御前山が覗く山の端に日が登る。日原の朝、美しい朝、しかし昼からこの天候が豹変する。だから山の天気は恐ろしい。
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11/4 7:30
御前山が覗く山の端に日が登る。日原の朝、美しい朝、しかし昼からこの天候が豹変する。だから山の天気は恐ろしい。
墓の先に稲森岩が覗く。その先は鷹ノ巣山。この尾根はバスの運転手から近寄らないよう言われた。滑落事故があったらしい。危険な道に挑むのは自己責任。バスの客から保険を使わないようにと言われたのが耳に残る。
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11/4 7:32
墓の先に稲森岩が覗く。その先は鷹ノ巣山。この尾根はバスの運転手から近寄らないよう言われた。滑落事故があったらしい。危険な道に挑むのは自己責任。バスの客から保険を使わないようにと言われたのが耳に残る。
鷹ノ巣登山口の道標が錆びていて既に読めなくなっている。入山禁止、稲村岩尾根通行禁止の看板が道行きの厳しさを教えている。今回初めて保険に入った。嫌な予感がしたからだが、良く考えてみると山はそんな簡単なものではない。先ずは無事五体満足で下りなければならない。保険は後の話。山行きは命を賭ける。看板の先に岩村岩。そそり立っている。
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11/4 7:36
鷹ノ巣登山口の道標が錆びていて既に読めなくなっている。入山禁止、稲村岩尾根通行禁止の看板が道行きの厳しさを教えている。今回初めて保険に入った。嫌な予感がしたからだが、良く考えてみると山はそんな簡単なものではない。先ずは無事五体満足で下りなければならない。保険は後の話。山行きは命を賭ける。看板の先に岩村岩。そそり立っている。
だんだん近くなる。もろに岩盤が見え、木々や全て余計なものが体に着くのを阻んでいるかのように見える。
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11/4 7:37
だんだん近くなる。もろに岩盤が見え、木々や全て余計なものが体に着くのを阻んでいるかのように見える。
入山禁止、稲村岩尾根通行禁止の看板が今度はロープと共に行く手を阻んでいる。自己責任と言う言葉を何度も唱えて、くぐる。
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11/4 7:39
入山禁止、稲村岩尾根通行禁止の看板が今度はロープと共に行く手を阻んでいる。自己責任と言う言葉を何度も唱えて、くぐる。
細い道は既に危険。もう慣れたが、下は日原川、清流だ。
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11/4 7:43
細い道は既に危険。もう慣れたが、下は日原川、清流だ。
日原川を巳ノ戸橋から越えるには問題ない。
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11/4 7:46
日原川を巳ノ戸橋から越えるには問題ない。
川は淀みなく流れる。
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11/4 7:46
川は淀みなく流れる。
山の端の紅葉が朝日に映え、美しく照り輝く。
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11/4 7:46
山の端の紅葉が朝日に映え、美しく照り輝く。
この黄色い札が問題だった。シンプルに登山道崩壊のため通行禁止とあり、素直に別ルートを探った結果大変なことに。これも潜らなければならなかった。このルートしか登る道はない。下りていくと、山への取付きがないことが分かる。結局巳ノ戸沢を背に崖をよじ登る。この日感じた最初の死の恐怖だった。
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11/4 7:48
この黄色い札が問題だった。シンプルに登山道崩壊のため通行禁止とあり、素直に別ルートを探った結果大変なことに。これも潜らなければならなかった。このルートしか登る道はない。下りていくと、山への取付きがないことが分かる。結局巳ノ戸沢を背に崖をよじ登る。この日感じた最初の死の恐怖だった。
ルートに戻る。この堤の先が大変らしい。
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11/4 8:20
ルートに戻る。この堤の先が大変らしい。
凄まじいことになっている。
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11/4 8:28
凄まじいことになっている。
これが沢とは思えない光景が広がる。
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11/4 8:33
これが沢とは思えない光景が広がる。
道を想定して進んでいく。どこで稲村岩への取付きがあるのか。
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11/4 8:36
道を想定して進んでいく。どこで稲村岩への取付きがあるのか。
流れがあり、所々渡らなければならない。
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11/4 8:37
流れがあり、所々渡らなければならない。
道標を発見。この沢が稲村岩尾根につながることは分かる。
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11/4 8:45
道標を発見。この沢が稲村岩尾根につながることは分かる。
倒木を潜るときもある。
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11/4 8:49
倒木を潜るときもある。
ヤマレコのルート情報ではこの上に登らなければならない。這い蹲って登る。結構角度があり、登っている先で踏んでいる落ち葉や石が崩れる。
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11/4 9:03
ヤマレコのルート情報ではこの上に登らなければならない。這い蹲って登る。結構角度があり、登っている先で踏んでいる落ち葉や石が崩れる。
遂に木組みの道を発見、もっと前に下で見つけなければならなかったようだ。
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11/4 9:11
遂に木組みの道を発見、もっと前に下で見つけなければならなかったようだ。
今登って来たところを振り返る。遥か下は最早見えない。
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11/4 9:11
今登って来たところを振り返る。遥か下は最早見えない。
キツイ登り道、稲村岩まで続く。歩きづらいだけでなく距離もある。
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11/4 9:21
キツイ登り道、稲村岩まで続く。歩きづらいだけでなく距離もある。
稲村岩の下に到着。迫力は格別。到着は予定より1時間遅れている。
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11/4 9:27
稲村岩の下に到着。迫力は格別。到着は予定より1時間遅れている。
兎も角登る。時々危険個所はあるが、高所恐怖症の自分でも落ちる恐怖はなかった。頂上に祠、稲村岩の看板があるが朽ち果てていて、よく読めない。
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11/4 9:38
兎も角登る。時々危険個所はあるが、高所恐怖症の自分でも落ちる恐怖はなかった。頂上に祠、稲村岩の看板があるが朽ち果てていて、よく読めない。
景色は格別!御前山か?
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11/4 9:38
景色は格別!御前山か?
稲村岩尾根はこの紅葉に彩られた山に沿って鷹ノ巣山まで続く。東京三大急登の第一に挙げられている。実際は長いだけと思われた。私の経験では他にも東京にはキツイ急登は数カ所、名もなきところにあった。
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11/4 9:40
稲村岩尾根はこの紅葉に彩られた山に沿って鷹ノ巣山まで続く。東京三大急登の第一に挙げられている。実際は長いだけと思われた。私の経験では他にも東京にはキツイ急登は数カ所、名もなきところにあった。
稲村岩尾根の先の鷹ノ巣山、遠い!
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11/4 9:41
稲村岩尾根の先の鷹ノ巣山、遠い!
天祖山かな?
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11/4 9:41
天祖山かな?
紅葉真っ盛り
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11/4 9:46
紅葉真っ盛り
尾根の途中で見つけた根の引っ繰り返されたブナの木、辛うじて着いている根を通して新しい木が生えている。凄い生命力だ。肖りたいものだ。倒れても死なない。
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11/4 11:15
尾根の途中で見つけた根の引っ繰り返されたブナの木、辛うじて着いている根を通して新しい木が生えている。凄い生命力だ。肖りたいものだ。倒れても死なない。
午飯喰いのタワとはよく名付けたものだ。樵が作業の合間に休んだ場所なのだろう。登山者にとっては山頂で充分なのだから。
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11/4 12:04
午飯喰いのタワとはよく名付けたものだ。樵が作業の合間に休んだ場所なのだろう。登山者にとっては山頂で充分なのだから。
山頂に着く。予定より2時間も遅れている。こりゃ温泉は諦めかななんて呑気なことを考えていた。実はそんなに世の中は甘くない。急いで石尾根沿いの山々を登らなくてはならない。
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11/4 12:35
山頂に着く。予定より2時間も遅れている。こりゃ温泉は諦めかななんて呑気なことを考えていた。実はそんなに世の中は甘くない。急いで石尾根沿いの山々を登らなくてはならない。
惜しむらくは富士山が見えない。大岳山と御前山のみ。
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11/4 12:35
惜しむらくは富士山が見えない。大岳山と御前山のみ。
雲が流れ、寒くなる。まさかこの後、霰が降り始めるとはこの時想いも及ばなかった。
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11/4 12:36
雲が流れ、寒くなる。まさかこの後、霰が降り始めるとはこの時想いも及ばなかった。
これから向かう山々が遠くに見える。
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11/4 12:36
これから向かう山々が遠くに見える。
尾根沿いは防火のために木を伐採しているそうで、紅葉に彩られた山々を堪能できる。
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11/4 12:40
尾根沿いは防火のために木を伐採しているそうで、紅葉に彩られた山々を堪能できる。
向かうは日陰名栗山、その先に見えるのは高丸山、分かり易い。
2
11/4 12:41
向かうは日陰名栗山、その先に見えるのは高丸山、分かり易い。
いつも杉林の中を藪漕ぎしている自分にとってはいい時期に最適な場所に来たという感じ。しかし今までで一番、天国か地獄に近くなった山行きでもあった。
3
11/4 13:19
いつも杉林の中を藪漕ぎしている自分にとってはいい時期に最適な場所に来たという感じ。しかし今までで一番、天国か地獄に近くなった山行きでもあった。
奥多摩湖が遠くに見える。あそこまで下りるんだ。あの橋は深山橋かな?くらいしか思っていない。まさか何もない真っ暗な湖岸に下りそうになるとはこの時は思っていなかった。
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11/4 13:20
奥多摩湖が遠くに見える。あそこまで下りるんだ。あの橋は深山橋かな?くらいしか思っていない。まさか何もない真っ暗な湖岸に下りそうになるとはこの時は思っていなかった。
山々に日が射さなくなる。急に寒くなってきた。ここで最後に会った登山者が寒いですねと言われたことを思い出す。
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11/4 13:23
山々に日が射さなくなる。急に寒くなってきた。ここで最後に会った登山者が寒いですねと言われたことを思い出す。
大寺山、白いストューパが懐かしい。
1
11/4 13:23
大寺山、白いストューパが懐かしい。
あれっ?日陰名栗山が峰になっている。確かに峰と見えなくもない。
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11/4 13:28
あれっ?日陰名栗山が峰になっている。確かに峰と見えなくもない。
さあ次の高丸山へ、先を急ごう。嫌な予感が立ち込める雲の下に何かありそうで。
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11/4 13:30
さあ次の高丸山へ、先を急ごう。嫌な予感が立ち込める雲の下に何かありそうで。
黒雲から日が射しているが、暗雲立ち込めているような...
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11/4 13:30
黒雲から日が射しているが、暗雲立ち込めているような...
石尾根の紅葉は今が一番見ごろ。いいとき来たとは思っていたが.....
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11/4 13:42
石尾根の紅葉は今が一番見ごろ。いいとき来たとは思っていたが.....
흥は韓国語。漢字と組み合わせて何て読むのかと思ってしまった。実際は高という漢字の端が切られていたようで面白い。
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11/4 13:57
흥は韓国語。漢字と組み合わせて何て読むのかと思ってしまった。実際は高という漢字の端が切られていたようで面白い。
気が急いて次の山を忘れていた。霰が降って来た。霰では濡れないので体温は奪われない。助かった。しかし山の下方では雨になる。体が濡れると厄介だ。
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11/4 13:58
気が急いて次の山を忘れていた。霰が降って来た。霰では濡れないので体温は奪われない。助かった。しかし山の下方では雨になる。体が濡れると厄介だ。
振り向くと日陰名栗山が美しく。
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11/4 14:03
振り向くと日陰名栗山が美しく。
三頭山かな?
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11/4 14:03
三頭山かな?
雲取山かな?向かう山々は黒雲の下
1
11/4 14:03
雲取山かな?向かう山々は黒雲の下
先を急ぎ過ぎて赤指尾根分岐まで下りてしまい、荷物を置いて千本躑躅まで駆け上がる。あれっ?ここでも峰になっている。冬には見るものなく、すぐ駆け下りる。6月が見ごろとのこと。
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11/4 14:21
先を急ぎ過ぎて赤指尾根分岐まで下りてしまい、荷物を置いて千本躑躅まで駆け上がる。あれっ?ここでも峰になっている。冬には見るものなく、すぐ駆け下りる。6月が見ごろとのこと。
遠く、三頭山と御前山、いいね。
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11/4 14:21
遠く、三頭山と御前山、いいね。
大寺山も
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11/4 14:21
大寺山も
振り返ると高丸山と日陰名栗山、鷹ノ巣山
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11/4 14:22
振り返ると高丸山と日陰名栗山、鷹ノ巣山
道は分かりやすい。赤指山まで急ぐ。もう15時、17時には下りられるだろうなんて甘く思っていたが....
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11/4 15:03
道は分かりやすい。赤指山まで急ぐ。もう15時、17時には下りられるだろうなんて甘く思っていたが....
赤指山分岐に着いたのが予定より2時間遅れ。やはり5時下りか。
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11/4 15:05
赤指山分岐に着いたのが予定より2時間遅れ。やはり5時下りか。
赤指山だ。
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11/4 15:16
赤指山だ。
あれっ?また赤指山。こちらの看板は年季が入っているので、さっき通った方が標高の高いという理由で看板を追加しておいたのか。
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11/4 15:20
あれっ?また赤指山。こちらの看板は年季が入っているので、さっき通った方が標高の高いという理由で看板を追加しておいたのか。
林道に入ったので、駆け足で次の山まで向かう。紅葉がここでも見事。
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11/4 15:31
林道に入ったので、駆け足で次の山まで向かう。紅葉がここでも見事。
このピンクリボンから山道に入る。もう4時近く、気が急いて仕方ない。明るいうちに下りよう。もう天祖山の暗闇行は勘弁の気持ち。しかし歴史は繰り返すもの。
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11/4 15:55
このピンクリボンから山道に入る。もう4時近く、気が急いて仕方ない。明るいうちに下りよう。もう天祖山の暗闇行は勘弁の気持ち。しかし歴史は繰り返すもの。
尾平山ならぬ大平山、ややこしい。
1
11/4 16:18
尾平山ならぬ大平山、ややこしい。
やっと尾平山
2
11/4 16:26
やっと尾平山
ハチコク峠に着いた頃は夕闇が迫っていた。天気が悪いので日が早く沈む。既に霰は小雨になっていた。小雨(0.5mm/h)なので体に支障はない。しかし、道に支障はある。石の道は濡れると滑る。危険な道になる。
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11/4 16:37
ハチコク峠に着いた頃は夕闇が迫っていた。天気が悪いので日が早く沈む。既に霰は小雨になっていた。小雨(0.5mm/h)なので体に支障はない。しかし、道に支障はある。石の道は濡れると滑る。危険な道になる。
雨乞山に着いた。ヘッドランプが照らす山頂標。ここで大問題が。この先の尾根沿いの道が分からない。ヤマレコの自分の位置を指す”▶”が全くここから動かない。自分が動けども。パニック。どう下りたらいいのか?全く掴めまない。道標はなく、途方に暮れる。今来た道から左45°の方向が正解なので闇雲に崖を下りる。小雨で崖が滑る滑る。遂に濡れ落ち葉と共に崖下に3mほど引っ繰り返って滑落。もうあかんと思ったとたん足が木に引っかかり止まる。神に感謝。運のいい人間と思ったが、ヘッドライトとストックは遥か山の下に落ちていった。私の代わりに犠牲となり、別れを告げた。小雨は降ったり止んだり、それほど寒さは感じない。ただ漆黒の闇が私を包み込む。雨乞山は981m、ここからヘッドライトとストックなしで下りなければならない。最新の携帯にして正解だった。ライトが着いている。バッテリーも長時間持つものに変えていた。これも正解。しかし、ヤマレコソフトは天気と状況次第。小雨0.5/hで位置方向は失われる。いつの間にか登山道から外れた。戻ろうとガレと濡れ落ち葉の上を登れば、寧ろ滑り落ちる危険性をもたらす。然も携帯片手で崖を登ることはできない。必然下りるのみ。漆黒の闇の中、道は見つからない。下の広い林道へ下りることに成功。安心したのも束の間、道の分岐点でヤマレコソフトがまた固まる。林道からも外れ、このままでは川に落ちる。車のヘッドランプの光を頼りにヤマレコ地図に破線を見つけたので辿ってみようと思った。川沿いの細い道。背負ったタンクの水は遂になくなった。この道を信じて歩むしかない。愛宕神社に向かう道だった。
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11/4 16:47
雨乞山に着いた。ヘッドランプが照らす山頂標。ここで大問題が。この先の尾根沿いの道が分からない。ヤマレコの自分の位置を指す”▶”が全くここから動かない。自分が動けども。パニック。どう下りたらいいのか?全く掴めまない。道標はなく、途方に暮れる。今来た道から左45°の方向が正解なので闇雲に崖を下りる。小雨で崖が滑る滑る。遂に濡れ落ち葉と共に崖下に3mほど引っ繰り返って滑落。もうあかんと思ったとたん足が木に引っかかり止まる。神に感謝。運のいい人間と思ったが、ヘッドライトとストックは遥か山の下に落ちていった。私の代わりに犠牲となり、別れを告げた。小雨は降ったり止んだり、それほど寒さは感じない。ただ漆黒の闇が私を包み込む。雨乞山は981m、ここからヘッドライトとストックなしで下りなければならない。最新の携帯にして正解だった。ライトが着いている。バッテリーも長時間持つものに変えていた。これも正解。しかし、ヤマレコソフトは天気と状況次第。小雨0.5/hで位置方向は失われる。いつの間にか登山道から外れた。戻ろうとガレと濡れ落ち葉の上を登れば、寧ろ滑り落ちる危険性をもたらす。然も携帯片手で崖を登ることはできない。必然下りるのみ。漆黒の闇の中、道は見つからない。下の広い林道へ下りることに成功。安心したのも束の間、道の分岐点でヤマレコソフトがまた固まる。林道からも外れ、このままでは川に落ちる。車のヘッドランプの光を頼りにヤマレコ地図に破線を見つけたので辿ってみようと思った。川沿いの細い道。背負ったタンクの水は遂になくなった。この道を信じて歩むしかない。愛宕神社に向かう道だった。
道が判らない暗闇の中、無事下山出来てよかったですね。
レコより、必死の状況がひしひしと伝わります。
私は雨中日没後での道迷いはありませんが、本当に危険ですね。
また、最後の写真の説明文は、今まで読んだ中で最長です。
すごいです。
たった0.5mm/hの小雨如きで死の恐怖を味わうとは思いも及びませんでした。携帯のバッテリーとのケーブル接続口から水が入ったからかと今冷静になって思い返しています。ケーブルの接続口が割れていました。このケーブルは帰ってからダメになり交換しました。今思うと、あの時、ケーブル破損のため携帯が使えなくなったら死を待つしかなかったと思っています。携帯とバッテリーはショルダーハーネスに取り付けた小バックに入れており、体が逆さになったときも落ちませんでした。兎に角、山は何が起こるか分かりません。この日の天気は10%確率で雨となっており、雨乞山地域のみ雨が降ったようでした。ヘッドランプとストックを失って、どうなるかと思った時、携帯にランプがあることを思い出しました。昨年携帯の充電切れが多くなり、最新に変えたのも功が奏しました。山では生きて帰るために最善策を常に準備しておくべきなのでしょうね。死の恐怖を糧にと登山計画を練るようになりました。他の人のヤマレコを見ることは重要です。最新情報こそ登山計画の重要な柱の一つになります。しかしくれぐれも同じレベルの人のヤマレコを参考にされると良いです。上の人が多いのでタイムスケジュールに破綻が生じてきます。特に女性を同じレベルと勘違いすると火傷しますね。私は半老なので半老の方を探します。KOTOWAKAさん是非素晴らしいヤマレコを残して下さい。
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