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記録ID: 356719
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳【黒戸尾根ツエルト泊ピストン】

2013年10月12日(土) ~ 2013年10月13日(日)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
13:51
距離
25.0km
登り
2,871m
下り
3,052m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:56
休憩
0:33
合計
6:29
8:09
8:18
115
10:14
10:25
77
11:42
11:43
17
12:00
12:03
51
12:54
12:54
4
12:58
13:00
50
13:50
13:58
36
14:34
宿泊地
2日目
山行
5:47
休憩
0:57
合計
6:44
6:49
6:50
14
7:04
7:15
7
7:22
7:23
36
7:59
8:00
28
8:27
9:01
34
9:34
9:36
3
9:38
9:39
36
10:15
10:24
11
10:35
10:36
52
11:28
11:28
70
12:38
12:39
6
12日
8:18 竹宇駒ヶ岳神社
10:25 笹の平分岐
11:43 刃渡り
12:56 五合目小屋跡
13:49 七丈小屋
13日
5:10 天場出発
5:46 8合目御来迎場
6:54〜7:20 甲斐駒山頂
8:30〜9:00 七丈小屋
12:37 竹宇駒ヶ岳神社
 (小休憩は1時間につき10分ほど)
登り 7時間15分(休憩45分含む)
下り 5時間17分(休憩60分含む)
天候 12日 はれ(夜半より強風)
13日 はれ
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
名水公園尾白の湯 名水公園べるが入園料200円+温泉500円=700円
予約できる山小屋
七丈小屋
須玉ICを降りてトンネルを抜けたあたりで撮影
これから登る甲斐駒は登頂意欲をそそります。
2013年10月12日 07:25撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/12 7:25
須玉ICを降りてトンネルを抜けたあたりで撮影
これから登る甲斐駒は登頂意欲をそそります。
駐車場の様子。誘導員が2人でさばいていました。
駐車料金は無料なのがうれしい。
2013年10月12日 08:04撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/12 8:04
駐車場の様子。誘導員が2人でさばいていました。
駐車料金は無料なのがうれしい。
神社で参拝を済ませ、この吊り橋(定員5名)渡ります。
2013年10月12日 08:19撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/12 8:19
神社で参拝を済ませ、この吊り橋(定員5名)渡ります。
七丈小屋で泊まる方は注意書をよく読みましょう。
2013年10月12日 08:37撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/12 8:37
七丈小屋で泊まる方は注意書をよく読みましょう。
尾根の下部は歩きやすい樹林の道
2013年10月12日 09:19撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/12 9:19
尾根の下部は歩きやすい樹林の道
樹林の下草がササになってしばらく行くと横手からの道を合わせる。
2013年10月12日 10:25撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/12 10:25
樹林の下草がササになってしばらく行くと横手からの道を合わせる。
昔の人の信心深い登山に比べ、わが身の登山はいったい何?。
2013年10月12日 10:44撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/12 10:44
昔の人の信心深い登山に比べ、わが身の登山はいったい何?。
鳳凰三山と対面です。
2013年10月12日 11:31撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
1
10/12 11:31
鳳凰三山と対面です。
相変わらず歩きやすい道で助かります。
2013年10月12日 11:37撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/12 11:37
相変わらず歩きやすい道で助かります。
刃渡り到着、名前ほど危険な所ではありません。
2013年10月12日 11:43撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/12 11:43
刃渡り到着、名前ほど危険な所ではありません。
ここから見る八ヶ岳は連峰に見えず、重なりあって見えます。
2013年10月12日 11:45撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/12 11:45
ここから見る八ヶ岳は連峰に見えず、重なりあって見えます。
今日の荷物です。水を2リットルもったので、重さ12Kg、容量45リットル程度かな。
2013年10月12日 12:29撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/12 12:29
今日の荷物です。水を2リットルもったので、重さ12Kg、容量45リットル程度かな。
黒戸山を巻いて少し下ったところに五合目小屋跡がある。
2013年10月12日 12:54撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/12 12:54
黒戸山を巻いて少し下ったところに五合目小屋跡がある。
ここからはちょっと下ってから梯子が出てくる。
2013年10月12日 12:55撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/12 12:55
ここからはちょっと下ってから梯子が出てくる。
一番長いと思う梯子
2013年10月12日 12:58撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/12 12:58
一番長いと思う梯子
橋も架けられています。それも新しい橋は古い橋の上に。
2013年10月12日 13:29撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/12 13:29
橋も架けられています。それも新しい橋は古い橋の上に。
七丈小屋到着です。受付を済ませる。テント1張り600円
2013年10月12日 13:49撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/12 13:49
七丈小屋到着です。受付を済ませる。テント1張り600円
これはトイレです。
2013年10月12日 13:56撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/12 13:56
これはトイレです。
まだ2時半なのに天場は9割方埋まっています。今日の宿を樹林に近い方に設置。
2013年10月12日 14:23撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
2
10/12 14:23
まだ2時半なのに天場は9割方埋まっています。今日の宿を樹林に近い方に設置。
天場は上下2段ありますこちらが上、夕方数えたときは上段19張り
2013年10月12日 15:39撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/12 15:39
天場は上下2段ありますこちらが上、夕方数えたときは上段19張り
下段18張り。でしたが、暗くなって数張り増えました。設置場所にだいぶ苦労していた様子でした。
2013年10月12日 15:42撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/12 15:42
下段18張り。でしたが、暗くなって数張り増えました。設置場所にだいぶ苦労していた様子でした。
天場から鳳凰三山が見えます。
2013年10月12日 15:49撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
2
10/12 15:49
天場から鳳凰三山が見えます。
今宵の宿を紹介しましょう。ICIのツエルトにMPIのブランケット、ICIパイネブランドのダウンシュラフにISUKAのゴアテックスのシュラフカバーです。それとISUKAのピークライトマットレス
2013年10月12日 16:52撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
2
10/12 16:52
今宵の宿を紹介しましょう。ICIのツエルトにMPIのブランケット、ICIパイネブランドのダウンシュラフにISUKAのゴアテックスのシュラフカバーです。それとISUKAのピークライトマットレス
出発が遅くなり8合目で見る日の出が危ぶまれましたがぎりぎりセーフ。大菩薩連峰の黒岳からの日の出と思われます。
2013年10月13日 05:48撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
1
10/13 5:48
出発が遅くなり8合目で見る日の出が危ぶまれましたがぎりぎりセーフ。大菩薩連峰の黒岳からの日の出と思われます。
こんなにたくさんの人が一緒でした。
2013年10月13日 05:48撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/13 5:48
こんなにたくさんの人が一緒でした。
振り向くと駒ヶ岳がモルゲンロートです。
2013年10月13日 05:50撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
1
10/13 5:50
振り向くと駒ヶ岳がモルゲンロートです。
しばらく経つと赤みが薄くなります。
2013年10月13日 06:10撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
1
10/13 6:10
しばらく経つと赤みが薄くなります。
途中で見た水たまりは完全に凍っていました。
2013年10月13日 06:31撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/13 6:31
途中で見た水たまりは完全に凍っていました。
駒ヶ岳山頂
2013年10月13日 06:54撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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10/13 6:54
駒ヶ岳山頂
北アルプス(左端は槍穂)
2013年10月13日 06:58撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/13 6:58
北アルプス(左端は槍穂)
御嶽山
2013年10月13日 06:59撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/13 6:59
御嶽山
八ヶ岳
2013年10月13日 06:59撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/13 6:59
八ヶ岳
金峰と甲武信
2013年10月13日 07:00撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/13 7:00
金峰と甲武信
仙丈ヶ岳
2013年10月13日 07:02撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
2
10/13 7:02
仙丈ヶ岳
北岳と間ノ岳
2013年10月13日 07:02撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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10/13 7:02
北岳と間ノ岳
富士山と鳳凰三山
カメラはブレるし、砂埃が舞うほどの風。一通り撮影をして25分くらいで下山開始。ゆっくり山座同定をしたかったな。
2013年10月13日 07:03撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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10/13 7:03
富士山と鳳凰三山
カメラはブレるし、砂埃が舞うほどの風。一通り撮影をして25分くらいで下山開始。ゆっくり山座同定をしたかったな。
紅葉はたぶん樹木の種類の加減だと思うが、北アルプスのような華やかさはない。尾根の下部が紅葉のシーズンには山頂は新雪の季節となるだろう。途中で撮った黄色。
2013年10月13日 11:21撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/13 11:21
紅葉はたぶん樹木の種類の加減だと思うが、北アルプスのような華やかさはない。尾根の下部が紅葉のシーズンには山頂は新雪の季節となるだろう。途中で撮った黄色。
皇太子も登られているんですね。黒戸尾根の感想を伺ってみたいものです。
2013年10月13日 12:38撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
10/13 12:38
皇太子も登られているんですね。黒戸尾根の感想を伺ってみたいものです。
撮影機器:

感想

黒戸尾根日帰りは可能か
 日帰りの記録が多いですが、私の埼玉北部からだとアプローチ片道3時間半を考慮するとやはりどこかに一泊する必要があります。どうせならご来光を拝もうという気持ちで計画しました。

なんでツエルトなの
 昔はエスパスやダンロップ、さらにその昔は帆布製の6人用テントで雪の上にも寝ていたが、最近は小屋泊まりのみだったので、懐かしくなり、テント山行しようかと考えました。昔の2-3人用エスパスは健在ですが(30年以上前に買ったもの)総重量4.3Kgもあるので持つ気にならないというか、持つ体力がない。そこでザックに入れているだけで一度も使っていないこのツエルトにしようと。ヤマケイでツエルト特集やってたし。

ツエルトの居住性は
 結露がひどいという評判でしたが、天気が強風で比較的乾燥していたため、ほとんど結露は気になりませんでした。ただ、ゴーゴーとうなる強風で破けるかと思いましたが、結局無傷でした。結構バタバタしていたのですが。ゴアのシュラフカバーとセットでないと使えないと思って追加購入しましたが、なくても今回は大丈夫でした。
 ただ、起き上がると頭がつかえるので居住性は良くありません。結局、重量のアドバンテージが軽量テントに比較して1キロもないので、テントの方が良いと思います。
 バタバタして周りの方に迷惑をかけていたかも知れません、ごめんなさい。なお、私の耳には山小屋でも外せない装備であるノイズキャンセリングイヤホン(ソニー製、アナログで電池が持つやつ)があるので、静寂の夜となります。

七丈小屋のテント場について
 トイレから200mくらい登ったところにあるうえ、道が急なので夜は注意が必要です。まして足の踏み場のないテント場を通過しなくてはなりませんので、困ります。トイレに近い人や夜中にトイレに行くという人は、携帯用トイレやシビンまたはそれに代わるものがあると良いです。

火のついたガスコンロが山を転がる恐怖
 帰りに七丈小屋の前のベンチで休んでいると、隣の方が、お湯を沸かしている途中、ごみに気を取られてコンロごとひっくり返してしまい、火のついたまま谷へコロコロとおむすびころりん。何とか途中で止まったのですが、火が点いたまま。
山火事になると思って焦りました。その方はコンロを拾いに行き、居合わせたもう一人が消火の水をもって下りて行きました。私は小屋のスタッフに知らせに行き、その後、水を持って下りて行きましたが、すでに消し止められていました。
 ホッとしましたが、斜面にはいろいろなものが落ちていて、特にガラスの破片が多く、急斜面で不用意に手をついたときに指を切ってしまいました。信心が足りなかったようです。
 教訓 このベンチの上でお湯を沸かしてはいけない。

肝心の甲斐駒ヶ岳
 花崗岩の白い山肌は特徴あります。展望も素晴らしくさすが百名山です。
 黒戸尾根は下半分が樹林の土の道で柔らかく歩きやすい道です。傾斜もそれほど急ではないので、トレランの人に人気があるのかも知れません。上部は高度感のある梯子などがありますが、道がしっかりしており、安心して歩けます。甲府盆地の平地に近いところから3000m近くまで登るこの道は貴重な存在です。林道などをむやみに延ばしたりしないで、守るべき信仰の道だと思います。

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コメント

黒戸尾根≒早月尾根?
syabinさん、こんにちは。

黒戸尾根からの甲斐駒ですか。高低差は早月尾根並ですよね。それも天泊、私には厳しいかな。

私も一昨年甲斐駒に登りましたが、そのときは北沢峠から日帰り往復でした。
無理なく日帰りで3000m級の山に登ることが出来るのですから、便利な時代になったとは思いますが、やはり朝夕を山中で迎えてこそ山の醍醐味だと思います。甲斐駒のモルゲンローテ、いいですね。
私は今年の山中泊山行は終了ですが、早くも来年は何処に行こうか考え始めてます(鬼が笑う?)。
2013/10/14 23:39
下りは筋肉にこたえる
papibanさん こんばんわ。
黒戸と早月、標高差は近いものがありますよね。山頂の標高も甲斐駒2967m、剱2999mと近いし。個人的には、穂高の岳沢を下る重太郎新道が過去最も疲れた下りでした。
山の朝は写真になりますよね。いつも写真を撮るのが忙しい。 今回は重いのでデジイチを持っていかなかったので写真はだめでした。やはり外せない装備でした。デジイチ分の軽量化を体脂肪で行うか、筋肉を増強するしかありません。
 どこに行こうか計画を考えているときから楽しいものです。
2013/10/15 21:55
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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積雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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