御嶽 (濁河温泉〜ロープウェイ)
- GPS
- 08:02
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,429m
- 下り
- 1,062m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 7:55
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
霊峰御嶽。
4年前にこの付近を訪れた時には、開田高原から姿を眺め、雪を纏った雄大な姿に感服するとともに、噴火で亡くなった人たちに思いをはせたのでした。
そして今年はようやく全国の緊急事態宣言も解除となり、また山頂までの通行規制解除期間ももうすぐ終了ということを知り、急遽出向くこととしました。2年ぶりの100名山カウントアップの再開です。
ロープウェイからのピストンではこの山のごく一部しか味わえないのではと思いましたので、濁河温泉に前泊。にごり湯の温泉を堪能して、朝6時過ぎに宿を出発しました。
この温泉地はすでに標高1800mの地点にあり、紅葉もすでに良い感じになっています。晴天で天候にも不安がないものの、それでも3000mの山頂まではかなりの標高差があります。
登山道は木道や階段を含めてとてもよく整備されており、地元の方々の深い愛着を感じることができました。
登山道からの紅葉は本当に素晴らしく、湯の花峠見る対岸の山肌は特に見事でした。
森林限界を超え、ハイマツ帯にはいるとホシガラスの鳴き声なども聞こえ、高山にきたなあという雰囲気になってきます。
3時間半ほどで五の池小屋のある飛騨頂上に到着。向こう側に見える三ノ池は深く碧い色をしており、一切経山の「魔女の瞳」を思わせるようなものでした。
五の池小屋を後にして縦走にはいります。摩利支天分岐を経由してサイノ河原、ニノ池と変化に富む景観の中を進んでいきます。ニノ池は火山灰が堆積しているのか灰色の「死の池」の趣で鮮やかな三ノ池との対比が面白く感じました。
そこからは剣ヶ峰までの登り返しになり、山頂までは険しい登りですが、最後は階段を登って立派な祠のある山頂に辿り着きました。
ロープウェイを目指しての下山はかなりの急斜面で、宗教的な建築物が多いので濁河温泉側の登山道とはかなり異なった印象を受けます。
紅葉の季節の休日ですのでロープウェイはさぞかし混雑しているのではと思いましたが、並んで待っている人はおらず待ち時間ゼロでしたのでそこはやや拍子抜けの感じでした。
天気にも恵まれましたし、紅葉も良く、また濁河温泉側から縦走したことで宗教的な部分だけでないこの山の多様な表情が見れらてよかったと思います。
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