養老渓谷駅〜大久保駅〜大福山〜向山・共栄トンネル

2021年09月26日(日) [日帰り]

• GPS: 06:01
• 距離: 20.6km
• 登り: 550m
• 下り: 561m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:02
• 休憩: 0:59
• 合計: 6:01

距離 20.6km 登り 563m 下り 562m

7:30 養老渓谷駅
8:07 8:08 杉畑第一隧道
8:33 8:36 上総大久保駅
8:54 8:56 ショートカット入口（旧道）
9:09 林道出合
9:35 林道大地蔵線
9:53 9:54 梅ヶ瀬渓谷駐車場
9:58 10:04 大福山展望台
10:10 10:17 白鳥神社
10:18 10:20 大福山
10:20 10:42 白鳥神社
10:51 梅ヶ瀬渓谷駐車場
11:26 11:27 梅ヶ瀬渓谷入口の分岐
11:51 宝衛橋の手前Y字分岐
12:07 12:08 白鳥橋
12:15 12:16 観音橋
12:25 中瀬遊歩道-通行止め地点
12:41 12:51 向山共栄トンネルの往復
13:04 13:05 白鳥橋
13:22 13:23 宝衛橋
13:31 養老渓谷駅

ジオグラフィカでログを取りました

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

養老渓谷駅駐車場：500円/日　30〜40台くらい
日曜朝7:05　誰も居ませんでした。

駐車料金は駅員さんに払います。朝早くて駅員さんがいない場合、戻ってきたときにワイパーに紙が挟まっているので、それを駅員室へ持って行って清算します。

コース状況／危険箇所等

9割くらい舗装路です

・養老渓谷駅〜上総大久保駅
折津神社の橋までは県道沿いに歩きましたが、歩道は一部しかなく路肩も狭くお勧めできません。養老渓谷駅から養老川を渡って森と梢の道（養老川自然歩道・房総ふれあいの道）へ行った方が良かったです。折津神社からは素掘りのトンネルが点在する静かなコースで良かったです。上総大久保駅は無人駅でホームにも立ち入ることが出来ました。気まぐれで寄りましたが雰囲気抜群でした。

・林道ショートカット〜大福山
まず入口が藪で覆われていてわかりづらかったです。直線の道筋が緩く曲がるところです。グーグルマップのストリートビューにちょうど撮影されてます。冬季はすぐにわかると思います。中に入るとルートは基本的に窪地を辿っていきます。このため湿り気味で滑りやすかったです。時間にして15分程度でしたが、荒れ気味だったのと、ヒルへの精神的重圧から疲労しました。林道へ出てからは全く問題はありませんでした。静かな林道で人も車も全く通りませんでした。猿が2,3頭居ましたが、敵対的ではありませんでした。

・大福山〜白鳥橋〜中瀬遊歩道〜養老渓谷駅
舗装路です。川筋へ降りるまでは何カ所か見通しの悪いカーブがあるので車に要注意です。中瀬遊歩道は弘文洞跡の手前キャンプ場辺りで通行止めでした。向山・共栄トンネル（二層式トンネル）へ抜けられませんので要注意です。また、帰路は白鳥橋を経由せず県道81号沿いに行こうかと悩みましたが（地図では短く見える）、歩道の有無がわからなかったのと、歩道があっても荒れてそう（草ボーボー）だったので、往路で歩いた白鳥橋経由で戻りました。交通量も多いので県道沿いは危険な気がします。

※トイレは養老渓谷駅、上総大久保駅にとても新しい綺麗なトイレがありました。大福山にもありましたが微妙でした。

写真

9/26 7:06

今日は養老渓谷駅に来ました。駅横の駐車場はまだ空いてます

9/26 7:07

駐車代は駅員さんに支払うようですがまだ居ません。帰着後に払うことにして出発します

9/26 7:43

秋ですねぇ

9/26 7:45

脇道へ入ると線路がカットする良い雰囲気の田園風景。後で調べると石神菜の花畑という名所でした。今は何も咲いていない

9/26 7:47

咲き残りの彼岸花が一輪

9/26 7:51

県道沿いは歩道が荒れてます

9/26 8:00

折津神社のところで県道から離れて養老川を渡ります

9/26 8:07

杉畑第一隧道。ここからも大福山へ行けるようですが今回はパス

9/26 8:10

芋原第二隧道。房総半島には素掘りのトンネルが多く点在している

9/26 8:17

3つ目のトンネルは長いので照明付き

9/26 8:31

再び小湊鉄道の線路。雰囲気が良い

9/26 8:34

せっかくなので上総大久保駅に寄り道します

9/26 8:35

お米の忘れ物？

9/26 8:35

和む

9/26 8:42

あら、可愛い

9/26 8:43

アザミも良い色

9/26 8:56

わかりにくかった入山口、やっと発見。行き過ぎて戻ってきました

9/26 8:56

古いイノシシ罠が目印です。ヒルが多いそうです（地元の方談）。行くのを躊躇する

9/26 8:57

恐々入ると道はしっかりしてる

9/26 8:58

と思ったらいきなり荒れだす

9/26 8:59

森に入れば道ははっきりします。しかし湿っていて確かにヒルが居そうで動揺しました

9/26 9:08

急登を越えれば緩やかになる。何の変哲もないスタンダードな山道だが、久しぶりで嬉しくなる（1年ぶり）

9/26 9:09

林道に合流。ヒルに怯えて慌ただしかったので、ひとまず安堵

9/26 9:26

ミゾソバだろうか？可愛らしい
追記：ママコノシリヌグイ（継子の尻拭い）のよう

9/26 9:35

林道沿いにはモミジが多く植えられている

9/26 9:38

秋ですねぇ

9/26 9:40

青が鮮やか、ツユクサ

9/26 9:58

突如、お寺や民家、駐車場が出てきて、さらに先へ行くと展望台への入り口がある

9/26 10:00

遊歩道を急登すると頂上にわずかな広場と塔が出てくる

9/26 10:01

目が回る螺旋階段を登るとこんな感じ

9/26 10:02

どこを見ているのかよくわからないけど、やっとの展望が嬉しい

9/26 10:05

展望台を後にしてさらに行くと、梅ヶ瀬渓谷への分岐。まだ通行止めです

9/26 10:09

さらに先へ進むと白鳥神社への分岐

9/26 10:10

階段がキツい

9/26 10:12

立派な彫刻があしらわれている

9/26 10:18

神社の裏の盛り上がったピークが大福山山頂らしい。この辺かな、山頂標は無かった

9/26 10:24

境内のベンチで早めのランチ

9/26 10:30

なんだ、当たりじゃないのか

9/26 11:03

清楚なゲンノショウコ。今日たくさん逢えました

9/26 11:27

梅ヶ瀬渓谷入口まで下りてきました。車は入れないようです

9/26 11:33

ツリフネソウ（釣船草）。独特な形状が可愛い

9/26 11:34

黄色いのも

9/26 11:39

目を引く青のツユクサも今日は多かった

9/26 11:43

コスモスも優雅。日差しが無いのが残念

9/26 12:00

白いツユクサ

9/26 12:10

小さいスターが玉状に集まってる

9/26 12:12

咲き残りの彼岸花も色を添える

9/26 12:15

白鳥橋を越えて県道に出ると観音橋が見えてきます。渡るとお寺があるようです

9/26 12:19

中瀬遊歩道。養老川沿いに行き、向山・共栄トンネルまで抜けれるはずでしたが、途中で崩落のため通行止めでした

9/26 12:27

なかなかの雰囲気

9/26 12:43

一旦県道へ戻った後、温泉街を進んで向山・共栄トンネル。素掘り二層式トンネルとして有名です

9/26 12:43

上にある旧出口より深く掘って、下に現出口ができたそうです。面白い

9/26 12:44

トンネルを抜けると再び養老川

9/26 12:46

先ほどの中瀬遊歩道の通行止めの逆側に出ました。今日はここで終了。来た道を戻ります

9/26 12:50

再びトンネルを通って振り返る。異空間への出入口って感じだ

9/26 13:23

宝衛橋から渓谷橋を望む。結構高低差があるけど、この後あの高さまで登ることになります

9/26 13:31

養老渓谷駅に帰ってきました。駅員さんに駐車料金を支払いました

9/26 13:34

車は全然増えてませんでした。オフシーズンは日曜でもこんなもんなのでしょうか

9/26 13:56

ん〜、素晴らしい。駅に到着した時ダイヤを確認すると、ちょうど良い時間に来るので、朝歩いた農道にて撮り鉄しました

大切に残していたコレ。鮮やかなブルーが見た目にも美味しい。今日の空もこの色を期待したのだが

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

感想

satoshi7604

久しぶりの山歩きです。と言っても今回のコースは9割くらい舗装路でした。ブランクがあったため足慣らしとしてはいいコースだったと思います。唯一の土の道として、林道をショートカットするため歩かれているコースを選びました。ただし9月のこの時期「まだまだヒルが多い」と地元の人に教えられて、かなり動揺しました。ゆったり歩くならもっと寒くなってからが良さそうです。

ショートカットコースは荒れ気味で湿り気もあり、まさにヒルが居てもおかしくない環境でしたが、足早に過ぎた（必死だった）こともあり運良くヒル被害はありませんでした。当初はせっかくなので梅ヶ瀬渓谷にも足を延ばしたいと考えてましたが、大福山から梅ヶ瀬渓谷への道は崩落のため通行禁止でした。

今回は山だけでなく、小湊鉄道や養老川そして素掘りのトンネルと、観光要素も詰まっていて充実した山行でした。モミジが多く植わっていたので、これから紅葉シーズンを迎えると、さぞ綺麗ではないかと思われます。