小国から祝瓶山
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- GPS
- 05:03
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,086m
- 下り
- 1,079m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
ここのところ冷え込んで山は一気に冬に向かっている。朝日連峰も上の方は冠雪して真っ白だ。おおよそ標高1,500mくらいから上は積雪がありそうだ。この日は大方晴れの予報だったが、小国の辺りには厚い雲がかかり登山口に向かう途中で小雨になった。雨の中を登る気にはならなかったが、登山口まで結構な時間がかかったし、このまま引き返すのも何なので、とりあえず準備をして歩き始める。出発する頃には雨は止んで曇り空だった。
歩き始めてすぐに吊橋を渡り2度の渡渉後、鈴振尾根に取り付く。おおむね樹林の急登で、ときおり木々が切れて冠雪した朝日方面がわずかに望めるが、その上空には帯状に厚い雲がかかっている。目的の祝瓶のピークもガスで全く見えない。P817からはガスの中に一の塔と思われる鋭鋒が見えた。一旦コルに下りて、黙々と登り返すとP1,239の一の塔に着いた。3人パーティーが休憩中だったのでそのまま通過。この先は灌木帯や笹原の道で見通せるので、晴れていれば素晴らしい景色だったことだろう。最後一登りで祝瓶の山頂に着いた。陽射しがなく風が冷たくかなり寒い。ウインドブレーカーと防寒着を羽織って昼食にする。本来は360度の大展望なのだろうが、ガスに包まれ真っ白だ。
15分ほど休憩して下山する。下り始めると少し陽射しが出てガスが切れそうな感じだったが、すぐにまたガスに包まれた。標高が下がると冷気がなくなり、上着を脱いであとは一気に下る。最後は雨粒が落ちてきたが本降りにはならず、登山口に着く頃にはほぼ止んでいた。
2〜3年前に大朝日の山頂から見たあのピラミダルな祝瓶山は、実際登っても板を立てかけた様に急登が続く山だった。そのピークからは紅葉と冠雪した大朝日の絶景を期待したのだが・・・今回は残念だった。長井側からのアプローチが可能となれば、次またこのピークを目指そう。(TONO)
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