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Yamareco

記録ID: 364872
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
比良山系

夜道をさまよい高島トレイル(愛発越 → 桜峠)

2013年11月01日(金) ~ 2013年11月03日(日)
情報量の目安: S
都道府県 福井県 滋賀県
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
19:54
距離
44.9km
登り
2,898m
下り
3,062m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:37
休憩
0:33
合計
7:10
距離 17.8km 登り 1,330m 下り 1,151m
9:06
79
10:25
10:26
87
11:53
12:14
51
13:05
13:06
22
13:28
13:31
18
13:49
13:52
9
14:01
60
15:01
15:03
25
15:28
15:30
11
15:41
35
16:16
2日目
山行
11:29
休憩
0:15
合計
11:44
距離 23.3km 登り 1,539m 下り 1,811m
6:15
50
7:05
7:07
41
7:48
7:57
59
8:56
8:59
250
13:09
282
17:51
17:52
7
17:59
宿泊地
3日目
山行
0:49
休憩
0:00
合計
0:49
距離 3.8km 登り 32m 下り 141m
7:13
7
宿泊地
7:20
42
8:02
ゴール地点
11/01(金)18.9km 2.6km/h
9:06 愛発越 → 10:26 乗鞍岳 → 11:53 黒河峠 12:13→ 13:05 三国山 → 13:28 明王ノ禿 → 13:49 赤坂山 → 14:00 粟柄越 → 15:03 寒風 → 15:27 大谷山 → 16:24 抜土

11/02(土) 24.3km 2.1km/h
6:13 抜土 → 7:06 近江坂 → 7:56 大御影山 → 8:56 大日尾根 → 10:31 三重嶽 → 13:09 武奈ヶ嶽 → 14:59 水坂峠 → 16:37 二の谷山 → 17:59 桜峠

11/03(日)3.8km 4.2km/h
7:13 桜峠 → 8:02 保坂
天候 11/01(金) 秋晴れ
11/02(土) 秋晴れ
11/03(日) 曇り
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JRマキノ-国境BS
保坂BS-JR近江今津
コース状況/
危険箇所等
ポスト 愛発越、黒河峠、水坂峠にあり
相変わらずコースは難解だが、前より踏跡など増えていた
カタカナの名前が珍しいマキノ駅
バスでご一緒した静岡の若者は、3日で縦走するとのこと
2013年11月01日 08:25撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 8:25
カタカナの名前が珍しいマキノ駅
バスでご一緒した静岡の若者は、3日で縦走するとのこと
駅の観光所でトレイルマップを買う予定が営業は9:00から。トホホ…
マキノ駅の概略マップ
2013年11月01日 08:25撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 8:25
駅の観光所でトレイルマップを買う予定が営業は9:00から。トホホ…
マキノ駅の概略マップ
国境スキー場(愛発越)で登山届
2013年11月01日 09:04撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 9:04
国境スキー場(愛発越)で登山届
高島トレイルの案内板
2013年11月01日 09:05撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 9:05
高島トレイルの案内板
国境スキー場のコースを登る。手前のリフト上部を目指す
2013年11月01日 09:17撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 9:17
国境スキー場のコースを登る。手前のリフト上部を目指す
ポチッと見える黄色いアレは…
トレイルのリボンに再会
ここを右へ
2013年11月01日 09:22撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 9:22
ポチッと見える黄色いアレは…
トレイルのリボンに再会
ここを右へ
さあ登山道。国道と乗鞍岳の分岐
2013年11月01日 09:28撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 9:28
さあ登山道。国道と乗鞍岳の分岐
振り返ると湖北の山々
2013年11月01日 09:36撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 9:36
振り返ると湖北の山々
乗鞍岳北尾根で一休み
上着を脱ぐ
2013年11月01日 09:49撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 9:49
乗鞍岳北尾根で一休み
上着を脱ぐ
国境スキー場を振り返る
2013年11月01日 10:22撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 10:22
国境スキー場を振り返る
乗鞍岳
2013年11月01日 10:24撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
11/1 10:24
乗鞍岳
乗鞍岳を過ぎると電波塔
空は快晴
2013年11月01日 10:30撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 10:30
乗鞍岳を過ぎると電波塔
空は快晴
ススキ野原が気持ちいい
2013年11月01日 10:31撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 10:31
ススキ野原が気持ちいい
芦原岳近辺の眺望
2013年11月01日 11:22撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 11:22
芦原岳近辺の眺望
右は水場へ
左は黒河峠へ
2013年11月01日 11:53撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 11:53
右は水場へ
左は黒河峠へ
トレイル上唯一のトイレ
ココでアルファ化米をで昼食
初めて食ったが案外食える
2013年11月01日 11:58撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 11:58
トレイル上唯一のトイレ
ココでアルファ化米をで昼食
初めて食ったが案外食える
黒河峠の掲示板
赤城山歩道を訪れる人は多い
2013年11月01日 12:11撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 12:11
黒河峠の掲示板
赤城山歩道を訪れる人は多い
三国山前の湿原
2013年11月01日 12:58撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 12:58
三国山前の湿原
テント場に良い所
2013年11月01日 13:03撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
11/1 13:03
テント場に良い所
三国山への分岐
今回ピークをパスして幹線のみを歩く
2013年11月01日 13:06撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 13:06
三国山への分岐
今回ピークをパスして幹線のみを歩く
所々に水場がある
煮沸は必要かも
2013年11月01日 13:21撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 13:21
所々に水場がある
煮沸は必要かも
明王の禿を見上げる
2013年11月01日 13:23撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 13:23
明王の禿を見上げる
マキノの眺望
2013年11月01日 13:28撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 13:28
マキノの眺望
明王の禿。絶景
柵の向こうは絶壁
2013年11月01日 13:30撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 13:30
明王の禿。絶景
柵の向こうは絶壁
迷子の大岩
どうやってそんな所に迷い込んだのか?
2013年11月01日 13:31撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 13:31
迷子の大岩
どうやってそんな所に迷い込んだのか?
この先立入禁止
2013年11月01日 13:35撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 13:35
この先立入禁止
新品のリボン
昔はみんなコレだった
2013年11月01日 13:46撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
11/1 13:46
新品のリボン
昔はみんなコレだった
赤坂山の開けた展望
2013年11月01日 13:48撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
11/1 13:48
赤坂山の開けた展望
赤坂山から高原を行く
2013年11月01日 13:52撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 13:52
赤坂山から高原を行く
粟柄越はすすきの原っぱ
しかし道が見えないので黄色いテープが穂に貼ってある
2013年11月01日 14:07撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 14:07
粟柄越はすすきの原っぱ
しかし道が見えないので黄色いテープが穂に貼ってある
寒風というだけあっていつも風が厳しい
名鉄のハイキングがあるらしい
黄色いテープはそのためか
2013年11月01日 15:03撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 15:03
寒風というだけあっていつも風が厳しい
名鉄のハイキングがあるらしい
黄色いテープはそのためか
大谷山
2013年11月01日 15:28撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
11/1 15:28
大谷山
2013年11月01日 15:29撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 15:29
石庭分岐
2013年11月01日 15:41撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
11/1 15:41
石庭分岐
抜土の林道に出た
明日はこの先のゲートをくぐる
2013年11月01日 16:18撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 16:18
抜土の林道に出た
明日はこの先のゲートをくぐる
今晩は抜土でテント泊
冷えた缶ピールが飲みたくて、氷やBBQの食材を背負ってきた
日頃デイパックで低山歩きの私には13kgの荷物はきつかった
2013年11月01日 17:10撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/1 17:10
今晩は抜土でテント泊
冷えた缶ピールが飲みたくて、氷やBBQの食材を背負ってきた
日頃デイパックで低山歩きの私には13kgの荷物はきつかった
夜は冷えた。夜露でテントもびっしょり濡れていた
朝6時に出発
静岡の若者は膝を痛めて休養中
2013年11月02日 06:11撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 6:11
夜は冷えた。夜露でテントもびっしょり濡れていた
朝6時に出発
静岡の若者は膝を痛めて休養中
給水は林道脇の小川で可能
2013年11月02日 06:12撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 6:12
給水は林道脇の小川で可能
ここから登る
迷う人が多かったので、テープが増えている
2013年11月02日 06:17撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 6:17
ここから登る
迷う人が多かったので、テープが増えている
谷からはいつも急坂
2013年11月02日 06:56撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 6:56
谷からはいつも急坂
ブナ林を歩く
2013年11月02日 07:06撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 7:06
ブナ林を歩く
近江坂分岐で日が射してきた
2013年11月02日 07:06撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 7:06
近江坂分岐で日が射してきた
どんな環境がこの木を曲げたのか
2013年11月02日 07:33撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 7:33
どんな環境がこの木を曲げたのか
大御影山を過ぎると紅葉も始まり
2013年11月02日 08:15撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 8:15
大御影山を過ぎると紅葉も始まり
大日尾根分岐
道案内は落ちている
2013年11月02日 08:56撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 8:56
大日尾根分岐
道案内は落ちている
マキノを見下ろす
2013年11月02日 10:16撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 10:16
マキノを見下ろす
三重嶽分岐
三重嶽ピークもパス
2013年11月02日 10:26撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 10:26
三重嶽分岐
三重嶽ピークもパス
水谷別れ
この辺に来ると水越峠から登った数組のパーティとすれ違う
2013年11月02日 11:11撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 11:11
水谷別れ
この辺に来ると水越峠から登った数組のパーティとすれ違う
武奈ヶ嶽北尾根近辺
2013年11月02日 11:41撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 11:41
武奈ヶ嶽北尾根近辺
武奈ヶ嶽北尾根
昼飯はとんこつラーメン
2013年11月02日 12:31撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 12:31
武奈ヶ嶽北尾根
昼飯はとんこつラーメン
これから向かう山々
2013年11月02日 13:06撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 13:06
これから向かう山々
武奈ヶ嶽
2013年11月02日 13:07撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 13:07
武奈ヶ嶽
ピークを過ぎて下山
2013年11月02日 13:12撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 13:12
ピークを過ぎて下山
赤岩山西峰
2013年11月02日 13:30撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 13:30
赤岩山西峰
水坂峠名物の45度の激下り
13kgの荷物のせいかココで膝を痛めてしまった。
2013年11月02日 14:17撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
11/2 14:17
水坂峠名物の45度の激下り
13kgの荷物のせいかココで膝を痛めてしまった。
昔はT字路に見えたコースも、踏み跡がしっかり付き十字路に見える
2013年11月02日 14:30撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 14:30
昔はT字路に見えたコースも、踏み跡がしっかり付き十字路に見える
水坂峠(旧道)
ここから登る人も
2013年11月02日 14:59撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 14:59
水坂峠(旧道)
ここから登る人も
二の谷山登山口へ
ダムの源流で2.5リットル給水
しかし荷がずっしり来た
二度も休憩しないと登れなかった
2013年11月02日 15:41撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 15:41
二の谷山登山口へ
ダムの源流で2.5リットル給水
しかし荷がずっしり来た
二度も休憩しないと登れなかった
45度の急登で疲れ果てて分岐へ
二の谷山ピークはパス
ココで日が暮れヘットライトを出す。
2013年11月02日 16:37撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 16:37
45度の急登で疲れ果てて分岐へ
二の谷山ピークはパス
ココで日が暮れヘットライトを出す。
日が暮れるとコースは全く見えない。
GPSだよりで山を下る
GPSがなければ遭難!!
2013年11月02日 17:49撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 17:49
日が暮れるとコースは全く見えない。
GPSだよりで山を下る
GPSがなければ遭難!!
ボロボロになって桜峠に到着。
ココでテント泊
ホットウィスキーがイケル!
2013年11月02日 18:18撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 18:18
ボロボロになって桜峠に到着。
ココでテント泊
ホットウィスキーがイケル!
アルファ化米で牛丼
2013年11月02日 18:52撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
11/2 18:52
アルファ化米で牛丼
翌朝、山は霧にむせる。午後は雨の予想
膝が痛くて縦走断念。桜坂でエスケープする
2013年11月03日 06:30撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
11/3 6:30
翌朝、山は霧にむせる。午後は雨の予想
膝が痛くて縦走断念。桜坂でエスケープする
昨日は何処から降りたかわからなかったがココだ
2013年11月03日 07:18撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
11/3 7:18
昨日は何処から降りたかわからなかったがココだ
保坂のバス停でゴール
ここなら一時間に一本のバスがある
2013年11月03日 08:01撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2
11/3 8:01
保坂のバス停でゴール
ここなら一時間に一本のバスがある
撮影機器:

感想



【一日目】
三度目の高島トレイル。
4日間で一気に縦走を計画した。
マキノからのバスで、3日間で縦走するという静岡の若者と一緒になった。
空は快晴。紅葉を期待したが、ぼちぼち。

国境スキー場を後に、三国山、赤坂山、大谷山と連なる山々を縦走する。すすきの高原歩きが心地よい。
平日だが中学生の団体とすれ違ったので、ココでは珍しく100人程のハイカーと出会った。

夜は抜土で冷えた缶ビールでBBQをしたいと思い、氷まで入れて荷物は13kgになった。
日頃デイパックで低山歩きの私にはこたえる重量だ。

静岡の若者はもっと先まで行く予定が、石庭分岐からの激下りで膝を痛め、抜土で一緒のテント泊となった。
日が沈むと鹿の声が聞こえる。テントの前でガサガサいうので、ヘッドライトを当てると、1mほどの距離でタヌキがきょとんとこっちを見ている。
「どもぉ〜お邪魔してます!」
挨拶をしたが、逃げもせず数秒こちらを覗いて去っていった。

夜トイレに立つとツェルトがびっしょり濡れている。道路まで濡れているが、星が出ているので夜露のようだ。

【二日目】
朝4:40に起きてフランスパンとチーズの朝食をとっりツェルトを撤収して6:00出発。
静岡の若者が起きてこないので声をかけると、まだ膝が痛く、後で出発するとのこと。
ひとりで近江坂の急登を登る。
大御影山・三重嶽と結構ハードな道のりだ。武奈ヶ嶽北尾根でラーメンを作っていると、5メートルほど先を子鹿が跳ねるように通り過ぎていった。
静岡の若者が追いつくならこの時間だがと思ったが、ついに再会することはなかった。
武奈ヶ嶽を過ぎると水越峠まで激下りだ。45度の斜度のところもあり、重い荷物が膝に負担をかける。
水越峠へ予定より15分遅れで着いた。遅くなると夜道の山行になる。
しかし桜峠までは行かないと、後の日程が苦しい。

桜峠に水はないので水越峠で2.5リットル給水したが、2.5kg荷物が重くなる。
二の谷山の急登で脚が悲鳴をあげ出し、二度も休憩をとるは目になった。
日も暮れてくる。

二の谷山を下るときはヘッドライトが必要だった。
高島トレイルに道はない。枯れ葉などで明確な踏跡はなく、リボンやテープを目印に点と点を結んで歩く。六甲山のナイトトレッキングの経験を基に、多少夜になっても歩けるだろうとたかを食っていたがトンデモナイ。
右も左も分からない状態で、木の根っこにつまずいたり、枯れ葉の吹き溜まりに落ち込んだりした。高島トレイルで一晩中さまよった方のブログが頭をかすめる。
テントも食料もあるので、最悪は山中でテント泊だ。

道はないから道を見ず、GPSのズームを最大にしてルートを忠実のトレースした。尾根歩きなので尾根を外したり、やたら枝が引っかかるようなら、コースを踏み外している。
GPSにも精度があり、GPSを100%信用するわけにも行かない。
ヘッドライををサーチライトのように動かしては、リボンやテープを探して、ポイントを再確認する。
やがて国道367を走る車の騒音を聞き安堵した。

【三日目】
朝6時に起き、高島トレイルを断念した。

・膝が痛い。この先の行者山も急登だ
・山はガスがかかっている。午後は雨の予報
・この先は山深くなりエスケープが難しくなる
 水越峠近辺の角川なら一時間おきにバスがある
・思ったほど紅葉していなかった。満身創痍で登る意味があるのか?
 高島トレイルも三度目ともなると、情熱が薄れていた

桜峠から角川バス停まで国道367を歩けば一時間。
もう歳かな…と思いつつ高島トレイル撤退。

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