大山(1709.4m) 会員150人達成記念登山
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 2,254m
- 下り
- 2,245m
コースタイム
【夏山コース】とやま旅館7:30→7:45夏山登山口(780m)→9:00五合目→9:25六合目避難小屋→10:00八合目→10:30弥山(1,709m)→12:00六合目避難小屋(昼食)→行者コース→13:15大山寺
【観光コース】とやま旅館⇒松江城⇒境港→水木しげるロード⇒境港公設市場⇒とやま旅館
天候 | 雨時々曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ユートピアコースは途中、崩落箇所の横を通る箇所ある。 |
写真
感想
【記念登山前日】10月19日8:00雨模様の中、予定通り神戸市役所前を出発し、中国自動車道経由で蒜山ICを経て、昼食、ビアレストラン立寄り、大山寺とやま旅館に到着しました。
山陰地方は天候回復の気配を窺わせていましたが、天気予報は思わしいものではなく、翌日の行動に不安があったものの、150名達成記念のジンギスカン宴会はピーカンの大盛り上がり。ハーモニカ演奏や手品の披露は大好評、日頃の精進の賜物で感心しました。悪天による行動計画の変更の懸念が心の隅にありながらも、二次会になだれ込む迫力に神戸中央山の会の底力を見ました。(KE)
【ユートピアコース】10月20日、雨模様ながら天気予報は午後から回復との情報を得て、計画を若干遅らせて、予定通り3班に分かれて行動することが決定されました。
気温は14℃。ユートピアコース組はSLを先頭に1班から順番に7:17とやま旅館を出発。大神山神社奥宮で夏山コース組とユートピアコース組が集合後ストレッチ。7:50小雨模様の中、奥宮を出発。下宝珠へ向かう急登の途中で、道を間違えたようでしたが、尾根筋が見えていて特に問題なし。タイムロスもなく8:30下宝珠越を通過。2班で1人不調者がいて、2班、3班はここで休憩。
8:55中宝珠越到着。ここで5分休憩。上宝珠越に近付くにつれ眺望が開け、北壁の雄大な姿を見ることができるようになりました。ザレた急斜面にへばりつく植物も紅葉しているのが見られ、この季節ならではの景色を堪能できました。しかし、雨は降ったりやんだりの続いた状態はかわらず。北壁をガスが駆け上っていくのが見えた。
2班の不調者もサポート担当のフォローで登山を続けている模様。9:48上宝珠越を通過。10:06三鈷峰〜象ケ鼻の分岐に到着。このあたりでは、すべてがガスの中で眺望は全くなし。分岐を西(右)へユートピア避難小屋を目指す。
10:12ユートピア避難小屋に到着。気温は11℃。分岐あたりに目を凝らすも、ガスのため何も見えず。その後、10:20に3班、10:30に2班が到着。全員がここに集結できました。途中、不調者はあったものの、適切なサポートにより全体の行動に何の問題もなし。組織のなかで役割分担が機能していました。
当初、象ケ鼻と三鈷峰の両方に行く計画でしたが、天候不順を勘案して象ケ鼻を断念。三鈷峰ピストンは希望者のみとしました。不調者のみサポート3名とともに下山することとして、残りのメンバーは全員が三鈷峰登頂を希望。ユートピア避難小屋で昼食をとり、集合写真撮影後、10:50出発。
11:02三鈷峰到着、写真撮影の後、11:06下山開始。11:31上宝珠越を通過し、11:45先に下山を開始していた不調者に追いつきました。ここで5分休憩。12:05中宝珠越を通過、12:30下宝珠越に到着。ここで3班そろって12:35出発し、13:02大神山神社奥院到着。
ストレッチを終えて、とやま旅館に向かおうとした頃、13:15夏山コース組が下山し、観光組を除く全員が集結できました。天候不順のなか、事故、負傷者もなく予定よりも早い下山となりました。(KE)
【夏山コース】朝目覚めて、雨が降っているのにがっかりしましたが、美味しい朝食でお腹いっぱいになり、旅館を出る頃には曇り空ながら雨も上がり、いざ出発。
夏山登山道は、ただひたすら登るのみと聞いていた通り、ブナ林に囲まれた五合目までは道幅も広く、整備された階段が続く。振り返ると、日本海や田園風景が靄の切れ間から少し望めた。ナナカマドの赤い実が鮮やかだ。
八合目からは、大山キャラボクを守るための木の桟道を雨で滑らないよう慎重に歩く。全員無事登頂!!
昨日、バスの中から大山に初雪?と思わせた北壁・・・土砂、石が崩れ落ちた岩肌が雪に見えたのでしょう。下り始めると、雲が切れ、紅葉し始めた木々を見下ろし、日本海、弓ケ浜、大山牧場を見渡せた。
モンベル主催「皆生・大山 SEA TO SUMMIT 2013」大会があり、登山者と行き交い、道の譲り合いでワンチャンや赤ちゃんをおんぶしたパパまで登ってくるのにはびっくり!
行者コースに入ってからは、空いた道をひたすら下り、なんと大山寺でストレッチをしているユートピアコースの面々と合流でき、みんな笑顔で集合写真(^^)(KA)
【観光コース】どんより曇り空の中、登山に向かう皆を笑顔で送り出し、旅館の布団に潜り込んだ。出発まで後1時間もあるのでごろごろする。何時の間にか同部屋のMちゃんはすやすや眠っていた。暢気なものである。観光コースは5名。50人も参加している中の5名。「メンバーがおかしい」といわれたが知ったことではない。美味しい魚を食べて松江と境港を満喫するのだ! CLのご好意で車を出して頂き、まずは松江城に向かう。
真っ黒な外観のお城。長野城よりも規模は大きいらしい。無料のガイドさんをお願いして説明を受けながら散策。外観を黒く塗ってある塗料は柿渋らしい。
これを当てたのはTさん。ガイドの人は「柿渋と分かった人は2人目です。中々出てこないですよ」とおっしゃられていた。さすが野人、侮りがたし。
松江城について知識を深め、賢くなった一行は一路境港へ。昼食はお寿司!お寿司ですよ、お寿司。ちょっと豪華に贅沢しちゃいましたが美味しかった。旅に出て地元の魚を食べると、神戸にはない種類の魚が食べられるのが嬉しい。
今回も聞いたことない名前の魚がおりました。
その中でも目を引いたのが大きな貝、身がとても固いので数日煮込むそうな。煮しめられた貝は適度な歯応えがあり、でも柔らかく味が染みていておいしゅうございました。
その後は水木しげるロードへ。皆まったり回るらしいが、妖怪好きの私は「なるべくたくさん見たい!!!写真を撮るぞ!!」と鼻息荒く別行動。
水木しげる記念館を高速で周り、道に立っている妖怪の銅像をカメラに収めまくり、手拭いを2枚購入。中々の成果にほくほくしていると「下山したから早く大山寺に帰って来い」との電話、もうちょっと居たいよぅ、と袖を引かれつつ車を走らせ山の中へ帰還。到着したときには既に皆ほろ酔いでございました。
今回は中々行けなかった山陰の観光地を巡ることができ、とても楽しかったです。(NO)
会員が150人を越え、記念登山を催した。参加者も50人を越え、会の充実が覗える。天候は雨模様だったけど、皆さん元気に、それぞれのコースを走破し、事故なく安全に下山した。
雨の合間に覗いた、大山の山肌は、赤、黄に染まり始まっていました。
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