ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 365300
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

西吾妻山

2013年11月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:16
距離
18.1km
登り
1,259m
下り
1,241m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:58
休憩
0:15
合計
6:13
距離 18.1km 登り 1,260m 下り 1,255m
06:05グランデコスノーリゾート第一駐車場〜06:38ゲート(デコ平口方面との分岐)06:38〜07:13ゴンドラ山頂駅(登山口)07:13〜08:25西大巓08:28〜09:00西吾妻小屋09:00〜09:06西吾妻山(休憩・昼食)09:25〜09:31西吾妻小屋09:31〜09:54西大巓09:54〜11:01ゴンドラ山頂駅11:01〜11:26デコ平口11:26〜11:53ゲート(デコ平口方面との分岐)11:53〜12:18グランデコスノーリゾート第一駐車場
 
天候 晴れ→ガス
 
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
グランデコスノーリゾート第一駐車場(無料/広大な駐車場です)
 
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
グランデコスノーリゾートにあり。

【コース状況】
●グランデコスノーリゾート〜ゴンドラ山頂駅(登山口)
グランデコスノーリゾートからスキー場の作業道を登っていきます。
途中デコ平口とゴンドラ山頂方面の分岐があり、
ゴンドラ駅山頂方面(スキー場方面)には
ゲートがありクルマは進入禁止となっています。
この作業道を引き続き進んでいくとゴンドラ駅山頂に到着します。
※この区間はゴンドラを利用する人がほとんどのようで、
早い時間は誰もいませんでした。

●ゴンドラ山頂駅(登山口)〜西大巓
ゴンドラ山頂駅の正面に登山口があります。
登山口からしばらくはスキー場の延長のような場所を歩き、
その後樹林帯に入っていきここから本格的な登山道となります。
樹林帯の入口から西大巓までは、登り一辺倒。
登山道は木の根と岩が張り出していて、少し歩きにくいかもしれません。
時おり泥濘もあります。
森林限界を越えるとほどなく西大巓に到着です。

●西大巓〜西吾妻山
赤茶けたザレ場を西吾妻山との鞍部まで下ります。
鞍部からの登り返しの途中からいったん樹林帯に入ります。
その後、再び視界が開け、湿原と池塘が現れます。この辺りから登山道は木道となり、
しばらく進むと西吾妻小屋との分岐に到着です。
西吾妻小屋から山頂はもうすぐ。再び樹林帯に入ると頂上標が現れます。
山頂は樹林に囲まれ眺望はありません。

●ゴンドラ山頂駅(登山口)〜デコ平口〜ゲート
帰りはゴンドラ山頂駅からデコ平湿原を経由してデコ平口に出るルートをとりました。
山頂駅から平坦な道を10分ほど歩くとデコ平湿原の遊歩道となります。
湿原の木道をしばらく進むと布滝方面との分岐が現れ、
左に進路をとるとほどなくデコ平口に到着。
デコ平口からは作業道となります。

●熊目撃
デコ平口〜スキー場ゲート間の作業道で熊を目撃。
熊は自分たちのいた場所から100mほど先にいて作業道を横切る途中でした。
2〜3秒目が合いましたがそのまま森の中に消えていきました。
かなり大きな熊で、体長はゆうに1m以上ありました。

【温泉】
グランデコホテル(1000円)
※さすがホテルの温泉だけあって清潔でアメニティも充実していました。
 
6時過ぎにスタート。ゴンドラの営業時間は8:30からなので人っ子一人いませんでした
3
6時過ぎにスタート。ゴンドラの営業時間は8:30からなので人っ子一人いませんでした
早ければ早朝から天気が崩れそうでしたが、何とか保ちました
早ければ早朝から天気が崩れそうでしたが、何とか保ちました
西吾妻山の麓も紅葉がキレイでした
8
西吾妻山の麓も紅葉がキレイでした
デコ平口とゴンドラ山頂駅の分岐に到着。山頂駅へはゲートがある方に進みます
デコ平口とゴンドラ山頂駅の分岐に到着。山頂駅へはゲートがある方に進みます
作業道歩き。実際の時間より長く感じます
作業道歩き。実際の時間より長く感じます
なんと朝日が出てきました。朝の光が黄葉したカラマツを輝かせます
9
なんと朝日が出てきました。朝の光が黄葉したカラマツを輝かせます
正面には西吾妻山1
1
正面には西吾妻山1
正面には西吾妻山2
5
正面には西吾妻山2
ゴンドラ山頂駅の向かい側に登山口の道標が立っています
1
ゴンドラ山頂駅の向かい側に登山口の道標が立っています
西大巓まではご覧の通り岩と木の根の登り一辺倒です
西大巓まではご覧の通り岩と木の根の登り一辺倒です
まだまだ眺望は利いています。西大巓直下から中吾妻山方面を望む
1
まだまだ眺望は利いています。西大巓直下から中吾妻山方面を望む
西大巓頂上直下でようやく森林限界を越えました
1
西大巓頂上直下でようやく森林限界を越えました
西大巓頂上直下から西吾妻山を望む
3
西大巓頂上直下から西吾妻山を望む
西大巓に到着
風が強くなってきました。これぞスネオへアー
2
風が強くなってきました。これぞスネオへアー
西大巓と西吾妻山との鞍部まで開放的な稜線を下っていきます
5
西大巓と西吾妻山との鞍部まで開放的な稜線を下っていきます
地図を開けるkomemame。何を確認してるんだろう?
3
地図を開けるkomemame。何を確認してるんだろう?
赤茶けたザレ場。ずんぐりしているけど吾妻連峰も火山なんだなぁ〜
1
赤茶けたザレ場。ずんぐりしているけど吾妻連峰も火山なんだなぁ〜
鞍部から登り返してしばらくすると湿原と池塘群が現れました
3
鞍部から登り返してしばらくすると湿原と池塘群が現れました
木道を進みます
西吾妻山山頂に到着。樹林に囲まれており、残念ながら眺望はありません
西吾妻山山頂に到着。樹林に囲まれており、残念ながら眺望はありません
山のポーズ
西吾妻山の頂上標から少し進むと中大巓・東大巓方面の眺望が若干開けます。しかしこの日はちょうど山頂に着いた頃からガスってきてしまいました
1
西吾妻山の頂上標から少し進むと中大巓・東大巓方面の眺望が若干開けます。しかしこの日はちょうど山頂に着いた頃からガスってきてしまいました
ガス&風も強くなってきたので大人しく引き返すことにします。正面は西吾妻小屋
ガス&風も強くなってきたので大人しく引き返すことにします。正面は西吾妻小屋
夜半から雨も覚悟していたので、ここまで天気が保ってくれただけで御の字です
1
夜半から雨も覚悟していたので、ここまで天気が保ってくれただけで御の字です
西大巓まで登り返しです
西大巓まで登り返しです
淡々と戻ります
ゴンドラ山頂駅まで戻ってきました
ゴンドラ山頂駅まで戻ってきました
帰りはデコ平湿原を経由して戻ることにします
帰りはデコ平湿原を経由して戻ることにします
デコ平口からグランデコスノーリゾートまで続く作業道も色づいていました
2
デコ平口からグランデコスノーリゾートまで続く作業道も色づいていました
この写真を撮った直後に熊と遭遇
6
この写真を撮った直後に熊と遭遇
カラマツの黄葉は繊細な感じがいいですね
8
カラマツの黄葉は繊細な感じがいいですね
山麓の紅葉は特筆するものがありました
2
山麓の紅葉は特筆するものがありました
下山後の帰り道にて。小野川湖に流れ込んでいる小野川沿いの紅葉がとてもキレイでした
10
下山後の帰り道にて。小野川湖に流れ込んでいる小野川沿いの紅葉がとてもキレイでした
下山後の帰り道にて。小野川湖の紅葉1
6
下山後の帰り道にて。小野川湖の紅葉1
下山後の帰り道にて。小野川湖の紅葉2
2
下山後の帰り道にて。小野川湖の紅葉2
下山後の帰り道にて。小野川湖の紅葉3
3
下山後の帰り道にて。小野川湖の紅葉3

感想

前日、磐梯山に登った後、小野川湖畔のキャンプ場ですき焼きを食べ、
日本酒を熱燗にしてグイッと飲んでからはテントでバタンキューでした。

早ければ夜半から天気は下り坂になりそうな予報だったのですが、
朝3時過ぎに目覚めテントのベンチレーターから外を覗くと星空が広がっています。

朝ゴハン&撤収後クルマでグランデコスノーリゾートまで移動。
ゴンドラで山頂駅まで上がってから登り始める人が多いのでしょうか、
早朝は広大な駐車場に止まっているクルマは1台のみでした。

天気が崩れる前に下山を完了したかったので6時過ぎに出発。
スキー場の作業道を登っていきますが、カラマツの黄葉が実に綺麗です。
天気も意外と良く、朝日が黄葉を照らし始めます。

1時間ほどでゴンドラ山頂駅に到着。ここから西大巓までは本格的な登りとなりますが、
ここのところユルい山行が続いているせいか、はたまた昨日すき焼きを食べ過ぎたせいか
とてもキツく感じます。

森林限界を越え視界が広がり始めると少し元気になれました。
西大巓から西吾妻山までの開放的な稜線が続いています。
調子が良くないせいか、西大巓から見える西吾妻山は遠く見えましたが、
歩いてみるとあっという間に西吾妻山山頂に到着。

樹林に囲まれていますが、山頂からしばらく先に進むと少し視界が開け、
さらに向こうにまで続いているこんもりした吾妻連峰を望むことができました。
ここは縦走してこその山なんだろうなぁ〜と思いました。

この頃からガスと風が強くなってきたので引き返すことに。
登りでは人っ子一人会いませんでしたが、
西大巓まで戻るとゴンドラに乗ってきたと思われる登山者が続々とやってきました。

ゴンドラ山頂駅まで降り、デコ平湿原経由で戻るところが本日の核心でした。
デコ平口からスキー場に向かって、美しい紅葉を撮影しながら作業道を進んでいると
100mほど先に作業道を横断しようとしてる熊がいました。

「黒い物体の大きさはゆうに1mを越えていたので最初カモシカかなと思った。
けど、歩き方もフォルムも明らかに違うし。2〜3秒ほど目が合った後見えなくなった」
とは少し先を歩いていたkomemameの談。

目が合ったとのことなので、こちらの存在は認識してもらったはず。
しばらく様子を見て何事も起きなかったので、小走りに通過しましたが、
あと1分早く歩いていたら、鉢合わせしていたかも知れないと思うと生きた心地がしませんでした。

雨を覚悟していた2日目の山行でしたが、蓋を開けてみると朝の早い時間は青空も見え、
山頂まで眺望も楽しむことができたのでこれ以上の贅沢は言えませんね。

とはいえ、磐梯山・西吾妻山は、ぜひ雪の季節に再訪したい2山となりました。
 

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1927人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 磐梯・吾妻・安達太良 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら