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Yamareco

記録ID: 3583268
全員に公開
ハイキング
剱・立山

念願かなって初踏破〜剱岳〜早月尾根ピストン

2021年10月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
12:50
距離
17.1km
登り
2,631m
下り
2,613m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:41
休憩
1:09
合計
12:50
距離 17.1km 登り 2,631m 下り 2,626m
1:36
37
スタート地点
2:13
84
4:38
57
5:35
5:44
82
7:06
7:09
52
8:01
8:08
32
8:40
8:48
7
8:55
9:11
3
9:14
9:27
25
9:52
44
10:36
10:43
50
11:33
11:36
44
12:20
44
13:04
13:07
54
14:01
25
14:26
ゴール地点
この時間でも、準備しているハイカーさんがいたので、登山口を教えてもらえました。早月小屋から先は一気にペースが落ちました。
天候 2時〜4時:雨時々曇り時々晴れ
4時〜6時:曇り
6時以降:晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
姫路から、播但自動車道→中国自動車道→舞鶴若狭自動車道→北陸自動車道→立山IC下車→一般道→馬場島キャンプ場
馬場島荘前の駐車場は午前1:30時点で満車、但し奥にも少し駐車スペースがありますし、手前にも2か所ほど大きな駐車場があり、そちらはガラガラでした。
コース状況/
危険箇所等
馬場島登山口〜早月小屋:樹林帯歩き、展望は無し。
早月小屋〜剱岳山頂:展望の効く稜線歩き。山頂手前はガレ場、岩場、鎖場が連続。
その他周辺情報 今回は利用しませんでしたが、馬場島荘で日帰り入浴(シャワー?)できそうです。
真っ暗で登山口が分かりません。
2021年10月02日 01:36撮影 by  SH-41A, SHARP
1
10/2 1:36
真っ暗で登山口が分かりません。
これが有名な『試練と憧れ』の碑ですか。
2021年10月02日 01:39撮影 by  SH-41A, SHARP
3
10/2 1:39
これが有名な『試練と憧れ』の碑ですか。
早月小屋をロックオン。
2021年10月02日 05:29撮影 by  SH-41A, SHARP
1
10/2 5:29
早月小屋をロックオン。
明るくなってきました。天気は良さそうです。
2021年10月02日 05:30撮影 by  SH-41A, SHARP
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10/2 5:30
明るくなってきました。天気は良さそうです。
私が小屋に到着した頃に、数名の小屋泊のハイカーさんが出発してました。
2021年10月02日 05:34撮影 by  SH-41A, SHARP
1
10/2 5:34
私が小屋に到着した頃に、数名の小屋泊のハイカーさんが出発してました。
早月小屋を振り返って。
2021年10月02日 06:16撮影 by  SH-41A, SHARP
1
10/2 6:16
早月小屋を振り返って。
稜線からの遠景。
2021年10月02日 06:17撮影 by  SH-41A, SHARP
2
10/2 6:17
稜線からの遠景。
この山の向こう側に目指す剱岳があります、
2021年10月02日 06:30撮影 by  SH-41A, SHARP
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10/2 6:30
この山の向こう側に目指す剱岳があります、
壁が立ちはだかる。
2021年10月02日 06:43撮影 by  SH-41A, SHARP
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10/2 6:43
壁が立ちはだかる。
足場は確保されてます。
2021年10月02日 06:47撮影 by  SH-41A, SHARP
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10/2 6:47
足場は確保されてます。
小窓ノ頭とか北方稜線とか言われてる方角。一般人は立ち入ってはいけない場所です。
2021年10月02日 06:56撮影 by  SH-41A, SHARP
1
10/2 6:56
小窓ノ頭とか北方稜線とか言われてる方角。一般人は立ち入ってはいけない場所です。
200mおきに標高プレートが設置されています。
2021年10月02日 07:04撮影 by  SH-41A, SHARP
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10/2 7:04
200mおきに標高プレートが設置されています。
またガスが出てきた。
2021年10月02日 07:05撮影 by  SH-41A, SHARP
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10/2 7:05
またガスが出てきた。
またガスが晴れた。
2021年10月02日 07:17撮影 by  SH-41A, SHARP
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10/2 7:17
またガスが晴れた。
ここから先が長かった。
2021年10月02日 08:00撮影 by  SH-41A, SHARP
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10/2 8:00
ここから先が長かった。
ここから鎖場の連続です。
2021年10月02日 08:21撮影 by  SH-41A, SHARP
1
10/2 8:21
ここから鎖場の連続です。
この辺が、『カニのはさみ』でしょうか。
2021年10月02日 08:24撮影 by  SH-41A, SHARP
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10/2 8:24
この辺が、『カニのはさみ』でしょうか。
この足場、もう少し壁面に垂直に打ち込んでほしい。
2021年10月02日 08:27撮影 by  SH-41A, SHARP
1
10/2 8:27
この足場、もう少し壁面に垂直に打ち込んでほしい。
鎖場は続く。
2021年10月02日 08:42撮影 by  SH-41A, SHARP
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10/2 8:42
鎖場は続く。
向こうは大日岳の方角かな。
2021年10月02日 08:44撮影 by  SH-41A, SHARP
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10/2 8:44
向こうは大日岳の方角かな。
登りの鎖場。
2021年10月02日 08:44撮影 by  SH-41A, SHARP
1
10/2 8:44
登りの鎖場。
歩いてきた稜線を振り返る
2021年10月02日 08:49撮影 by  SH-41A, SHARP
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10/2 8:49
歩いてきた稜線を振り返る
到着しました。
2021年10月02日 08:55撮影 by  SH-41A, SHARP
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10/2 8:55
到着しました。
記念に1枚撮ってもらいました。
2021年10月02日 08:57撮影 by  SH-41A, SHARP
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10/2 8:57
記念に1枚撮ってもらいました。
源次郎尾根からも、外国人を含む2名のハイカーが登ってきました。
2021年10月02日 09:04撮影 by  SH-41A, SHARP
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10/2 9:04
源次郎尾根からも、外国人を含む2名のハイカーが登ってきました。
早月小屋で山バッチ購入。700円也。
2021年10月02日 11:35撮影 by  SH-41A, SHARP
3
10/2 11:35
早月小屋で山バッチ購入。700円也。
早月小屋の前後にはこのような梯子が設置され、歩きやすい。
2021年10月02日 11:47撮影 by  SH-41A, SHARP
1
10/2 11:47
早月小屋の前後にはこのような梯子が設置され、歩きやすい。
下山完了。
2021年10月02日 14:26撮影 by  SH-41A, SHARP
1
10/2 14:26
下山完了。
あらためて『試練と憧れ』
2021年10月02日 14:26撮影 by  SH-41A, SHARP
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10/2 14:26
あらためて『試練と憧れ』
撮影機器:

装備

備考 帽子忘れた、お風呂セット(着替え)忘れた。

感想

昨年から、何度もチャレンジを試みていた剱岳。昨年はコロナで断念。今年の8月も緊急事態宣言発令により中止。ならば9月にと思っていたのに、まさかの緊急事態宣言延長により断念。やっと緊急事態宣言が解除になったこの10月最初の週末が天気も良く、今年最後のチャンスかもしれないと思い、ちょっと無理して早月尾根をピストン山行してきました。

昔、父親に「見えてる山は遠くに見えても意外と近いものだ」と教わったことがあります。なるほど、これまでの経験から何となくわかる気がしますが、この剱岳に関しては、山頂が見えてから中々たどり着けないまるで富士山のような山でした。
それだけ懐の深い山という事でしょう。

さて、この剱岳早月尾根ルートは事前のイメージトレーニングで何度も歩いていましたが、北アルプス3大急登とかの予備知識も相まって、妄想が膨らみ過ぎてとんでもなく厳しい急坂を想像していました、しかしながら実際歩いてみると、木の根階段とかでステップも切られており、滑ってコケるリスクを除けば比較的歩きやすい登山道でした。また、早月尾根から上部もガレ場、岩場、鎖場はあるものの然程恐怖を感じる場面は無く、むしろ別山尾根のカニのタテバイ・ヨコバイのほうが恐ろしいのではないでしょうか。(歩いたことはありませんが)

但し、コースそのものは健脚向きでしょう。歩きやすいとは言っても、高低差2,000メートル以上のそれなりの急登を7時間以上(歩行スピードは個人差があります)かけて歩くわけですし、私のような普段低山しか歩かない人は空気の薄さにより、運動機能が著しく低下し大幅にペースダウン、やや高山病チックになりながら牛歩歩きになります。しかも、下山時の早月尾根は只々ひたすら長い下りでそれなりに段差もあるから膝への負担が尋常ではありません。
足は攣りました。両足のふくらはぎ、両足の膝裏、左足の付け根、右足の中指と薬指です。でもって、ロキソニンを飲んだので一切痛みはありませんでした。
それにしても、健脚ハイカーさんに次から次へと追い抜かれていきましたが、このルートを歩く皆さん凄いな〜と感心するしかなかったです。

それと、この山域でも発見しました。
大きなザックを背負っているものの、足元は草履です。もしかしたらサンダルだったかもしれませんが、どこにでも強者(つわもの)は存在するのですね。
伯耆大山や四国剣山ではクロックスで歩いている強者をみましたし、六甲全山縦走では、ビーチサンダルや下駄で約50匐瓩す堋を完歩していました。私には真似ができない尋常ならざる強者達です。

さて、今回の唯一の大失敗は、着替えを車に積み忘れたこと。
金曜日に仕事が終わって速攻で荷物を車に積み、約6時間高速道路を走り、一睡もせずに剱岳早月尾根をピストン踏破。下山後は、馬場島キャンプ場でテン泊して、ゆっくりビールでも飲んでくつろいだ後爆睡する予定だったので、テント・寝袋・焚き火台・テーブル・椅子・食材・クッカー・ビールなどの飲料多数を積み込み準備万端だったのに、着替えがありません。汗と泥でドロドロのままでは、明日まで過ごせないので、断腸の思いでまた6時間かけて帰宅することにしました。
金曜日、朝5時30分起床してから約40時間近く寝ていません。
「メガシャキ」や「モンスターエナジー」、「コーヒー」、「リポビタンD」等でドーピングしているので眠くはないのですが、疲れました。

とりあへず、当分の間は剱岳は、もういいかなという感じです。
でも喉元を過ぎれば、また歩きたくなるのでしょうね。
一つだけ断言できることは、「早月尾根日帰りピストン」はもう2度と歩くことは無いでしょう。

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技術レベル
5/5
体力レベル
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