🗻小辺路(熊野古道)を歩く(高野山〜熊野本宮)
- GPS
- 29:06
- 距離
- 70.9km
- 登り
- 4,790m
- 下り
- 5,517m
コースタイム
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 7:16
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 6:28
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 7:13
天候 | 1日目:晴れ一時曇り 2日目:晴れ 3日目:晴れ 4日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
飛行機
・新横浜駅〜新大阪駅 → なんば駅(特急こうや)13:00 → 極楽寺駅(ケーブルカー) 14:23 → 高野山駅(バス) → 奥の院 【復路】 ・白浜駅(タクシー)→ 南紀白浜空港 13:35 → 羽田空港 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・特に危険なところはありません。 ・「迂回路」の表示がある場合は、それに従うのが無難と思います。 「伯母子峠」〜「上西家跡」の間、「矢倉官能堂」〜「西中バス停」の間 なお、西中バス停下流側の通行時間規制は車両のみです |
その他周辺情報 | 【宿泊】 柄闇顱帽睫郢魁屬呂舛呂噌睫郢魁廖覆い錣罎襯殴好肇魯Ε后 一泊朝食(夕食付プランは無し) 飲食店、コンビニはあります 大股 「民宿かわらび荘」 一泊二食+弁当 (送迎)大股登山口、のせ川温泉 (洗濯機)○あり 三浦口 「民宿 山本」 一泊二食+弁当 (送迎)三浦口バス停 (洗濯機)○あり そ縦点邁浩堯 崟填舛僚鼻〇蛙紂廖併笋良床舛蝋發い任后 一泊二食+弁当 (送迎)吊り橋(果無登山口) (洗濯機)○あり ァ文綰顱坊野 わたらせ温泉「ホテルやまゆり」 一泊二食 (露天風呂がすごいが、観光用かなぁ〜) (送迎)熊野本宮大社、JR白浜駅 (洗濯機)×無し(観光旅館なので) 【情報収集】 ・十津川村HP https://www.vill.totsukawa.lg.jp/traveling_guide/blog/index.php?c=blog_view&pk=1526966443 マップを無料で送ってくれます |
写真
感想
約4年半前(2017年)に、日本二百名山の⛰伯母子岳に登り、
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1087936.html
野迫川村の民宿かわらび荘に泊まって、「小辺路」を歩いている人が
少なからず存在することを知りました。
その際に、いつかは「小辺路」を歩こうと思いました。
山を歩くことは、修行(自分の人間性を高める)にもなるはず
そして、会社を退職して、やっと今回、実現することができました。
(今回、思ったこと)
・高野山の「奥の院」はすばらしい。独特の雰囲気(スピリチュアル)です
・小辺路は日本の原風景
・なぜ、人々は山で暮らしたのか?
そして、多くの人が、なぜ、山を捨てた(捨てざるを得なかった)のか?
それは、幸せなことだったのでしょうか?
日本人はどう生きていくべきなのでしょうか?
・歩いた後の酒は美味いが、飲みすぎだ〜(レベル低い?)
・宿で洗濯できることを知っていれば、荷物は減らせられたなぁ〜
【日々の感想等】
1日目は、高野山〜(奈良県)野迫川村の大股まで
素晴らしい紅葉の中を歩くことができました。
高野山の観光センターの外国人に勧められた「大滝」を(ちょっと道をそれて)
見学にも行きました。
また、歴史を感じながら歩いた一日でした。
大股では民宿かわらび荘に宿泊。87歳のお母さんの話を興味深く聞きました。
地酒も美味かった〜
ちなみに 野迫川村の人口は340人と離島を除くと日本最少とのこと。
癒された一日でした。
※参考:野迫川村の「オコナイ」
https://www.pref.nara.jp/48800.htm
2日目は、日本二百名山の伯母子岳を越え、十津川村の三浦集落へ向かいました。
伯母子岳は小辺路の最高点ですが、登りはじめの大股の標高も高く、それほど
きつくはありません。
宿泊地の三浦口は道路と河川の災害復旧工事で、仮設の道路と重機だらけ。
登山道のような小辺路と対照的でした。
しかし、自然の紅葉は、関係なくきれいでした。
泊まった民宿では、久しぶりに鶏の声を聞きました。
3日目は、吊橋を渡って吉村家防風林の巨木の横を通り、三浦峠を越えて
十津川温泉に至ります。
廃屋と 昔は棚田であっただろう土地が多く、やや悲しい。
しかし、急坂を登ってたどり着いた三浦峠では 絶景が待っていました。
ただし、杉の人工林が多くて景色が変わらないこと、十津川温泉へ至る
最後の7キロ強は車道歩きになり、精神的にきつかった。
宿泊した温泉旅館「山水」は、温泉、料理、部屋、対応等すばらしい。
4日目は、まず、有名な果無(はてなし)集落を経て、標高差千メートルを登って
果無峠に至り、終点の熊野本宮を目指します。
一日目の宿で知り合った70代のMさんご兄弟と これまで相前後して歩いてきま
したが、最後に熊野川を見下ろす三十丁石で休んだ際に、コーヒーを沸かして
ご馳走していただきました。
お兄さんは四国八十八ヶ所を44日で歩き通したとのこと、弟さんと中辺路を
すでに歩いており、熊野古道五道を踏破するのが目標とのこと。
私も負けてはいられません(笑)
ご兄弟とは中辺路との合流地点である「三軒茶屋」でお別れしましたが、
ヤマレコに記録を載せる旨、お伝えしました。
毎日、いろいろ教えていただき、本当にありがとうございました。
小辺路の旅がより楽しく、思い出深いものになりました。
そして、熊野本宮に参拝し、大斎原でこの旅を終えたのでした。
(この旅を経験して)
私ももういい歳ですが、まだまだ人として未熟と反省し、より精進したいものです。
また、付き合ってくれたI君には、感謝です。
お互いに 今後は好きなことをして(頑張って)行き(生き)ましょう〜
(結論)
やっぱり、山はいいなぁ〜♪
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