西吾妻山
- GPS
- 06:16
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,259m
- 下り
- 1,241m
コースタイム
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 6:13
天候 | 晴れ→ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 グランデコスノーリゾートにあり。 【コース状況】 ●グランデコスノーリゾート〜ゴンドラ山頂駅(登山口) グランデコスノーリゾートからスキー場の作業道を登っていきます。 途中デコ平口とゴンドラ山頂方面の分岐があり、 ゴンドラ駅山頂方面(スキー場方面)には ゲートがありクルマは進入禁止となっています。 この作業道を引き続き進んでいくとゴンドラ駅山頂に到着します。 ※この区間はゴンドラを利用する人がほとんどのようで、 早い時間は誰もいませんでした。 ●ゴンドラ山頂駅(登山口)〜西大巓 ゴンドラ山頂駅の正面に登山口があります。 登山口からしばらくはスキー場の延長のような場所を歩き、 その後樹林帯に入っていきここから本格的な登山道となります。 樹林帯の入口から西大巓までは、登り一辺倒。 登山道は木の根と岩が張り出していて、少し歩きにくいかもしれません。 時おり泥濘もあります。 森林限界を越えるとほどなく西大巓に到着です。 ●西大巓〜西吾妻山 赤茶けたザレ場を西吾妻山との鞍部まで下ります。 鞍部からの登り返しの途中からいったん樹林帯に入ります。 その後、再び視界が開け、湿原と池塘が現れます。この辺りから登山道は木道となり、 しばらく進むと西吾妻小屋との分岐に到着です。 西吾妻小屋から山頂はもうすぐ。再び樹林帯に入ると頂上標が現れます。 山頂は樹林に囲まれ眺望はありません。 ●ゴンドラ山頂駅(登山口)〜デコ平口〜ゲート 帰りはゴンドラ山頂駅からデコ平湿原を経由してデコ平口に出るルートをとりました。 山頂駅から平坦な道を10分ほど歩くとデコ平湿原の遊歩道となります。 湿原の木道をしばらく進むと布滝方面との分岐が現れ、 左に進路をとるとほどなくデコ平口に到着。 デコ平口からは作業道となります。 ●熊目撃 デコ平口〜スキー場ゲート間の作業道で熊を目撃。 熊は自分たちのいた場所から100mほど先にいて作業道を横切る途中でした。 2〜3秒目が合いましたがそのまま森の中に消えていきました。 かなり大きな熊で、体長はゆうに1m以上ありました。 【温泉】 グランデコホテル(1000円) ※さすがホテルの温泉だけあって清潔でアメニティも充実していました。 |
写真
感想
前日、磐梯山に登った後、小野川湖畔のキャンプ場ですき焼きを食べ、
日本酒を熱燗にしてグイッと飲んでからはテントでバタンキューでした。
早ければ夜半から天気は下り坂になりそうな予報だったのですが、
朝3時過ぎに目覚めテントのベンチレーターから外を覗くと星空が広がっています。
朝ゴハン&撤収後クルマでグランデコスノーリゾートまで移動。
ゴンドラで山頂駅まで上がってから登り始める人が多いのでしょうか、
早朝は広大な駐車場に止まっているクルマは1台のみでした。
天気が崩れる前に下山を完了したかったので6時過ぎに出発。
スキー場の作業道を登っていきますが、カラマツの黄葉が実に綺麗です。
天気も意外と良く、朝日が黄葉を照らし始めます。
1時間ほどでゴンドラ山頂駅に到着。ここから西大巓までは本格的な登りとなりますが、
ここのところユルい山行が続いているせいか、はたまた昨日すき焼きを食べ過ぎたせいか
とてもキツく感じます。
森林限界を越え視界が広がり始めると少し元気になれました。
西大巓から西吾妻山までの開放的な稜線が続いています。
調子が良くないせいか、西大巓から見える西吾妻山は遠く見えましたが、
歩いてみるとあっという間に西吾妻山山頂に到着。
樹林に囲まれていますが、山頂からしばらく先に進むと少し視界が開け、
さらに向こうにまで続いているこんもりした吾妻連峰を望むことができました。
ここは縦走してこその山なんだろうなぁ〜と思いました。
この頃からガスと風が強くなってきたので引き返すことに。
登りでは人っ子一人会いませんでしたが、
西大巓まで戻るとゴンドラに乗ってきたと思われる登山者が続々とやってきました。
ゴンドラ山頂駅まで降り、デコ平湿原経由で戻るところが本日の核心でした。
デコ平口からスキー場に向かって、美しい紅葉を撮影しながら作業道を進んでいると
100mほど先に作業道を横断しようとしてる熊がいました。
「黒い物体の大きさはゆうに1mを越えていたので最初カモシカかなと思った。
けど、歩き方もフォルムも明らかに違うし。2〜3秒ほど目が合った後見えなくなった」
とは少し先を歩いていたkomemameの談。
目が合ったとのことなので、こちらの存在は認識してもらったはず。
しばらく様子を見て何事も起きなかったので、小走りに通過しましたが、
あと1分早く歩いていたら、鉢合わせしていたかも知れないと思うと生きた心地がしませんでした。
雨を覚悟していた2日目の山行でしたが、蓋を開けてみると朝の早い時間は青空も見え、
山頂まで眺望も楽しむことができたのでこれ以上の贅沢は言えませんね。
とはいえ、磐梯山・西吾妻山は、ぜひ雪の季節に再訪したい2山となりました。
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