甲斐駒ヶ岳 黄葉が綺麗でした
- GPS
- 06:20
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,263m
- 下り
- 1,276m
コースタイム
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 6:18
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
4時半過ぎで乗車券売り場に長い列、なんとか7台目にバスに乗れました。 バスは補助席までいっぱいでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
仙水峠-北沢峠のうち仙水小屋からの先の下りは道はかなり荒れていますがピンクテープがあって問題ありませんでした。 紅葉(黄葉)は2500mより上のダケカンバの黄葉が綺麗でした。 山全体では来週以降が見頃かも。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
信州百名山を終えて何処に登ろうかと思っていた。そういえば そろそろ高い山では紅葉も始まっているだろうと思い、ちょうど10月2日から南アルプススーパー林道はバスが北沢峠まで行くということなので地元の甲斐駒ケ岳に登ろうと思った 。
自宅から仙流荘までは20分ほどで行けるので、のんびり出発した。ところが仙流荘に4時半過ぎに到着すると、切符売り場にはすでに長い列が出来ていた。結局バスに乗れたのは5時50分だった。バスは混雑のため始発時刻の5時半前から出発したが、自分が乗れたのは7台目バスでぎりぎり、補助席も使って満席状態だった。2年ぶりの賑わい、やっぱり緊急事態宣言解除されたせいだろう。
なんとか北沢峠を7時前に出発することができた。早朝の混雑とはうってかわって登山道は人もまばらだった。多分ほとんどの人は仙丈ケ岳の方に行ったんだろうと思いながら登って行く、それでも先のバスで到着した登山者が何人か登っているほどで静かな山行だった。
1時間ほど登って双子山の稜線に出ると一気に眺望が開け、真っ青な空にダケカンバの黄葉が目に飛び込んできた。ここから一旦下って駒津峰に向かう途中の風景は山の斜面にぽつんとあるいはかたまってハイマツの緑の絨毯の上にまさに黄色い羊が遊んでいるようだった。
駒津峰に到着すると正面には黄色い帯を締めたような雄大な甲斐駒が姿を見せてくれた。黄葉は2500 M ぐらいから上が特に素晴らしく、黄色とハイマツの緑と岩の白そして上の青空 が目に焼き付いた。
甲斐駒には何度も登っているが、隣の摩利支天は一度も登ったことがないのでそちらに向かった。六方石からトラバースをしてぐるっと回って摩利支天の分岐まで移動、そこからまたトラバースして20 M ほど上がったところが摩利支天の山頂だった。山頂付近はなだらかな斜面で眺望も抜群だった。ここで遅い朝食をとった。誰もいない山頂は開放感いっぱいとても贅沢な時間だった。
その後分岐に戻り 20分ほど登れば甲斐駒ヶ岳山頂だった。さすがに山頂はたくさんの人が休憩していてとても賑やかだった。小休止をして下りは直登コースを選んだ。下って、六石方から駒津峰までのアップダウンが意外ときつかった。駒津峰にもたくさんの人が休憩していたので一気に仙水峠まで下ることにした。ダケカンバの黄葉の中に突入していく感じがとても面白かった。少し下って振り返ると山の上部が黄色く輝いていたのが印象に残った。
仙水峠からはまた登って栗沢山に行く予定だったが、家の近くの里山にきのこ採りに行きたくなって変更して仙水峠を下った。1名の下りの男性しか会わない静かなコースだった。当初仙水峠のコースは通行注意という情報を聞いていたのでどこだろうと思っていたのだが、仙水小屋から下った沢沿いが付近だった。ここが一昨年の大雨のせいで大きく荒れていて、以前使った登山道もだいぶ変更され何回か沢を横切る迂回ルートに変わっていた。それでも危険箇所にはロープがあって大丈夫だった。楽しみにしていた沢沿いの紅葉はまだ早くこれからだった。
下って長衛小屋キャンプ場には色とりどりのテントが並んで久しく無かったような賑わいがあった。山の紅葉が見頃になるのは少し先のようで、バスから桂の黄葉と一緒に甘い匂い楽しめる林道にはまだその先のようだ。
それでもダケカンバの黄葉が楽しめたので満足だった。
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