記録ID: 3599418
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沢登り
赤城・榛名・荒船
市ノ萱川道平川 左俣遡行・右俣下降
2021年10月03日(日) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 05:52
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,450m
- 下り
- 1,452m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 5:53
距離 11.1km
登り 1,457m
下り 1,464m
ルートはEtrex20XのGPSデータです。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●参考資料 東京起点 沢登りルート100 市ノ萱川道平川(いちのかやがわどうひらがわ) 1級上/掘 ●左俣遡行 駐車スペースの脇を流れているのが市ノ萱川道平川でゲートより数分で堰堤があり、その先が入渓地点と入りやすい沢。 入渓しばらくすると二俣で左俣を進む。出だしの小滝と釜、時期によりドボンしたいところだが寒そうで今回は右から行った。 すぐにイイ感じのゴルジュとナメが待っていてなかなか良い雰囲気。 緩やかな沢で小滝も登りやすい。 ルート100のドーム状に周囲が高い壁に囲まれた二俣は、滑っていると書かれていたがそれほどでもない。ホールドスタンス豊富でロープは出さず。 2段15mは巻いたが、ryujiは登れそう(夏ならチャレンジした)と言っていた。 その後の分岐、右が沢音が強く行きたくなる渓相だったが左が正解。 なお分岐が数回あり、適宜トヤ山方面の沢筋を詰める。正面が立ってきたところで左の尾根に乗り、急斜面をひと登りすると稜線に出ました。 トヤ山は思いのほか好展望で、浅間山、妙義山が大きく見える。上州の鹿岳辺りも見える。 ●右俣下降 トヤ山から鞍部に降りるまでの稜線歩きは若干勾配が急で滑りやすい箇所があり注意。鉄塔が出てきて少し先が下降ポイント。沢に降りるまでもそれほどいやらしい所はないが、沢に降り立ってみると落ち葉が多く沢が見えにくい。下手すると落ち葉の下の岩の隙間に足を取られそうで不安定なので沢にはなるべく入らずに下降する。 一部沢を降る箇所もあるがロープは不要でした。 大規模な崩落個所が左手にあり、少し歩くと左手に林道が見え、あとは林道歩き。数か所崩落で林道に落石が転がっている箇所あるもおおむね歩きやすい。 |
その他周辺情報 | ●温泉 八千代温泉 芹の湯で汗を流しました(500円也)。 上質のヌルヌル・スベスベ感、塩っぽい泉質。 浴槽は4人位がちょうど良いか。食事もできます。 ●食事 下仁田に戻る途中にある「じいとばあ」にていただきます。 下仁田ネギの天ぷら、こんにゃくをいただきました。 こんにゃく定食は3種類のこんにゃくを楽しめてお勧めです。 |
写真
感想
上越ナルミズ沢の予定でしたが台風到来。土曜は影響少ない可能性が高いが大事を取って延期し、日曜日帰りで上州の沢に行くことになった。
西上州の沢は初めてでヒルがいると言われていたが今回は出合わず良かったわー。時期的に寒くなってくると出なくなるのでこれからの時期が西上州の沢としては良いのかもしれない。朝は秋の寒さで雨具を着てスタートしたが、遡行開始すると暑くなってきてすぐにいつものスタイルに。
懸念していた水は、先々週の赤木沢に比べれば温かく気持ちよいくらいだったが、さすがにドボンして思いっきり水を浴びたいという気持ちにはなれなかった。最大で腿あたりまで浸かりましたが、ほぼ水に入らずに遡行できる。思いのほかきれいなナメもあって気持ちよい沢でロープを使わないでも登れるのが良いのだが、中盤過ぎると涸沢になり沢登りとしては少々物足りなさは感じた。
それでも稜線に詰めた時にとや山から見える展望はなかなかで達成感はある。下りは右俣を使ったが、落ち葉の堆積で下の岩が見えず少々神経を使う。沢下降というよりも沢沿いを下降と言った感じだった。ロープを使う箇所はなし。
10月はさすがに寒くて沢登りは無理かと思っていたが意外に大丈夫だったので、今年はもう少し沢を楽しむことになるだろう。
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コメント
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ナルミズはいつ行けるんだろうねぇ…
紅葉にはまだ早かったけど、やっとヒルがいない西上州エリア!
道平川、水も綺麗だし釜も深いところもあるし、水に浸かるには躊躇う気温よりも適した時期があるはずだが、アイツだけは嫌。
先行者と出会った2段15m
私たちの左後方を指して巻道を教えてくれた。
頭上には大きな岩があり、そのトップを越える高巻きに思えた。
が、フリーで滝を上り見てみると大きな穴が開いている。
あそこをくぐってみるのもまたアリだなと思った。
尾根に出る選択肢は沢山あった。とや山に行くのが目的でもあったので、そっちに舵取り。
尾根に出たら痩せ尾根で西上州っぽいなぁと。
とや山からの景色はご褒美となる。暑くなると思って買った炭酸。夏なら常温に戻ってるはずだが、まだ冷たい。そんな所で季節を感じる。
とや山からの下山。
いきなりFIXもない滑り台?と思わせる急な箇所が…ホールド感がいい岩があったからいいが、それでも滑らないように気を使う。
迷いやすい所にはピンクテープもある。
沢下降は、沢を見つつ山の方が歩きやすいのか?と思った程、枯葉の堆積深かった。小滝の着地点で足抜けたらどうしよう…とヒヤヒヤした。
かつては車も通っていた道路に出たらもう動く歩道の如く快適。土砂崩れ復旧箇所の手前には植林作業中?とも思えるエリアもあったので今も人は入っているのだろうな。
秋晴れの空に広がる奇岩を見ながら駐車場着。
芹の湯は日替わりで男女の風呂が変わる。
貴重品入れの無料ロッカーあり。ドライヤーが1つあった。
男湯は大盛況だったが、女湯は私ともう1人だけ。後の方が入ってくるまでずっと貸切でゆっくり浸かれた。風呂内に時計はないが、会話はお互い筒抜けなので、出たかどうかは分かり易い。
外には犬と鴨がいる。どちらも懐っこいので営業的に一役かっていそうだ。
また来そうな西上州。この温泉にも再び来そうだ♩
私は沢登りの技量が無いので、当日も水に浸からない様に「高巻き」を駆使してトヤ山を目指しました。
ソロなので慎重に歩いた為、時間がかかり疲れました(本当は歳のせい)。
コメントありがとうございます。
そして巻道を教えて頂き有難うございましたm(_ _)m
ソロ遡行の経験がない私にしてみたら、ソロ遡行の方が凄いのと、慎重にならざるを得ないのは致し方ないかと思います。
あのトンネルは下からでは見えなかったし、教えてもらわなければ気づかずに行ってしまったかもしれないので、アレか!と確認した時はちょっと興奮しました。
そしてあの日、私達もなるべく濡れたくなかったのと、実際あの滝は出だし濡れるし滑りそうだし躊躇しましたが、近くに行くとホールド、スタンス豊富で滑らなかったので安心しました。
これからもお互い無事帰れるよう、沢登り他楽しみましょう♩
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