大崩山(九州の名峰へ広島から弾丸ツアー)
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,035m
- 下り
- 1,023m
コースタイム
天候 | ◆11月4日(月) 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
11月3日(日)20:00宮島SA出発・・・11月4日(月)3:00祝子川温泉・美人の湯到着 11月4日(月)18:15祝子川温泉・美人の湯出発・・・11月5日(火)1:30宮島SA帰着 祝子川温泉・美人の湯←→上祝子登山口=約10分(登山口まで舗装された道路です) ※国道326号線を南下し「下赤」で右折し林道に入りました。「下赤」から「美人の湯」まで は約30分でした。「下赤」の右折点には小・中学校、郵便局が右手にあります。 ※最寄りのガソリンスタンド=国道326号線、北川町役場周辺にあります。曜日によって 営業時間が異なります。要確認。 ※水・食糧の調達 近隣にコンビニはありませんので早めに確保してください。大分自動車道別府湾SAは 深夜は自販機だけの営業になります。 ※県道207号・岩戸延岡線・・・修復工事中のようで通行止めor時間制限があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆祝子川渡渉点 ・湧塚コースの渡渉点はポイントと思われる箇所の少し上流から問題なく渡れました。 ・坊主尾根コースの渡渉点はポイントと思われる箇所から普通に渡れました。 両コースの渡渉点とも当日朝までの降雨が心配されましたが水量はそんなでもない とのことでした。 ◆湧塚コース(登り) ・渡渉してから袖ダキ展望台まではテープ、ケルンを頼りに登ります。 道迷いを起こす可能性が高いコースなのでおかしいなと思ったら戻るように してください。 ・下湧塚〜中湧塚は巻き道を歩きましたが岩上の道を歩いた方が時間は かかるようですが苦労は少ないようです。 ・上湧塚に登る場合、岩に向かって右手から巻くように登ります。 ◆坊主尾根コース(下り) ・テープと落ち葉が積もった人の手の入っていない道です。 よく確認しながら歩かないと道迷いの危険があります。 ・リンドウの丘分岐からの道と合流するぐらいまで急降下していきます。 ・ハシゴ、ロープがたくさんあります。慎重に歩いてください。 ・象岩のトラバース ワイヤーが設置されています。中央部分が低く岩がせり出しておりワイヤーを 掴みながら体をかがめて歩きます。 ◆全体を通して ・ケルン、テープをよく確認しながら歩かないと道迷いの危険があります。 リンドウの丘分岐から上にしばらくは踏み跡らしきものしかありませんので 一番高いところを目指して歩きます。 ・ハシゴはしっかり設置されています。バタバタしないで落ち着いて対応すれば 大丈夫です。 ・ロープは何ヵ所か切れかかっている箇所があるようなのですが今回はどこも太く しっかりしているように感じました。 ・危険個所の難易度は妙義山、北ア三大キレットよりは易しいです。もちろんそういった 経験が安全を保障するものではありませんので油断しないよう対応してください。 ◆祝子川温泉・美人の湯 第2駐車場(下段)は登山者用に開放されています。マナーよくご利用ください。 水洗トイレ完備です。 http://www3.plala.or.jp/ookuetarou/hourigawaonsen.html 支配人さんは親切な対応をされます。また大崩山の情報にも詳しいです。 山バッヂもここで購入しました。 ◆登山地図は↓こちらを参考にしました。 http://www52.tok2.com/home/naos/m-kyu-ohkue-map.htm |
写真
感想
大崩山、今回の計画が進むにつれ、ヤマレコや他のHPの記録を見たりしていたのですが、
見れば見るほど、その凄さに、正直かなりビビッていました。
基本、怖がりの私、大丈夫かなぁ…、歩けなくなって人に迷惑かけたりしないかなぁ…、
何よりも無事に行って帰ってこれるかなぁ…、そんなことを考えつつ、当日を迎えました。
最初の川、この岩を下りれば渡れるってとこで、躊躇して、なかなか下りれずにいたら、
たまたま居合わせた熊本からの登山者の肩に手を差し伸べてもらい、無事にクリア。
本当にありがとうございました。
袖ダキ展望台では、先に登ったnavecatさんの、おーっ、という歓声に期待が膨らみ、
私も、思わず、おーっ!!素晴らしくて壮大な景色が広がっていました。
そこまでの怖かった道や、これから進むであろう、怖そうな道のことも忘れ、
この素晴らしいい景色に見入ってしまいました。
その後も、なかなかワイルドな道が続きましたが、無事に大崩山山頂に到着。
そして、下りの坊主尾根にはいりました。
事前に見ていた通り、坊主尾根、なかなかワイルドな道で、とにかく、激しい…って言葉しかでない道でした。
途中でもお話したのですが、ここは、一人ではこれなかったなって…
最初の川、途中の登れなかった岩、ロープやはしごの連続、急傾斜の下り道…、
いろいろアドバイスしてもらったり、手助けしていただいたり、後、水筒拾ってもらったり…(^^;
私の、山歩きの中で、かなり記憶に残る山になったのでは…って思いました。
きつかったけど、素晴らしい景色に出会え、いろいろな経験ができ、
無事に行ってこれたから言えることかも知れませんが、本当に行けてよかったなって(^^;
navecatさん、n-shoukenさん、いろいろとありがとうございました!!
後、行きも帰りも、n-shoukenさん、運転ありがとうございました。
疲れられたんだろなって思います。翌日のお仕事大丈夫だったでしょうか…?
今回、天気のせいで、皆さんとくることができなかったのが残念でしたが、
また、次回、皆さん、ご一緒しましょう!
【憧憬の大崩山】
屹立する岩峰群は圧巻です。そのスケールの大きさに、驚嘆します。
袖ダキ展望台では到着順に(最後は私ですが)、思わず歓声を上げてしまいました。
巨岩郡、そして大小の巨石が醸し出す渓谷の風景は一瞬息を呑み込むほどに感動を与えてくれます。
渡渉、そしてハシゴにロープの連続、苦労した分ご褒美も大きいなと思いました。
小積ダキから遠目に象岩のトラバースを見た時は、『怖いな・・・、あそこへ行くのか・・・』って思ったのですが、
実際到着して目の前で見た時は、そんなでもありませんでした。
慎重に進めば、何も問題ないと思います。
(行くまでの事前調査では、あそこがホントに怖いと思ってました。)
天候のかげんで日程が1日ずれてまさに弾丸ツアーとなりましたが、まさに行って良かったと思っています。
予定の皆さん全員でいけなかったのは、少し残念ですが。
今回もnavecatさん、aachanさん大変お世話になりました。
ありがとうございました。
次回にまた、期待が大きく膨らみます。
また、よろしくお願いします。
広島に帰省して5日目、ついに大崩山(おおくえやま)です。
"○○○最後の秘境"という名はよく目にし耳にしますが"九州最後の秘境"と言われる
大崩山はその名に恥じぬ壮大な景観とインパクトを与えてくれました。
袖ダキ展望台に着いたとき、視界に入ってくる小積ダキの圧倒的なまでの巨大さ、
そして右手には天を突くように聳え立つ湧塚の巨岩群。思わず「オォーーッ」という
声が漏れました。比類なき素晴らしさと言って過言ではありません。
巨岩群だけではなく歩き始めてすぐに現れる原生林、植生も豊かで変化に富んでいました。
また透明度の高い渓谷と紅葉が織り成す景観は思わず足を止め見入ってしまうほどでした。
この日お会いした登山者の方はそんなに多くはなく渋滞もなかったのですがお話して
みますと地元のベテランの方が多くそして何回も大崩山に登られている方ばかりで道の
アドバイスをいただいたり巨岩の名前を教えていただきました。
この山は信仰の対象になっていなかったようでそれが人の耳目から遠ざかる一つの要因に
なったようです。人の知ることになったのも戦後しばらくしてのことです。それによって
守られてきた自然を後世にそのまま残せればと強く願うものであります。
今回の山行は当初、11月3日(日)に設定し総勢8人の予定でしたが雨で翌日に延期、
行けるユーザーさんで出撃の弾丸ツアーになりました。ご一緒できなかった皆様とは
またの機会に是非、よろしくお願いいたします。
弾丸ツアーにご一緒させていただいたaachanさん、n-shoukenさん、今回も大変に
お世話になりありがとうございました。次回またよろしくお願いいたします。
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