槍ヶ岳 新穂高から日帰り
- GPS
- 10:11
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 2,164m
- 下り
- 2,197m
コースタイム
(トータル9時間55分)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
台風の影響でしょうか、紅葉はかなり散ってしまったようです。 この時期は雪、雨両方の準備が必要です。 その日の山域と気象条件によって臨機応変な装備の検討と、入山あるいは撤退の正しい判断が求められます。 夏山、秋山のシーズンは終わり、北アルプスはいよいよ雪の季節となってきました。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
一度はトライしたかった槍ヶ岳日帰り。
2日前の台風の影響で北アルプスにも積雪がありました。
軽装での日帰りは今シーズンラストチャンスだと思い、決行しました。
暗闇の新穂高を4:50に出発。
放射冷却でかなりの冷え込みだが晴天が期待できそう。
林道をハイペースで歩いていくと白出沢出合あたりで夜が明ける。
単調な沢筋が続くので槍平までがずいぶんと長く感じられる。
飛騨沢は2700m付近から2日前の積雪が残っていて深さは10〜15センチ程度。
ゴアテックスのトレランシューズにショートスパッツでもまったく問題なし。
急登はほとんど無く快調に高度を稼ぐが、飛騨沢はまったく日が当たらないので寒さがこたえる。
念のために持ってきたフリースの手袋がありがたい。
9:20槍ヶ岳山荘に到着。ここで初めての大休止。
そしていよいよ山頂アタックへ。
足場が所々氷化しているので慎重に登って今シーズン2回目の槍ヶ岳登頂。
真夏なら大混雑の山頂もさすがにこの時期はガラガラ。
うっすらと雪化粧した大パノラマを楽しんだあと下降開始。
氷化したツルツルの足場にトレランシューズでは少し緊張する。
普段クサリを触ることはほとんど無いが、この時ばかりは心強く感じた。
山荘の休憩所に立ち寄り、コーラでエネルギーチャージして10:35出発。
飛騨沢は順調にかっ飛ばしたが槍平を過ぎた頃からなかなかペースがあがらなくなり、ふと眠気も襲ってくる。
最後の林道をぼんやり歩いていると突然グキッと足首をひねってしまった。
なんでもない平坦なところでも気が緩むとこんなヘマをしてしまうものか・・・。
最後まで気を抜いてはいけない。
残り3.5kmをストックに寄りかかりながら必死で歩く。
何とか14:45下山完了。
トータル9時間55分、体力的には若干余裕があった。
もっと早立ちすればこれに北鎌周回のオプションも追加可能かもしれない。
と調子に乗って考えてみたが、僕の体力ではちょっと無理か。
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