が喜んでいるようでアドレナリンが体中を巡っていきます、嬉しさでめまいがしてきます。(これって単純に疲れが出てきたんだろうか?)。
途中で外人さん3人組に遭遇、ちょっと話をしたけど、どこの人か聞くの忘れた(Hellowと挨拶したら、”こんにちは、きもちいいですね”と返された)
岩登りも、頂上に近づくにつれて登りごたえがあるね(素人にとってね・・・)このくらいが中年登山者には一番良い。鉄梯子を登って上に行くと阿弥陀の方からの登山者と合流するのでちょっと大変。ここを過ぎると頂上の賑わいが見えてきます。やっぱりここは横岳、阿弥陀岳といろんなコースから登ってくるので上で一気に登山者が増える感じがします。
暫く昼食をとって、景色をみてから県界尾根を下ります。頂上付近はフリースをはおりました、風が寒いです、家に帰ってニュースを見たら北アルプスは雪なんだもん寒いわけだ。(そういえば遠くの山が白かったような)
県界尾根はひたすら鎖を使ってでさっさとおります。途中に鉄梯子の長いのがありましたが、登りの時はいやだろうな〜。
さくさく下って大天狗、小天狗。分岐を清里方面にとって下って行くと砂防ダム横に出ます。このダムがいくつもあるんです。このあたりでモミジの紅葉が見られて、うっとりする木もありました(葉っぱを拾って帰りました)スキー場から舗装路にでますが、意外とここから美し森駐車場までが長いんです、ここの歩きでへたりそうでした。
いや〜満足の一日でした。今頃は空気も澄んで眺望も良く、気温も低いので水の消費も少ないです(本日1Lで足りた)。 但し日に日に冬に向かって行くので、その辺の覚悟は必要ですよね。
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