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記録ID: 369436
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ハイキング
甲信越

お父さん大失敗@雁が腹摺り山

2013年11月12日(火) [日帰り]
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e-hara1990 その他2人
GPS
--:--
距離
3.7km
登り
358m
下り
346m

コースタイム

詳細のちほど写真で確認の上記載
10時半 入山
12時〜13時 雁が腹摺り山
14時  下山
天候 くもり時々はれ
この冬一番の寒気で風いと寒し
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大峠駐車場利用 トイレあり
コース状況/
危険箇所等
≪登り≫
 駐車場向かいの案内板に北側斜面からの直登コースが載っていたので、そちらから取り付くことにした。通行止めゲート先の『シオジ群生地』の標識から入山するも、登る気配は一向に無し。沢を5本超えた辺りから登山道が下降し始めたので、適当な尾根に登れそうな杣道を見つけてヤブ突入敢行。
 これが良くなかった。
 大人には整備不良の登山道程度の杣道でも、小学3年女児には厳しかった。北面の為日当たりも悪く、15分ほどの鹿道のヤブ漕ぎで泣きが入った。大いに反省。
 尚、地図読みできる人であれば、冬枯れしている時期なら歩きやすいところを選んで登れば、大した苦労もなく稜線上の登山道には出ます。途中に、空き缶や空き瓶、切り株などもあり、特に不安になる要素はありません。

≪下り≫
 ピークから『大峠』の標識をたどるが、一か所だけ『大峠』表記が消え『真木』と表示される。このまま真木集落に下ってしまうのか??と不安がよぎったが、次の標識では『大峠』と表示され一安心。ピンクテープに導かれ無事下山。とはいえ落ち葉も多く夕暮れ時などは注意が必要かも。

≪案内板と紙地図と電子地図≫
 大峠駐車場向かいの案内板には、2つの登山道が描かれている(写真参照)
  ‥纏卉録泙砲睇舛れている南側を迂回するルート
  大峠から北斜面に入り北西尾根から直登するルート
 しかし、▲襦璽箸瞭り口は不明だった。
 尚、私の手持ちの1/50000図(25年前に購入)には▲襦璽箸里澣載され、.襦璽箸和減澆靴討い覆ぁ

※ヤブ漕ぎルートに突入した経緯については写真コメント及び感想欄に記す。

 
たー坊は遠足。こじゅ坊は幼稚園に送ってから、中央道を西へ♪
たー坊は遠足。こじゅ坊は幼稚園に送ってから、中央道を西へ♪
藤野PAでお買い物。
6月頃一緒に探したラブレターを発見。
2
藤野PAでお買い物。
6月頃一緒に探したラブレターを発見。
大峠につきました。
2
大峠につきました。
社会人らしく重量軽減の間を利用。
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社会人らしく重量軽減の間を利用。
なんか山男っぽい立ち姿。
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なんか山男っぽい立ち姿。
どうやらピークへは2つのコースがあるようです。
どうやらピークへは2つのコースがあるようです。
北西面から直登するコースを登ることにしました。
北西面から直登するコースを登ることにしました。
さすが今季一番の寒気。霜柱がスゴイよ!
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さすが今季一番の寒気。霜柱がスゴイよ!
とりあえず『シオジ群生地』を目指して入山。
@10:39
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とりあえず『シオジ群生地』を目指して入山。
@10:39
小さな沢を越えながらトラバース。
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小さな沢を越えながらトラバース。
ちょっとおっかない斜面。
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ちょっとおっかない斜面。
落ち葉で道が分かりにくいね。
落ち葉で道が分かりにくいね。
でもちゃんと整備されています。
3つ目の沢を渡ります
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でもちゃんと整備されています。
3つ目の沢を渡ります
さくちゃんもゴキゲンで5つ目の沢を渡ります。
@11:00
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さくちゃんもゴキゲンで5つ目の沢を渡ります。
@11:00
小さいながらもナメ滝の続く沢。
けど北面は寒いね。
この先、尾根を越えると登山道が下り始めます。
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小さいながらもナメ滝の続く沢。
けど北面は寒いね。
この先、尾根を越えると登山道が下り始めます。
しばし悩んだ後で、伐採用の杣道に突入!!
私的には歩きやすいところだったんだけど・・・。
@11:11
しばし悩んだ後で、伐採用の杣道に突入!!
私的には歩きやすいところだったんだけど・・・。
@11:11
まだ元気ですが・・・。
@11:14
まだ元気ですが・・・。
@11:14
鹿のひづめの跡を見つけました。
@11:16
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鹿のひづめの跡を見つけました。
@11:16
枯れた笹ヤブをかき分けて進んでいくと・・・。
3
枯れた笹ヤブをかき分けて進んでいくと・・・。
泣き出してしまいました。なので小休止。@11:29
この先写真ナシです。励ましながら登ります。
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泣き出してしまいました。なので小休止。@11:29
この先写真ナシです。励ましながら登ります。
cont1770ポコの南のコルで夏道に合流@11:50
無事頂上に着きました。@12:10
さくちゃんは冷え切ってブルブル。よっちんは泣きっ面。
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cont1770ポコの南のコルで夏道に合流@11:50
無事頂上に着きました。@12:10
さくちゃんは冷え切ってブルブル。よっちんは泣きっ面。
おにぎりとおやつを食べて少し元気になりました。
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おにぎりとおやつを食べて少し元気になりました。
平日でも頂上には数人いて、写真とってもらいました。
1
平日でも頂上には数人いて、写真とってもらいました。
陽が出てくれると暖かくなります。
1
陽が出てくれると暖かくなります。
やっと動き出しました!
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やっと動き出しました!
こちらも機嫌が治ったみたい。
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こちらも機嫌が治ったみたい。
富士山は見えなかったけど、こないだの遠足でいった三つ峠が見えました。
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富士山は見えなかったけど、こないだの遠足でいった三つ峠が見えました。
蔭ると寒いね。
おひさま万歳♪
そろそろ下りようか。
@13:05
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そろそろ下りようか。
@13:05
タンポポみたいなお花。
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タンポポみたいなお花。
目指すは大峠。姥子山に行かないように。
2
目指すは大峠。姥子山に行かないように。
冬枯れの草原。こないだまで赤ん坊だったのにすっかり山ガールです。
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冬枯れの草原。こないだまで赤ん坊だったのにすっかり山ガールです。
立派な城壁発見!!
立派な城壁発見!!
小金沢の山並み。下は紅葉が綺麗。
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小金沢の山並み。下は紅葉が綺麗。
大きな岩は後ろ向きで・・・。
大きな岩は後ろ向きで・・・。
ストックワークも上手になりました。
ストックワークも上手になりました。
カメラ向けると神妙な顔だけど、ハナ唄まじりで歩いてます。
1
カメラ向けると神妙な顔だけど、ハナ唄まじりで歩いてます。
一度見失った『大峠』が再びあらわれたのでひと安心。
一度見失った『大峠』が再びあらわれたのでひと安心。
気持ちの余裕ができたところで〜〜〜
気持ちの余裕ができたところで〜〜〜
HFP炸裂!!
親子コラボで、どんなもんじゃ〜い!!
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親子コラボで、どんなもんじゃ〜い!!
いい感じに盛り上がってきたのに、通行禁止でやんの。
いい感じに盛り上がってきたのに、通行禁止でやんの。
やっと平坦な道まで下りてきました。
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やっと平坦な道まで下りてきました。
雁が腹摺りのおいしい水発見!!
1
雁が腹摺りのおいしい水発見!!
つらら生えてるよ!!
2
つらら生えてるよ!!
実食たーいむ!!
1
実食たーいむ!!
さくちゃんも起きました。
2
さくちゃんも起きました。
『あー!ここ見たことある!!』
2
『あー!ここ見たことある!!』
娘 『こっちから登れば良かったね』
私 『・・・ホントごめんね』
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娘 『こっちから登れば良かったね』
私 『・・・ホントごめんね』
この看板がねぇ。
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この看板がねぇ。
ほら、北西面から登るコースあるでしょ。
ほら、北西面から登るコースあるでしょ。
14:10無事下山。
たまごぼーろで、小鳥をおびき寄せる人。
1
たまごぼーろで、小鳥をおびき寄せる人。
おびき寄せられた小鳥。
2
おびき寄せられた小鳥。
『さくちゃん、こっちこっちー』
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『さくちゃん、こっちこっちー』
私 『つらかった?』
娘 『にひひ♪』
1
私 『つらかった?』
娘 『にひひ♪』
車の中は暑いくらいです。
車の中は暑いくらいです。
がんばったご褒美に今夜は回転寿司。
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がんばったご褒美に今夜は回転寿司。

感想

学校が休みの娘を連れて、冬枯れの山で日向ぼっこ登山!と思っていたのだが・・・。

前回の高尾山ですっかり自惚れてしまい、
事前のルート調査をほとんどしていなかったのが敗因。
2つ3つの勘違いが原因で娘につらい思いをさせてしまった。
反省。

・事前のルート調査をしなかった。
・登りは汗をかくので、敢えて北面の直登ルートを選んだ。
・落ち葉が多く分岐が不明瞭だった為か、かなり大樺の頭方面へトラバースしてしまった。
・歩き易げな杣道を選んだが、身長120cmの娘にはハードルが高かった。
・北面で日当たりが悪く、北風が冷たかった。

現場で脳内的には、
‥纏卉録泙鮓ていたので、登山道は南側にあることを認識。
現地で案内板を見たら、北西面直登コースがあることを知る。
F醋未鯏个襪里牢世鬚くので、北西面から登る周回コースにした。
ぜ蟷ちの古い地図には、西尾根直登コースしか記載されていなかったが、
 その点線表記を南面迂回コースだと思い込んだ。
シ覯未箸靴董直登コースはもっと遠くにある筈と思い込み、
 本来の西尾根より遠くまでトラバースをしてしまった。
Πき返して元の登山口から登り直すのは、モチベーションが下がると判断し、
 強引に杣道(鹿道)から直上した。

幸い、笹も灌木も殆ど枯れてポキポキ状態、林班界に沿って歩きやすく(私的には)
風は冷たいものの雨は降らなかったので、お昼前になんとか稜線上の登山道まで出ることができた。

はじめのうちは漫画『ONEPEICE』好きの娘に、
『ココは鹿やイノシシが通る道だよ』とか、
『ほらチョッパーの足跡だよ』とか
『こっちにはチョッパーのウンコあるよ』とか
と、ご機嫌をとっていたのだが、
どうも手先・足先がかなり冷えたようで、
途中から泣きっぱなしになってしまった。

泣きながらも一歩一歩あるく娘を時々抱きしめて温めながら、
稜線に上がったときは正直ホッとした。
いざとなったら、おんぶに抱っこも致し方あるまい、と覚悟もしたが、
大きな怪我もなく無事、雁が腹摺り山登頂。

とはいうものの、長女は半ベソ、次女は寒さでブルブル震えっぱなし。
ウヌボレ父さん立場ナシ。


おにぎりやおやつを食べていると、いくらか日差しも出てきて、
他の登山者もやってきたので、子どもらの表情も穏やかになった。
少し遊んでから下山開始。

葉を落とした見通しの良い森の中を、鼻歌混じりに降りてくる娘を見守り、
とりあえずひと安心。

と思ったら、一時的に『大峠』の表示が消えてかなり不安になる。
が、それも次の標識で解消。

駐車場に戻ったら、二人ともご機嫌でおやつを頬張り、
私も急におなかが減ってきた。



が、ここで終わりというわけでもなく・・・。

今日は、長男坊が遠足で、お迎えをママ友に頼んであり・・・
そのママからご子息が体調不良でお迎えできず・・・とのメール着信。
次男坊のお迎えも合わせて、別のママ友にお願い頼んで、
引き取りも後回しで、泥だらけの長女をヤマハのレッスンに送りとどけた。

そんな訳で、夜は近所のくら寿司へ。
みなさんよく頑張ってくれました。
ありがとう。

ゆーさん、ひろみちゃん、なな先生、ご迷惑?おかけしてしまいましたが、
いろいろありがとーです。


というわけで、娘には一生恨まれそうな、
思い出深い山行になりました。

おしまい。


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コメント

わーい、泣かしちゃった!
でもこの年の女の子で藪漕ぎ体験ですか・・・
トラウマにならず、次にいい体験をして味をしめたら、
スーパー山ガールに成長するかも

寒そうですが、風邪ひかなくてヨカッタ

パパも忙しいかと思いますが、
入山前の準備はしっかりお願いします
2013/11/13 16:51
拍手30回分ですね
iharaさんお疲れ様でしたっ。

娘さん頑張りましたね、とっても寒い日でしたからね!
お子さんのお迎えやら何やらの事前準備だけで目が回りそうですね(笑)

それにしても山梨には雁ヶ原摺山ってのがたくさんありますねー。
2013/11/13 23:54
おはよー
ぐるさん
女の子泣かせちゃいました
こんどからちゃんと準備しようと思います
スーパーでなくていいので自然を身近に感じられる子に育ってくれたらいいな

せきひろさん
拍手は娘にですね 伝えておきます。
ちょっと北風が冷たかったですね。
大人の感覚だとやりすぎてしまうみたい
自力を期待しすぎるのも良くないのかな。
最後の数10mは娘もだっこしてみました
2013/11/14 13:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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