記録ID: 3669298
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雪山ハイキング
妙高・戸隠・雨飾
戸隠山 雪あったけど「蟻の塔渡り」を渡りました。
2021年10月24日(日) [日帰り]
hiro_099
その他10人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 10:13
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 929m
- 下り
- 901m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:09
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 10:13
距離 10.2km
登り 929m
下り 909m
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰り:上信越道 長野IC |
コース状況/ 危険箇所等 |
戸隠神社奥社にトイレなし、以降の登山道にもありません。奥社手前のトイレが最後です。 ・登山口〜百猟慌 いきなりの急登。道幅も狭いです。樹林帯ですが、時々、戸隠山が見えます。五十間長屋、百猟慌阿里△燭蠅泙任ると、少し上りが緩やかになります。 ・百猟慌亜禅造療稘呂 百猟慌阿魃曚┐燭△燭蠅ら、いくつか鎖場が出てきます。高度感もあり、少し大変です。当日は雪もあって、手袋が濡れると、滑りやすいうえに、手がかじかんで鎖がしっかり握れないことがあります。手袋の替えはあった方がいいです。 「蟻の塔渡り」の手前の「胸突岩(むなつきいわ)」は、さらに高度感があり、ほぼ垂直で、一見おーっと思いますが、足場が確保しやすく比較的上りやすいと感じました。今回のような雪のコンデションでは、手前の鎖場の方が難儀でした。 ・蟻の塔渡り〜八方睨(はっぽうにらみ) 全長20m、幅50cm。真ん中あたりに、人が2,3人乗れる大きな石があり、ここで前半と後半に分かれます。「蟻の塔渡り」の先は「剣の刃渡り」と呼ばれ、さらに細く、下りの傾斜がついています。全体的に、高度感があり、めちゃくちゃ怖いです。「蟻の塔渡り」は基本四つん這い、「剣の刃渡り」は馬乗りで進みます。最後にちょこっと鎖があります。「八方睨」への上りは急登ですが、しっかり道幅があるので大丈夫です。 ・八方睨〜戸隠山頂 約30分程。起伏のない歩きやすい道ですが、右側は切れ落ちているので注意。 ・戸隠山頂〜一不動避難小屋 意外とアップダウンがあります。眺望はよいのですが、あまり標高が下がらず、なかなか進まない感じがします。避難小屋に向かうところから、きつい下りになります。 ・避難小屋〜戸隠牧場 しばらく沢通しを歩きます。苔のついた岩が滑りやすく、歩きにくいです。2か所鎖場があります。一つは帯岩のトラバース、もう一つは滑滝の鎖場。滑りやすく、通過に緊張を強いられました。滑滝から登山口まで、渡渉箇所が何回も出てきます。 |
その他周辺情報 | 大室温泉まきばの湯(550円)、SA、PAのレストラン時短営業(甘楽PAは20:00、上里SAは21:00まで)だった(10/24現在)。 |
写真
装備
備考 | 雪は結構あります。チェーンスパイクか軽アイゼンは必須。鎖場の鎖も一部凍ってます。日が当たらないと気温も低く、手袋が濡れると手が死ぬので、替え手袋もあった方がいいです。 |
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感想
戸隠山と言えば「蟻の塔渡り」
思った以上に雪が多く、断念して戻られる方にも、たくさんすれ違いました。私たちは、判断は現地を見てからということで、核心部分まで進み、気候条件も良好、岩肌も露出しており問題ないということで、「Go」の判断となりました。「蟻の塔渡り」はともかく、その先も、チェーンスパもしくはアイゼンなしでは厳しかったのではと思います。
「蟻の塔渡り」ですが、前半は、固定ロープを張りビナ通しで進みましたが、2ピッチ目のロープが張れず、後半は、ロープ無しのフリー。落ちたら終わりで、緊張感マックス。四つん這いで必死で岩にしがみつき、格好悪い姿だったかしれないけど、無事渡り切りました。今思い出しても足が震えます。当方は、安全のためロープを張りましたが、なくても大丈夫と思います(当方も、ロープを張ったのは半分だけですし、皆さんロープなしで渡っておられます)。
もともと高所恐怖症でビビりということもあり、岩場、鎖場は避けたいタイプだったのですが、経験を積むにつれ、実は最近、少しずつハマりつつあります。難所を越えた後の、アドレナリンが吹き出すような感覚が、日常では味わうことのできない独特な感じがします。調子に乗ると失敗しやすい方でもあるので、これからも無理しない程度に楽しみたいと思います。
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