甲武信ヶ岳

2021年10月24日(日) [日帰り]

• GPS: 09:30
• 距離: 14.8km
• 登り: 1,622m
• 下り: 1,615m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:35
• 休憩: 1:25
• 合計: 10:00

距離 14.8km 登り 1,632m 下り 1,626m

6:50 西沢渓谷入口バス停
7:05 7:07 ねとりインフォメーション
7:10 7:11 近丸新道登山口
9:14 9:24 徳ちゃん新道分岐
11:18 11:18 戸渡尾根分岐
11:29 11:33 木賊山
11:52 12:03 甲武信小屋
12:18 13:05 甲武信ヶ岳
13:17 13:18 甲武信小屋
13:35 13:36 木賊山まき道分岐
13:40 13:41 戸渡尾根分岐
14:51 14:51 徳ちゃん新道分岐
16:24 16:32 徳ちゃん新道登山口
16:34 16:34 近丸新道登山口
16:38 16:38 ねとりインフォメーション
16:52 16:52 西沢渓谷入口バス停
16:54 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西沢渓谷無料駐車場に駐車

コース状況／危険箇所等

近丸新道はザレたトラバース、斜面の崩落、沢の渡渉と、なかなか緊張を強いられる場面もあります。
踏み跡、テープ、標識はしっかりとしていて、道迷いの心配はそれほどないかと思います。
戸渡尾根の上部から木賊山にかけて残雪があり、滑り易くなっています。チェーンスパイク等冬の装備を加えておくべきかと思います。
甲武信ヶ岳は陽当たりも良く雪は見かけませんでした。
戸渡尾根徳ちゃん新道分岐直下は岩の痩せ尾根です。
慎重に歩きたいところです。
全体に急登急下降が多いので、無理せずイーブンペースを心掛けたい山です。

写真

10/24 6:28

朝からいい天気で、西の空には月も綺麗に見えていました。

10/24 6:45

西沢渓谷無料駐車場に車を停めて準備中。

10/24 6:53

いざ出発！最初に入口のゲートを抜けていきます。

10/24 6:53

「あ、準備体操忘れてた！」と軽くストレッチを。
g)カメラ向けたら急に始めましたね(笑)

10/24 7:06

ねとりインフォメーションで神様にお参りし、今日の行程を確認。
g)いつものように山行の安全とアレとコレをお願いしておきました😊
その案内板、甲武信のラスボス感がハンパなかったですね(笑)

10/24 7:09

ねとりインフォメーションを過ぎて少し行くと「近丸新道」の入口です。初めは沢沿いだと思い込んでいたけれども、いきなり尾根に上がっていく感じで少しビビる（笑）

10/24 7:10

ガイドマップ。

10/24 7:15

沢沿いではあるけれどもだいぶ高いところの斜面をずっと巻いていく感じの道。ザレたところをトラバースすることもしばしば。慎重に。

10/24 7:16

どんな所でもだいたい腕組んで歩く人。
g)安定の腕組みスタイル👍

10/24 7:24

かと思えば急なアップダウンも。

10/24 7:25

かつてのトロッコ軌道の跡。

10/24 7:37

登山道が崩落して軌道のレールだけが残っているところも。登山道は当然山側へ登って巻いています。
g)迂回路も気を抜けませんでした

10/24 7:38

崩落箇所へ引きずり込まれそうになる人。
g)いま助けに行きまーす！…センパイこうゆうの好きですね😁

10/24 7:46

小さな沢を渡ったり、それなりに変化と緊張感のあるアプローチ道です。

10/24 7:46

沢の渡渉。あ、腕組んでない、、

10/24 7:51

沢を渡り、足場の不安定な所もあります。

10/24 7:52

かつての倉庫跡でしょうか。

10/24 7:57

ヌク沢を渡ります。

10/24 7:57

少し細めで不安定な丸木橋です。

10/24 7:57

「あ、落ちそう！」左手の動き（笑）

10/24 7:58

沢が綺麗です。

10/24 7:58

いよいよ登る雰囲気になってきました。

10/24 8:01

あー、いきなりすごい登り、、、💦
g)いきなり斜度が上がりました😅

10/24 8:02

なんか笑顔で楽しそう(^^)
g)まぁ、アレですよね(笑)

10/24 8:04

ひたすら直登ですね。

10/24 8:47

これが珪石でしょうか。かつてこの珪石を掘り出してトロッコで運んだとか。
g)そんな形跡がありますね…アレ？(笑)

10/24 8:52

忘れた頃に突然またレールが出てきました。

10/24 8:53

反対側から平な道の跡のような、軌道跡でしょうか。

10/24 8:53

ひたすら急登を消化中。
g)修行のようでした

10/24 8:54

と、シャクナゲのトンネルです。花の季節は綺麗でしょうね。

10/24 8:58

テンション上がってます（笑）
g)この急登でこの笑顔はやはりアレですね(笑)

10/24 8:58

見上げればステキな青空。

10/24 8:59

予想外に太陽の日差しが暖かいです。

10/24 9:06

振り返ると樹々の間から富士山が望めました。

10/24 9:15

徳ちゃん新道分岐。怪しげな表情のこの人は何をしているのでしょうか、、、
g)案内板が刺さって抜けないんじゃないでしょうか？

10/24 9:15

これを上がってきました。
g)噂以上の急登でしたね💦

10/24 9:15

甲武信ヶ岳方面、まずは木賊山を目指します。

10/24 9:16

つまり戸渡尾根を上がります。

10/24 10:05

見上げれば木賊山は視野にありますが、登っても登ってもなかなか近くにはなりません。

10/24 10:05

霜柱。

10/24 10:06

なんと良い天気でしょう。気持ちの良い青空にテンションも上がります。

10/24 10:54

ガンガンと急登を消化中。

10/24 10:55

突然見晴らしの良さそうな場所に。

10/24 10:56

なかなかの高度感！

10/24 10:57

一人悦に入る男（笑）
g)キマッテマスぜ😁

10/24 10:57

g)この景色を見たら悦にも入ろうってモンですよ👍

10/24 10:58

眼下には朝立ち寄った広瀬湖と道の駅みとみが、そして山ヒダをいくつも越えた先に名峰富士が。
あー、良い眺めだ！

10/24 11:06

と、浸ったのも束の間。行手にはまたもや急登直登！！
g)立ち尽くす我…(笑)
ボーゼンと見上げてる（笑）

10/24 11:14

この辺りから、昨日降ったという雪が、、

10/24 11:18

戸渡尾根分岐に到着。残雪はだいぶ多くなってます。足元には冬装備が欲しいところ。

10/24 11:19

今回は足元夏装備しかないのでストックを頼りに先へ進みますが、だいぶ滑りました。何度か転びましたし、、、
g)準備の時にチェンスパ迷ったんですけどね…反省です😢

10/24 11:23

鶏冠尾根からの合流地点はロープで封鎖されています。ちなみにこの標識では「破不山」ですが、、

10/24 11:27

こちらの標識では「破風山」となっています。おそらく「破不山」の方が古い表記かと思われます。
g)よく気が付きましたね😲

10/24 11:27

ここは木賊山頂上です。麓の道の駅から見える立派な山容の木賊山ですが、残念ながら頂上からの眺望はありません

10/24 11:43

少し進むと開けた場所からようやく甲武信ヶ岳を拝むことができました。

10/24 11:52

一旦下った場所に甲武信小屋。ここでトイレをお借りしました。ありがとうございました。

10/24 11:53

カワイイ看板ですね。

10/24 12:17

いよいよ甲武信ヶ岳へ。一旦開けて「山頂かな？」とヌカ喜びの岩場を通り過ぎてさらに少し登ります。
g)いやいや、山頂へのビクトリーロードですよ！

10/24 12:19

分岐の看板は、、

10/24 12:22

甲武信ヶ岳山頂！
g)よしッ！

10/24 12:33

束の間山頂を堪能してから、少し下った岩場で昼食です。

10/24 12:38

風もなく陽射しが少し暖かく感じられる位に、最高の登山日和です。眺めのの良い場所での昼食は幸せのひと時。
g)最高のテラスでした😊

10/24 12:39

富士山がずっと見守ってくれているようです。

10/24 12:39

この青い男はいつもなかなか洒落た食事を調理します😊奥の緑の男は我々の頼もしきリーダーです。いつもありがとう😊
g)とんでもないです！皆で力を合わせてますよ！もっとアチコチ行きましょうね😊
それにしても青男の鯖トマトリゾット風は洒落てましたね…

10/24 13:07

食事を終えて下山開始。「あれが雲取でそれに続く稜線の先に、、、」ホントに景色が良いです。
g)青男のストックが見事な水平！

10/24 13:07

木賊山。

10/24 13:18

甲武信小屋からは木賊山には向かわず巻道を行きます。

10/24 13:22

山の北側では雪は解ける気配がありません。

10/24 13:34

木賊山巻き道分岐で主脈稜線に合流し、
g)「奥秩父主脈縦走路」は早口言葉でしたね(笑)

10/24 13:34

戸渡尾根分岐まで登り返します。

10/24 14:52

帰りは戸渡尾根で徳ちゃん新道分岐を直進、徳ちゃん新道を下りますが、上の方は痩せ尾根の急下降です。慎重に下ります。
g)緊張しました💦

10/24 15:04

高度を下げて広瀬湖が見えてきました。でも「あそこまで降るのかぁ、、」とゾッとする瞬間です💦

10/24 15:25

戸渡の中間辺りは広くなだらかな場所もあり少しホッとします。

10/24 15:27

右手には険しい表情の鶏冠尾根！

10/24 15:28

なだらかな尾根道ばかりでは下には辿り着けないよ、とばかりにまたまた急下降。
g)ザ・下山道です😅

10/24 15:29

見上げた時の高度感が凄い！
「これ、登るのも大変だなぁ」と全会一致（笑）

10/24 15:53

今までの尾根道から左へ折れると最後の急下降となります。

10/24 15:59

「スキーでこの斜度だったら足がすくんで動けない！」という位の急傾斜。「あとひと踏ん張り頑張ろう！」

10/24 16:20

勾配がなだらかになると気持ちの良い林の中を進みます。
g)あと少し！

10/24 16:25

とここで西沢山荘の横、徳ちゃん新道登山口に出ました。

10/24 16:27

ひとまず記念撮影！(^^)
g)一安心！

10/24 16:49

しばらく林道を歩きゲートを抜けます。

10/24 16:53

駐車場が見えました。足取りも軽くなります。

10/24 16:54

無事到着。お疲れ様でした。
g)お疲れ様でした！

撮影機器：

F-01J FUJITSU

iPhone 12 Apple

感想

gyu-

　先週行くはずだった八王子yui吹奏楽団登山部山岳班(長いわ！)の甲武信ヶ岳山行は雨で延期に…フルメンバーから３人に減ってしまいましたが、快晴の昨日に決行できました！
　仲間と山を歩けたのは本当に久しぶりで、やっぱり楽しい！終始晴れで風も穏やかで「こんな登山日和はなかなかないよね😁」と標高差1300m(累積では↑↓それぞれ1700m位)を安全にご機嫌で歩き通せて良かったです😊
　温泉や夕飯もすんなりとはいきませんでしたが(笑)、そんな軽いアクシデントも山旅の楽しみにできる仲間のフトコロの深さが心地良い週末でした！また行きましょうね👍

mako-chang

先週仲間5人全員の予定が合い、甲武信ヶ岳を計画しましたが、天候不良により断念。
今週はリベンジ山行となりましたが、2人は予定が合わず、残念ながら3人での登山となりました。

前日てんくらを見て相当な寒さを覚悟。車でのアプローチだったので、上着もいくつか余分に持ってひとまず「道の駅みとみ」に立ち寄りましたが、思ったほどには寒くはなく、当初考えていたよりはだいぶ軽装で歩くことができました。

稜線に乗ってからも、山頂に着いても、風がなく、おそらく夏ならば暑くてやられそうなところ、この時期ちょうどほのかに陽射しが暖かく、最高の甲武信日和となりました。

随所随所での眺望も良く、気心知れた仲間との山歩きは文句なしに今年1番の山行だったと思います。

若い頃から「甲武信」ってカッコいい名前だよなぁと、一度登ってみたいと思っていた山頂を踏めて大満足の1日でした。

gyu-、yo1、ありがとう。

（そして美味しかった「とんかつ　た○か」さん、ごちそうさまでした。）