甲武信ヶ岳で秋を楽しむつもりが…なんと、ほとんど冬！

2021年10月24日(日) ~ 2021年10月25日(月)

• GPS: 26:38
• 距離: 17.0km
• 登り: 1,531m
• 下り: 1,516m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:29
• 休憩: 0:55
• 合計: 7:24

距離 9.2km 登り 1,376m 下り 469m

7:40 毛木平
8:13 8:14 水場(五里観音)
9:34 十文字峠
9:47 10:01 かもしか展望台
10:14 10:15 十文字小屋
11:09 11:22 大山
12:06 12:13 武信白岩山
12:27 武信白岩山（南峰）
12:45 12:46 尻岩
13:48 13:54 三宝山
13:55 三宝岩
14:41 14:53 甲武信ヶ岳
15:04 甲武信小屋

2日目

• 山行: 3:29
• 休憩: 0:16
• 合計: 3:45

距離 7.8km 登り 155m 下り 1,052m

6:32 甲武信小屋
6:50 6:58 甲武信ヶ岳
7:21 7:22 2353m地点
7:43 7:44 千曲川・信濃川水源地標
8:51 8:57 なめ滝
9:41 慰霊碑
9:54 大山衹神社
10:17 毛木平

天候

24日（日）…快晴
25日（月）…曇り、山頂付近はガスの中。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

毛木平の駐車場、最後の1キロ弱はダートですが、特に問題なし。
日曜日8時前で区画のスペースは満車。前日から停めている車が多いようで、フロントガラスが凍っていました。区画ではないところに空きを見つけて停めました。この駐車場、そういう区画でないところのスペースがかなり広い！、もっとうまく区画わりすりゃ〜いいのに。

コース状況／危険箇所等

毛木平にトイレとポストがあります。

その他周辺情報

コンビニは国道41号線沿いで…その先はなかったです。

写真

10/24 7:44

毛木平、日曜日8時前。満車なんだけど、前の車の横とか、左の車の後ろとかまだ停められそう。

10/24 7:51

林道みたいな道をゆるーく登っていくと…、

10/24 7:58

…分岐があって、その先で千曲川を渡っていきます。

10/24 8:07

一里ごとにあるのでしょうが、峠までに見たのはこれだけです。

10/24 8:17

いい感じの滝。

10/24 8:26

紅葉楽しみだったんですけど、この程度でした。

10/24 9:01

沢を離れて登っていくと…白いものが…！

10/24 9:09

…苔に雪、キレイなんだけど、この先岩場があるんだよね〜！、かなり不安です。

10/24 9:21

尾根に上がると雪は無し。この先峠まではほぼ巻き道です。

10/24 9:31

途中見えたのは大山。う〜ん、なんだか白いんですよね。

10/24 9:42

十文字小屋です。

10/24 9:55

かもしか展望台とやらへ行ってみました。

10/24 9:55

遠く八ヶ岳。

10/24 9:56

あれは目指す三宝山。

10/24 9:58

北アルプス見えてます。

10/24 9:58

八ヶ岳アップ。かもしか展望台、まあ、行って損はないけど、往復30分弱、この先他に眺めの良い所があったので、縦走するなら行かなくってもよかったかな？

10/24 10:26

十文字峠からはこんな樹林帯の登りですけど…、

10/24 10:37

…だんだん雪が多くなってきました。

10/24 11:02

出ました、クサリ場。そんなに難しいものではないけれど、クサリより下のところが凍っていたのでビクビクでした。

10/24 11:08

すぐ次のクサリ場、こっちはちょっと乾いてる。

10/24 11:10

登り切るとこんな眺め。

10/24 11:10

右、両神山です。

10/24 11:11

遠く浅間山。

10/24 11:11

さらに2連のクサリ。さっきの一番下のクサリが、一番コワかったです。

10/24 11:15

…それを登ると大山。素晴らしい眺めにビックリ！

10/24 11:15

これから辿る尾根です。

10/24 11:16

右が雁坂嶺、真ん中遠くが雲取山で、その手前が和名倉山、左遠くが武甲山。

10/24 11:16

さっきも見えた両神山。

10/24 11:16

御座山の向こうに北アルプス。鹿島槍の双耳峰が見えてますね。

10/24 11:17

左が浅間山。

10/24 11:17

八ヶ岳連峰。手前はなんだろう？

10/24 11:54

大山からは登り下りが続きます。一か所左側が開けるところがありました。

10/24 12:14

それで、武信白岩を巻き終えると…

10/24 12:16

…またまたクサリ。ここは少し緩やかでした。

10/24 12:20

登り切ると背後に武信白岩。

10/24 12:20

ここも眺めがいい！。右は破風山で左が雁坂嶺？

10/24 12:31

雪のキラキラ、うまく写せません。

10/24 12:50

尻岩までかなり下ります。ここからは三宝山への登り返しです。長いけど急坂はありません。ただし、北面なので雪はかなりついていました。

10/24 13:50

それで、三宝山、眺めはありません。ここまで来ると甲武信まではあと少しです。

10/24 14:04

少し下ると甲武信ヶ岳が見えてきました。左は木賊山です。

10/24 14:50

甲武信ヶ岳、だれもいません。十文字峠から思ったより時間かかりました。雪のせいもあるのかな。それに、思ったよりも眺めのいいところがたくさんありました。

10/24 14:48

もう午後遅いので眺めは期待できませんが…、…見えていましたね。

10/24 14:48

八ヶ岳は赤岳のところ、雲がかかっています。

10/24 14:48

左が国師岳、右が金峰山ですね。

10/24 14:48

さっきまでいた三宝山。

10/24 14:49

御座山、その向こうの北アルプスはもうほとんど見えません。

10/24 14:49

千曲川の源流、あしたはここを下ります。

10/24 14:55

頂上の先から木賊山。

10/24 14:58

さらにその先から、雲取山までの奥秩父の主脈が連なっているのが見えます。

10/24 17:08

夕食は定番のカレー。担ぎ上げワインは500mlの紙パックにしました。北千住の紀伊国屋で購入。

10/25 5:42

翌朝、どんよりした雲が…。

10/25 6:20

お世話になった甲武信小屋。オーナー？の徳さんが写ってます。

10/25 6:22

小屋からの眺め、今朝はこんなもんです。

10/25 6:56

山頂まで登っても…、

10/25 6:57

…こんなもんです。

10/25 7:14

急坂を下っていくと左に眺めが開けるところがあります。

10/25 7:14

…こんなもんです。

10/25 7:23

稜線はこんな雪道でした。

10/25 7:48

稜線から下っていくと千曲川源流の碑。

10/25 7:46

これがその源流部だそうです。

10/25 7:55

沢沿いの道を下っていきます。

10/25 8:01

ここで渡り返し。

10/25 8:18

19年の水害で、ここの登山道もずいぶん荒れてしまったので、巻き道が何ヶ所かあります。左から下ってきた道がそれで、右は以前の道です。

10/25 8:27

そんなことで、道も変わってしまったところがあるので渡り返しは2回でした。

10/25 8:35

ここも巻き道です。

10/25 8:53

それでナメ滝。

10/25 8:54

ワタシの持っている山と高原地図と、ナメ滝の位置が違ってるんですけど…、…地図が古いせい？

10/25 8:55

このあたり、やっと雪から解放されました。新緑の季節はいいだろうな〜！

10/25 9:22

…そう思わせる道が続きます。

10/25 9:34

やっとこのあたりでちょっと紅葉。

10/25 9:36

ハウチワカエデですね。

10/25 9:41

カラマツは色づき初め。

10/25 9:55

いい感じの渓谷。

10/25 9:59

そんな渓谷沿いの道です。

10/25 10:06

紅葉は毛木平の少し上あたりがきれいです。でも全体的に紅葉する木が少ない？、それより、このあたりはもう少し後のカラマツの黄葉がいいのかもしれません。

10/25 10:24

毛木平の駐車場、昨日と違って車も減って、だれもいません。代わりにこんなのがいました。

撮影機器：

Canon PowerShot SX710 HS Canon

SHV45-u SHARP

感想

tsu-pm

　長野県側から甲武信ヶ岳登るのって、何年ぶりだろう？、20年？、いやもっともっと…、当時はバスで梓山まで行って、そこから歩いて十文字峠へ…、十文字小屋では素泊まり自炊だったけど、「松茸もらった…」ってことで松茸汁御馳走になって…（旨かった！、それ以来まともな松茸食べたことない…って…！）。
　…それしか覚えていないんです。どんな道通って、どんな景色だったか…。それで甲武信ヶ岳登って西沢渓谷の方に下山したんだっけ…？。

　…ということで、本当に久しぶりに長野県側からの甲武信ヶ岳、きれいな紅葉見られるかな〜…って…。
　ところが、なんだかヘン！。こっちへ来る途中からも、「八ヶ岳白くなってる！」なんて思っていたんだけど…。
　なんだか紅葉サエない！。甲武信ヶ岳に紅葉期待しちゃいけないのか？、それで、標高1800mくらいから、道端のコケの上に白いものが…。
　「エッ、そうだったんだ！」
　「まだ1800mだよ！、この上はいったいどうなってる？、チェーンスパイク持ってこなかった！」
　この先、十文字峠からの稜線には岩場、クサリ場が待ち構えているんです。雪や氷がついてたら…？、かなり不安でした。

　十文字峠からはほぼ道は真っ白、一番の難関は大山の手前のクサリ場でした。クサリ場自体よりも、そこまでの岩が凍り付いていたりしていました。その大山からは素晴らしい展望。このコース、岩場が多いけれど、その岩場を登るとナカナカの眺めが広がっていたりします。
　最後の三宝山の登りも雪に覆われていましたが、登りなので問題なし。（ここと甲武信の北面、下りだと滑り止めがないと厳しいかも…）無事甲武信ヶ岳へ。

　今日の甲武信小屋、日曜日の割には適度ににぎやか、オーナー？の徳さんも登ってきていて、夕食後のまきストーブを囲んでの団らんは楽しいものでした。夜はもちろん氷点下、それでも寒くって…ってことはありませんでした。

　翌日は、曇り空、山頂は真っ白。
「昨日は見えたからいいや…」
　…って、とっとと下ることにしました。

　たぶん、今年最後の山小屋泊、なんだかんだで、楽しむことができました。来年はもうちょっと行けるといいな〜！

コメント

やすやす💕

tsu-pmさん、こんばんは。　実は、この日、私も行く予定にしていたのですが、残念ながら、予約が取れず断念しておりました。　来年、初夏若しくはこの季節に行けたらいいな、と思いながら、興味深くレコを拝見させていただきました。　甲武信岳はもう冬の装いだったのですね。　お疲れ様でした。

tsu-pm

yasxyasさん、コメントありがとうございます。
そうですか。お会いできるところだったのに…、残念！
当日の甲武信小屋、15人の団体が入っていましたが、それほど混雑って感じはしませんでしたけど…。
今回はちょっと早い雪にビックリ。
そんなこともあって、感じたのは、奥秩父はやっぱり初夏が似合うのかな…っていうことです。
以前、6月に山梨県側から甲武信に登ったときのこと、とっても印象深かったです。
たとえシャクナゲが咲いていなくっても…。