朝明から羽鳥峰・根の平峠縦走とおまけでブナ清水・きのこ岩
- GPS
- 07:09
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 994m
- 下り
- 989m
コースタイム
全行程12km、コースタイム7時間7分
天候 | 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ブナ清水に入る分岐は道標もあり判り易いが、いったん入り込むと、踏み跡も薄く、地図読みが出来ない人は入らない方が無難。 |
写真
感想
本当は朝明からお金明神に行く予定だったのですが、前の晩から雨が降っていた事もあり、急遽羽鳥峰峠〜根の平峠の縦走、周回コースに変更しました。
朝明駐車場に着いた時は料金徴収のおじさんのみ。最近、御在所ばかり登っていたので、がらんとした駐車場が新鮮でした(まだ、雨が残っていた事もありますが)。
料金所のおじさんからは、羽鳥峰峠に行くなら林道では無く、猫谷を行った方が良いと言われ(分岐点の写真まで見せて説明してくれた)その通りに行く事となりました。長々林道を歩いた後、山道にスイッチしてからは、縄だるみ堰堤や景色を楽しみながら、あっさり峠に到着。
羽鳥峰峠からは、最初の砂の斜面以外は緩やかなアップダウンが続き、途中の金山、水晶岳も、山頂らしい感じがしません(水晶岳は山頂の表示も無し)。また、周りの景色がガスででおおわれている為か、根の平峠まで特に感動する箇所も無く着いてしまいました(但し、朝明側が崖の箇所が多く、積雪時は要注意と思う)。そこで、急遽ブナ清水から、きのこ岩、青岳の約3時間の周回コースを追加しました。
ブナ清水分岐からは何本もの川を横断、小さい滝も多くあり、面白かったですが、肝心なブナ清水は曇天だった為か、それ程感動しませんでした(晴れていたら木漏れ日もあり、感じが違ったと思うが)。
ブナ清水から先は、小さい尾根を何本も超える事となり、踏み跡薄く、テープもまばらでしたが、、持って来ていた「こもの登山マップ」が2万5千分の1の地形図にそのままコースを書いている地図なので、コンパスと合わせて、久々にルートファインディングを楽しめました。(山と高原地図あったが、コースが適当に書かれているので役に立たない)
ハライドから来た尾根に合流してからは踏み跡、標識もしっかりしていますが、木に囲まれたコースなので視界はあまり開けていません。でも、何箇所か朝明側の斜面に抜ける分岐が有り、そこからは、朝明渓谷がきれいに見渡せました。
きのこ岩に着き、今日初めての他の登山者に会いました。見晴らしも良く、ここまで歩いてきたコースが全部見渡せ、ちょっと感動しました。
県境尾根と合流してから、青岳までは5分程度でしたが、青岳も国見岳に登る途中のちょっと高い場所という感じで、同じく、山頂という感じではありません。でも、国見尾根、鈴鹿方面がよく見渡せます。
青岳から根の平峠迄の県境尾根は、今まで歩いて来た県境尾根と違って、道中岩場(奇岩)が道を遮る箇所も多く、かつ、急斜面で、下りとは言え、足に多少なりとのダメージを与え、疲れました。
根の平峠から朝明駐車場までの旧千種街道は、最初こそ急な下りでしたが、その後はコンクリ舗装も残る廃(車)道となり、壁の水抜きに塩ビ管を使っていることから、戦後もしばらくは使われていたと思われます。でも、その割には荒れ方が激しく、寂れるときは早いものだと痛感。そうこう言っている内にも道はアスファルト舗装になり、行き歩いた道に合流して駐車場に帰ってきました。ここで、2グループ目の登山者と会いましたが、駐車場には車は4台のみ。料金徴収のおじさんの車もどこかに行っていました。(そりゃ車4台では番をしてても儲からないでしょう)
全体として、御在所、竜ヶ岳、藤原岳と比べて人も少なく、コースバリエーションも多いので、地図、その他の準備を怠ってなければ、朝明渓谷周辺は良いと思いました(今まで上記3つの山が中心でした)。特に、御在所岳の人の多さに辟易している人には(私自身も含めて)ぴったりと思います。
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