白毛門〜朝日岳・・“行きはヨイヨイ帰りはコワイ”となった天候急変
- GPS
- 08:59
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,676m
- 下り
- 1,662m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇りのち霰(あられ)混じりの雷雨 気温は10℃〜16℃と高めで、登りは半袖TシャツでOK 笠ヶ岳で+長袖シャツ、天候急変した下りの白毛門付近で+カッパ上下 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.jreast-timetable.jp/timetable/list1035.html 帰路の上越線下りは、13:50の次の列車が17:52まで飛んでしまい、関越バス(土合橋16:02→上毛高原駅16:05、1050円)と新幹線(17:08→17:21、1660円)を乗り継いで越後湯沢に戻りました・・雨に打たれて体が冷えてしまい、「早く温泉に入りたい!」の欲望には勝てず2千円以上の出費増に http://sys.busnet-gunma.jp/cgi-bin/search/timetable.cgi?itm_num=184&high=&area=&in=&out= |
コース状況/ 危険箇所等 |
まずは土合駅からR291の舗装路を谷川ベースプラザ方向に歩き、土合橋付近にある広い駐車場を横切って登山道に入ります・・駐車場奥の登山道入口に届けのポストがあります 登山道は一貫して尾根を歩くルートですが、白毛門までは急傾斜が多い登り一辺倒の道で、白毛門〜笠ヶ岳〜朝日岳は、アップダウンが続く展望の良い稜線道です コースに、道標やテープマークは最小限しかないものの、道はハッキリしていて無雪期では迷うところは無いと思います 小さい岩場が数箇所ありますが、トラロープや鎖が設置されていて、慎重に進めば特に問題ないレベルです 白毛門から先のピーク群の北側斜面に雪が少し残っていましたが、歩行に支障はありませんでした |
写真
感想
今回は上越国境方面の山々に遠征しました。ターゲットは、谷川連峰の三百名山・朝日岳と同二百名山・仙ノ倉山です。
公共交通機関を利用した登山口へのアクセスが非常に良いエリアなので、「新幹線+地元公共交通利用のプラン」を計画。マイカープランに比べて多少出費は嵩みますが、2日間の登山前後の仕事の状況を考えると、体にとっては負担が少ないプランです。
登山初日は朝日岳を目指し、越後湯沢から上越線の始発で土合駅へ移動。
駅から歩き始めると、この標高(700m位)でも色づきが始まっていていい雰囲気。駐車場の奥の白毛門登山口のポストで登山届を提出し、一貫した登りの尾根道の急坂をユックリペースで進みました。急登が続いてキツいですが、グングン標高が上がって行く、自分にとっては“歩きやすい道”です。(アップダウンのギアチェンジがどうも苦手)
松ノ木沢の頭付近からは高木の樹林帯を抜けて白毛門が姿を現しました。ここからは展望の開けた稜線歩きとなり、白毛門や笠ヶ岳では“これが見たかった!!”という、麓の紅葉を従えた谷川岳東面の迫力の岩壁がそそり立っています。まるで北ア南部の穂高付近に居るかと錯覚しそうなGREAT VIEWでした。
そして笠ヶ岳からは鋸歯の尾根を朝日岳に向かい、各小ピークの北面には残雪や泥濘があるものの、特に問題なく本日のメインターゲット・朝日岳に登頂。ところがこの頃からガスが急激に上がってきて怪しい雰囲気に。
笠ヶ岳から下りだすまでは“展望がかき消されて雲が厚くなってきたなぁ”という感じで、雨もポツポツ程度。それが白毛門が近づくころにはまさに急変となり、ザーッと来たかと思うとアラレに変わり肌に叩き付けられると痛いほどに。カッパやレイングローブで防備しますが、追い打ちを掛けてきたのが爆裂音を響かせる雷。幸い自分のいた地点からは少し離れていて危険を感じるほどではありませんでしたが、1時間ほど前にすれ違った、馬蹄形ルートの縦走路に向かった方が心配になりました。
本日の午前中は半袖TシャツでOKの比較的気温が高い状況だったので、“天候急変”とはいってもこの程度で済みました。もう少し気温が下がる時期だとさらにシビアな状況になることは容易に想像でき、近々やってくる冬山シーズンに向けて、いい心の準備ができました。
コメント
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muscatと申します。
どうやら『馬蹄形ルートの縦走路に向かった方』とは
コースタイムから見て私のことのようですね。
ご心配頂きありがとうございます
幸いなことに雨が本格的に降り出す前に避難小屋まで
到達することが出来たので大丈夫でした。
もう少し人並なペースで歩いていたら笠ヶ岳の避難小屋を
スルーして稜線上で雷雨という状況だったかも
かなり遠くの方で雷がなっているのは聞こえましたが
それほど近くまでは来ませんでした。
それにしてもこのエリアは2000M未満の標高とは思えない
素晴らしい景色が楽しめますよね。
私のレコにカシバードで作った展望図があるので
よろしければ山座同定にお役立て下さい
大変な天気の中、お疲れ様でした。
白毛門から振り返ると、凄い稲光だったので心配しましたが、既に避難小屋に入っておられて距離も遠かったのですね。私はその頃アラレをピチピチ受けていて少々痛い位でした。
まさに”天国から地獄”の1日でしたが、お互い無事で何よりでした。
本当に素晴らしい稜線で、これを繋ぐ縦走にはいつの日かチャレンジしたいですね。
コメントありがとうございました。
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