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記録ID: 35929
全員に公開
雪山ハイキング
甲信越

乗鞍岳(スノーシュー登山)

2009年03月20日(金) ~ 2009年03月21日(土)
 - 拍手
tamtam その他3人
GPS
27:00
距離
9.9km
登り
823m
下り
1,332m
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2009年03月の天気図
アクセス
観光センターから見た乗鞍岳
2009年03月20日 12:18撮影 by  DMC-FX55, Panasonic
3/20 12:18
観光センターから見た乗鞍岳
快晴です
2009年03月20日 13:43撮影 by  DMC-FX55, Panasonic
3/20 13:43
快晴です
雪煙
2009年03月20日 13:53撮影 by  DMC-FX55, Panasonic
3/20 13:53
雪煙
気温が高いため
雪がテカテカです
2009年03月20日 14:27撮影 by  DMC-FX55, Panasonic
3/20 14:27
気温が高いため
雪がテカテカです
空と木のコントラスト
2009年03月20日 15:01撮影 by  DMC-FX55, Panasonic
3/20 15:01
空と木のコントラスト
風が強くなってきました
2009年03月20日 15:10撮影 by  DMC-FX55, Panasonic
3/20 15:10
風が強くなってきました
お世話になった山荘
2009年03月20日 16:22撮影 by  DMC-FX55, Panasonic
3/20 16:22
お世話になった山荘
おいしい鍋でした
2009年03月20日 17:46撮影 by  DMC-FX55, Panasonic
3/20 17:46
おいしい鍋でした
夜明け前
2009年03月21日 05:48撮影 by  DMC-FX55, Panasonic
3/21 5:48
夜明け前
八ヶ岳から日が出てきました
2009年03月21日 05:52撮影 by  DMC-FX55, Panasonic
3/21 5:52
八ヶ岳から日が出てきました
時刻は5時45分頃
2009年03月21日 05:55撮影 by  DMC-FX55, Panasonic
3/21 5:55
時刻は5時45分頃
今日も焼けそうです
2009年03月21日 07:55撮影 by  DMC-FX55, Panasonic
3/21 7:55
今日も焼けそうです
畳平と後ろに白山
2009年03月21日 09:45撮影 by  DMC-FX55, Panasonic
3/21 9:45
畳平と後ろに白山
頂上から常念・穂高方面
2009年03月21日 10:06撮影 by  DMC-FX55, Panasonic
3/21 10:06
頂上から常念・穂高方面
恵比寿岳
2009年03月21日 10:07撮影 by  DMC-FX55, Panasonic
3/21 10:07
恵比寿岳
帰り道
2009年03月21日 13:13撮影 by  DMC-FX55, Panasonic
3/21 13:13
帰り道
中央アルプス
2009年03月21日 13:17撮影 by  DMC-FX55, Panasonic
3/21 13:17
中央アルプス
気持ちいい森の道
2009年03月21日 13:22撮影 by  DMC-FX55, Panasonic
3/21 13:22
気持ちいい森の道
撮影機器:

感想

スノーシューで乗鞍岳を登ってきました。
一年ぶりに埃をかぶったスノーシューを取り出す。
天気予報は微妙だったけれど、結果的には2日間とも日焼けが怖いほどの快晴でした。
コースはかもしか平までリフトで上がり、位ヶ原山荘まで。
2日目に大黒岳へ登って、今度は乗鞍ゲレンデ方面へ下り、そのまま下まで歩く。
本当は逆ルートの予定が、乗鞍ゲレンデのリフト故障のためこのルートになりました。
ここのスキー場は休日だというのに人もまばら・・・。
ゲレンデよりも、BCスキーヤーのほうが多いんじゃないかと思えるほど。

まずリフトを3本乗り継いで出発地点のかもしか平へ。
リュックをしょってリフトに乗るというのもおかしな感じで、
引っかかって落っこちそうになるし、降りる時も靴でダッシュすると転びそうだ。
スノーシューを履いて13時10分出発。
天気は快晴。気持ちいいくらいに晴れている=焦げる。
急いでほっかむりを被りサングラス。怪しいマダムへ変身する。
最初から急な登りで弱音を吐きつつ、徐々に体が慣れてきて楽になってくる。
振り返れば結構な傾斜。スノーシューって結構登れるんだと発見。
見上げれば剣ヶ峰が雪煙を上げている。

高度を上げると段々風が強くなってくる。
途中、ショートカットをしつつ、急斜面を降りたりする。
案の定私は転がってしまったけど、スノーシューって下れるんだとまた新しい発見。
そして15時半、位ヶ原山荘着。
ちょっと散策と思ったけれど、雲が出てきて八ヶ岳は見えず。
明日に期待することにして、小屋に戻った。
夕食はなんと鹿鍋!最後にうどんまでついて、大満足でした。
今日は3連休ということで、冬にしては混んでいるほうとの事でした。

翌日は5時起床、張り切って朝日を見に行く。
今日は風は少しあるけれどそこまでは寒くない。
朝焼けを見ていると、5時45分頃、きれいな朝日が八ヶ岳から顔を出した。
今日も快晴だ。

今日は、大黒岳を目指して歩く。
姿は見えるけれどなかなか距離が縮まらない。
日差しが強くて暑いけれど、間違っても目出帽は脱げない。
脱いだ途端に黒コゲになりそうだ。

ひたすら急な斜面を登り、登り、登り、、、そのうち強風が吹き出す。
今度は寒い、そして体を支えるのに精一杯で体を前に進ませるのがつらい。
なんとか県境までたどり着き、ここからはちょっと岩の出た道を登り、
稜線の風に耐えながら頂上へ。
目の前に穂高連峰がどーんと現れた。
常念、槍、穂高連峰に笠ヶ岳、ものすごい迫力で、雪山が聳え立っている。
あぁ、やっぱり山はいい・・・
赤岳で折れかけた(?)心がムクムクと復活した。
風よけ小屋でちょっと休憩して10時30分下山開始。
下りは途中でコロコロと転がりながら、BCスキーの人達のすべりを見つつ
気持ちよくスノーシューで駆け下りる。

11時30分、山荘に到着し、お昼ごはん。
おいしいごはん、そして寝っ転がるとぽかぽか陽気と青い空。
さっきの強風はなんだったんだろう・・・と思うくらいにもう春の気候だった。

そして12時過ぎ出発。
普通の傾斜もあるけれど、急な斜面をショートカットで行ったりもする。
途中、尻セードで急斜面を滑り落ちるところがあり、
私だけは怖くて怖くて滑れない。だって・・・これ90度くらいある(幻覚)。
勇気を持って滑り出したものの、心のどこかで止めたい気持ちがあったのか、
足が途中で引っかかり止まる・・・でも体は下へと滑り落ちて足がねじれた。
いたいー(/-_-\)
救出され、もう一度滑り落ちると、今度は大の字で斜めに着地。
失笑を浴びる。

その後からは滑ることに抵抗がなくなる。滑ってもここなら痛くない。
急な斜面あり、腐った道あり、森林が綺麗な樹林帯あり、
変化に富んだ楽しいルートだった。

そんなこんなで2時間くらい歩いてスキー場へ到着。
ここからはスコップをソリにして尻セード。
私だけが苦戦し、またしても置いてけぼりを食らう。
やっとの思いで下に向かうと、他の3人が満足気に待っていた。
どうやらものすごく満喫したらしい。

天気、人、景色、経験、全てに恵まれた最高の山でした。
今年は使わないと思ってたスノーシューも、一年分くらい使ったし、
新しい使い方も発見できた。
家に帰ると、ねじった足がちょっと痛い。
そして次の日に起きると久しぶりに全身筋肉痛だった。
スノーシューは登山とはまた違った筋肉を使うらしい。

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コメント

激しく晴れですね!
いつもながらの晴れ運に激羨です
日差しも強そうですね。
怪しいマダム風も気になるところです

すっかり春モードの下界ですが
2000越えると結構な雪ですね。

尻セードとは?何か下に敷いて滑るの?
気持ちよさそう&痛そう
2009/3/24 9:19
皮がむけました。。。
その後やっぱり顔の皮がむけてしまい、
シミが気になる今日この頃です。

去年は行く山行く山晴れだったのですが、
今年は天気運が悪いんです。。。
赤岳は吹雪、その後は雨のため
計画が2度も中止になっています(T_T)
今年の夏山が不安です(笑)。

尻セードは、お尻で滑るのですが、
ベチャ雪でうまく滑れず、
スコップをソリにして滑りました。
私はうまくできずにもがいてましたが、
子供心に戻れて楽しいですね(*^。^*)
2009/3/26 20:39
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