鳩ヶ峰(裏参道からの石清水八幡宮)

2021年10月09日(土) [日帰り]

• GPS: 02:58
• 距離: 6.1km
• 登り: 276m
• 下り: 265m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:03
• 休憩: 0:54
• 合計: 2:57

12:33 八幡市駅
13:06 13:32 石清水八幡宮
13:52 13:56 鳩ヶ峰
14:39 14:54 男山山上駅
15:18 15:27 飛行神社
15:30 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

京阪「石清水八幡宮」駅（旧八幡市駅 2019年10月改名）

コース状況／危険箇所等

駅前から石清水八幡宮 一の鳥居まですぐ。表裏とも石段参道。
鳩ヶ峰へは駐車場を西へ抜けて行くが、山頂への道(こもれびルート)は車道から
直接分かれてはおらず、一度「男山レクリエーションセンター」の門を通り
展望台に上がって抜けていく。
至る所に「こもれびルート」の杭が立っており民有林への立ち入りを戒める
貼り紙もあるので、人の道から外れなければ山道で迷うこともない。

写真

10/9 12:37

石清水八幡宮 一ノ鳥居から見上げる鳩ヶ峰。鳥居の扁額「八」の字は二羽の鳩

10/9 12:40

頓宮殿とコンクリート瓦礫のオブジェ「再生」

10/9 12:44

裏参道を行く

10/9 12:47

森の女王への貢ぎ物に！(妄想)

10/9 12:48

Do not Disturb

10/9 12:49

柵の石杭に合わせて四拍子で上る

10/9 12:51

竹雨水。中に水が溜まっている。湧き水か？

10/9 13:00

萩坊跡。ほかにも○○坊跡なるものがいくつかあった。ここは、そのまま奥へ行くと表参道に繋がる模様

10/9 13:08

南総門から覗けば、なぜか斜に構える本殿(国宝)

10/9 13:12

モノリスではなく「涌峯塔(ゆうほうとう)」という名の給水塔

10/9 13:15

エジソンは偉い人〜♪

10/9 13:23

本殿が斜に構えているわけは、参拝者が参道を戻るときに背を向けてしまうことにならぬよう……とのこと

10/9 13:47

男山レクリエーションセンター。鳩ヶ峰山頂へも、一旦こちらから入っていく

10/9 13:54

鳩ヶ峰山頂142.5m

10/9 13:55

鳩ヶ峰國分寺跡の石碑とケルンと二等三角点(八幡)

10/9 14:00

その名も「こもれびルート」

10/9 14:09

男山ケーブルカーの線路

10/9 14:10

京阪の鉄橋。向こうに伏見桃山城

10/9 14:14

ケーブルカーの鉄橋としては日本一の高さ

10/9 14:16

杉山谷不動堂

10/9 14:25

神應寺

10/9 14:39

再び裏参道から舞い戻って展望台

10/9 14:40

天王山が見えた！

10/9 14:41

愛宕山

10/9 14:41

比叡山と京都タワー

10/9 14:49

宇治方面

10/9 15:03

松花堂弁当の由来、松花堂茶室の跡

10/9 15:14

放生川(ほうじょうがわ)と安居橋(あんきょばし)

10/9 15:21

飛行神社の花手水

10/9 15:21

飛行神社。ライト兄弟よりも先に飛行機の原理を発見した人物」とも言われる二宮忠八の建立で、武田薬品創業の武田長兵衛、塩野義製薬創業の塩野義三郎らを薬祖神とする薬光神社もある

10/9 15:25

ギリシャ風の拝殿

10/9 15:26

岸和田漁港に引き上げられた零式艦上戦闘機(零戦)の機首部と金属製の鳥居

10/9 15:29

放生川(ほうじょうがわ)にかかる全昌寺橋(ぜんしょうじばし)から見上げた鳩ヶ峰

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ10 パナソニック

感想

kumakumo

昨年末、天王山に登った際、旗立松の展望台から、桂川の向こうに
ずんぐりと横たわっている山が見えた。少し乗り出したら頭の天辺
が見下ろせるぐらいの、弟分みたいな山。頂上近くに石清水八幡宮
があり、ケーブルが通っているという。
あちらからこちらを見上げたらどんな感じかな……。ずっと心のポ
ケットに入れっぱなしだった好奇心を、ふと思い出して取り出して
みた。石清水八幡宮のある鳩ヶ峰から天王山を仰ぐことはできるか。

京阪「八幡市」駅は、ちょうど二年前から「石清水八幡宮」という
駅名に変わっており、少し歩けば一ノ鳥居。二ノ鳥居の手前からは、
早く山頂へ上りたい一心で選ぶ裏参道。境内に散らばるいろいろな
僧坊跡、寺社の跡等々、見どころの一つ一つに足を止めつつも、よ
うやく辿り着いた総門の奥で、国宝の立派な本殿がなぜか斜に構え
ている。

本殿と仲間のお社群をぐるりと見た後、エジソン記念碑、モノリス
のような給水塔などがある、いわばライフラインの広場ともいえる
領域を通過。一路、鳩ヶ峰山頂へ。これは、散策コース「こもれび
ルート」の一部だが、途中、男山レクリエーションセンターを通過
するようになっている。ふと、ショッピング施設に立ち寄る羽目に
なるバスツアーを連想した。

こうして、鳩ヶ峰山頂に到着。八幡市最高点とある。三角点もある。
けれども眺望はない。石清水八幡宮の西側に来ているのだから、川
向こうの天王山を見るにはうってつけなのに。
そういえば、裏参道を散々上がったところで御社殿(本殿)と展望台
の分岐点があった。まずはお参りしてからと御社殿の方へ上がり、
そのまま山頂に来てしまったのだ。

山頂から下る途中、展望台横が終点のケーブルの鉄橋を目の前に見
た。しかし、展望台につながる道はとうとうなかった。その展望台
から天王山が見えるかどうかはわからないが、こうなったらふりだ
しに戻るしかない。再び一ノ鳥居をくぐり、裏参道を駆け上がれば
10分足らずで展望台。わざわざ「京都随一の絶景ポイント」と立
て看まである。
まっしぐらに展望手すりの一番西側へ駆けつけると、待望の天王山。
全貌ではないけれど、私も身を乗り出して見ているのだからお互い
さまだ。ここに来てよかった。