記録ID: 36359
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雪山ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒
秋田駒ケ岳【田沢湖スキー場→男岳】積雪期
2009年03月29日(日) [日帰り]
ARK
その他10人
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.7km
- 登り
- 616m
- 下り
- 619m
コースタイム
田沢湖スキー場・リフト最高点10:40→12:22男岳12:35→(阿弥陀池)→13:20男女岳13:30→(阿弥陀池)→14:01男岳→15:06スキー場(出発点)
天候 | 晴れ時々曇り(小雪) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
仕事の忙しさも一段落。 (;´_`;)フゥー 3月は、まともに山に入れなかった・・・・・・ 今回は、天気にも恵まれ、最高でした。 【標高など】 田沢湖スキー場・リフト最高点 標高 : 1180m 男岳 標高 : 1623m 男女岳 標高 : 1637m ( 阿弥陀池 標高 : 1530m ) 【車でのアプローチ】〜仙台から〜 東北自動車道 ⇒ 盛岡IC ⇒ 国道46号 ⇒ 県道341号 ⇒ 駒ヶ岳・乳頭山方面 ⇒ 田沢湖スキー場 ◆高速道路が土・日・祝1000円(一般車)になってから、初めての日曜日。 どの位、通行量が増えてるかな?、と思ってましたが、時間が早かったせいもあり、さほどの増加量とは感じませんでした。 ◆スキー場までの道路は、雪や氷っている所もなく、全く順調でした。 ★スキー場のレストハウスに立派なトイレがあります。 【コースのウンチク】 <ルート図、写真no.01を参照してください> ガイドマップでは、「通行不能」と表示されているコースです。 積雪があったので、何とか登れたようです。 無雪期は、どうなんでしょうね。 (^_^) 以前から、男岳に登ると、スキー場のリフトが間近に迫っていて、コースがあるような気はしていましたが・・・・・ が、しかし、無雪期に観る風景と積雪期に観る風景では全く違う感じがします・・・・・・・・ 【コース状況】 <雪はあったかな?> 3月も終わり近く、今年は雪が少ない、と云うこともあり、積雪は少ないだろう、と思っていましたが、 このところの「寒波」で雪が50cm以上積もったとのこと。(スキー場で出会った人の話) 歩き出しは「ホカホカ」の新雪状態でしたが、下山時は、やはり3月、かなり重くなってました。 駒ヶ岳全体は、まだまだ雪に閉ざされている状態です。ただ、大焼砂あたりは、黒くなっており、雪がありません。 地熱のせいなのでしょうか? 火山、ということを改めて思い起こされます。 <スキー場リフト> 上りリフトは、スキー、ボード着装以外でも乗車可能ですが、 下りは乗車できないようです。 帰りは、ゲレンデ脇を歩いて降りてきました。 ‥賃湖スキー場・リフト最高点→男岳 ・男岳がググッ!と迫っています。見るからに急傾斜です。 また、上の方が雲に覆われて見えません。 天気予報でも午後から「雪」となっていたので、この時は、「雪」と「風」を覚悟して登り始めました。 ・スキーヤーとかボーダーも100m程度、登ってから滑る方もいるようです。 また、数人のグループが先行しているらしく、山頂から150m位の下にいるのが見えました。 ・この時期では珍しい(?)、また、朝と云うこともあり、フカフカの雪の上をスノーシューを履いて1400m辺りまで登りました。 この辺りまでは、木々(灌木など)があるようです。 それに積もった雪の上を行きました。(結構、急登です) また、雲が切れて周りが見え出しました。 「金十郎長嶺」だと思うのですが、スゴ〜い風景です。 ここでスノーシューからアイゼンに履き替えて登りました。 ・以降、所々氷っている所や、両側が切れている所など、主に岩場(雪で隠れてる)を登ります。 更に急登となります。 男岳が眼前にあるのですが、あまり見る余裕もなく、慎重に行きます。 (∋_∈)ココデ フミハズセバ・・・・・アブネェー ・急な登りでの汗か、はたまた冷や汗かわかりませんが、汗を絞られて男岳にたどり着きました。 雲に覆われておらず、視界は360°。 なんと言い表して良いかわかりません。 「すげぇーっ!」の一言で、絶句。 \(^ヘ^)v ヤッタゼェー ※とにかく写真を見てください※ 男岳→(阿弥陀池) ・男岳から一旦、阿弥陀池方向に下りますが、途中で、岩がむき出し(無雪期)のかなり急な箇所があります。 標高差は20m位だと思うのですが、シーズンになると、「渋滞」する所です。 ・積雪でさすがに岩は隠れていましたが、最近積もった雪の下は固く氷っており、滑りやすくなってました。 慎重に下ります。 ・振り返ってみると、男岳の尾根線(100m位?)から張り出した雪庇の下に足跡があります。 最初、人の足跡のように見えたのですが、よく見ると、たぶん「カモシカ」のようです。 つい最近歩いたようでした。 ・阿弥陀池には雪が積もっており、木の舗道は判りませんでした。 その雪の上を横断して男女岳へ向かいます。 ・スノーシューは、途中の1400m位の地点にデポしてきたので、アイゼン装着のまま、雪の中を行きましたが、 踝(くるぶし)から膝の上あたりまでのラッセルとなりました。 気温も高くなり、雪も重くなってきて、歩きづらかったです。 (阿弥陀池)→男女岳 ・無雪期には階段があり、そこ以外は立ち入り禁止ですが、柵も階段も判りません。 踏み後を辿って、一直線に登ります。 ← 直登は、正直、シンドイです (^_^;) ↓↓↓ ▼コラム:八合目駐車場までの雪上車が運行されているようです。 こちらから上がったグループの方々が先行して登ったみたいです。 また、雪上車を使ったツアーがいろいろと企画されているようです。 ※無雪期に見る男女岳は、階段で切り刻まれていて、かわいそうなくらいです。 もっと自然と調和するような仕掛、仕組みはできないものでしょうか? っ暴岳→(阿弥陀池)→男岳 ・今回のコースは、スキー場から登って、スキー場に帰るコースです。 と、云うことは、男女岳まで行くと、当然、男岳をもう一回行くことになるんですネ。 登り返しが・・・・・ (~o~) ツライ ・男岳の尾根線辺りで、ガスが出てきました。雪も舞い始めました。 少しの距離でしたが、急に視界が悪くなったり、良くなったり・・・・・ (*_*) ハヤク、オリヨー ッ乏戡スキー場 ・スノーシューをデポした所まで、冷や汗をかきながら降りてきました。 ★ビックリ:ボーダー3人がTシャツ姿でこの直下、標高で1350m位ですか、ボード担いで登ってきてました。 15:00近くになり気温も下がり気味。 無事に降りれたのかナ(?) 【標識は大丈夫?】 ・スキー場から男岳までは、「通行不能」とガイドにあるように、廃道なのでしょうか、昔あったのか。 ともかく、ありませんでした。 ・男岳、男女岳、阿弥陀池近辺では、無雪期に見られる標識が雪の中に隠れてました。 【1/25000地図と実際のコース】 ・スキー場から男岳のコースは記載されていません。 ・その他、積雪のため、適当に歩いたようです。 【難易度(自分の場合)】 距離的には、短かったものの、まだまだ雪山&急登が待っていたので、結構、しんどかった所がありました。 【要・注意箇所 お〜っ、危ねぇっ】 ・一度融けて氷った雪の上に新雪だったので、下りは、全般的に神経を使いました。 ・雪庇があり、尾根状態の所では、注意、注意。 ・(コース状況〇仮)スキー場から男岳へのコースで、山頂直下の150m辺りから山頂近辺まで。 ホント、危ないです。 【山奚:分県登山ガイド▲▲県の山】 秋田県の山:no35、岩手県の山:no10 に秋田駒ヶ岳が紹介されていますが、 今回のコースは、記載されていません。 【 2008.06 】のデータです。 ↓↓↓ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-28566.html 国見温泉から登ってます。 天気には「少し」恵まれませんでした。 【今回の温泉】 水沢温泉 (露天風呂 水沢温泉) 公式HPは↓↓↓ http://www.tsukamoto-sogyo.co.jp/mizusawa/index.html ・日帰り入浴、大人1回 500円 ・・・・・・ リーズナブルです。 (^.^) ・源泉かけ流し、と謳ってるだけあって、熱い。 「源泉かけ流し」の表示は、間違いない、と思います。 浴槽は内風呂が2つ。多少熱いのと、熱い、のがあります。 露天風呂は、二つあったのですが、どちらも、大変、熱い。 スキー場帰りの親子連れが多かったのですが、子供たちは「熱〜イ」と騒いでました。(^.^) ・硫黄の臭いが結構キツイです。 シャワーや洗い湯は「普通のお湯」でした。 ・脱衣所も広いし、浴槽も広かったです。 ◆個人的評価 = ★★★★☆ (★が多いほど、良い) 【今回の イチオシ!写真】〜私の独断〜 ◎ no.05 好きなんだなぁ〜 ◎ ←イチオシ ○ no.15 絵になります ○ ←二オシ △ no.19 【青】があればなぁ〜 △ ←残念だが。 |
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私は去年の2月に田沢湖スキー場のリフト最高点までいきました。
その時私は「あれ?この上は男岳なんだ〜 」と、気が付きました。
「登ってみたいなぁ…。」
でもスキーで来ているので、登れませんでした。
またそんな技術も度胸もないし…。
そこを登っているなんて、スゴイです!
こんな景色を見られるのならスゴイことですね〜。
感動しました。 ありがとうございます。
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