田代岳 北東北遠征 その2

2021年09月29日(水) [日帰り]

• GPS: 06:28
• 距離: 10.9km
• 登り: 609m
• 下り: 597m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:50
• 休憩: 1:32
• 合計: 6:22

距離 10.9km 登り 609m 下り 609m

6:44 田代岳荒沢登山口
7:11 川沿コース・林内コース分岐
7:58 7:59 四合目分岐
8:14 8:15 五合目分岐
9:15 9:23 九合目分岐
9:31 10:53 田代岳
11:16 九合目分岐
12:04 五合目分岐
12:15 四合目分岐
12:46 川沿コース・林内コース分岐
13:02 田代岳荒沢登山口
13:06 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前日白神岳から下山後、入浴・食事を済ませてR101、7を走り、大舘市街の手前で左折、地方道や未舗装の林道を走って荒沢登山口駐車場へ、車中泊。

コース状況／危険箇所等

全体的に緩やかな登りです。登山道は明瞭で、合目毎の表示と分岐点に道標が設置されています。
駐車場〜三合目：荒沢沿いの道を緩く登って行きます。仮設橋を渡って右岸側の急斜面のトラバースは転落に注意。途中の渡渉ヶ所は増水時は危険。左岸側をひと登りして三合目。
〜五合目：非常に緩やかな登り。
〜九合目：雨水で洗われた岩道が時々出てくるが一般的な登山道。傾斜が緩くなって樹木が疎らになってくると湿原の入口。木道を歩いて九合目分岐点。
〜山頂：低木と笹原の中をひと登りで山頂。
湿原周回ルート：刈り払いはされていないが、木道や踏み跡はしっかりありました。

その他周辺情報

下山後はたしろ温泉ユップラで入浴、360円。

写真

9/29 6:40

7時前に荒沢登山口駐車場を出発。
まずは林道を歩いて、

9/29 6:44

5分ほどで、橋のたもとに登山道の入口が出てきました。

9/29 6:45

入口には荒沢登山口ルート案内図。

9/29 6:46

左岸沿いに歩いて、

9/29 6:49

ほどなく仮設橋で右岸に渡ります。
看板に仮設期間は6月上旬〜11月上旬と記載がありました。

9/29 6:54

右岸沿いに原生林の中を行くと、

9/29 7:04

ブナの巨木に二合目の標識。

9/29 7:20

急斜面のトラバースの途中でオオカメノキの赤い実。
癒されました。

9/29 7:28

左岸側への渡渉点に来ました。そこそこの水流があり、濡れた岩を慎重に渡りました。増水時は危険です。

9/29 7:36

綺麗なブナ林の中を登って、

9/29 7:45

三合目に到着。
ここからしばらくは散歩道。

9/29 7:50

ブナ林の中を気持ち良く歩いて、

9/29 7:57

四合目、大広手コースと荒沢コースの分岐点に到着。
山頂は右方向。

9/29 7:59

道標を裏から見ています。

9/29 8:10

10分ほどで五合目、上荒沢コースと大広手・荒沢コースの分岐点に到着。

9/29 8:11

道標を裏から見ています。

9/29 8:25

六合目を通過。

9/29 8:34

ブナの古木。白神の森を感じながら、

9/29 8:41

七合目、

9/29 8:53

八合目と快調に登って、

9/29 8:58

樹木がだんだん疎らになってきました。

9/29 8:59

色づいた木々や

9/29 9:04

ナナカマドの赤い実を眺めながら歩いて行くと、

9/29 9:06

木道が出てきました。高層湿原の入口です。

9/29 9:07

田代岳山頂も望めました。

9/29 9:08

湿原周回路を左に分けて、

9/29 9:09

池塘が沢山出てきました。

9/29 9:11

池塘越しの田代岳山頂。

9/29 9:12

山裾に山頂への登山道も見えました。

9/29 9:13

左手には大きな池塘。

9/29 9:15

九合目、田代岳山頂・薄市沢コース・大広手/荒沢コースの分岐点に到着。

9/29 9:16

九合目の標識。

9/29 9:17

山頂へ登る途中で、綺麗なリンドウ。

9/29 9:20

色づいたナナカマドや、

9/29 9:22

見たことのない花が出てきました。

9/29 9:31

山頂手前の古びた鳥居を潜って、

9/29 9:33

山頂に到着。
色んな物がありました。

9/29 9:33

まず山頂の案内道標、アップで。

9/29 9:33

すぐ横には小さな石の祠。

9/29 9:34

三角点標石、山頂標識柱、鳥居の奥に避難小屋兼田代神社のお社。

9/29 9:34

三角点にタッチ（一等三角点）1178m。

9/29 9:35

扉を開けて小屋の内部を拝見。
中央奥に白髭大神が鎮座されていました。

9/29 9:37

小屋の裏手に回って、北方の眺め。
笹原越しに、岩木山。

9/29 9:37

アップで、綺麗な「山」の字が見えました。

9/29 9:39

場所を移動して、北東方向の眺め。
右奥に八甲田山。

9/29 9:39

アップで、八甲田山。

9/29 9:42

今度は東方の眺め、十和田湖の周りの山でしょうか？

9/29 9:42

中央奥の山アップで、荒船山を裏返したような感じの山容。
名前は分かりません。

9/29 9:43

右側をアップで、最奥に頂がいくつも見えました。
地元の方なら山名はお判りでしょう。
ご覧になられた方で、良ければお教え願います。

9/29 9:43

南東方向の眺め。

9/29 9:43

中央の山、アップで。
岩手山の方向ですが、分かりません。

9/29 9:45

南方向の眺め。

9/29 9:45

左奥の山、アップで。
方角からすると八幡平みたいな感じですが？

9/29 9:45

南西方向、秋田市方面の眺め。
昨日は鳥海山が分かりましたが、今日は？。

9/29 9:45

西方向、東西に長い白神山地を眺めています。
右の林が邪魔して、全てを見ることは出来ません。

9/29 9:47

中央の山、アップで。
綺麗な形です。

9/29 9:47

林の右側には雷岳に続く登山道。
後で行ってみます。

9/29 9:59

少し早めのお昼ご飯。美味しくいただきました。

9/29 10:27

昼食終わってから、西に少し下って行くと絶好の展望地がありました。
白神山地、パノラマで。正面に雷岳と烏帽子岳。奥の山のどれかが昨日歩いた白神岳ですが、同定できません。

9/29 10:30

左半分、アップで。

9/29 10:32

右半分、アップで。
この写真の右端最奥が白神岳でしょうか？

9/29 10:39

白神山地全体を眺めることが出来て大満足。
下山します。

9/29 10:46

下山途中で湿原を俯瞰。沢山の池塘が点在しています。

9/29 10:53

九合目分岐点から右に。反時計回りに湿原を周回します。

9/29 11:00

笹原の中の木道を歩いて、

9/29 11:03

湿原の最奥部から、池塘越しに田代岳。

9/29 11:04

湿原越しの岩木山。

9/29 11:18

こちらは八甲田山。
湿原入口まで戻って、登って来た道を戻ります。

9/29 12:02

下山途中で、足元に熟れた赤い実。マムシグサの果実と思います。

9/29 13:05

13時過ぎに、駐車場に戻りました。

撮影機器：

DMC-TX1 Panasonic

感想

kazusan

前日の白神岳に続いて、白神山地の田代岳。
高層湿原があることから北東北遠征の2座目に選定しましたが、想像していた以上の湿原でした。花の時期に来ればもっと素晴らしかったでしょう。
好天に恵まれて、ブナ林の中の緩い登り道を快適に歩き、湿原を眺め、山頂から360度の眺望を楽しんだ、申し分のない山歩きでした。
機会があれば、初夏に再訪したい山になりました。

白神岳のレコはこちら
2021.9.28　白神岳　北東北遠征 その1
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3572415.html