鹿島槍ヶ岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 2,237m
- 下り
- 2,230m
コースタイム
10月14日(月)6:09冷池山荘−7:23鹿島槍(南峰)7:37−8:36冷池山荘8:40−9:41爺ヶ岳(中峰)−種池山荘10:33−12:05柏原新道登山口
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
10月12日に降雪があった.柏原新道には残雪なし. 種池山荘から先の稜線上では,ところどころ残雪あり. 爺ヶ岳から冷池山荘までの北側斜面では凍結しているところあり. 冷池山荘での放送案内では,13日は五竜方面からの登山者は一人もいないとのこと.また翌日(14日)も,鹿島槍南峰までは特に問題ないが,北峰およびその先は凍結のため危険であり,行かないようにと呼びかけていた. |
写真
感想
体育の日の連休を利用して鹿島槍ヶ岳に行ってきた.
当初の計画では,3泊4日で鹿島槍・五竜・白馬を縦走するかなりビッグな予定を立てていた.
しかし日程やその他の理由でもう少し縮小した方が良いだろうと考え,鹿島槍から五竜までの縦走に変更して出かけることにした.
≪山行予定≫
10月13日(日)
扇沢−(柏原新道)−種池山荘−爺ヶ岳−冷池山荘(泊)
10月14日(月)
冷池山荘−鹿島槍−(八峰キレット)−五竜岳−五竜山荘(泊)
10月15日(火)
五竜山荘−唐松岳−(八方尾根)−八方池山荘
≪山行記録≫
10月13日(日)
この日は快晴.大町市内と扇沢を結ぶ大町アルペンラインは,マイカー規制となり,途中で大渋滞.予定より約1時間遅れで柏原新道を登り始めた.
種池山荘まで約2時間で到着したが,すでに3時近い.冷池山荘に予約した時に,到着が遅くなるようだったら種池山荘に立ち寄って相談してほしいとのことだった.冷池と種池は同じ経営なので,融通が利くようだ.
実際,種池で小屋の人に相談すると,この先は凍結しているところもあるので,今から冷池まで行くのは推奨しないとのこと.種池山荘自体は空いているので宿泊はオーケーとのことだった.
しかし種池止まりだと翌日に五竜まで行くのは厳しくなる.何とか冷池まで行っておきたい.小屋番に行くことを伝えると,それなら冷池小屋に今から一人そちらへ向かうことを連絡入れてくれるとのことだった.ありがたし!
種池山荘から爺ヶ岳へ向かった.爺ヶ岳は南,中,北の三峰からなるがそれぞれの北面は確かに凍結しているところがあった.しかし転倒しても滑落するところはなかったので,不安はなかった.先を急いでいたので,南峰と中峰はピークを通らずに巻き道を使った.
種池から1時間半ほどで冷池山荘に到着.受付で真っ先に明日の予定を聞かれた.五竜予定と言ったら,即座に却下された.明日は鹿島槍まで,しかも南峰まで.北峰に行くのも危険とのことだった。館内放送でも同様の内容を放送して,登山者に注意喚起していた.
この時点で,八峰キレットを超えて五竜に行くのはほぼ断念.鹿島槍までの往復ならばと、ビールに日本酒、ウイスキーへと…
宿泊客は150名程度.10人部屋に7人くらいだったので余裕があった.男女別だったのか,私の部屋は男性のみ.消灯まで談笑を楽しんだ.
10月14日(月)
6時過ぎに鹿島槍を目指して出発.進行方向左手には新雪のついた剣・立山が美しかった.1時間ちょっとで鹿島槍南峰に到着.白馬方面が一望に!手前の五竜から八峰キレットも確認.確かに凍結した状態のあの稜線を歩く気にはなれない.残念ながら,撤退.ここで折り返し,来た道を戻ることにした.
冷池山荘へは1時間ほどで到着.陽射しが強く,大分汗をかいたので,中間着を脱ぎながら小休止.日焼け止めもサングラスも持ってこなかったことを後悔.顔が真っ赤になったり雪目にならなければ良いな〜.
爺ヶ岳は前日ピークを巻いたので,帰りはきちんとピークハントしていった.爺さんに礼儀を尽くしました.
種池山荘でも小休止.おなかが空いたので,小屋で缶コーラを買い,持っていたどら焼きを食べた.
柏原新道の下りでは,ずいぶん多くの登山者とすれ違った.時間的に日帰りとは思えないので,連休の最終日にしては多いかなという印象あり.またランナーが一人走って登っていた.あの急坂を走れるのは相当なツワモノだと思う.
初めての後立山連峰.五竜まで縦走できなかったのは残念であるが,鹿島槍の往復だけでも十分に満足だ.八峰キレットや不帰キレットはまたのお楽しみということで.
鹿島槍お疲れさまでした。
私は月曜日に北穂のキレットを通過しましたが、雪は既に殆ど消えていました。
私も小屋から出来ればやめた方が良いといわれましたが、状況は刻々変わるので判断は難しいですね。
白馬までつなげると次は栂海ですね。
確かにMATSUさんのおっしゃる通りだと思います.
私も最終的には自分の目で確認した上で,行かない方が良いだろうと判断しました.自分で考えて行動することが登山だと思います.
栂海は鋭い指摘ですね(笑).いつかは日本海までと考えています!
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