唐松岳
- GPS
- 07:30
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 942m
- 下り
- 918m
コースタイム
4/11(土):12:30八方ゴンドラさんろく駅-13:00八方池山荘
4/12(日):6:00出発-6:30第1ケルン-7:00八方池-8:30丸山ケルン-10:00唐松岳頂上山荘横-
10:30唐松岳-11:00〜30唐松岳頂上山荘横-12:00丸山ケルン-13:00八方池-13:30八方池山荘-
14:30八方ゴンドラさんろく駅
天候 | 4/11(土):晴れ 4/12(日):晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2009年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
気温上昇で、雪は腐ってグサグサでした。 足がズボッとはまります。 というわけで、ガッチガチのアイスバーンはありませんでした。 危険箇所と言われていたところは、しっかりトレースがついていました。 |
写真
感想
今回は、春の唐松岳へ登ってきました。
思えば、山岳会に入って初めに行った体験山行が夏の唐松岳でした。
ゴンドラに乗って、こんなにきれいな景色が見られるんだと感動したのを覚えています。
2年たって今度は季節を変えて春です。
アイゼンやピッケルも満足に使えるとはとても言えないレベルなので、
天気、風、雪道の状況など、心配することはたくさんありました。
結果、心配していた天気もよく、風もありませんでした。
危険箇所といわれていた場所も、しっかりとトレースが作られており、
怖がりの私はやっぱり少し怖い箇所はありましたが、
快適に春のアルプスを楽しむことができました。
気になるのは、乗鞍に続き日焼けとシミです(:_;)
休み明けの日、職場の方から『ご病気ですか?』と聞かれる。
そんなに・・・赤黒い(/-_-\)?
1日目
白馬駅で待ち合わせてそのままゴンドラ駅へ。
あぁ、懐かしい!と思うのかと想像していたけれど、あまり記憶がなかった。
ゴンドラ、リフト2本を乗り継いだら今日泊まる八方池山荘に到着。
あまりにもあっという間でした。
天気がよかったので、周りを見渡して景色に見とれる。
山の名前を色々教えてもらったけれど、ほとんど忘れる。
明日は午後から天気が崩れるらしい・・・ちょっと心配。
ここはご飯もおいしく、水もお湯も使えて便利でした。
お風呂に入れるとは知らず、お風呂セットを持ってこなかった。失敗・・・。
前日の寝不足、運転疲れも手伝って、思いのほか熟睡。
2日目
朝は快晴かと思ったら、どんより雲が出ていてご来光は見えず。
さっさと朝ごはんを済ませて準備、6時出発。
午後からの天気を考慮して、1時間早めての出発です。
別のパーティは5時に出発していったので、遠くの八方山あたりに姿が見えた。
外は無風、薄手の長袖一枚でも登りではうっすら汗をかくくらい。
止まって休憩していても寒くないので、ノンビリ休めて気が楽でした。
日焼け止めだけはマメに塗りまくっていましたが、しっかり焼けておりました。
第1ケルン、第2ケルン・・・と順調に通過。
前方に不帰ノ嶮、左には五竜・鹿島槍を眺められるので、励まされます。
途中急な部分が2箇所ほど。雪はグサグサでアイゼンは効きにくいけれど、
滑らないので問題なかった。
もしツルツルで下りだったら怖がりの私は無理かもしれない。
途中、白い雷鳥のつがいが現れ、途端にカメラ小僧たちに囲まれる。
私もすぐにカメラを構えたものの、遠すぎてぼやぼや写真しか撮れず。
もしかして白い雷鳥を見るのははじめてかも?
丸山ケルンで休憩、ここまでは暑いくらいだった。
先週はここまでは暑く、ここから先が地吹雪状態だったらしい。
ヤセ尾根もあると聞いているし、上はどんな感じなのか不安になる。
しばらくは安定した緩やかな登りが続く。
少し狭い尾根もあったけれど、雪の状態が柔らかいのでそこまで怖くはない。
頂上直下に一番の難所といわれていた部分があり、今年は確か滑落事故も起きている。。。。
でも、今日はしっかりとトレースができていて、危険はなかった。
ほっっ\(* ̄▽ ̄*)/
稜線に出ると、目の前に剣岳がどかんと姿を現した。
かっこよすぎて、涙が出てきた。
唐松岳頂上へは、下の1/3位は雪がなく、
アイゼンが石に引っかかって歩きにくい。
頂上も風はなく快適。また戻ってお昼休憩。
剣を見ながらの昼食は本当に幸せな時間だった。
さて、恐怖の下山。
元々下りは苦手な上に、雪がある。
他の人は会話にも花が咲き楽しそうなのに、私は下ばかり見て必死。
しかもちゃっかり『確保』されている。
いつか慣れるのか、これは体質(?)なのか、かなり不安である。
相変わらず雪はグサグサで時々大穴にはまる。
でも下りはやっぱり早く、途中尻セードもしたのであっという間でした。
八方池から、せっかくだからと持ってきたスノーシューを履く。
下りを駆け下りると気持ちよかった。
無事、山荘に到着し、またリフトとゴンドラで下界へ。
吹く風は生温く、帰ってきたんだと実感する。
実は『靴下に貼るカイロ』なんてものを貼っていたのだけれど、
全く発熱することなく終了。
寒い山ではいいよ!と聞いていたんだけれど・・・
今日は暖かかったから発熱しなかったのかしら。
温泉で汗を流し、ここから車で自宅へ。
ちょっと眠いけど、荷物を好き勝手にできるからやっぱり車のほうが好き。
途中渋滞で30分ほどノロノロしたくらいで後は順調。
高速1000円の恩恵をしっかり受けて、大満足の休日でした。
この時期に北アルプスですか〜
すごいな〜
登る人、結構いるのかな?
見る分にはまだまだ雪山に見えますが
おだやかな天気のようですね。
雪山も大分慣れてきたのでは?
豪快な尻セード!拝見したいものです
雷鳥は何だかハト時計みたい。
高速1000円は使わないとですね!!
東北行ってみたいです。
結構登っていました。
ボードやスキーを担いで雪山を登るなんて大変そう・・・。
でもそれに見合う楽しさがあるのでしょうね。
今回は天候に恵まれて、ルートもちゃんとできていたので
本当にラッキーでした
私はまだ、自分の技術に全く自信が持てないので、
いくらアイゼンを履いていても『きっと滑る!これは転ぶ!』と
思ってしまいます
東北まで1000円なら多少無理しても行きたいですね。
今年の秋の5連休は大混雑かも ?
寒い寒いと思っていたら、もうすっかり春ですね。
夏山の花のシーズンが待ち遠しいです
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