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Yamareco

記録ID: 363766
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

白毛門〜朝日岳・・“行きはヨイヨイ帰りはコワイ”となった天候急変

2013年10月30日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:59
距離
12.7km
登り
1,676m
下り
1,662m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

土合駅6:39―6:50東黒沢橋―8:46松ノ木沢の頭―9:40白毛門―10:37笠ヶ岳―11:53朝日岳―12:56笠ヶ岳―13:36白毛門―14:17松ノ木沢の頭―15:38東黒沢橋―15:42土合橋バス停
天候 晴れのち曇りのち霰(あられ)混じりの雷雨

気温は10℃〜16℃と高めで、登りは半袖TシャツでOK

笠ヶ岳で+長袖シャツ、天候急変した下りの白毛門付近で+カッパ上下
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
前日に、最終の「maxたにがわ」で越後湯沢入りし、翌日、始発の上越線で土合駅に向かいました(6:12発→6:38着、400円)・・“日本一のモグラ駅”を歩いてみたかったのですが、残念ながら上り線は普通の地上駅でした
http://www.jreast-timetable.jp/timetable/list1035.html

帰路の上越線下りは、13:50の次の列車が17:52まで飛んでしまい、関越バス(土合橋16:02→上毛高原駅16:05、1050円)と新幹線(17:08→17:21、1660円)を乗り継いで越後湯沢に戻りました・・雨に打たれて体が冷えてしまい、「早く温泉に入りたい!」の欲望には勝てず2千円以上の出費増に
http://sys.busnet-gunma.jp/cgi-bin/search/timetable.cgi?itm_num=184&high=&area=&in=&out=
コース状況/
危険箇所等
まずは土合駅からR291の舗装路を谷川ベースプラザ方向に歩き、土合橋付近にある広い駐車場を横切って登山道に入ります・・駐車場奥の登山道入口に届けのポストがあります

登山道は一貫して尾根を歩くルートですが、白毛門までは急傾斜が多い登り一辺倒の道で、白毛門〜笠ヶ岳〜朝日岳は、アップダウンが続く展望の良い稜線道です

コースに、道標やテープマークは最小限しかないものの、道はハッキリしていて無雪期では迷うところは無いと思います

小さい岩場が数箇所ありますが、トラロープや鎖が設置されていて、慎重に進めば特に問題ないレベルです

白毛門から先のピーク群の北側斜面に雪が少し残っていましたが、歩行に支障はありませんでした
上越線始発で土合駅へ・・上りは普通の地上駅でした
2013年11月01日 07:15撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
11/1 7:15
上越線始発で土合駅へ・・上りは普通の地上駅でした
土合付近ですでに紅葉がいい感じ
2013年10月30日 06:37撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/30 6:37
土合付近ですでに紅葉がいい感じ
山のイメージの駅舎
2013年11月01日 07:15撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
11/1 7:15
山のイメージの駅舎
登山口の馬蹄形概念図・・いつかはやってみたい
2013年10月30日 06:50撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/30 6:50
登山口の馬蹄形概念図・・いつかはやってみたい
東黒沢を渡って登山開始
2013年10月30日 06:50撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/30 6:50
東黒沢を渡って登山開始
尾根への取り付き・・ここから1000m以上登り続けます
2013年10月30日 06:55撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/30 6:55
尾根への取り付き・・ここから1000m以上登り続けます
紅葉の道であまり疲れは感じません
2013年11月01日 07:18撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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11/1 7:18
紅葉の道であまり疲れは感じません
いい色が続きます
2013年10月30日 07:40撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/30 7:40
いい色が続きます
もう1枚
2013年10月30日 07:40撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/30 7:40
もう1枚
時折展望も開けます
2013年10月30日 07:55撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/30 7:55
時折展望も開けます
岩場が数か所ありますが、ロープや鎖が設置されていて慎重に行けば問題ない程度
2013年10月31日 20:19撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/31 20:19
岩場が数か所ありますが、ロープや鎖が設置されていて慎重に行けば問題ない程度
松ノ木沢の頭到着・・標高1484m
2013年10月30日 08:46撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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10/30 8:46
松ノ木沢の頭到着・・標高1484m
白毛門のよう
2013年10月30日 08:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/30 8:52
白毛門のよう
さらに進んで白毛門頂上
2013年10月30日 09:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/30 9:41
さらに進んで白毛門頂上
西黒尾根から突き上げる谷川岳が素晴らしい
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西黒尾根から突き上げる谷川岳が素晴らしい
一ノ倉岳をズーム
2013年10月30日 09:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/30 9:39
一ノ倉岳をズーム
こちらは茂倉岳
2013年10月30日 09:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/30 9:39
こちらは茂倉岳
笠ヶ岳と小烏帽子〜大烏帽子の鋸歯尾根
2013年10月30日 09:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/30 9:44
笠ヶ岳と小烏帽子〜大烏帽子の鋸歯尾根
トマとオキをズーム
2013年10月30日 09:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/30 9:44
トマとオキをズーム
上州武尊山
2013年11月01日 07:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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11/1 7:25
上州武尊山
子持山?
2013年10月30日 09:45撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/30 9:45
子持山?
榛名山でしょうか
2013年11月01日 07:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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11/1 7:25
榛名山でしょうか
尾瀬の燧ヶ岳〜至仏山
2013年10月30日 09:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/30 9:48
尾瀬の燧ヶ岳〜至仏山
さあ笠ヶ岳へ
2013年10月30日 10:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/30 10:14
さあ笠ヶ岳へ
笠ヶ岳頂上から奥に目指す朝日岳
2013年10月30日 10:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/30 10:37
笠ヶ岳頂上から奥に目指す朝日岳
谷川連峰東面の岩壁がド迫力・・これが見たかった!
2013年10月31日 20:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/31 20:23
谷川連峰東面の岩壁がド迫力・・これが見たかった!
鋸歯の稜線は細かなアップダウンの連続
2013年10月30日 10:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/30 10:41
鋸歯の稜線は細かなアップダウンの連続
北面は残雪と泥濘少々
2013年10月30日 10:50撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/30 10:50
北面は残雪と泥濘少々
白毛門〜笠ヶ岳を振り返る
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白毛門〜笠ヶ岳を振り返る
ようやく目指す朝日岳が眼前に
2013年10月30日 11:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/30 11:22
ようやく目指す朝日岳が眼前に
ズームで
2013年10月30日 11:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/30 11:22
ズームで
頂上到着ですが、この頃から怪しい雲行きに
2013年10月30日 11:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/30 11:53
頂上到着ですが、この頃から怪しい雲行きに
展望は無くなり、サッサと下山へ
2013年10月30日 12:09撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/30 12:09
展望は無くなり、サッサと下山へ
笠ヶ岳の付近では、谷川岳は隠れてしまったもののマダマダ大丈夫〜
2013年10月30日 12:57撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/30 12:57
笠ヶ岳の付近では、谷川岳は隠れてしまったもののマダマダ大丈夫〜
白毛門通過時は雷や雨アラレの大荒れ
2013年10月30日 13:36撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/30 13:36
白毛門通過時は雷や雨アラレの大荒れ
ここから樹林帯に入れそうで少しホッ
2013年10月30日 14:09撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/30 14:09
ここから樹林帯に入れそうで少しホッ
気温が高めの日だったので助かりました
2013年10月30日 15:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
10/30 15:32
気温が高めの日だったので助かりました

感想

今回は上越国境方面の山々に遠征しました。ターゲットは、谷川連峰の三百名山・朝日岳と同二百名山・仙ノ倉山です。

公共交通機関を利用した登山口へのアクセスが非常に良いエリアなので、「新幹線+地元公共交通利用のプラン」を計画。マイカープランに比べて多少出費は嵩みますが、2日間の登山前後の仕事の状況を考えると、体にとっては負担が少ないプランです。

登山初日は朝日岳を目指し、越後湯沢から上越線の始発で土合駅へ移動。
駅から歩き始めると、この標高(700m位)でも色づきが始まっていていい雰囲気。駐車場の奥の白毛門登山口のポストで登山届を提出し、一貫した登りの尾根道の急坂をユックリペースで進みました。急登が続いてキツいですが、グングン標高が上がって行く、自分にとっては“歩きやすい道”です。(アップダウンのギアチェンジがどうも苦手)

松ノ木沢の頭付近からは高木の樹林帯を抜けて白毛門が姿を現しました。ここからは展望の開けた稜線歩きとなり、白毛門や笠ヶ岳では“これが見たかった!!”という、麓の紅葉を従えた谷川岳東面の迫力の岩壁がそそり立っています。まるで北ア南部の穂高付近に居るかと錯覚しそうなGREAT VIEWでした。

そして笠ヶ岳からは鋸歯の尾根を朝日岳に向かい、各小ピークの北面には残雪や泥濘があるものの、特に問題なく本日のメインターゲット・朝日岳に登頂。ところがこの頃からガスが急激に上がってきて怪しい雰囲気に。

笠ヶ岳から下りだすまでは“展望がかき消されて雲が厚くなってきたなぁ”という感じで、雨もポツポツ程度。それが白毛門が近づくころにはまさに急変となり、ザーッと来たかと思うとアラレに変わり肌に叩き付けられると痛いほどに。カッパやレイングローブで防備しますが、追い打ちを掛けてきたのが爆裂音を響かせる雷。幸い自分のいた地点からは少し離れていて危険を感じるほどではありませんでしたが、1時間ほど前にすれ違った、馬蹄形ルートの縦走路に向かった方が心配になりました。

本日の午前中は半袖TシャツでOKの比較的気温が高い状況だったので、“天候急変”とはいってもこの程度で済みました。もう少し気温が下がる時期だとさらにシビアな状況になることは容易に想像でき、近々やってくる冬山シーズンに向けて、いい心の準備ができました。

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コメント

はじめまして、shtさん
muscatと申します。

どうやら『馬蹄形ルートの縦走路に向かった方』とは
コースタイムから見て私のことのようですね。
ご心配頂きありがとうございますconfident

幸いなことに雨が本格的に降り出す前に避難小屋まで
到達することが出来たので大丈夫でした。
もう少し人並なペースで歩いていたら笠ヶ岳の避難小屋を
スルーして稜線上で雷雨という状況だったかもthunder

かなり遠くの方で雷がなっているのは聞こえましたが
それほど近くまでは来ませんでした。

それにしてもこのエリアは2000M未満の標高とは思えない
素晴らしい景色が楽しめますよね。

私のレコにカシバードで作った展望図があるので
よろしければ山座同定にお役立て下さいhappy01
2013/11/4 15:22
muscatさん こちらこそはじめまして!
大変な天気の中、お疲れ様でした。 thunder

白毛門から振り返ると、凄い稲光だったので心配しましたが、既に避難小屋に入っておられて距離も遠かったのですね。私はその頃アラレをピチピチ受けていて少々痛い位でした。

まさに”天国から地獄”の1日でしたが、お互い無事で何よりでした。

本当に素晴らしい稜線で、これを繋ぐ縦走にはいつの日かチャレンジしたいですね。

コメントありがとうございました。
2013/11/4 16:19
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