やっぱり鬼門の早池峰山+早池峰剣ヶ峰
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- GPS
- 07:20
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 951m
- 下り
- 928m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 7:14
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
「この山、ワタシまだ登ってないんだよねぇ…、勝手に一人で登っちゃうからさ…」ということで、一度登った百名山にまた登ること、丹沢山、鳥海山、那須岳に続く第四弾、そう鬼門の早池峰山である。
忘れもしない去年の10/15の深夜。車中前泊するためまだ民家が点在する市街でシカに斜め横からぶち当たられ、その後もシカに数匹遭遇、怖い思いをしたアクセス道。
16日の早池峰登山は朝の寒い雨が途中からみぞれ、山頂手前の梯子の辺りでは雪に変わり、まだ冬装備ではなかっためブルブル凍えて危なく低体温症になりそうになった。
東北の山の厳しさをまざまざと教えられた早池峰山。ドンちゃんを連れて行くにあたり、リベンジしよう。
今回も車中前泊。昨年当たり屋された市街はビビりまくりながらユルユル走行。まずはいたち、続いてシカが断続的に8頭、最後はタヌキもお出まし。特に最後の細い1車線でオス鹿に立ちはだかられジーッと光る眼で見つめられるとビビりますがな…。
河原の坊駐車場は先着3台、あれ?10日でこのルートも冬期通行止めなのに少ないな、と思いながら就寝。トイレはトイレ棟の裏側に仮設トイレが1基。紙あり、照明なし。
朝は好天予報の中、6時半前に歩き始め。40分ほど小田越までの緩い登りの舗装路を歩いていく。小田越の登山口では登山ポストあり、ここからしばらくは樹林帯、朝露で滑る木道と岩に用心しながら登っていくと、蛇紋岩の岩場になる。去年はこの辺りはも雨からみぞれになり始めていて、ちょっとヤバいかなと思いながら登ったところ。今日は風もなく遠く鳥海山も見られる。
五合目標識以降もさらに岩場が続き、最後の急登は名物の梯子が。ドンちゃんは初体験にもかかわらず、スイスイ登っていく。その後の木道を過ぎればもうすぐに山頂避難小屋、そして山頂部。途中であっという間に抜かれた監視員の方に写真を撮ってもらう。残念なことに大好きな岩手山が雲に隠れて見られず、しばらくコーヒーを沸かして飲んだりお昼を食べても回復せず、稜線先の剣ヶ峰方向に向かう。
監視員さんによると、剣ヶ峰へはそれほど標高差はないものの、釣り尾根になっており、帰りの登り返しが少し大変とのこと。ここでも岩場が大好物のドンちゃんが喜んで登っていく。剣ヶ峰への稜線は「THE 尾根」というようなきれいな稜線。早池峰山山頂以上に展望が開けて気持ちがいい。剣ヶ峰の帰り道、ふと立ち止まるとウイスキーのガラス瓶が。ザックから落ちちゃったのかな、と思いながら持ち帰って処分することに。
急坂の岩場を下って樹林帯に入る。今日はドンちゃんの足の不調から久しぶりの山歩きなので、展望もみつつ焦らずペースで歩いてきたがなかなかいい感じ、と思ったのもつかの間、後ろを歩くドンちゃんがずっこけて超痛そうにしている。どうやら足首を痛めたようでテーピングして荷物を軽くしてゆっくり下山。やっぱり鬼門の早池峰山、最後の最後でやってくれました。
小田越の登山口にドンちゃんとザックを残して、河原の坊駐車場までグレートトラバースの陽希さんばりにランニング。クルマを取りにいって今回の早池峰山登山は終了したのでした。ドンちゃん、早く足首治そうね。
コース定数はヤマケイのヤマタイムで22+剣ヶ峰往復(おそらくトータルで27くらいかな)
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