ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 360673
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
氷ノ山

・戸倉峠から氷ノ山を越える激藪山行 ★第19回 兵庫県境200Kmの縦走に挑む (兵庫県宍粟市・鳥取県八頭郡)

2013年10月18日(金) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 兵庫県 鳥取県
 - 拍手
yamaya その他9人
GPS
09:47
距離
12.1km
登り
705m
下り
392m

コースタイム

仝境行程 
 ◆所要時間 9時間50分  ●歩行距離 13.3Km  ▲総上昇量 756m

∩換堋 
  ※同上

 05:50【◆踏査開始点】戸倉峠(とくらとうげ)
 06:45「1073mPK」
 07:55 二ノ丸「△1182m」〜08:10
 09:35 オアシス休憩適地 〜09:50
 12:45 三ノ丸休憩所 〜13:20
 13:25 三ノ丸「△1464m」
 14:25 氷ノ山(ひょうのせん)「機ε戚勝氷ノ山(ひょうのやま)△1509.62m」〜14:40
 15:40【◆踏査終了点】氷ノ山越(ひょうのせんごえ)避難小屋

天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
❶乗用車【◆踏査開始点】
・国道29号の新戸倉トンネル東から旧道に入り、道なりに登り切れば戸倉峠に着く。
 前夜(17日)に峠の先の広場に駐車し、翌朝の早出に備えてテント泊。

❷乗用車【◆踏査終了点】
・国道29号から国道482号を北上。氷ノ山自然ふれあい館を過ぎ、
 現在行き止まりの桑ヶ峠(19日の下山予定地)にデポする。
コース状況/
危険箇所等
◆山行概要≪核心部≫

 〜位襪聾輿卞修縫謄鵐箸鮴澑弔掘∩當から植林の県境尾根に乗る。

 二ノ丸までは藪も比較的薄く、順調に進む。

 この先から核心部になり、三ノ丸へ濃密なネマガリタケの藪を漕いで登り、
  疲れ果てた頃に登山道の休憩所に着く。
 
 ぐ貳姪仍各擦派好了鎧劃困ら氷ノ山越避難小屋へ下って宿泊し、明日の縦走に備える。

 


ルート詳細図(クリック➡詳細ページ➡クリック拡大)
ルート詳細図(クリック➡詳細ページ➡クリック拡大)
兵庫県境踏査 進捗図
2
兵庫県境踏査 進捗図
前夜から戸倉峠に入ってテント泊
2013年10月17日 18:23撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
2
10/17 18:23
前夜から戸倉峠に入ってテント泊
夜明け前に、入念なウォーミングアップをします。
2013年10月18日 05:27撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
1
10/18 5:27
夜明け前に、入念なウォーミングアップをします。
戸倉峠から県境踏査を開始
2013年10月18日 05:42撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
1
10/18 5:42
戸倉峠から県境踏査を開始
一級水準点を通過
2013年10月18日 05:56撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
1
10/18 5:56
一級水準点を通過
美しいブナの原生林に入ります
2013年10月21日 11:49撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
2
10/21 11:49
美しいブナの原生林に入ります
ヌタ場と化した湿地
2013年10月18日 06:57撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
10/18 6:57
ヌタ場と化した湿地
ネマガリタケもポキポキ折れて勢いがありません
2013年10月18日 07:22撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
1
10/18 7:22
ネマガリタケもポキポキ折れて勢いがありません
時折、巨樹に出合います
2013年10月18日 07:35撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
1
10/18 7:35
時折、巨樹に出合います
杉の植林帯を快調に進みます
2013年10月18日 07:48撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
10/18 7:48
杉の植林帯を快調に進みます
二ノ丸周辺の秘境の地にもこんな快適な場所があります
2013年10月18日 07:52撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
1
10/18 7:52
二ノ丸周辺の秘境の地にもこんな快適な場所があります
次第に濃くなる笹を分けて進みます
2013年10月18日 08:08撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
1
10/18 8:08
次第に濃くなる笹を分けて進みます
厳しい藪の中にもオアシスのような空間が現れます
2013年10月18日 09:48撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
10/18 9:48
厳しい藪の中にもオアシスのような空間が現れます
日本庭園のようです
2013年10月18日 09:56撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
2
10/18 9:56
日本庭園のようです
三ノ丸手前から核心部の濃密な藪に突入します
2013年10月18日 10:08撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
1
10/18 10:08
三ノ丸手前から核心部の濃密な藪に突入します
高木を目当てに進みます
2013年10月20日 07:59撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
2
10/20 7:59
高木を目当てに進みます
こんな藪が長時間続き、我慢比べを強いられます。
2013年10月18日 12:25撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
1
10/18 12:25
こんな藪が長時間続き、我慢比べを強いられます。
ようやく「三ノ丸休憩所」が見えてきました。
2013年10月18日 12:40撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
1
10/18 12:40
ようやく「三ノ丸休憩所」が見えてきました。
休憩所からは、県境に沿った登山道を歩きます
2013年10月18日 13:16撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
10/18 13:16
休憩所からは、県境に沿った登山道を歩きます
坂ノ谷登山口との分岐を通過
2013年10月18日 13:19撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
10/18 13:19
坂ノ谷登山口との分岐を通過
三ノ丸避難小屋を通過
2013年10月18日 13:22撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
10/18 13:22
三ノ丸避難小屋を通過
ガスが迫る三ノ丸の山頂に到着
2013年10月21日 11:39撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
10/21 11:39
ガスが迫る三ノ丸の山頂に到着
三ノ丸の山頂展望台
2013年10月21日 11:39撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
10/21 11:39
三ノ丸の山頂展望台
一等三角点の埋まる氷ノ山山頂
2013年10月21日 11:41撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
2
10/21 11:41
一等三角点の埋まる氷ノ山山頂
登山道脇の急峻な「こしき岩」を見上げて通過
2013年10月18日 14:54撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
10/18 14:54
登山道脇の急峻な「こしき岩」を見上げて通過
県境踏査終了点の「氷ノ山越避難小屋」へ無事に着きました。今夜はここで宴会だ〜♪
2013年10月21日 11:43撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
2
10/21 11:43
県境踏査終了点の「氷ノ山越避難小屋」へ無事に着きました。今夜はここで宴会だ〜♪
撮影機器:

感想

【感想・コメント】

・この県境ルートは、2年前に仲間と宍粟市境界縦走時に通過していますが、三ノ丸あたりのネマガリタケの密生は
 まだまだ健在で、激しい藪漕ぎを体感できる貴重な山域が残っていました。

・濃密な藪にも、自然にできた日本庭園のようなオアシス空間が現れることがあり、「苦あれば楽あり」が
 しみじみと実感できるのも絶望的な藪漕ぎの醍醐味かも知れません。

■山行詳細記録

★05:50【◆踏査開始点:戸倉峠】
 ・前夜、峠の広場でテントを設営し、夜明け前に地元からやって来た仲間2名と合流して総勢10名で出発する。
 ・緩やかな杉の植林尾根を少し登ると、一級水準点が埋まっていた。
 ・やがてブナの原生林と人工林が交互に現れるようになる。
★06:45【1073mPK】
 ・このあたりの薄いネマガリタケは、ポキポキ折れて衰退が著しい。
★07:00【山上池】
 ・以前の山上池もヌタ場と化した大きな湿地になって獣の気配を感じる。
 ・やがて防火帯に出て、除伐中の植林帯を抜ける。
★07:55【二ノ丸 △1182m】〜08:10
 ・二ノ丸は、疎林の高木に囲まれた平坦な場所で実に快適だが、展望は全くない。
★09:35【オアシス休憩適地 】〜09:50
 ・次第に濃くなる笹を分けて進むと、厳しい藪の中にもオアシスのような空間が現れ、一息入れる。
★12:45【三ノ丸休憩所】〜13:20
 ・今回の核心部の濃密なネマガリタケの藪を漕いで登り、精神的にも疲れ果てた頃に背丈のササ藪の向こうに
  休憩所の屋根が僅かに見えた。
 ・登山道に出て休憩所に向かい、しばしの休憩をとると皆に笑顔が戻る。
 ・ここで宍粟の仲間2名が、予定どうり帰宅の都合で下山する。
★13:25【三ノ丸 △1464m】
 ・休憩所からひと登りで、ガスが迫る三ノ丸の山頂に到着。
  高みに山名標柱が建ち、木製の展望台まである。
★14:25【氷ノ山 帰1509.62m】〜14:40
 ・県境に沿った登山道を進み、一等三角点の埋まる氷ノ山山頂に着いたが、あいにくのガスで展望が得られない。
  地元の役所の方2名が、展望パノラマの撮影にこられていたが、諦めて下山していかれた。
 ・我々も記念写真を撮って山頂を辞し、コシキ岩の基部を抜けて氷ノ山越に向かう。
★15:40【◆踏査終了点:氷ノ山越】
 ・乢にある避難小屋に着き、水を確保し宴会準備をする。
  小屋の内部は思ったよりも広く、2階(5名)もあるので8名が泊るには十分だと思っていると、
  地元のハイカー1名が泊りにやってきた。
  自宅から歩いてきたそうで、氷ノ山にはよく来ているとかで話がはずむ。
 ・午後7時頃に賑やかなプチ宴会を終え、明日に備えて就寝したが、深夜から雨音が聞こえてきた。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1795人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら