今回は槍ヶ岳本体に加えて、雪の状況にもよるが、できれば大喰岳、中岳、南岳にも訪れたいと考えて、夜が明け切らないうちからスタートする。
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10/24 5:25
今回は槍ヶ岳本体に加えて、雪の状況にもよるが、できれば大喰岳、中岳、南岳にも訪れたいと考えて、夜が明け切らないうちからスタートする。
新穂高温泉登山口から最寄りの穂高平小屋を通過。今期の営業は終了。また来期に向けて冬を越す準備は万全。
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10/24 6:08
新穂高温泉登山口から最寄りの穂高平小屋を通過。今期の営業は終了。また来期に向けて冬を越す準備は万全。
すっかり雪を纏った笠ヶ岳の稜線に日が当たり始めた。今シーズン1回位は登りたかったが、また来年。
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10/24 6:24
すっかり雪を纏った笠ヶ岳の稜線に日が当たり始めた。今シーズン1回位は登りたかったが、また来年。
白出沢渡渉点から見るジャンダルム。今日は快晴で風も弱く絶好の登山日和だが、標高の高いところはしっかり冬景色。
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10/24 6:45
白出沢渡渉点から見るジャンダルム。今日は快晴で風も弱く絶好の登山日和だが、標高の高いところはしっかり冬景色。
左に目を向ければ新雪まぶしい笠ヶ岳稜線。
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10/24 6:46
左に目を向ければ新雪まぶしい笠ヶ岳稜線。
前方には槍・穂主稜線の雄大な景色。退屈がちな林道歩きだが、時折左右や前方に眺望が開けるので気分は良い。
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10/24 6:47
前方には槍・穂主稜線の雄大な景色。退屈がちな林道歩きだが、時折左右や前方に眺望が開けるので気分は良い。
チビ谷渡渉点の様子。朝のうちは気温が低く、岩には雪が乗っているのと、雪がなくてもうっすらと凍結しており、無造作に足を置くと大変なことになる
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10/24 7:16
チビ谷渡渉点の様子。朝のうちは気温が低く、岩には雪が乗っているのと、雪がなくてもうっすらと凍結しており、無造作に足を置くと大変なことになる
滝谷渡渉点に到着。雪を纏った岩の間から雄滝の勇壮な流れ。
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10/24 7:31
滝谷渡渉点に到着。雪を纏った岩の間から雄滝の勇壮な流れ。
雄滝のはるか上方には岩の墓場とも称される北穂高岳滝谷。林道の終点を締めくくる素晴らしい眺めの数々。ここからが本番のこの行程、何度も見ている光景だがテンションは上がってくる。
7
10/24 7:31
雄滝のはるか上方には岩の墓場とも称される北穂高岳滝谷。林道の終点を締めくくる素晴らしい眺めの数々。ここからが本番のこの行程、何度も見ている光景だがテンションは上がってくる。
藤木九三さんのレリーフ。
1
10/24 7:33
藤木九三さんのレリーフ。
南沢の渡渉。この辺りから急に積雪量が増えてきた。
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10/24 7:51
南沢の渡渉。この辺りから急に積雪量が増えてきた。
槍平小屋までもうひと頑張りというところで背後にこの眺望。
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10/24 7:51
槍平小屋までもうひと頑張りというところで背後にこの眺望。
槍平小屋に到着。盆地状の地形で冷気がたまりやすいためか、気温は−6℃と冷え込んでいる。写真は冬季に登山者に開放されている冬季小屋。
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10/24 8:03
槍平小屋に到着。盆地状の地形で冷気がたまりやすいためか、気温は−6℃と冷え込んでいる。写真は冬季に登山者に開放されている冬季小屋。
槍平小屋を後にし、名もなき枯れ沢を通過。あたりはすっかり冬の装いだ。
2
10/24 8:25
槍平小屋を後にし、名もなき枯れ沢を通過。あたりはすっかり冬の装いだ。
最終水場の手前、登山道に川かを流れているところが氷結していた。試しにここに足を乗せると、、、ご想像の通りすっ転ぶ。。。
6
10/24 8:33
最終水場の手前、登山道に川かを流れているところが氷結していた。試しにここに足を乗せると、、、ご想像の通りすっ転ぶ。。。
最終水場はかろうじて稼働中。ここが使えるのも今シーズンあと少しだろう。
3
10/24 8:37
最終水場はかろうじて稼働中。ここが使えるのも今シーズンあと少しだろう。
飛騨沢のカールに向けて徐々に傾斜が急になり、灌木帯になってきて眺望が広がってくる。西穂高岳と遠くに乗鞍岳、その手前には焼岳。
3
10/24 8:43
飛騨沢のカールに向けて徐々に傾斜が急になり、灌木帯になってきて眺望が広がってくる。西穂高岳と遠くに乗鞍岳、その手前には焼岳。
新雪纏う笠ヶ岳の稜線と、その手前に中崎尾根。槍ヶ岳の眺望が終盤まで得られない本コースだが、中崎尾根からは良く見えるため、このコースが一般的に使えるようになると、より素晴らしい人気のコースとなるだろう。
5
10/24 8:55
新雪纏う笠ヶ岳の稜線と、その手前に中崎尾根。槍ヶ岳の眺望が終盤まで得られない本コースだが、中崎尾根からは良く見えるため、このコースが一般的に使えるようになると、より素晴らしい人気のコースとなるだろう。
飛騨沢のカールが見えるところまで登ってきた。今回は前回同様に千丈乗越から西鎌尾根を通って槍を目指すことにする。
1
10/24 8:56
飛騨沢のカールが見えるところまで登ってきた。今回は前回同様に千丈乗越から西鎌尾根を通って槍を目指すことにする。
千丈・飛騨乗越分岐から千丈乗越に至る道はトレースなし。中崎尾根からの道が合流するところからは膝ラッセルの急斜面となる。苦しいが眺望は素晴らしい。
4
10/24 9:40
千丈・飛騨乗越分岐から千丈乗越に至る道はトレースなし。中崎尾根からの道が合流するところからは膝ラッセルの急斜面となる。苦しいが眺望は素晴らしい。
千丈乗越からは遮るもののない360°の絶景が広がる。雲一つない青空、澄んだ空気、雪を纏った山々。絶景という言葉では物足らない迫力ある光景。
6
10/24 9:50
千丈乗越からは遮るもののない360°の絶景が広がる。雲一つない青空、澄んだ空気、雪を纏った山々。絶景という言葉では物足らない迫力ある光景。
飛騨沢のカール内、ずいぶん雪が多そうだ。これは千丈乗越経由で来て正解だったなと、このときは思ったのだが・・・
6
10/24 10:04
飛騨沢のカール内、ずいぶん雪が多そうだ。これは千丈乗越経由で来て正解だったなと、このときは思ったのだが・・・
最初のうちは積雪量も多くなく、トレースもあって楽をさせてもらえたのだが・・・
5
10/24 10:06
最初のうちは積雪量も多くなく、トレースもあって楽をさせてもらえたのだが・・・
途中からトレースが複数に分かれていて迷ったのだが、少し考えた結果、自分が良いと思ったルートで自分でトレースを作りながら登ることにした。
7
10/24 10:12
途中からトレースが複数に分かれていて迷ったのだが、少し考えた結果、自分が良いと思ったルートで自分でトレースを作りながら登ることにした。
斜面が急になってくると、雪が溜まりやすいのか深いラッセルとなった。進んでも進んでも近づいてこない槍。
7
10/24 10:23
斜面が急になってくると、雪が溜まりやすいのか深いラッセルとなった。進んでも進んでも近づいてこない槍。
急斜面をトラバースしながら進む。新雪に足を入れると下のザレた地肌にダイレクトに届き足元を不安定にさせ、踏ん張りが利かず大変だった。
7
10/24 10:29
急斜面をトラバースしながら進む。新雪に足を入れると下のザレた地肌にダイレクトに届き足元を不安定にさせ、踏ん張りが利かず大変だった。
ようやく槍の肩に到着。
5
10/24 10:52
ようやく槍の肩に到着。
ラッセルで普段使っていない筋肉を使ったのか、足がつりそうな感じ。たまらず山荘前で軽食がてら休憩する。
4
10/24 11:09
ラッセルで普段使っていない筋肉を使ったのか、足がつりそうな感じ。たまらず山荘前で軽食がてら休憩する。
休憩したらやたらと足が重くなってしまった。こんな時に事故は起こりやすいので十分気を付けて最後の登りに取り掛かる。
4
10/24 11:14
休憩したらやたらと足が重くなってしまった。こんな時に事故は起こりやすいので十分気を付けて最後の登りに取り掛かる。
槍ヶ岳山頂に到着!標高3180m、気温−4.8℃、風速3〜5m/s。気温は氷点下だが風が穏やかなので快適。山頂は貸し切りなので360°の絶景を存分に堪能する。
10
10/24 11:26
槍ヶ岳山頂に到着!標高3180m、気温−4.8℃、風速3〜5m/s。気温は氷点下だが風が穏やかなので快適。山頂は貸し切りなので360°の絶景を存分に堪能する。
まず目に飛び込んでくる穂高岳連峰の雄姿。雪を纏っていると、より一層荘厳さが増す。
11
10/24 11:26
まず目に飛び込んでくる穂高岳連峰の雄姿。雪を纏っていると、より一層荘厳さが増す。
常念岳方面。こちらは雪の量が幾分少な目。まだ行ったことのない常念山脈、来年はいけるといいな。
9
10/24 11:27
常念岳方面。こちらは雪の量が幾分少な目。まだ行ったことのない常念山脈、来年はいけるといいな。
乗鞍岳と焼岳、それに西穂稜線の重なりがダイナミック!
9
10/24 11:30
乗鞍岳と焼岳、それに西穂稜線の重なりがダイナミック!
富士山もばっちり!
8
10/24 11:30
富士山もばっちり!
後立山連峰もすっきり見渡せた。あちらは一層白く、多くの雪が降ったようだ。
10
10/24 11:31
後立山連峰もすっきり見渡せた。あちらは一層白く、多くの雪が降ったようだ。
立山とその後ろには剱岳がちょびっと。手前には今一番興味がある野口五郎岳。
7
10/24 11:31
立山とその後ろには剱岳がちょびっと。手前には今一番興味がある野口五郎岳。
水晶岳(黒岳)。今年もう一回行きたいと考えていたがちょっと厳しいかな?
7
10/24 11:31
水晶岳(黒岳)。今年もう一回行きたいと考えていたがちょっと厳しいかな?
真っ白な薬師岳とその手前には鷲羽岳、ワリモ岳。
8
10/24 11:31
真っ白な薬師岳とその手前には鷲羽岳、ワリモ岳。
黒部五郎岳。北アルプスの奥地にして、この天空に浮かぶ島の感じがたまらない。
7
10/24 11:31
黒部五郎岳。北アルプスの奥地にして、この天空に浮かぶ島の感じがたまらない。
硫黄尾根の荒々しい山容。謎多き硫黄尾根、ロマンを掻き立てられる。
7
10/24 11:32
硫黄尾根の荒々しい山容。謎多き硫黄尾根、ロマンを掻き立てられる。
西鎌尾根から双六岳への繋がり。双六台地からの槍ヶ岳の眺望も今年中に見たい。しかし時間が・・・
9
10/24 11:32
西鎌尾根から双六岳への繋がり。双六台地からの槍ヶ岳の眺望も今年中に見たい。しかし時間が・・・
岐阜が誇る名峰笠ヶ岳の迫力ある山容。その遥か西方にはこれまた雪を纏って美しい霊峰白山。
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10/24 11:39
岐阜が誇る名峰笠ヶ岳の迫力ある山容。その遥か西方にはこれまた雪を纏って美しい霊峰白山。
眼下に構える槍ヶ岳山荘。自分の中ではこれ以上の豪華ホテルは他にない。泊まったことないけど笑
9
10/24 11:43
眼下に構える槍ヶ岳山荘。自分の中ではこれ以上の豪華ホテルは他にない。泊まったことないけど笑
東には殺生ヒュッテとヒュッテ大槍。これもまた豪華なホテルたち!
6
10/24 11:45
東には殺生ヒュッテとヒュッテ大槍。これもまた豪華なホテルたち!
北鎌独標のピラミダルな山容。険しく美しい。
7
10/24 11:45
北鎌独標のピラミダルな山容。険しく美しい。
貸し切りの山頂でどっぷりと休憩したら一層足がダルくなってしまった。明日は仕事だし帰りも遅くなるしで、大喰岳、中岳、南岳はあきらめることに。
4
10/24 11:46
貸し切りの山頂でどっぷりと休憩したら一層足がダルくなってしまった。明日は仕事だし帰りも遅くなるしで、大喰岳、中岳、南岳はあきらめることに。
ただし、今後本格的な雪山シーズンに入る前に雪が少なくなるチャンスがあれば再度挑戦する意思は捨てずにいよう。
3
10/24 11:46
ただし、今後本格的な雪山シーズンに入る前に雪が少なくなるチャンスがあれば再度挑戦する意思は捨てずにいよう。
槍ヶ岳山荘はまだ営業中だが、並行して冬の小屋閉めの準備に余念がなかった。
3
10/24 12:01
槍ヶ岳山荘はまだ営業中だが、並行して冬の小屋閉めの準備に余念がなかった。
さらば槍ヶ岳!ワンチャンあれば今年もう1回来るよ!その時こそ大喰岳、中岳、南岳も一緒に!
6
10/24 12:03
さらば槍ヶ岳!ワンチャンあれば今年もう1回来るよ!その時こそ大喰岳、中岳、南岳も一緒に!
帰り道は飛騨沢を使って下山。
3
10/24 12:09
帰り道は飛騨沢を使って下山。
飛騨沢の雪の量もかなり多く。雪はフカフカ。下りなので難なく通ったが、登りでは相当な苦労を強いられそうだ。
4
10/24 12:20
飛騨沢の雪の量もかなり多く。雪はフカフカ。下りなので難なく通ったが、登りでは相当な苦労を強いられそうだ。
名峰笠ヶ岳を見ながらの飛騨沢の下りは実に爽快!
7
10/24 12:20
名峰笠ヶ岳を見ながらの飛騨沢の下りは実に爽快!
雪を纏う穂高岳連峰を眺めながら。下山の行程も飽きることはない。
6
10/24 13:32
雪を纏う穂高岳連峰を眺めながら。下山の行程も飽きることはない。
白出沢から槍平に少し行ったところで巨大な倒木が登山道を塞いでいる。これを乗り越えるために足を大きく上げると太ももが悲鳴を上げた!!
2
10/24 14:23
白出沢から槍平に少し行ったところで巨大な倒木が登山道を塞いでいる。これを乗り越えるために足を大きく上げると太ももが悲鳴を上げた!!
奥穂高岳は今シーズンも行くことは叶わなかった。できれば岐阜県側から登りたいのだが災害が多かった去年今年だったので仕方がない。
5
10/24 14:28
奥穂高岳は今シーズンも行くことは叶わなかった。できれば岐阜県側から登りたいのだが災害が多かった去年今年だったので仕方がない。
最後まで素敵な山々を眺めながらハイキングが出来て満足!
5
10/24 14:29
最後まで素敵な山々を眺めながらハイキングが出来て満足!
無事下山!
3
10/24 15:16
無事下山!
当日は風もなく穏やかで寒くもなく展望も最高でした
私の方は予定どおり奥丸山へ行ってきましたがラッセルで苦労しました。(レコアップは明日の予定)
しかし速いですね
新穂高出発が私の1時間後。白出沢出合から新穂高まで43分ですか
また会えたらよろしく
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