毘沙門岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 253m
- 下り
- 764m
コースタイム
- 山行
- 3:22
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 4:02
天候 | 快晴 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
装備
個人装備 |
スキー板(ダイナスター・イエティ185cm 87-68-80mm)
テレマークケーブルビンディング(ロッテフェラー)
シール
プラブーツ(スカルパT2)
|
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感想
奥美濃での山スキー研修3日目。
小粒だがとてもいいコースだった。
広島県高体連登山部活動報告書に寄せた文章(『中国山地のバックカントリースキーと高校登山部顧問の30年』にも掲載)を引用する。
3月29日(月)
天気快晴だが、昨日からの寒波で標高400mの宿舎周辺でもうっすらと雪化粧、山では数cm〜10cmくらいの新雪が積もっている。昨日までの行動が順調に消化できたため、予備日である今日は、毘沙門岳(1385m)に登ることにする。8時宿舎出発。登山口の白鳥高原スキー場に向かう。T先生とW先生は、下山地のいとしろスキー場に車を回して出迎えてくれることになる。リフト上(1180m)を9時10分出発。
1201ピークまではすぐであったが、ここからの少しの下りは雪が途切れていて、一旦スキーをはずす。毘沙門岳北面の急斜面は谷筋にルートを取ったが、気温が低くてアイスバーン化した斜面に数cmの新雪が乗り、斜登高するスキーがずり落ちることたびたびで、非常に難儀をした。かくして標高差、距離の割には時間がかかり、11時山頂到着。展望は360度。とりわけ北側に見える純白の白山が美しい。また西側には「百名山」の一つの荒島岳がなかなかに目立っている。乗鞍、御岳も東方遠くに見える。
11時35分滑降開始。固い急斜面上部は、テレマークスキーを持参するも、アルペンターンで切り抜け、中ほどよりテレマークターンに移る。谷筋の滑降が終わると、岐阜・福井の県境となっている西方向の尾根をたどることになるが、ちょっとしたアップダウンが続き、わずか1km程の距離ではあるが、ツアー気分が大いに味わえる。尾根の次は、北西方向の谷へと滑り込んでいく。谷の左右を渡り返しながら、林の中を結構快適に滑って行ける。900m位まで下って来ると、右手の尾根にトラバース気味に登る。
13時、いとしろスキー場の上の台地(910m)にどんぴしゃりと出る。後はスキー場のゲレンデを滑り降りるだけだが、昨日の日曜日で営業を終えたスキー場には誰ひとり人影はなく、まるで我々の貸し切りである。皆、思い思いにフィナーレを飾っていく。T、W両先生の出迎えを受け、小粒ながら、変化に富んだ本日のコースを修了。車で5分のウイングヒルズスキー場に移動して昼食、さらに2時間ばかりゲレンデを滑降して、今回の山スキー研修を締めくくる。E先生にはテレマークスキーの経験もしてもらった。
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