甲斐駒ヶ岳【黒戸尾根ツエルト泊ピストン】
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- GPS
- 13:51
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 2,871m
- 下り
- 3,052m
コースタイム
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 6:29
- 山行
- 5:47
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 6:44
8:18 竹宇駒ヶ岳神社
10:25 笹の平分岐
11:43 刃渡り
12:56 五合目小屋跡
13:49 七丈小屋
13日
5:10 天場出発
5:46 8合目御来迎場
6:54〜7:20 甲斐駒山頂
8:30〜9:00 七丈小屋
12:37 竹宇駒ヶ岳神社
(小休憩は1時間につき10分ほど)
登り 7時間15分(休憩45分含む)
下り 5時間17分(休憩60分含む)
天候 | 12日 はれ(夜半より強風) 13日 はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
名水公園尾白の湯 名水公園べるが入園料200円+温泉500円=700円 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
黒戸尾根日帰りは可能か
日帰りの記録が多いですが、私の埼玉北部からだとアプローチ片道3時間半を考慮するとやはりどこかに一泊する必要があります。どうせならご来光を拝もうという気持ちで計画しました。
なんでツエルトなの
昔はエスパスやダンロップ、さらにその昔は帆布製の6人用テントで雪の上にも寝ていたが、最近は小屋泊まりのみだったので、懐かしくなり、テント山行しようかと考えました。昔の2-3人用エスパスは健在ですが(30年以上前に買ったもの)総重量4.3Kgもあるので持つ気にならないというか、持つ体力がない。そこでザックに入れているだけで一度も使っていないこのツエルトにしようと。ヤマケイでツエルト特集やってたし。
ツエルトの居住性は
結露がひどいという評判でしたが、天気が強風で比較的乾燥していたため、ほとんど結露は気になりませんでした。ただ、ゴーゴーとうなる強風で破けるかと思いましたが、結局無傷でした。結構バタバタしていたのですが。ゴアのシュラフカバーとセットでないと使えないと思って追加購入しましたが、なくても今回は大丈夫でした。
ただ、起き上がると頭がつかえるので居住性は良くありません。結局、重量のアドバンテージが軽量テントに比較して1キロもないので、テントの方が良いと思います。
バタバタして周りの方に迷惑をかけていたかも知れません、ごめんなさい。なお、私の耳には山小屋でも外せない装備であるノイズキャンセリングイヤホン(ソニー製、アナログで電池が持つやつ)があるので、静寂の夜となります。
七丈小屋のテント場について
トイレから200mくらい登ったところにあるうえ、道が急なので夜は注意が必要です。まして足の踏み場のないテント場を通過しなくてはなりませんので、困ります。トイレに近い人や夜中にトイレに行くという人は、携帯用トイレやシビンまたはそれに代わるものがあると良いです。
火のついたガスコンロが山を転がる恐怖
帰りに七丈小屋の前のベンチで休んでいると、隣の方が、お湯を沸かしている途中、ごみに気を取られてコンロごとひっくり返してしまい、火のついたまま谷へコロコロとおむすびころりん。何とか途中で止まったのですが、火が点いたまま。
山火事になると思って焦りました。その方はコンロを拾いに行き、居合わせたもう一人が消火の水をもって下りて行きました。私は小屋のスタッフに知らせに行き、その後、水を持って下りて行きましたが、すでに消し止められていました。
ホッとしましたが、斜面にはいろいろなものが落ちていて、特にガラスの破片が多く、急斜面で不用意に手をついたときに指を切ってしまいました。信心が足りなかったようです。
教訓 このベンチの上でお湯を沸かしてはいけない。
肝心の甲斐駒ヶ岳
花崗岩の白い山肌は特徴あります。展望も素晴らしくさすが百名山です。
黒戸尾根は下半分が樹林の土の道で柔らかく歩きやすい道です。傾斜もそれほど急ではないので、トレランの人に人気があるのかも知れません。上部は高度感のある梯子などがありますが、道がしっかりしており、安心して歩けます。甲府盆地の平地に近いところから3000m近くまで登るこの道は貴重な存在です。林道などをむやみに延ばしたりしないで、守るべき信仰の道だと思います。
syabinさん、こんにちは。
黒戸尾根からの甲斐駒ですか。高低差は早月尾根並ですよね。それも天泊、私には厳しいかな。
私も一昨年甲斐駒に登りましたが、そのときは北沢峠から日帰り往復でした。
無理なく日帰りで3000m級の山に登ることが出来るのですから、便利な時代になったとは思いますが、やはり朝夕を山中で迎えてこそ山の醍醐味だと思います。甲斐駒のモルゲンローテ、いいですね。
私は今年の山中泊山行は終了ですが、早くも来年は何処に行こうか考え始めてます(鬼が笑う?)。
papibanさん こんばんわ。
黒戸と早月、標高差は近いものがありますよね。山頂の標高も甲斐駒2967m、剱2999mと近いし。個人的には、穂高の岳沢を下る重太郎新道が過去最も疲れた下りでした。
山の朝は写真になりますよね。いつも写真を撮るのが忙しい。
どこに行こうか計画を考えているときから楽しいものです。
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