第6回龍馬脱藩trail race
- GPS
- 12:32
- 距離
- 66.2km
- 登り
- 3,009m
- 下り
- 4,340m
コースタイム
- 山行
- 12:27
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 12:27
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
良好。ごく一部に濡れた路面あり。 |
写真
感想
第6回龍馬脱藩トレイルレースに出場。
タイム、走行距離、順位と揃いも揃って増量してきました。やれやれ。
①グリニッジ標準時刻ではなく会長の時計でスタート
スタートは午前4時となっているが、そうでもない笑。スタート5分前の放送に、ランナーが『あれ、まだ早くない?』とザワつくが『時間は、私のこの時計で行きますから!』と、やたら派手なタイツをはいた会長(と私は呼んでいる)が宣言する、アバウトな高知らしい始まり。
この後も高知らしいおおらかさに何度も遭遇することに。
②序盤
薄明かりの中、四国カルストを見ながら舗装路2kmを往復。アップにちょうどええなあと余裕。折り返して、癒しのみちに入る。ここから路面がヒノキのウッドチップ。自然休養林百選に入るだけの事はある。やがてトレイルらしい山に入っていくが、まだ集団がバラけていないので、ルートを探す必要もなく、足元に注意しながら前について行くだけ。ヘッ電&ハンドライト必携。
③夜明け
不入山てっぺんあたりに差し掛かると、樹々の間から夜明けの光がうっすらと見えてはじめてきた。おお、朝日やー❗️と気持ちが一瞬だけ盛り上がる。すぐに、ええ天気になったら暑いやんかと盛り下がる。
④源流点
岩と石ころだらけの道。激下りになると、骨折した暗い過去が蘇ってきて思い切って進めない。足をグネらせないようビビりながら進む。
キツイ上りは、落ちてる木の枝をストックがわりにして進む。周りのランナーさんと『これあると、ちょっとラクやね』、『ほんまはストック禁止されちゅうがよ』、『これはストックちゃうき、ただの木の枝やき』とつられて高知弁で笑いあう。
⑤関門
関門は全部で4つあるが、どれも距離表示はあてにならない笑。まあトレイルあるあるだが、コーナーを曲がると突然大きなエイドに遭遇したりすると、めちゃくちゃ嬉しい。欲張りなので、ヤマザキパンはひとつ食べて、あと2つはランパンのポッケに入れる。バナナもひとつ食べてあと2つは胸のポッケに差し込む。後で歩きながらモグモグするのが楽しみ〜。
⑥痛恨のロスト
最終関門手前でマーキングを見落としロスト。通りかかった軽トラのおっちゃんに聞くと、『あー、1kmぐらい行き過ぎちゅうがよ。けんど、このまま行っても先で合流するき、心配ないがよ』と教えてくれる。このため、いったん進みはじめたが、合流した地点が最終関門のあとだったら、失格かもと思い直し、さらに高知人のアバウトさに一抹の不安が湧いてきて引き返す。
あとで彷徨ってる部分のログを見ると笑える。
⑦朽木峠
毎年、龍馬に扮したおっちゃんが、関所を模した門の向こうで焚き火しながら、待っててくれる。門をくぐると、ゴールもしてないのにおめでとうと言って握手してくれるナゾのポイント。さらに脱藩証と書いた木片をくれる。正直なところ、この木片をどうしたらいいのか戸惑うが、ありがとうと言って貰っておく。
⑧ラスボス
約5kmで約800m上がり、また5kmで800m下りるラスボス。ここまで50km以上酷使してきた足はもう走ることなんてできない。また木の枝を拾いストックがわりにして、すがるようにしてヨロヨロと進む。
⑨ゴール
下って下って、また下り、神社を降りてまだ下る。吾桑(あそう)小学校が見えたらゴールはすぐそこ。明るいうちにもんてこれたー、何べんも転んだけど大した怪我もせずゴールできたーとヨロコビがジワジワ溢れてきた。
【おしまいに】
前日には須崎の焼きラーメンを食べ、大会では高知の温かくておおらかな人々に触れることができ、リアル大会の良さを改めて実感しました。
関係者の皆さま、準備と運営に深く感謝申し上げます。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する