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記録ID: 366234
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ハイキング
奥秩父

奥秩父(西上州)大ナゲシ

2013年11月02日(土) [日帰り]
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GPS
06:56
距離
6.4km
登り
956m
下り
949m

コースタイム

ニッチツ旧住宅地跡 07:35
赤岩峠       08:40 〜 08:50
滝(下降終了点)  09:30 〜 09:40
乗越先の無名ピーク 10:20 〜 10:40
赤岩峠       11:15
大ナゲシ      12:10 〜 12:30
赤岩峠       13:10 〜 13:20
ニッチツ旧住宅地跡 14:00
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
登山ポストはありません。

赤岩峠から北へ野栗沢へ下る径は地形図と全然違う所にありました
ご注意を。

住宅跡地内の登山道入口の注意書き
この登山口は埼玉県ですが、大ナゲシは群馬県になるようです
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住宅跡地内の登山道入口の注意書き
この登山口は埼玉県ですが、大ナゲシは群馬県になるようです
登山道入口
正面の汚れた干し物みたいな所を対岸(右岸)へ渡ります
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登山道入口
正面の汚れた干し物みたいな所を対岸(右岸)へ渡ります
赤岩峠から見る大ナゲシ
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赤岩峠から見る大ナゲシ
赤岩岳北稜の乗越
地図の径とは全然違うので驚いた
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赤岩岳北稜の乗越
地図の径とは全然違うので驚いた
赤岩岳北稜の乗越
野栗沢側から登ってくるとこの案内板が目につきます
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赤岩岳北稜の乗越
野栗沢側から登ってくるとこの案内板が目につきます
小沢まで下ると踏み跡は消えるので、登りで使うと登山道を見失いそうです
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小沢まで下ると踏み跡は消えるので、登りで使うと登山道を見失いそうです
小沢は3〜4段で30〜40mの滝となって落ちています
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小沢は3〜4段で30〜40mの滝となって落ちています
最下段の滝
赤岩岳北稜の乗越の少し先(北側)の無名ピークから見る大ナゲシ
大ナゲシという立派な名前に恥じない綺麗な形をしています
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赤岩岳北稜の乗越の少し先(北側)の無名ピークから見る大ナゲシ
大ナゲシという立派な名前に恥じない綺麗な形をしています
赤岩峠に戻ってきた
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赤岩峠に戻ってきた
赤岩峠から大ナゲシに向かう尾根径
若干のアップダウンがありますが気持ちの良い尾根筋です
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赤岩峠から大ナゲシに向かう尾根径
若干のアップダウンがありますが気持ちの良い尾根筋です
埼玉・群馬の県境尾根から大ナゲシに向かうコル
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埼玉・群馬の県境尾根から大ナゲシに向かうコル
広いコルの落ち葉の上をたった一人歩く、この上ない贅沢です
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広いコルの落ち葉の上をたった一人歩く、この上ない贅沢です
大ナゲシへの途中にある露岩
中間部の2〜3m程は傾斜がきついです
左に巻き径があるそうです
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大ナゲシへの途中にある露岩
中間部の2〜3m程は傾斜がきついです
左に巻き径があるそうです
大ナゲシ頂上直下の岩場
この岩は見るだけです
登るのは右側の階段状を行きます
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大ナゲシ頂上直下の岩場
この岩は見るだけです
登るのは右側の階段状を行きます
大ナゲシ頂上
見晴らしの良いピークですが、今日は、富士山が見えません
八が岳は近かったです
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大ナゲシ頂上
見晴らしの良いピークですが、今日は、富士山が見えません
八が岳は近かったです
大ナゲシ頂上から見る赤岩尾根
すぐそこなのに残念ながら霞んでいます
奥の山並みが両神山です
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大ナゲシ頂上から見る赤岩尾根
すぐそこなのに残念ながら霞んでいます
奥の山並みが両神山です
赤岩峠からの下降斜面
サクサク落ち葉を踏んで下ります
赤岩峠からの下降斜面
サクサク落ち葉を踏んで下ります

感想


昨年、赤岩尾根を歩いた時から赤岩岳北稜の露岩記号が気になっていました。
歩けるものならこの北稜を末端から赤岩岳まで登ってみたいとやって来ました。

赤岩峠までは過去に3回も登っていますので、様子はよく分かっています。
自分では一生懸命登っているつもりですが、赤岩峠に着くまでに2人組パーティの人と単独行の人にあっさり追い抜かされてしまった。
この単独行の人は、ヤマレコユーザの peposiman さんのようでした。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-364335.html
ホント、足速いですね。

普通は、赤岩峠から東の赤岩尾根の縦走にはいるか、西の大ナゲシに行くのですが、私は一人反対側の北斜面の野栗川側へと下っていきましたが、踏み跡は薄く倒木が径を覆っているのを見た時は思わず「エッ!廃道???」と声を出してしまった。
薄い踏み跡に沿って下っていくと顕著な乗越に出た。
記憶の地形図にはこんな顕著な乗越はない。
スマホの地図ロイドで現在地を確認すると、なんと赤岩岳北稜に乗っている。
そして径は反対斜面に下っていっている。
地形図の登山道から新しく変わってしまったのか、元々地形図の径は間違っていたのか、この北稜を挟んで西と東と違っている。
(詳しくはルート図を参照ください。ただルート図は手書きですので、ジグザグを切っているところはイメージです。正確ではありません。)
そのまま径沿いに下降していきます。
右から小沢が2回合流します。
この沢筋に出ると踏み跡は完全に消えてしまいますので、下りは気になりませんが、登りだと径を見失う可能性が高そうです。
この沢は、1180m付近で3〜4段の30〜40mの滝となって落ちています。
その下流で赤岩峠から落ちてきた沢も5〜6mの滝となって落ちています。
こんな滝場が赤岩岳北稜の末端でした。
とても登る気がしないので(登れない、の方が正確な表現かも)あっさり北稜歩きは放棄して赤岩峠へ戻ります。
戻る途中、北稜の乗越の北のピークから大ナゲシが見えるのでは、と期待してゴソゴソ入って行きました。
期待通りピークでは、樹林に邪魔されることなく正面にドーンと大ナゲシが見えました。
実に良い形をしていますね。
「大ナゲシ」という立派な名前をもらっていて、それに負けない美麗さがあります。
ところでこの大ナゲシに出会うまでは、"ナゲシ"という日本建築様式の名前さえ知らなかったのが正直なところです。
どなたがこんな良い名前を付けられたのでしょうね。
そんなことを考えていると、北アルプスの黒部川に多くの良い名前付けられた冠さんを思い出します。
すぐ東の両神山にはイザナギ・イザナミの両神が祀られていて、この大ナゲシにはイザナギとイザナミの子のオホヤマツミ(=山の神)が祀られている、と言う伝説があれば私は信じてしまいそうです(笑)
それほど立派な形をした山だと思います。

このあと、その大ナゲシの頂上にも上がってきました。
そこは景色の良いピークでしたが、今日は残念ながら富士山は見えなかったです。
八ッ岳はことのほか近かったです。

今回は、人の少ない紅葉の山をゆっくりと楽しませてもらいました。


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