登るなら今?男埵山、高土機山周回


- GPS
- 08:22
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,229m
- 下り
- 1,233m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
日帰りなのでどこへ行こうか?アプローチが2h位の近い所がいい。などの条件から男埵山に行くことにしたが、時間が余る。そこで隣の高土幾山もと考えた。でも馬籠峠からピストンではいかにも芸がない。そこで馬籠辺りから周回できないかと考え、さらに時間が余れば馬籠観光プラス梵天山と欲深に考えた。一座ずつのレコはあるが、さすがに周回のレコはない。行き当たりばったりだが、里山なので何とかなるでしょうと甘い考えで出発した。
〇馬籠北口無料駐車場~高土幾山~馬籠峠
地形図には黒破線があるが、途切れている。そこで鉄塔から尾根に取り付き、適当に薄い踏跡を拾いながら笹尾根を登った。まもなくP828mと思った時、忽然と鳥居が現れた。暗かったら八ツ墓村状態だが…。鳥居の下には石の階段があり躓きそうになった。ピークには神社があったので、安全登山祈願をした。
神社からは林道があった。ショートカットしながら適当に登って行ったら、牧場に出た。見晴らしのいい草原状の所からは恵那山がきれいに見えた。
膝丈位の笹をかき分けながら稜線に出た。稜線も笹は膝位で難なく高土幾山に到着した。
全く見晴らしがないので、すぐ出発。早めに林道に出て、一路馬籠峠へ。峠には中山道を妻籠宿に向かって歩く観光客がチラホラ。
〇馬籠峠~男埵山
さてここからが今回のメイン、気を引き締めて出発。取り付きは階段ですぐわかった。登りきるといい道が山腹を巻くように付いていた。取り敢えず辿ってみたが、この道では行けないとわかり、小尾根を稜線に向かって攀じ登った。稜線には踏跡があった。笹もなく歩きやすいが激急な所もあり要注意だ。1,100m辺りから笹が出始めたが、境界確認のためか笹刈りがしてあり歩きやすい。レコから藪漕ぎの覚悟で臨んだが、拍子抜けだ。と思ったが甘かった(T_T)
h1,270m下降尾根で笹刈がなくなった。行く手を見ると結構な笹薮だ。しかしあと数十分だ何とかなると持参したゴーグルを装着して藪に突っ込んだ。最初は胸丈の笹はすぐに背丈を超え、おまけに急登となった。幸い薄いが踏跡はあったので迷わなかった。しかし厳しい藪漕ぎとなった。深い所はトンネル状態だ。またここを戻るのかと思うと気が重い(T_T)
まもなく山頂という所でロスト。僅か10m位だがここだけは踏み跡がない。笹に埋もれ山頂と思しき方向に漕いで行くと、薄い踏跡が現れ胸をなでおろした。程なく畳一畳ほどある男埵山山頂に到着した。
予想通り見晴らし全くなし。山頂標識と三角点があるのみ。達成感はあるが…。
〇男埵山~馬籠
笹地獄から抜け出したい一心で漕ぎ、無事分岐尾根まで戻った。一息ついてから笹刈りされた尾根を下った。刈ってなければ断念したかも。下り始めて5分くらいで展望の良い場所に出た。この山唯一の展望地となった。
一休みしてどんどん下った。h1,150m辺りで笹刈りがなくなったが、笹丈が低くなり何とか歩けた。この尾根は特に危険カ所はなかった。
一旦林道に出たが、さらにショートカットしh668mの民家まで無事下りた。中山道に出て馬籠に近づくに連れて観光客が増え、馬籠宿は大賑わいであった。
〇梵天山
時間つぶしに梵天山へも行ってみた。藪もなく歩きやすかったが、複雑な地形で彷徨った。行くには行ったが展望もなく三角点があるのみ。くたびれ儲けであった。
※感想
こんな秋晴れに藪山なんて勿体ない!後悔半分、達成感半分。
登りたい方がいれば、笹刈りの笹が伸びない今のうちに登ると多少は楽に登れると思います。
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