・戸倉峠から氷ノ山を越える激藪山行 ★第19回 兵庫県境200Kmの縦走に挑む (兵庫県宍粟市・鳥取県八頭郡)
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- GPS
- 09:47
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 705m
- 下り
- 392m
コースタイム
◆所要時間 9時間50分 ●歩行距離 13.3Km ▲総上昇量 756m
∩換堋
※同上
05:50【◆踏査開始点】戸倉峠(とくらとうげ)
06:45「1073mPK」
07:55 二ノ丸「△1182m」〜08:10
09:35 オアシス休憩適地 〜09:50
12:45 三ノ丸休憩所 〜13:20
13:25 三ノ丸「△1464m」
14:25 氷ノ山(ひょうのせん)「機ε戚勝氷ノ山(ひょうのやま)△1509.62m」〜14:40
15:40【◆踏査終了点】氷ノ山越(ひょうのせんごえ)避難小屋
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・国道29号の新戸倉トンネル東から旧道に入り、道なりに登り切れば戸倉峠に着く。 前夜(17日)に峠の先の広場に駐車し、翌朝の早出に備えてテント泊。 ❷乗用車【◆踏査終了点】 ・国道29号から国道482号を北上。氷ノ山自然ふれあい館を過ぎ、 現在行き止まりの桑ヶ峠(19日の下山予定地)にデポする。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆山行概要≪核心部≫ 〜位襪聾輿卞修縫謄鵐箸鮴澑弔掘∩當から植林の県境尾根に乗る。 二ノ丸までは藪も比較的薄く、順調に進む。 この先から核心部になり、三ノ丸へ濃密なネマガリタケの藪を漕いで登り、 疲れ果てた頃に登山道の休憩所に着く。 ぐ貳姪仍各擦派好了鎧劃困ら氷ノ山越避難小屋へ下って宿泊し、明日の縦走に備える。 |
写真
感想
【感想・コメント】
・この県境ルートは、2年前に仲間と宍粟市境界縦走時に通過していますが、三ノ丸あたりのネマガリタケの密生は
まだまだ健在で、激しい藪漕ぎを体感できる貴重な山域が残っていました。
・濃密な藪にも、自然にできた日本庭園のようなオアシス空間が現れることがあり、「苦あれば楽あり」が
しみじみと実感できるのも絶望的な藪漕ぎの醍醐味かも知れません。
■山行詳細記録
★05:50【◆踏査開始点:戸倉峠】
・前夜、峠の広場でテントを設営し、夜明け前に地元からやって来た仲間2名と合流して総勢10名で出発する。
・緩やかな杉の植林尾根を少し登ると、一級水準点が埋まっていた。
・やがてブナの原生林と人工林が交互に現れるようになる。
★06:45【1073mPK】
・このあたりの薄いネマガリタケは、ポキポキ折れて衰退が著しい。
★07:00【山上池】
・以前の山上池もヌタ場と化した大きな湿地になって獣の気配を感じる。
・やがて防火帯に出て、除伐中の植林帯を抜ける。
★07:55【二ノ丸 △1182m】〜08:10
・二ノ丸は、疎林の高木に囲まれた平坦な場所で実に快適だが、展望は全くない。
★09:35【オアシス休憩適地 】〜09:50
・次第に濃くなる笹を分けて進むと、厳しい藪の中にもオアシスのような空間が現れ、一息入れる。
★12:45【三ノ丸休憩所】〜13:20
・今回の核心部の濃密なネマガリタケの藪を漕いで登り、精神的にも疲れ果てた頃に背丈のササ藪の向こうに
休憩所の屋根が僅かに見えた。
・登山道に出て休憩所に向かい、しばしの休憩をとると皆に笑顔が戻る。
・ここで宍粟の仲間2名が、予定どうり帰宅の都合で下山する。
★13:25【三ノ丸 △1464m】
・休憩所からひと登りで、ガスが迫る三ノ丸の山頂に到着。
高みに山名標柱が建ち、木製の展望台まである。
★14:25【氷ノ山 帰1509.62m】〜14:40
・県境に沿った登山道を進み、一等三角点の埋まる氷ノ山山頂に着いたが、あいにくのガスで展望が得られない。
地元の役所の方2名が、展望パノラマの撮影にこられていたが、諦めて下山していかれた。
・我々も記念写真を撮って山頂を辞し、コシキ岩の基部を抜けて氷ノ山越に向かう。
★15:40【◆踏査終了点:氷ノ山越】
・乢にある避難小屋に着き、水を確保し宴会準備をする。
小屋の内部は思ったよりも広く、2階(5名)もあるので8名が泊るには十分だと思っていると、
地元のハイカー1名が泊りにやってきた。
自宅から歩いてきたそうで、氷ノ山にはよく来ているとかで話がはずむ。
・午後7時頃に賑やかなプチ宴会を終え、明日に備えて就寝したが、深夜から雨音が聞こえてきた。
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